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03月23日-09号

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  1. 所沢市議会 2023-03-23
    03月23日-09号


    取得元: 所沢市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    令和 5年  3月 定例会(第1回)  令和5年  第1回       埼玉県所沢市議会会議録第9号  定例会-----------------------------------議事日程(第9号)令和5年3月23日(木曜日) 午前9時0分 開議・午後4時52分 閉会    ◯議会運営委員長報告      議会運営委員長 末吉美帆子議員日程第1 一般質問      市政に対する質問       16番 亀山恭子議員           瀬能健康推進部長           千葉教育総務部長           肥沼建設部長           並木環境クリーン部長           鈴木経営企画部長           江原学校教育部長           冨田市民部長       24番 西沢一郎議員           藤本市長           町田こども未来部長           瀬能健康推進部長       31番 浅野美恵子議員           藤本市長           町田こども未来部長           埜澤街づくり計画部長           市川総務部長           冨田市民部長           肥沼建設部長    ◯市長提出追加議案の報告日程第2 議案第37号及び議案第38号       市長提案理由の説明        藤本市長       議案の説明       鈴木経営企画部長       町田こども未来部長       千葉教育総務部長       当麻財務部長      質疑        1番 矢作いづみ議員           鈴木経営企画部長           町田こども未来部長       20番 石本亮三議員           鈴木経営企画部長       21番 荻野泰男議員           町田こども未来部長      委員会付託省略の決定    ◯議会運営委員長報告      議会運営委員長 末吉美帆子議員      討論      採決日程第3 議員提出議案第2号及び議員提出議案第3号      提案理由の説明        9番 末吉美帆子議員      質疑      委員会付託省略の決定      討論      採決日程第4 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続審査申出の件(特定事件)日程第5 議員派遣の件    ◯こども未来部長・健康推進部長・環境クリーン部長・学校教育部長・議会     事務局長退任のあいさつ    ◯市長あいさつ      藤本市長    ◯議長あいさつ     -------------------------本日の出席議員  31名   1番   矢作いづみ議員      2番   天野 敦議員   4番   佐野允彦議員       5番   石原 昂議員   6番   城下師子議員       7番   小林澄子議員   8番   平井明美議員       9番   末吉美帆子議員  10番   長岡恵子議員      11番   大石健一議員  12番   入沢 豊議員      14番   植竹成年議員  15番   川辺浩直議員      16番   亀山恭子議員  17番   粕谷不二夫議員     18番   青木利幸議員  19番   島田一隆議員      20番   石本亮三議員  21番   荻野泰男議員      22番   杉田忠彦議員  23番   谷口雅典議員      24番   西沢一郎議員  25番   福原浩昭議員      26番   村上 浩議員  27番   中 毅志議員      28番   大舘隆行議員  29番   松本明信議員      30番   越阪部征衛議員  31番   浅野美恵子議員     32番   中村 太議員  33番   秋田 孝議員欠席議員      なし地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長  藤本正人  市長           中村俊明  副市長  鈴木哲也  経営企画部長       市川博章  総務部長  当麻靖男  財務部長         冨田一成  市民部長  前田広子  福祉部長         町田真治  こども未来部長  瀬能幸則  健康推進部長       並木和人  環境クリーン部長  鈴木明彦  産業経済部長       埜澤好美  街づくり計画部長  遠藤弘樹  街づくり計画部所沢西口まちづくり担当理事                     肥沼宏至  建設部長  越智三奈子 会計管理者        平田 仁  上下水道事業管理者  磯  稔  上下水道局長       林  誠  市民医療センター事務部長 教育委員会  中島秀行  教育長          千葉裕之  教育総務部長  江原勝美  学校教育部長午前9時0分開議 出席議員    31名     1番    2番    4番    5番    6番    7番     8番    9番   10番   11番   12番   14番    15番   16番   17番   18番   19番   20番    21番   22番   23番   24番   25番   26番    27番   28番   29番   30番   31番   32番    33番 欠席議員     なし地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長       副市長      経営企画部長   市民部長 こども未来部長  健康推進部長   環境クリーン部長 建設部長 教育総務部長   学校教育部長 △開議の宣告 ○大石健一議長 おはようございます。 出席議員数が定足数に達しておりますので、議会は成立しています。 これより、本日の会議を開きます。  -----------------------------議会運営委員長報告 ○大石健一議長 初めに、議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長 末吉美帆子議員     〔9番(末吉美帆子議員)登壇〕 ◆9番(末吉美帆子議員) おはようございます。 議会運営委員長報告を申し上げます。 3月20日、本会議散会後、議会運営委員会を開催いたしましたので、その協議の結果について御報告します。 会議の冒頭、中村副市長から、追加議案2件を提出する旨の発言がありました。 この発言を受けて、本日の日程について協議した結果、一般質問の終結の後に、市長提出追加議案を議題とし、委員会付託を省略し、審議することに決しました。 なお、市長提案理由の説明の後、議案調査のため本会議を休憩することを確認しております。 議員提出議案については2件を提出することに決しました。 次に、議会評価については、所沢市議会議会評価実施要綱に基づき、議会運営委員会所管の1事業と広報広聴委員会所管の4事業を併せた5事業について、議会事業評価と議会改革評価を行いました。 