補正の内容は、落雷により被災した
水道施設に係る
修繕費の増額です。
補正額は
収益的収支について
収益的収入512万円の増額、
収益的支出632万円の増額となり、
補正後の
予算額はそれぞれ
収益的収入2億4,746万円、
収益的支出2億9,109万8,000円となります。
議案第59号、
平成30
年度伯耆町
一般会計歳入歳出決算認定について。本案は、
平成30
年度伯耆町
一般会計歳入歳出決算について、8月5日、7日、8日及び9日の4日間、
監査委員により審査を受けたものをその意見を沿えて本議会の認定を求めるものです。
決算の状況は、
歳入総額85億3,858万8,499円、
歳出総額82億8,531万2,098円、
歳入歳出差し引き額2億5,327万6,401円です。この
差し引き額は、
令和元年度に繰り越ししております。
平成30年度は、
役場本庁舎、
保育所等の改修、
光ケーブル網の整備などで合併後のこの合併の総仕上げに向けた
事業を数多く積極的に実施しております。
決算の詳細は、
決算書及び
附属資料のとおりです。
議案第60号、
平成30
年度伯耆町
町営公園墓地事業特別会計歳入歳出決算認定について。本案は、
平成30
年度伯耆町町営公園墓地
事業特別会計
歳入歳出決算について本議会の認定を求めるものです。
決算の状況は、
歳入総額747万731円、
歳出総額54万5,423円、
歳入歳出差し引き額692万5,308円です。この
差し引き額は、
令和元年度に繰り越ししております。
議案第61号、
平成30
年度伯耆町
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について。本案は、
平成30
年度伯耆町住宅新築資金等貸付
事業特別会計
歳入歳出決算について、本議会の認定を求めるものです。
決算の状況は、
歳入総額9万6,351円、
歳出総額2,376万6,868円、
歳入歳出差し引き不足額2,367万517円です。この不足額は、
令和元年度より繰り上げ充用いたしております。
議案第62号、
平成30
年度伯耆町
地域交通特別会計歳入歳出決算認定について。本案は、
平成30
年度伯耆町地域交通特別会計
歳入歳出決算について本議会の認定を求めるものです。
決算の状況は、
歳入歳出ともに総額1億3,002万3,987円です。
議案第63号、
平成30
年度伯耆町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。本案は、
平成30
年度伯耆町国民健康保険特別会計
歳入歳出決算について本議会の認定を求めるものです。
決算の状況は、
歳入総額14億7,318万5,321円、
歳出総額14億3,115万2,554円、
歳入歳出差し引き額4,203万2,767円です。この
差し引き額は、
令和元年度に繰り越ししております。
議案第64号、
平成30
年度伯耆町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。本案は、
平成30
年度伯耆町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について、本議会の認定を求めるものです。
決算の状況は、
歳入総額1億3,412万3,194円、
歳出総額1億3,366万2,154円、
歳入歳出差し引き額46万1,040円です。この
差し引き額は、
令和元年度に繰り越ししております。
議案第65号、
平成30
年度伯耆町水道会計
決算認定について。本案は、
平成30
年度伯耆町
水道事業会計決算について本議会の認定を求めるものです。
損益計算書による
決算の状況は、営業収益1億2,175万9,294円、営業費用2億4,793万7,871円、営業外収益1億1,392万2,123円、営業外費用3,073万9,055円、特別利益3,914円、収支差し引き4,299万1,595円の当年度純損失で、累計の未処理欠損金は2億2,891万2,279円となりました。
議案第66号、
平成30
年度伯耆町
丸山地区専用水道事業特別会計歳入歳出決算認定について。本案は、
平成30
年度伯耆町丸山地区専用水道
事業特別会計
歳入歳出決算について本議会の認定を求めるものです。
決算の状況は、
歳入歳出ともに総額995万70円です。
議案第67号、
平成30
年度伯耆町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について。本案は、
平成30
年度伯耆町農業集落排水
事業特別会計
歳入歳出決算について本議会の認定を求めるものです。
決算の状況は、
歳入歳出ともに総額2億5,417万9,914円です。