なお、これらの評価結果については、議会評価報告書としてホームページにて公表いたします。 最後に、通年会期制導入についてです。 3月定例会の冒頭の委員長報告でも報告いたしましたが、令和4年12月26日から令和5年1月26日までの約1か月の期間においてパブリックコメント手続を実施したところ、73件の御意見をいただきました。意見の中には、市職員の部長会有志からの御意見もあり、市の職員の通年会期制の導入についての理解やその状況について、2月13日の議会運営委員会に経営企画部長と総務部長の出席を求め、意見や要望を聴取しました。聴取した意見等を踏まえて作成しましたパブリックコメントに対する所沢市議会の考え方について、3月2日に全会一致で確認し、3月3日に公表いたしました。 また、市民への説明不足との御意見がありましたので、3月12日に通年会期制導入に係る議会報告会を開催し、30人の市民の方の参加をいただき、議員による通年会期制の説明及び市民の方からの質疑応答を行いました。 3月15日及び20日に市民への説明の在り方について協議を行いました。3月12日の議会報告会の総括では、通年会期制について説明を行うことでその理解が進んだと感じられた、通年会期制の導入については、議会運営に関する事項でもあるので、今後も全会一致で取り組んでいきたい、1回の説明だけでは足りない、回数や地域など市民説明の在り方についても、今後丁寧な協議が必要である、通年会期制については、丁寧な市民説明を行い、議会運営委員会で合意形成を図った上で進めていくことが望ましい、全ての行政区で説明を行うという意見があったことを念頭に入れ、今後、検討すべきであるとの意見がありました。 以上の総括を踏まえ、今期の3月定例会に通年会期制導入に係る例規を上程することを全会一致で目指してきたところでありますが、市民への説明の必要があるとの意見が多くあったことから、通年会期制の導入については、今後十分な市民説明の後、通年会期制導入に関連する例規を議員提出議案として上程することを全会一致で確認するとともに、来期の申し送り事項とすることを確認しました。 以上で、議会運営委員長を終わります。  ----------------------------- △日程第1 一般質問 △市政に対する質問 ○大石健一議長 それでは、日程第1、一般質問を行います。 昨日に引き続き、市政に対する質問を許します。 初めに、16番 亀山恭子議員     〔16番(亀山恭子議員)質問席へ〕(拍手する人あり) ◆16番(亀山恭子議員) おはようございます。 公明党の亀山恭子でございます。 通告に従って順次行いますが、子育て支援、保育園の利用調整指数については取り止めさせていただきます。その他の項はございません。よろしくお願いいたします。 それでは、初めに、高齢者支援、帯状疱疹ワクチンについて。 令和4年3月定例会でも質問させていただきました。帯状疱疹ワクチンに助成ということで、そういったことで質問いたしました。 この帯状疱疹の原因は、子供の頃に感染した水ぼうそうの水痘・帯状疱疹ウイルスです。水ぼうそうが収まった後も、ウイルスは神経節に潜伏を続け、加齢や免疫の低下に乗じて再び活性化することで発症いたします。症状が落ち着いても、後遺症として帯状疱疹後神経痛(PHN)で痛みが続くこともあります。 国立感染症研究所によりますと、宮崎県での大規模疫学調査では、50歳以上から発症リスクが上昇し、70歳以上でピークに、そして80歳までに3人に1人が経験するとされています。帯状疱疹は、PHNのほか、目にできれば角膜炎、耳にできれば難聴の原因にもなり、油断することができません。高齢者にはワクチン接種が何より重要です。帯状疱疹ワクチンの接種費用の負担軽減へ、独自の助成制度を設ける自治体が広がっております。 現在の埼玉県内での帯状疱疹ワクチンへの公費助成をしている自治体と、その助成の内容を瀬能健康推進部長にお伺いいたします。また、検討している自治体が分かればお示しください。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 瀬能健康推進部長瀬能健康推進部長 お答えいたします。 現在承知しているところで申し上げますと、県内では桶川市、北本市、鴻巣市、伊奈町、美里町の5自治体で実施しております。助成内容といたしましては、桶川市、北本市、鴻巣市、伊奈町では、50歳以上の方を対象として生涯一度限り接種1回当たり4,000円の助成、また、美里町では、50歳以上の方を対象に接種1回当たり1万円を上限として接種費用の2分の1を助成しているとのことでございます。 また、現在助成を検討している自治体といたしましては、入間市、坂戸市と伺っております。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) 本当に少しずつ増えているということが分かりました。全国では、大体50以上の自治体が窓口の助成をしているということです。 では、この帯状疱疹、激しい皮膚の痛みを伴って、また、加齢とともに発症しやすくなる帯状疱疹であります。予防効果の高い不活化ワクチンの接種は、必要な2回分で計4万円以上かかります。 帯状疱疹ワクチン接種における国の動向についてお伺いいたします。また、所沢市における今後についての見解もお示しください。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 瀬能健康推進部長瀬能健康推進部長 お答えいたします。 令和4年9月定例会で33番議員にもお答えいたしましたとおり、帯状疱疹ワクチンの定期接種化に関しましては、厚生科学審議会予防接種ワクチン分科会予防接種基本方針部会ワクチン評価に関する小委員会で審議が行われております。令和4年8月4日に開催された委員会では、これまでに定期接種化が検討されている複数のワクチンについて、これまでの検討状況や今後の検討の方向性が議論されております。この中で、帯状疱疹ワクチンの定期接種化についても、期待される効果や導入年齢など、定期接種化へ向けた検討が行われている状況が報告されております。 また、その後、令和4年9月には、日本感染症学会など23の学術団体から構成される予防接種推進専門協議会から厚生労働省宛てに、早期の定期接種化を求める要望書が提出されたというような状況もございます。このように、国において定期接種化へ向けた検討がなされているところでございますので、本市といたしましては、引き続きその動向を注視してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) 本当に国のほうでも定期接種化に向けて進んでいるということで、実は参議院の予算委員会でも、公明党の竹内参議院議員が質問した中で、岸田首相は、厚労省として審議会での結論が得られ次第、その結果に基づき厚労省で必要な対応を行うというような答弁もございました。本当に定期接種化ができるといいかなと思っています。 それでは、帯状疱疹の重症化予防についてということで、帯状疱疹は、早期発見、早期治療、そういったことがあれば、後遺症がなく治癒ができる病気でもあります。治療は抗ウイルス薬が中心となって、外来での内服または入院での点滴が行われます。ただし、治療を開始してすぐに症状が改善するわけではありません。抗ウイルス薬が体内に取り込まれ、ウイルスの活動が停止するまでに二、三日かかり、痛みや皮膚の症状が改善してくるのはその後ということになります。