議案第68号、
平成30
年度伯耆町
小規模集合排水事業特別会計歳入歳出決算認定について。本案は、
平成30
年度伯耆町小規模集合排水
事業特別会計
歳入歳出決算について本議会の認定を求めるものです。
決算の状況は、
歳入歳出ともに総額5,503万9,121円です。
議案第69号、
平成30
年度伯耆町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について。本案は、
平成30
年度伯耆町公共下水道
事業特別会計
歳入歳出決算について本議会の認定を求めるものです。
決算の状況は、
歳入歳出ともに総額3億5,387万1,730円です。
議案第70号、
平成30
年度伯耆町
浄化槽整備事業特別会計歳入歳出決算認定について。本案は、
平成30
年度伯耆町浄化槽整備
事業特別会計
歳入歳出決算について本議会の認定を求めるものです。
決算の状況は、
歳入歳出ともに総額2,062万7,358円です。
議案第71号、
平成30
年度伯耆町
索道事業特別会計歳入歳出決算認定について。本案は、
平成30
年度伯耆町索道
事業特別会計
歳入歳出決算について本議会の認定を求めるものです。
決算の状況は、
歳入総額2,282万606円、
歳出総額3,388万5,619円、
歳入歳出差し引き不足額1,106万5,013円です。この不足額は、
令和元年度より繰り上げ充用しております。
以上です。よろしくお願いします。
○議長(
幸本 元君) 次に、
監査委員に対して
決算審査意見の報告を求めます。
井上代表
監査委員。
○
監査委員(井上 望君) おはようございます。よろしくお願いいたします。
決算審査意見の報告をいたします。
平成30
年度伯耆町
歳入歳出決算審査意見書。1、総論。地方自治法第233条第2項の規定により、
平成30
年度伯耆町一般会計及び各特別会計
歳入歳出決算並びに基金の運用状況(地方自治法第241条第5項)を
令和元年8月5日、7日、8日、9日の4日間審査を実施した。また、
平成30年度
水道事業会計決算(地方公営企業法第30条第2項)は、
令和元年6月24日審査を実施した。その審査は、関係の諸帳簿、証拠書類を照合し厳正に行い、計数はいずれも符合して正確であり、出納経理も的確に処理されており適正な
決算であることを認めた。
各財政指標は、実質公債費比率が8.4%、前年度が8.0%、将来負担比率が前年度同様なしとなっている。公共施設等老朽化対策や普通建設
事業費が増加したが、実質公債費比率が若干上昇しただけで引き続き健全な数値で推移しており、全職員が一丸となって努力され、ここ数年来の地方債の繰り上げ償還や有利な地方債の活用など、財政健全化の取り組みの結果があらわれたものである。
財政は健全化の実現が図られ、安定した運営が行われている。引き続き健全な行政運営に取り組まれることを期待し、以下各会計別に若干の見解を付して審査意見とする。
2、
伯耆町一般会計。
平成30年度一般会計
歳入総額は、前年度対比14.7%増の85億3,858万8,499円、
歳出総額は前年度対比14.9%増の82億8,531万2,098円で、
歳入歳出差し引き残額2億5,327万6,401円を翌年度に繰り越している。この繰越額には、予算執行上の正当な手続を踏んで措置された繰り越し
事業の財源2,589万1,000円が含まれているため、実質の繰越額は2億2,738万5,401円である。
平成29年度実質繰越額2億1,611万7,452円を差し引くと、単年度収支は1,126万7,949円の黒字である。
(1)
歳入。
平成30年度一般会計
歳入決算は、
予算額88億7,206万9,000円に対し調定額は86億3,833万5,747円、収入済み額は85億3,858万8,499円で、不納欠損額は449万8,760円、収入未済額は9,524万8,488円であり、
予算額に対して96.2%、調定額に対して98.8%の収入状況となっている。収入未済額の主なものは、町民税2,662万3,867円、固定資産税6,523万6,270円、軽自動車税102万5,303円、児童福祉費負担金72万8,650円である。
歳入については、地方税の固定資産税が評価がえなどで減少した。地方債は、町道改良
事業や
保育所の長寿命化、給食センター、本庁舎改修といった普通建設
事業の財源確保のため増加した。
普通交付税や特別交付税はほぼ昨年並みの状況で、過疎対策
事業債や合併特例
事業債などの財政上有利な地方債や各種基金繰り入れを行うことによって財源が確保されている。
税の徴収については、
平成28年度に
伯耆町債権管理ガイドライン、
伯耆町滞納整理マニュアルが策定され、各課が連携して効率的に滞納整理事務が行われており、基準に基づいて不納欠損額が412万2,902円増加した。個人住民税では、既に義務化されている給与所得者に対する特別徴収の徹底、固定資産税では償却資産の申告漏れの是正、滞納処分の早期着手など今後も効率的な徴収業務を期待する。特に恒常的な滞納者によって町民の納税意欲の低下と課税の不公平感を招くことのないように、町民に対し引き続き納税義務と法令遵守の精神を啓発されたい。
(2)
歳出。
平成30年度一般会計
歳出決算は、
予算額88億7,206万9,000円に対し支出済み額は82億8,531万2,098円で、予算総額に対する執行率は93.4%である。不用額3億6,212万3,902円のうち、主なものは総務費1億1,220万663円、民生費9,457万9,016円、衛生費2,590万1,455円、農林水産業費2,634万5,856円、土木費4,653万2,125円、教育費2,887万2,680円である。
歳出については、庁舎改修
事業による総務費の増加、南部町・
伯耆町清掃施設管理組合クリーンセンター基幹改良に係る負担金による衛生費の増加、7月豪雨や台風による災害復旧費が増加した。本庁舎の改修、
保育所なども整備が進み、行政サービスや教育環境、子育て環境は改善した。
翌年度繰越額は2億2,463万3,000円であり、その内訳は総務費1億2,366万3,000円、農林水産業費124万1,000円、商工費115万7,000円、土木費6,680万2,000円、教育費312万3,000円である。これらは繰越明許費及び継続費逓次繰り越しとして予算執行上の正規な手続を踏んで措置されている。翌年度繰越額を除く執行率は95.8%である。
3、
伯耆町町営公園墓地
事業特別会計。本会計の
歳入総額は747万731円、
歳出総額は54万5,423円で、
歳入歳出差し引き残額692万5,308円を翌年度に繰り越している。
平成30年度には、年度中に1区画の使用許可。返還はなく、総区画数288区画のうち270区画が使用許可済みとなっている。特に大きな支出もなく、今後も引き続き健全経営に努められたい。
4、
伯耆町住宅新築資金等貸付
事業特別会計。本会計は
歳入総額9万6,351円に対し
歳出総額2,376万6,868円であり、
歳入歳出差し引き不足額2,367万517円が生じている。この不足額は翌年度
歳入繰り上げ充用金で補填されている。貸付金元利収入未済額は2,395万8,875円である。既に起債の償還は終わり、元利金の回収のみとなっている。
5、
伯耆町地域交通特別会計。本会計は、
歳入歳出総額ともに1億3,002万3,987円となっている。
歳入のうち主なものは、バス等使用料352万9,900円、一般会計繰入金1億580万6,297円である。今後も安全運行を遵守し、高齢化する住民の利便性の向上を図り運営の充実を図られたい。
6、
伯耆町国民健康保険特別会計。
平成30年度から国民健康保険の運営が県一本化となり、
歳入では国庫支出金、前期高齢者交付金、共同
事業交付金など、
歳出では後期高齢者支援金や介護給付金、国保
事業納付金の一部などが県で執行されたため予算規模が縮小している。
本会計は、
歳入総額14億7,318万5,321円に対し
歳出総額は14億3,115万2,554円であり、
歳入歳出差し引き残額4,203万2,767円を翌年度に繰り越している。
国民健康保険特別会計の収入状況は、
予算額14億8,872万7,000円に対し調定額は15億1,917万9,792円、収入済み額は14億7,318万5,321円、収入未済額は4,560万431円であり、
予算額に対して99.0%、調定額に対して97.0%の収入状況となっている。
歳出の主なものは、保険
給付費10億11万8,238円、国民健康保険
事業費納付金3億1,810万1,362円、基金積立金5,001万2,857円などとなっている。
保険税への影響を段階的に進めるよう、一般会計からの繰り出しにより基金積み立てをして適正な運営ができるよう努力されている。県下一本化により今後統一的な基準も検討されていくと思われるので、給付の適正化にあわせ今後も納税義務の重要性を促し、町民の納税意欲の低下を招かぬよう一層の徴収努力を期待する。
出産育児一時金の支給は、漏れがないよう適正に処理されたい。
7、
伯耆町
後期高齢者医療特別会計。本会計は、
歳入総額1億3,412万3,194円に対し
歳出総額1億3,366万2,154円で、
歳入歳出差し引き残額46万1,040円は翌年度に繰り越している。
歳出の97.1%は被保険者から徴収した保険料を後期高齢者医療広域連合に納める負担金であり、昨年度と同様の
決算状況である。本会計の収納率は、特別徴収100%、普通徴収94.8%となっている。