帯状疱疹かもしれないって思っても、なかなか医療機関を受診するのは二、三日後にしようなどと考えて先延ばしをすると、症状がさらに長引くことになるのはもちろんのこと、抗ウイルス薬の効果が十分得られない可能性も高くなります。痛みに加えて皮膚に発疹などが現れた場合には、3日以内に皮膚科を受診するということがとても重要になります。 帯状疱疹の重症化を予防するために、また、医療費の負担軽減にもなりますので、市民への十分な啓発、周知を行うことができないのでしょうか。例えば、広報「ところざわ」に特集を組むとか、健康ガイドに記載していただけないかお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 瀬能健康推進部長瀬能健康推進部長 お答えいたします。 広報「ところざわ」や健康ガイドにつきましては、限られたスペースの中で主に本市の事業等の情報を掲載していることから、これまで帯状疱疹に関する記事等は特に掲載しておりませんでした。しかし、帯状疱疹につきましては、ここに来て患者数が増えているとの報道もございますことから、重症化を予防するための啓発や周知も必要になってくるものと考えております。今後、広報「ところざわ」の保健センター通信ですとか、市のホームページなどを活用いたしまして、注意喚起や予防に関する周知啓発を行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。
    ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) よろしくお願いいたします。 では、続きまして、スポーツ振興、テニスの現状についてです。 第2次所沢市スポーツ推進計画、平成30年度から令和5年度にかけてということで、第1章計画の概要、2.計画策定の背景、(1)本市の社会環境と特性、④生涯を通した健康づくりには、超高齢社会の到来による生活習慣病や医療費負担の増加は大きな社会問題の一つとして取り上げられており、本市においても喫緊の課題の一つとなっています。健康で長生きするためには、市民一人一人が健康の大切さを自覚し、健康的な生活習慣を理解し実践することが必要です。中略します。無理なく気軽に運動することは、生活習慣病の予防や健康的な体を維持するとともに、爽快感や達成感などを得ることで、精神面にも良い影響を及ぼすため、本市では、自身が無理なくできる運動の実施を推奨し、生涯を通した健康づくりを進めていますと書かれております。 さて、テニスをこよなく愛し、または多くのスポーツの中からテニスを選択して楽しまれている方が多くいます。まず初めに、スポーツ振興課の役割もしくは責務をどのようにお考えなのでしょうか、よろしくお願いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 千葉教育総務部長千葉教育総務部長 お答えいたします。 第2次所沢市スポーツ推進計画では、「市民の誰もが、いつでも、どこでも、いつまでも身体(からだ)を動かしたくなるマチ」を基本理念に掲げております。このことを実現するため、各種スポーツ大会の開催や市内のスポーツ施設の環境整備に努め、スポーツを楽しむ市民を増やすことを責務としております。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) それでは、次に、テニスコートの種類というのが5種類あると聞いています。グラスコート(天然芝)、クレーコート(土)、ハードコート(合成樹脂)、オムニコート(人工芝、砂が入っているもの)、そしてカーペットコート(じゅうたん)、全部でこの5種類であります。市内のテニスコートの場所と管理、それはどこの所管となっているのか、また、そういった、どういった種類のコートかも一緒にお示しください。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 千葉教育総務部長千葉教育総務部長 お答えいたします。 スポーツ施設として、教育総務部スポーツ振興課で管理しておりますテニスコートにつきましては、オムニコートが総合運動場に4面、北野総合運動場に12面、ハードコートが北中運動場に3面ございます。次に、公園施設として、建設部公園課で管理していますテニスコートにつきましては、滝の城址公園運動場にクレーコートが5面、中富南公園内にハードコートが1面、下富の雪見原東公園内にオムニコートが2面ございます。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) それでは、現在の整備状況と今後についてお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 千葉教育総務部長千葉教育総務部長 お答えいたします。 経年劣化によります人工芝の摩耗や剥がれなどが生じたことから、平成29年度に総合運動場のテニスコート、また、令和元年には北野総合運動場のテニスコートの人工芝の張替え工事を行っております。また、日頃から計画的にブラシかけや砂の充填などを行いまして整備を進めているところでもございます。今後も、適宜コートの状況を把握し、利用者の方が安心安全に御利用いただけますよう整備を行ってまいります。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) 利用者の方から、よく整備はされているというふうに言葉はいただいております。ありがとうございます。 それでは、滝の城址公園運動場テニスコートについて質問いたします。 私も21日に滝の城址公園運動場にあるテニスコートに行ってまいりました。本当に自然豊かで春を感じる、そういった公園でありました。その中でテニスを楽しまれている方が多くいらっしゃいました。 まずは、この1月に、テニス同好会の5団体から要望書が出されております。この要望書、ちょっと読ませていただきます。先ほど申しましたように、5団体いらっしゃいます。滝の城址公園テニスコートにおきましては、各テニス同好会設立当初から20年以上も日々利用させていただき、最近はコート整備も積極的に実施されありがとうございます。また、昨年10月には、柳瀬地区シニアテニス大会の開催も御協力いただき、感謝しております。滝の城址公園テニスコートはクレーコートで、それなりのよさはありますが、雨や寒さに弱く、コート不良で実施できないことが多々あります。ちなみに、同好会スマッシュにおきましては、2021年では予約数105回に対しコート不良は24回、2022年では予約数109回に対しコート不良は27回と、2割強テニスが実施できておりません。これは、雨天は除いております。滝の城址公園テニスコートは、環境もよいことから高齢者の活動の場になっており、健康維持にも貢献しています。このようなことから、滝の城址公園テニスコートがより使いやすくなるように、オムニコートを改修することを要望するものですということで、その後、駐車場のことも書かれているんですけれども、まずはテニスコートに対する改修を望む、そういった要望書が提出されております。 それでは、まずこのテニスコートに関わる役割について、教育総務部、建設部、それぞれお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 肥沼建設部長 ◎肥沼建設部長 お答えします。 滝の城址公園内のテニスコートにつきましては、建設部の所管となっております。利用に関する受付やテニスコートの整備などの運営につきましては、スポーツ振興の観点から、教育総務部スポーツ振興課にお願いしているものです。建設部公園課では、運営以外の修繕や工事などの施設管理を行っております。 