8、
伯耆町
水道事業会計。本会計の営業収益は、税抜き1億2,175万9,294円、主なものは給水収益1億1,720万2,163円であり、営業費用は2億4,793万7,871円で、主なものは原水及び浄水費4,585万7,116円、配水及び給水費1,929万260円、減価償却費1億6,574万7,591円となっている。これに営業外損益、特別損益を加え当年度純損失は4,299万1,595円となっている。前年度繰越欠損金1億8,592万684円を加えると、当年度未処理欠損金は2億2,891万2,279円である。
本会計は単年度でも損失が発生しており、累積損失も多額になっているが、業務活動によるキャッシュフローはプラスになっている。今後も会計原則を遵守し、健全経営に努められたい。
9、
伯耆町丸山地区専用水道
事業特別会計。本会計は、
歳入歳出総額ともに995万70円となっている。一般会計へ248万4,999円を繰り出し、736万4,028円を基金に積み立てている。本会計は、大和リゾートへの
伯耆町が開発した水源を1立方メートル当たり54円(税込み)で有償供給するものである。引き続き健全経営に努められたい。
10、
伯耆町農業集落排水
事業特別会計等。
伯耆町農業集落排水
事業、
伯耆町小規模集合排水
事業、
伯耆町公共下水道
事業については、
令和2年度から公営企業会計に移行し一本化が予定されている。
伯耆町農業集落排水
事業特別会計は、
歳入歳出総額ともに2億5,417万9,914円となっており、
平成30年度には誘致企業の汚水処理のための下水道管路整備の測量設計を実施している。
伯耆町小規模集合排水
事業特別会計は、
歳入歳出総額ともに5,503万9,121円となっている。
伯耆町公共下水道
事業特別会計は、
歳入歳出総額ともに3億5,387万1,730円となっており、
平成30年度は公共下
水道施設長寿命化計画に基づき、溝口浄化センター及び大殿浄化センターの機械・電気設備の改修、更新を行っている。今後も
事業の目的に沿い、水質浄化、生活環境の改善を図られたい。
11、
伯耆町浄化槽整備
事業特別会計。本会計は、
歳入歳出総額ともに2,062万7,358円となっている。今後も
事業の目的に沿い接続率の向上に努力され、水質浄化、生活環境の改善を図られたい。
12、
伯耆町索道
事業特別会計。本会計は、
歳入総額2,282万606円に対し
歳出総額3,388万5,619円であり、
歳入歳出差し引き不足額1,106万5,013円が生じている。この不足額は、翌年度
歳入繰り上げ充用金で補填されている。
歳入の内訳は、一般会計繰入金2,079万5,660円、施設貸し付け収入202万4,946円となっている。本年度はリフト及びフィールドステーションの利用者数は増加している。
歳出の内訳は、索道
事業管理費の施設修繕料及び備品修繕料716万9,840円及び繰り越し
事業の施設
修繕費330万480円、地方債償還金953万4,324円、休憩所施設改修費269万3,736円、前年度繰り上げ充用金904万9,608円となっている。実質赤字が前年度より増加したが、施設の耐用年数と安全稼働に配慮しつつ今後も健全運営に努められたい。
13、基金。主な基金残高は、財政調整基金9億9,719万9,000円、減債基金7億2,130万1,000円、公共施設等整備基金6億2,818万3,000円、農業集落排水
事業推進基金2億539万円、地域振興基金11億円などとなっており、一般会計15基金の合計は38億3,013万2,000円である。このうち減債基金の一部約2億円、公共施設等整備基金の一部約3億円、農業集落排水
事業推進基金の一部約2億円、地域振興基金約11億円が国債により運用されている。国民健康保険財政調整基金1億1,321万2,847円、丸山地区専用水道
事業基金4,805万8,249円など特別会計3基金合計1億7,911万9,212円を加えると基金総額は40億925万1,212円であり、前年度より3,578万2,236円の増額となっている。
基金については、将来の負担に備え積み立てが行われている。固定的な基金については安全性を考慮した国債で運用されており、町の財政運営に寄与している。
以下は主な基金の
平成29年度と30年度の対比の表となっております。
14、結論。以上のとおり、一般会計並びに各特別会計いずれも計数は正確であり、証拠書類も整備され会計経理も適正であった。
平成30年度は本庁舎改修などの大規模な普通建設
事業などがあり、支出が増加した中でも健全な財政運営がなされている。今後も引き続き職員一丸となり、現在の健全性を維持するように期待するものである。
以下、結論をまとめるに当たって、若干の意見を加える。
(1)本庁舎改修によって住民にとっても利便性が向上し、職員にとっても職場環境の改善が図られたことは評価するが、公の施設として授乳スペースの設置が必要である。
(2)指定管理者制度のあり方について、全ての施設で非公募または1団体のみの応募による選考状況となっているが、制度本来の趣旨から適当か。また、
平成17年度に指定管理者制度が導入されて以来、全ての施設で何度かの契約更新が行われているが、この間の消費税増税、人件費、エネルギー資源の高騰などは指定管理料の算定に適正に反映されているか検討が必要と思われる。
(3)指定管理者が行う
事業報告に関連して、地方自治法第243条の3第2項に基づく出資法人の経営状況については、
事業所の総会または理事会を経たものを提出するよう時期の検討が必要である。
(4)地域交通特別会計では、溝口小学生が朝は小学校前のバス停ではなく溝口駅前のバス停を利用するようにされているが、通学の安全確保の視点から運用の見直しを検討されたい。
結びに、今後も引き続き全職員一丸となって行財政運営の健全化に努力し、第2次総合計画「森と光が織りなすうるおいのまち
伯耆町」の実現を図り、町民の負託に応えられるよう期待して
平成30
年度伯耆町
歳入歳出決算審査の意見とする。以上です。
○議長(
幸本 元君) ただいまの説明のありました17
議案及び
監査委員の
決算審査意見について、
総括質疑を許します。質疑は一括してお願いします。
勝部議員。
○議員(8番 勝部 俊徳君) 2点、代表
監査委員にお伺い申し上げたいと思います。
まず、1点目は5ページの14番の結論、この中の(1)番と(2)番についてまとめてお伺いいたしたいと思います。
まず、(1)番についてお尋ね申し上げますけれども、いわゆるこれは我々議会としても執行部から改修計画について提案をされまして、議会内部でも議論を重ねまして、一応この授乳スペースというものはほかの部屋で代替機能を果たすというふうな説明であったというふうに理解しており、特別にこういうものは設けないということで我々議会は承認したと考えておりますけども、そのことは代表
監査委員は承知の上でおっしゃっていらっしゃって、今後必ず必要であると認識をされ、そのことを今回の監査意見報告は執行部の町長以下に対して申し入れをされたと思いますけれども、執行部の回答はどうであったのか。その点をまず1点お伺いしたいと思います。
それから、(2)番目の指定管理者制度ですけれども、これはまず井上
監査委員、事前にお伺いしますけども、井上代表
監査委員は指定管理者の選定委員会のメンバーであられると思いますけど、それは間違いありませんか。
それで逆にその選定委員会のメンバーの代表
監査委員が、その中ではこういう御議論が、例えばいわゆる非公募が多いのは確かでありますけども、これもいろんな事情があって非公募ということで私はやむを得ないというふうに理解しておりますけれども、これを改めて一般公募にあえて強くされる理由、あるいは選定委員会の中ではそういう議論は一応非公募でオーケーというふうに認めた話であって、その中のメンバーである井上委員が代表
監査委員としてこういうふうにおっしゃられるのはなぜか。それは疑問に思いますが、その点はどうでしょうか。
それから、経費の指定管理料の問題ですけども、これも御議論になった経緯が検討委員会ではあるのか。また、代表
監査委員はその指定管理者選定委員会の中でどんな御議論、指導をなさっているのか。それをあわせてお伺いしたいと思います。
○議長(
幸本 元君) 井上代表
監査委員。
○
監査委員(井上 望君) 休憩をお願いします。
○議長(
幸本 元君) 休憩します。
午前 9時56分休憩
───────────────────────────────
午前10時14分再開
○議長(
幸本 元君) 再開します。
井上代表
監査委員、答弁。
○
監査委員(井上 望君) 先ほどの勝部議員の御質問に対してお答えいたします。
最初の授乳室の件についてですが、議会として設置が必要ないという了解をされたということは私のほうでは承知しておりません。意見書を町長に提出した際には、前向きな答弁をいただいております。
2番目の御質問についてですが、指定管理については私は公募が原則だというふうに思っております。御指摘のとおり私も選定委員のメンバーでありますが、この選定委員会は
事務局から提出された内容を検討するものだというふうに存じております。以上です。
○議長(
幸本 元君) 勝部議員、これに対して……。
○議員(8番 勝部 俊徳君) 話しちょうなあけん遠慮しとっただがん。もうええわ。
○議長(
幸本 元君) よろしいですか。
井上