以上でございます。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 千葉教育総務部長千葉教育総務部長 お答えいたします。 ただいま建設部長が申し上げたとおりでございます。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) ありがとうございます。 では、滝の城址公園運動場テニスコートについてのメリット、デメリットをお示しください。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 肥沼建設部長 ◎肥沼建設部長 お答えいたします。 滝の城址公園内にございますクレー式のテニスコートのメリットにつきましては、足への衝撃が地面へと吸収されるため、ほかのコートに比べて体への負担が少ないことでございます。デメリットにつきましては、コートの利用について天候に左右されやすくメンテナンスに手間がかかるところでございます。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) デメリットのこともあっさりとおっしゃられましたけれども、冬場、本当に霜が降りると乾くまで、下手をすると翌日全然使えないとか、雨が降っても、空を見ながら本当に乾くかなって思う、そういった愛好者たちからは、とてもストレスを感じますということも聞いております。そういった様々なデメリットもある中で、要望書にあったように、滝の城址公園テニスコートがより使いやすくするために、クレーコートから他のコートに改修できないでしょうか。また、全面でなくても、5面のうち3面だけでも改修できないか、今後についての見解をよろしくお願いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 肥沼建設部長 ◎肥沼建設部長 お答えいたします。 滝の城址公園内のテニスコートの改修につきましては、利用者のニーズを把握するため、教育総務部においてアンケート調査を実施すると聞いておりますことから、その結果を参考に、教育総務部と連携、協議を図り、総合的に判断してまいります。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) 要望書があって、やっとアンケート調査に進んでいったということで、本当に皆さんのお声を聞きながら、どういったコートがいいのかということを判断していただいて、ぜひ希望に沿えるようによろしくお願いいたします。 それでは、受動喫煙対策、課題について。 路上禁煙禁止地区の場所を伺います。そのエリア内の禁煙率が、平成18年7月の所沢市歩きたばこ等の防止に関する条例の施行がされた直近の調査では、平成18年8月の喫煙率は2.19%でした。そして、平成19年度は0.81%、令和3年度では0.06%と下がっています。その要因をどのようにお考えなのでしょうか、並木環境クリーン部長にお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 並木環境クリーン部長並木環境クリーン部長 お答え申し上げます。 路上喫煙禁止地区につきましては、所沢駅、航空公園駅、新所沢駅、西所沢駅、小手指駅、狭山ヶ丘駅、下山口駅、東所沢駅の市内8駅の周辺を指定しているところでございます。禁止地区内での喫煙率が下がっている要因といたしましては、歩きたばこ等の防止啓発キャンペーンなどの周知啓発活動によって、喫煙者のマナー及び環境美化意識の向上が図られたことによるものと考えております。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) 先ほど部長がおっしゃった答弁のとおりだと思います。また、喫煙者が減っているという現状もありますでしょうし、また、コロナ禍で外に出かける、あるいは仕事に出るということが少なくてテレワークということも、少し減っている要因にもなっているかなって、そのように思います。 では、駅を、先ほど言ったように電車を利用する人、外を歩く人、そういった人が多く駅周辺でいますよね。路上喫煙禁止地区となっているのが駅周辺ということで、今までそれ以外の地域での検討はなかったのかお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 並木環境クリーン部長並木環境クリーン部長 お答え申し上げます。 路上喫煙禁止地区を指定する際には、人の往来が比較的多い場所、吸い殻の散乱が多い場所、喫煙による他人への危険や迷惑が生じる場所であることのほか、商店会等による吸い殻の清掃や条例の周知啓発活動に御協力いただけることなどの要件がございます。これらの要件に照らし合わせて指定の判断をしておりますことから、対象地域が駅周辺に限定されるといったところでございます。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) 駅限定ということで、分かりました。 それでは、ところざわサクラタウン、所沢市観光情報物産館YOT-TOKOができて、また、コロナの終息が見え始めている、そういった中で、インバウンドも少し戻ってきています。東所沢駅からサクラタウン、YOT-TOKOまでの間の歩きたばこの可能性も高くなるのではないでしようか。また、開智学園も6年度には開校いたします。もちろん、コロンビアインターナショナルスクールもあります。そういったことを踏まえて、サクラタウン、YOT-TOKOも含めたエリアを路上喫煙禁止地区としてはいかがでしょうか、お伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 並木環境クリーン部長並木環境クリーン部長 お答え申し上げます。 議員御提案のサクラタウン、YOT-TOKOも含めたエリアの指定でございますが、令和4年2月にサクラタウン周辺の事業者から御要望をいただき、指定要件と照らして検討した結果、来月4月よりサクラタウン周辺の路上を追加指定することとしたところでございます。追加指定する範囲でございますが、通称東所沢駅前通りと東所沢中央通りが交差する東所沢中央交差点からサクラタウンへ向かう道路と、東所沢公園、サクラタウンの周囲の道路、それと東川を渡ったYOT-TOKOの前面道路となります。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) 4月からということで、ありがとうございます。 それでは、環境クリーン部で答弁しづらいかなとは思うんですけれども、先ほどもインバウンドも戻ってきたというところで、観光客や外国の方に向けての周知等、どのように取り組むのかお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 並木環境クリーン部長並木環境クリーン部長 お答え申し上げます。 観光客や外国の方への周知等につきましては、路上喫煙禁止地区を道路上でお知らせする啓発シートを活用し、周知を図りたいと考えております。啓発シートでは、路上喫煙禁止について、日本語のほか英語、ポルトガル語、中国語、ハングルの4か国表記となっております。また、禁止地区内の事業者におかれましては、喫煙者を見かけた場合、声かけ等の協力をお願いすることにより周知を図ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) 分かりました。 それでは、続いて、東所沢駅の喫煙所についてです。 東所沢駅には、指定喫煙所があります。