監査委員、訂正をお願いできますか。この公共施設等整備基金の30年度の金額を。
井上
監査委員。
○
監査委員(井上 望君) ここで訂正をお願いいたします。
先ほど
決算監査意見のほうで基金のところで表をごらんくださいということで、主な基金残高につきまして表をつけておりましたが、公共施設等整備基金の
平成30年度の金額に誤りがございました。正しくは6億2,818万3,000円、百万円の単位の「6,」と「8,」が間違っておりました。ここで訂正をお願いいたします。
○議長(
幸本 元君) ほかに質疑はございませんか。
4番、乾議員。
○議員(4番 乾 裕君) 済みません、この同じ14の結論の(4)です。地域交通特別会計では、溝口小学生は朝は小学校前のバス停ではなく溝口駅前のバス停を利用されているが、通学の安全確保の視点から運用の見直しを検討されたいというふうにありますけども、今現在通学時にバスが各方面から来ます。そうすると、3台ぐらいとまると思うんです。3台か4台かわかりませんけど。その中には中学生も乗っています。ですので、それを小学校前に持っていくという案はちょっと合わないと思います。
それから、バス停は1台しかとめられないので、同じ時間帯に2台、3台来ますとあの辺がもう信号もあって渋滞するということもありますし、この案はちょっと向かないと思います。私はそういう意見だと思いますけど、この辺についてお願いします。
○議長(
幸本 元君) 休憩をとります。
午前10時18分休憩
───────────────────────────────
午前10時23分再開
○議長(
幸本 元君) 再開します。
井上代表
監査委員、答弁。
○
監査委員(井上 望君) 先ほどの御質問に対してお答えいたします。
駅は高校生の利用であったり通勤される方で混雑する場所でして、一方、スクールバスは地域と学校を結ぶものであるというふうに考えております。以上です。
○議長(
幸本 元君) 休憩します。
午前10時24分休憩
───────────────────────────────
午前10時24分再開
○議長(
幸本 元君) 再開します。
○議員(4番 乾 裕君) いいですか。座っとってもいいですか。
○議長(
幸本 元君) これに対して。
○議員(4番 乾 裕君) はい、これに対して。
スクールバスには中学生も乗っているわけですが、その中学生も溝口駅でおりて小学生はそのまま小学校のバス停でというお考えでいいのでしょうか。
○
監査委員(井上 望君) はいそうです。
○議長(
幸本 元君) ほかに質疑はございませんか。
大森議員。
○議員(10番 大森 英一君) 1点だけちょっと確認させてください。
4ページの
伯耆町索道
事業特別会計のところで、6段目の備品修繕料が文章では716万9,849円とありますが、先ほどの説明の中で716万9,840円と発音されたように思いますけど、議事録のこともありますので改めて確認の意味でこの数字の確認をお願いしたいと思います。
○議長(
幸本 元君) 井上代表
監査委員。
○
監査委員(井上 望君) 先ほどの御質問についてですが、備品修繕料716万9,849円でございます。
○議長(
幸本 元君) ほかにございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(
幸本 元君) ないようですので、これにて質疑を終結いたします。
議案第55号から
議案第71号は、既に配付しています
予算決算等常任委員会議案付託表のとおり審査を付託したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
幸本 元君) 御異議なしと認めます。よって、17
議案は、
予算決算等常任委員会に付託して審査することに決定しました。
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◎
日程第30
平成30年度
決算に係る
健全化判断比率等について
○議長(
幸本 元君)
日程第30、
平成30年度
決算に係る
健全化判断比率等について議題とします。
町長に報告を求めます。
町長。
○町長(森安 保君)
平成30年度
決算に係る
健全化判断比率等について。本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づき、
平成30年度
決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率について、8月5日、
監査委員により審査を受けたものをその意見を沿えて本議会へ報告するものです。