最近、喫煙している方が増えているというふうに思います。また、たばこのポイ捨ても多くなってきております。この喫煙場所を示すエリアといいますか、そこを私もお願いいたしまして書き直していただきました。はっきりと分かるようにしていただきました。その当時というか、今もそうですけれどもコロナということもあり、残念ながらそのエリアを無視して、大きく広がって喫煙している状況であります。また、朝夕という時間帯だけではなくて一日中喫煙をされています。市に苦情や要望等が寄せられていますでしょうか、お伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 並木環境クリーン部長並木環境クリーン部長 お答え申し上げます。 東所沢駅の指定喫煙所は、タクシーロータリーのある駅南側の比較的人通りがない場所に設置していることもあり、苦情や要望等につきましては、まれに寄せられる程度でございます。直近でいただいた御意見といたしましては、令和4年11月に灰皿の周りの喫煙エリアを表示する白色ラインの引き直しを求める内容のものでございました。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) そんなに多くはないということなんですけれども、私のほうには結構来ておりまして、どうにかならないのかという、そういった話が届いています。それで、私も、どちらかというと喫煙場所の近くのほうの駐車場を使うこともあって、その場所をよく通るんですけれども、本当にモクモクという感じで、すごく臭いもしますし、吸っているなという感がすごく感じます。たばこって、臭いだけでも、本当に臭いがするというだけでも健康被害が起きるという、そういう要素があるということが言われております。ですので、本当に駅を利用している方、通行している方に迷惑にならないように、パーティションで囲むとか、そういったことができないのかお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 並木環境クリーン部長並木環境クリーン部長 お答え申し上げます。 現在、指定喫煙所は、航空公園駅、新所沢駅、狭山ヶ丘駅、東所沢駅の4駅に設置しており、東所沢駅以外については分煙対策として既にパーティションの設置が完了しているところでございます。このたび、東所沢駅の指定喫煙所につきましても同様の整備をいたしたく、新年度に入りましたらパーティションの設置を行い、3方向を囲む予定でおります。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) ありがとうございます。期待をしたいと思っています。 それでは、続きまして、生理の公平、貧困と以前は言っておりましたけれども、私たち公明党は、今の生理の公平ということを言っております。まずは公共施設への生理用品の設置について。 労働基準法第68条で生理休暇の取得に関する法整備がなされましたが、労組アンケート調査によりますと、女性が増えているにもかかわらず、その取得率は年々減少傾向にあり、2020年の調査によれば0.9%となっています。言いにくい、人手不足で休めないなど、その背景には女性が声を上げづらい職場の課題が浮かび上がります。生理の貧困の問題は、必要とする誰もが生理用品を公平に入手できる社会、つまり生理の公平の実現です。さらには、ジェンダー平等、女性の尊厳の問題、命を育む女性の体を大切にすることへの理解を広げる上でも大切な問題です。 それでは、公共施設に生理用品を配置している場所と入手先をお伺いいたします。また、男女共同参画センターふらっとのように既になくなってしまった場合、今後どうするのか、鈴木経営企画部長にお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 鈴木経営企画部長 ◎鈴木経営企画部長 お答えいたします。 本市では、現在様々な事情により生理用品の用意が困難な方に対して、こどもと福祉の未来館、保健センターにおいて無償配布をしているところでございます。これらの生理用品は、災害用に備蓄していたものや寄附でお寄せいただいたものを活用しております。男女共同参画推進センターふらっとでは、現在、在庫がなくなり配置はしておりませんが、男女共同参画の拠点施設でもありますので、今後の配置に向けて検討しているところです。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) ありがとうございます。 実際置かれていても、利用者が少ないということも現実あるかと思います。利用者が少ない、その要因をどのように考えているのか、また、トイレに配置することについても御見解をお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 鈴木経営企画部長鈴木経営企画部長 お答えいたします。 公共施設で配布しているものの、利用が少ない要因につきましては、対面で受け取ることへの心理的ハードルがあるものと推察しております。トイレへの配置につきましては、誰もが必要なときに気軽に使用できるというメリットがある一方で、予算の確保や施設管理上の問題などが課題として考えられるところでございます。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) 管理上ということがあるということなんですけれども、千葉県流山市、「母になるなら流山市」と、子育てしやすい街として有名であります。人口増加率は2017年から2020年の4年連続で全国1位、千葉県内での合計特殊出生率は2019年、2020年と2年連続1位と、人口及び子供の数が増えております。このように大変注目されている流山市では、市役所第二庁舎の1階と2階の女子トイレに、スマートフォンのアプリを使用して生理用ナプキンを無料で提供する「OiTr;オイテル」を導入しております。スマホ画面の取り出しボタンを押した後、個室内の専用機器に近づければ生理用ナプキンが出てくる仕組みであります。これは近隣の狭山市も、もう既に取り組んでおります。こういった取組についてと、SDGs(持続可能な開発目標)が掲げるジェンダー平等の推進と、女性にも優しい市政を目指して現在市庁舎のトイレの洋式化も今開始をしているところであります。ですので、まずは市庁舎に、ぜひ庁舎のトイレに生理用品の配置をと希望しますが、御見解をお示しください。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 鈴木経営企画部長鈴木経営企画部長 お答えいたします。 市庁舎のトイレに生理用品を配置することにつきましては、先ほど申し上げました課題もございますので、導入した自治体の事例を調べるなど、情報収集に努めてまいります。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) 情報収集だけでなく、ぜひ設置をと希望いたします。 それでは、続きまして、小中学校のトイレに無償の生理用品の設置ということで、私は令和3年6月、4年6月定例会、そして今回で3回目の質問となります。その都度、少しずつ前進していることを感じます。昨年6月定例会で、予算がついたということで質問させていただきました。そして、すぐということではなくて、その後どのように取り組まれているのかということをいずれ質問させていただきますというふうに前回質問の中で話をいたしました。ですので、その後の取組についてということでお伺いしたいと思います。 