各比率の状況ですが、健全化判断比率については実質公債費比率が8.4%、実質赤字比率、連結実質赤字比率及び将来負担比率は該当ありません。また、資金不足が生じた公営企業はないため、資金不足比率についても該当はありません。以上です。
○議長(
幸本 元君) 次に、
監査委員に対して審査意見の報告を求めます。
井上代表
監査委員。
○
監査委員(井上 望君)
平成30年度
決算に係る
健全化判断比率等審査意見書。1、総論。地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、
平成30年度
決算に係る健全化判断比率、資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類について、
令和元年8月5日に審査を実施した。審査に付された下記健全化判断比率、資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認めた。
以下、それぞれの比率ごとに若干の見解を付して審査意見とする。
1、実質赤字比率。
平成30年度の実質収支は黒字であり、良好と認められる。
2、連結実質赤字比率。
平成30年度の連結実質収支は黒字であり、良好と認められる。
3、実質公債費比率。
平成30年度の実質公債費比率は8.4%であり、起債の借り入れで許可が必要となる18%を下回り、前年度よりも0.4ポイントの上昇となったが、健全化の成果が見られる。今後もさらなる健全化を目指し、計画的な財政運営に努力されたい。
4、将来負担比率。
平成30年度の将来負担比率はなく、良好と認められる。
5、資金不足比率。
平成30年度の資金不足比率は、全ての公営企業において資金不足を生じておらず、良好と認められる。
結論。5指標とも早期健全化判断基準をクリアしており、実質公債費比率が公共施設等の老朽化対策、普通建設
事業の実施により8.4%と若干の上昇が見られるが、健全な数値で推移している。これは職員一丸となって財政健全化に努力された成果であり、評価されるべき結果である。引き続き健全な行政運営をされ、
伯耆町の明るい未来に寄与されることを期待する。以上です。
○議長(
幸本 元君) これより質疑を許します。質疑はありませんか。
〔質疑なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて質疑を終結し、報告を終わります。
休憩します。
午前10時31分休憩
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午前11時49分再開
○議長(
幸本 元君) 再開します。
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◎
追加日程第1
議案第46号
○議長(
幸本 元君) お諮りします。ただいまお手元に配付しました
議事日程を
日程に追加したいと思います。御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
幸本 元君) よって、
議事日程追加1を
日程に追加することに決定しました。
追加日程第1、
議案第46号、
工事請負契約の
変更契約について(
溝口分庁舎等改修工事及び
ワーキングコミュニティスペース施設改修工事(
建築工事))を議題とします。
議案第46号について、予算
決算常任委員長から審査
報告書が提出されましたので、委員長の報告を求めます。
勝部予算
決算等常任委員長。
○
予算決算等常任委員会委員長(勝部 俊徳君) それでは、
予算決算等常任委員会から委員長報告を申し上げます。
お手元に委員長報告がございますとおり、本日9月5日付託されました
議案第46号につきまして慎重に審査を行った結果、本
議案第46号につきましてはいずれも原案のとおり可決すべきものと決しております。以上、報告を終わります。
○議長(
幸本 元君) 委員長の報告に対して質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより
議案第46号、
工事請負契約の
変更契約について(
溝口分庁舎等改修工事及び
ワーキングコミュニティスペース施設改修工事(
建築工事))を採決します。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。
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○議長(
幸本 元君) 以上で本日の
日程は全部終了しました。
本日はこれにて散会します。お疲れさまでした。
午前11時51分散会
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