まずは、トイレに試行的に取り組んでいる学校の推移も含めて、状況を江原学校教育部長にお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 江原学校教育部長 ◎江原学校教育部長 お答えいたします。 学校のトイレに生理用品を設置している学校は、令和4年6月定例会の時点では3校でしたが、令和5年3月7日現在では13校となっております。また、保健室や職員室に設置してある旨の掲示物等をトイレ内に貼付している学校につきましては、令和5年3月7日現在で36校ございました。生理用品の設置または掲示物の貼付につきましては、現在全校で取り組んでいるところでございます。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) それでは、少し先ほどの答弁にもしかしたらかぶるかもしれないんですけれども、児童生徒を取り巻く環境は本当に様々です。父親が生活費を家族に渡さない、あるいは生理用品を買うのも許可が要る、親が生理用品を買ってくれない、お小遣いももらえない、虐待されていて親に初潮が来たことを言えない、父子家庭のため恥ずかしくて父親に言えない、そういった様々な問題が隠れています。家庭で生理用品の用意ができず、悩んでいても、誰にも相談ができないまま大きな不安を抱えて学校生活を送る、そういった児童生徒があってはならないと私は強く思います。児童生徒への働きかけについては、困っている児童生徒が必要なときに生理用品を手にすることができるよう、トイレ内の掲示の工夫や、教職員からの声かけを行うなどについて、校長会などの機会を捉えて学校には伝えたとお聞きしています。その後の反応も含めてお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 江原学校教育部長 ◎江原学校教育部長 お答えいたします。 トイレ内の掲示を工夫するなどで、困っている児童生徒への働きかけを促進したことによりまして、保健室に生理用品を取りに来る児童生徒が増えた学校もございます。今後も、児童生徒が必要に応じて生理用品を使用できるよう配慮することについて、機会を捉えて学校へ伝えてまいります。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) 飯能市では、児童生徒にアンケート調査を行っています。アンケートの対象者を小学校5年生と6年生の女子児童597人、中学校1年生、2年生の女子生徒464人の合計1,159人で、そのうち82.9%に当たる961人が回答しています。その結果、学校生活で生理用品がなくて困ったことがあると回答した児童生徒は、全体で28.5%に当たる274人でした。その児童生徒が困ったときにどうしたのかという問いに複数回答を求めたところ、67.9%に当たる186人が友達や先輩からもらったことがあると回答しています。保健室の先生からもらったと回答したのは32.8%で90人でした。我慢したと回答したのは、22.6%で62人でした。生理用品を持っていなかった理由は、急に生理になったため生理用品を持っていなかった、持ってくるのを忘れた、学校に持ってきたけれども足りなくなったと回答した児童生徒がほとんどで、家の人に買ってもらえなかったというのは274人のうち僅か1人でありました。また、学校生活での予備の生理用品をどこに置いてほしいかの質問に対し、全体の75.4%で725人がトイレに置いてほしいと回答し、保健室に置いてあればいいと回答したのは14.8%で142人、どこでもいいから置いてほしいと回答したのは9.3%で89人でした。 所沢市では、児童生徒にアンケート調査をしているのでしょうか。実施していなければ、児童生徒の実態を知るためにもアンケート調査をしてはいかがでしょうか、お伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 江原学校教育部長 ◎江原学校教育部長 お答えいたします。 現在、児童生徒を対象としたアンケートという形を取っておりませんが、児童生徒の声に耳を傾けることは教育上大切なことと捉えております。今後も、機会を捉えまして児童生徒の声を聞き取ってまいります。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) 児童生徒の声をしっかりと聞いていくということではありますけれども、でも、全体どう考えているのかを知るためには、アンケート調査が一番いいのかなと思います。その方法も含めて考えていただければと思います。 では、続きまして、10代の頃、きちんとした知識と適切な治療を受けていれば、子供を望んだときにそれほどの障害や経済的なリスクにはなりません。生理や妊娠は病気ではないという言葉が発せられることも少なくないのが現状です。生理用品の設置のことをきっかけに、女性の健康への教育もさらに行っていただきたいと思います。 ちなみに、20代の64.2%、30代の51.8%が月経痛を抱えていて、月経痛で受診した女性のうち、子宮内膜症や子宮筋腫等を原因とする器質性月経困難症、月経痛、あるいは体調不良ということが起こってしまいます。そういった、女性特有の健康を知るために、学校健診時の保健調査票に月経随伴症状等に関する項目を追加してはと昨年6月定例会で質問いたしました。項目の追加をしたのでしょうか、お伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 江原学校教育部長 ◎江原学校教育部長 お答えいたします。 令和3年12月13日付事務連絡にて、文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課より発出されました「児童生徒等の月経随伴症状等の早期発見及び保健指導等の実施について」を受けまして、こちらの記入、昨年度も検討しましたけれども、昨年度は間に合いませんでしたが、次年度、令和5年度の保健調査票に月経随伴症状を含む月経に伴う諸症状について記入する項目を追加したところでございます。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) ありがとうございます。 では、教育という観点、女性の健康、そういうことで生理用品を誰もが公平に入手できる、そして、そういった社会、また、学校の中でも生理の公平ということでの実現を目指して、小中学校のトイレに無償の生理用品の設置について改めて御見解をお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 江原学校教育部長 ◎江原学校教育部長 お答えいたします。 小中学校のトイレに生理用品を設置することにつきましては、貧困対策の一つとして進めているところでございます。一方で、トイレットペーパーのようにトイレに常時設置していくことにつきましては、学校での管理上の課題や教育的観点から、学校の実情に応じて判断していく必要があると考えております。教育委員会といたしましては、今後も引き続き、困っている児童生徒への働きかけの促進に努めてまいります。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) よろしくお願いいたします。またいずれ質問したいと思います。どのような状況、進んでいるかということで確認もしたいと思っております。 それでは、交通安全対策、上安松の松井ガードから松戸橋にかけての安全対策について質問させていただきます。 ここは、道路の幅が狭くなったり広くなったり、またカーブがあったりと、とても見通しが悪く、歩行者や自転車、それもお子様を乗せた自転車、また、車の行き来もひっきりなしに走ります。自治会や住民が協力して安全対策をしている場所でもあります。しかし、とても危険を感じます。特に歩いていると、身の置場がないほどの箇所もあります。 実は以前、松井ガードの高さが低いため、宅配の車がガード手前を右折して住宅のほうに来てしまう、しかし、通り抜けられるほどの道路幅がないため、結局Uターンしかできず、その際に、Uターンするときに壁などが傷つけられて、あるいは壊されたりすることが続いているということで私のほうに話がありまして、もっと手前で注意喚起ができないかというような、そういったことで、少し市のほうにもお伝えいたしました。本当に、そのときに調べると、電柱も道路になくて、ほとんど民地、要するに住人の方の土地の中に電柱があり、道路には全く1本もないんです。また、七曲りを下りた交差点に設置するしか、なかなか設置場所、注意喚起をするものすら設置する場所がないという、そうすると、松井ガードから七曲りを下りたところの交差点というと相当な距離があるんですけれども、でも、そこにしか置くことができないということで、それでも、注意喚起を促すような標識を設置していただきました。住人の方は本当にそれでもありがたいというふうに感謝しておりました。とにかく、この一帯とするこの地域で、今までの対策としてどのようにされたのか、冨田市民部長にお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 冨田市民部長 ◎冨田市民部長 お答えいたします。 議案御案内の松井ガードにつきましては、幅員が狭く車両がすれ違えないことから、交通量の多いときは歩行者や自転車にとっても危険な箇所であることを認識しております。このエリアでの今までの安全対策でございますが、建設部におきまして、交差点やその周辺にカーブミラーの設置、赤色のベンガラ舗装や徐行を促す路面標示などを実施し、注意喚起を行っているところでございます。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) 少し安全対策はしているということであります。 では、松井ガードまでが、実はその道路は20kmの制限道路になっています。ただ、20km制限ということが、標識が先ほど言ったように民地のほうにしかないので、全然見えない場所、そして上のほうに標識があるので分からないということもあったりして、残念ながら道路標示もなく、意外と20kmの道路であるという認識が、ここは危ないのでスピード落としてほしいという、住民の方はありますが、そこを利用されている方はほとんど認識がないという現実があります。ですので、先ほど言ったように、自治会や住民の方が1軒1軒お願いして、宅地の中にある電柱に紙を貼って、20kmって、どのぐらいの紙か分かりませんが、紙に20と書いて、制限されている道路なんですよという表示をしております。最初見たとき、ちょっと驚いたんですけれども、これほど住民の方が切望されているんだなというのを感じました。ですので、まずは20km制限道路であることの注意喚起や道路標示ができないのかお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 冨田市民部長 ◎冨田市民部長 お答えいたします。 速度制限などの交通規制を所管しております所沢警察署に確認いたしましたところ、最高速度の指定は道路標識によって行っておりますが、道路標識の間隔が長くなってしまう場合などには、必要に応じて制限速度を示す路面標示を行うことがあるとのことでございました。 議員御提案の当該道路への対応につきまして所沢警察署にお伝えしたところ、現地を確認の上、検討しますとのことでございました。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) ぜひとも、何かしらしていただきたいなと思います。 それでは、先ほど言った七曲りのところからちょうどぶつかる交差点のところです。そこで、実は、ついこの間の日曜日に30分ほど、その交差点の隅っこで、状況を、様子を見ていました。本当に車や自転車、歩行者が縫って歩くというか、ドライバーさんと自転車に乗っている人、あるいは歩行者等、目と目を合わせながら、どっちが先に行って、どっちがよけてということを、アイコンタクトではありませんけれども、そういったことをしながらこの交差点を通っているのを拝見いたしました。本当に車も、ひっきりなしに通ります。そして、子供を乗せた自転車も、本当に縫うようにという言い方がいいと思うんですけれども、車の間を縫うように通り抜けていく、そして、ここの交差点には実は新しく家が4軒建ちました。本当に見ていて危ない、危険だなというのを肌身で感じてまいりました。ですので、この交差点に何かしら安全対策をしてほしい。道路標示やミラー、横断歩道、そういった安全対策ができないかをお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 冨田市民部長 ◎冨田市民部長 お答えいたします。 七曲り通りを下りて松井ガードからの道と合流する丁字路の交差点への安全対策でございますが、所沢警察署におきましては、交差点の手前に一時停止の標識を2か所、交差点の北側と東側に横断歩道を設置しております。市では、建設部におきまして、交差点手前に学童への注意喚起や減速をするよう表示したポストコーン、丁字路の正面と右側にカーブミラー、交差点の中央に路面標示を設置するなどの安全対策を行っております。また、市民部におきましては、この場所に限ったことではございませんが、引き続き交通安全の意識啓発に努めてまいりたいと思います。 今後、さらに交通標識の追加の要望等がございましたら、所沢警察署や関係部署等へお伝えしてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) 今、部長の御答弁がありましたけれども、本当に住民からこうしてほしい、ああしてほしいという具体的な策ではなくて、担当課として何ができるのかということを積極的に考えていただきたいんです。私たちもいろんな要望等を聞きます。つい、担当のところに直接お話をしに行ってしまいますけれども、よく考えたら、防犯交通安全課という課があって、本来ならそこが窓口になって、実際行うところにつなげていくというのが、防犯交通安全課の責任ではないかな、役目ではないかってすごく思います。ただ警察に伝えますではなくて、もっと連携しながらやっていただきたいって強く思います。 それでは、続きまして、豪雨対策について、南永井の関越自動車道付近の対策について。 この付近には既に様々な対策をしていただいて、大変感謝しています。しかしながら、まだまだ、いつ浸水被害が起こるか分からないという不安な日々を過ごしている住人がいます。やっぱり市境だからやってもらえないのかという言葉もよく出ます。疑念を持っていらっしゃるのだと思います。 平成28年8月22日、台風9号による自宅の床下浸水の被害を受け、それ以後、豪雨や台風が来るという情報があると、大丈夫かとおちおち仕事にも行けない、そんな不安な気持ちを抱えています。市に頼るだけでなくて、自分でも費用をかけ対策をしております。何かしら、それでも不安が拭い切れないという今の現状です。何かしら少しでも安心できるような取組ができないかと思い、質問をさせていただきます。 それでは、今までの取組について、水路、調節池に係る観点からと、道路に係る観点から詳細にお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 肥沼建設部長 ◎肥沼建設部長 お答えいたします。 今までの取組について、初めに、水路及び調節池に係る観点から御説明させていただきます。 1点目、調節池の建設とその改良でございます。平成21年度に周辺における冠水被害の軽減を図るため、関越自動車道の西側に調節容量5,500立法メートルの唐沢堀調節池を建設いたしました。その後、令和元年度に調節池の調節容量をより一層高めるため、調節池の底にあった水の浸透しにくい土1,500立法メートルを浸透しやすい砕石に入れ替えるなど、地下に雨水が浸透しやくなるよう改良いたしました。 2点目、既存水路のますにおける蓋の設置でございます。平成29年度に関越自動車道の東側に位置しております水路のますにおきまして、ますから水があふれ出ないように蓋を設置いたしました。 次に、道路に係る観点から御説明させていただきます。 1点目、浸透井戸及び側溝の清掃でございます。議員御質問の南永井の関越自動車道付近には、市道2-349号線がございます。この市道に設置されております3か所の浸透井戸及び側溝につきまして、台風シーズンの到来前や台風通過後など、適時清掃を実施しているものでございます。 2点目、浸透井戸への取付管の増設でございます。令和2年度に側溝の雨水量の軽減を図るため、浸透井戸への取付管を1か所増設し、浸透井戸への排水量を増やす工事を行いました。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) 本当に様々な対策をしていただいて、費用も大変かかっているところであります。ただ、残念ながら、なかなか安心できる状況ではないということであります。 関越自動車道ののり面、それを伝わってくる、流れてくる雨水、関越自動車道にたまった雨水の排水、物すごい勢いで豪雨のときには流れてきます。そして、それも加えて、豪雨と併せて側道が冠水してしまいます。家の前の道路に動かなくなったトラック等が本当に立ち往生してしまいます。さらには、立ち往生すると、そこに住まわれている方が自分の車も家のほうに行けないし、あるいは家の車も出せないという状況で大変困っています。さらには、自宅のほうにも雨水が流れ込んできます。先ほど言ったように、自分たちでそれなりの対策はしていますけれども、それでも、まだなかなか解決しないということです。NEXCOと市は協議会を持っているとお聞きしています。その協議会の内容と、市の申入れについてお伺いいたします。
    ○大石健一議長 答弁を求めます。 肥沼建設部長 ◎肥沼建設部長 お答えいたします。 初めに、協議会の内容についてでございますが、協議会の正式名称は関越自動車道埼玉県対策協議会と申しまして、関越自動車道の沿道にある県内16の市町の自治体で組織された、関越自動車道の供用に伴い発生する諸問題の解決を推進することを目的とした協議会でございます。この協議会は、1年に一度開催され、東日本高速道路株式会社との情報交換及び協議調整に関することなど話合いが行われているものでございます。 次に、この協議会における市の申入れについてでございますが、市では、大雨時に関越自動車道からの雨水が側道へ流出しないよう、雨水流出量の抑制ができないか申入れを行っております。東日本高速道路株式会社からは、大雨時の排水量の抑制については困難であるとの回答をいただいているところではございますが、今後も引き続き、大雨時の状況を考慮した雨水の排出量の抑制について申入れを行ってまいります。 以上でございます。 ○大石健一議長 発言者、答弁者に申し上げます。残り時間に御留意ください。 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) ありがとうございます。さらに強く申入れをしていただきたいと思います。 それでは、今後の対策について、道路に関わる改善策と、調節池や近くの水路を活用して改善できないかお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 肥沼建設部長 ◎肥沼建設部長 お答えいたします。 初めに、今後の対策についての道路に係る改善策でございますが、日常の道路パトロールを実施し、必要と判断した場合には浸透井戸や側溝の清掃を引き続き行っていき、大雨時の道路冠水の軽減に努めてまいります。 次に、調節池や近くの水路を活用しての改善につきましては、水路に流入した水が下流に流れやすくなるよう清掃を行うとともに、調節池の調節容量が損なわれないよう除草などを行ってまいります。また、令和元年度に行った唐沢堀調節池の改良工事の効果を確認してまいります。 以上でございます。 ○大石健一議長 16番 亀山恭子議員 ◆16番(亀山恭子議員) そういったことしか、なかなかないのかな、抜本的な解決にはならないのかなという、ちょっと思いがいたします。とにかく住民の方が取り残されたという、そんな寂しい思いをしないためにも、ぜひよろしくお願いいたします。 以上で一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手する人あり) ○大石健一議長 16番議員の一般質問は終わりました。 次に、24番 西沢一郎議員     〔24番(西沢一郎議員)質問席へ〕(拍手する人あり) ◆24番(西沢一郎議員) おはようございます。 公明党の西沢一郎でございます。 私、今回4月の選挙には立候補しないということを決めましたので、つまり、今期をもって引退をさせていただくことにいたしました。ということで、今回の一般質問、最後の一般質問となりますので、よろしくお願いいたします。 最初に、政治姿勢ということで、施政方針の中から2項目、藤本市長にお尋ねいたします。 令和5年度のテーマに、「人を中心にしたマチづくり」を選んだ理由ということでお聞きしたいと思います。 施政方針では、今年度、人を中心にしたマチづくりと脱炭素(ゼロカーボン)の2つを意識し市政を進めていくとおっしゃいました。人を中心にしたマチづくりということでは、パブリックやコモンズの再生にふれられています。単純に言えば、パブリックは公共、コモンズは共有と表現できますが、人間力を頼みにしてこれを再生するということもおっしゃっております。ということは、どのような問題意識を持ち、何を目指そうとしているのかお尋ねいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 藤本市長 ◎藤本市長 お答えする前に、一言申し上げます。 思想家で大学教授の内田 樹氏、こども未来部長もこの間、内田 樹さんの話を出しましたが、内田 樹氏は、その著書「街場の芸術論」の中で、民主主義が他の政治制度よりもまし、支持される理由について、こう述べておられます。いわく、私が民主制を支持するのは、それができるだけ多くの国民が適切な判断力を備えた大人であることのほうが、そうでないより、よく機能する制度だからである。民主制国家は、一定数の国民が大人であることを要求する。それが民主制の手柄であると。つまり、民主制は、国民をして自己の利益や欲求、刹那的な判断を抑制してでも、公共の人として振る舞う、そんな大人を必要とするゆえに、そういう大人が養成されていくシステムだからましなのだと指摘されておられました。 西沢議員におかれましては、4期16年の間、常に広い見識と深い洞察を持って、選良としての市議会の中の大人、つまり大人の中の大人として、市政に対し、あるときは鋭く、またあるときは深く御意見を賜りました。心から敬意を表し、厚く御礼申し上げます。 それでは、御質問にお答えいたします。 人間力を頼みにし、パブリックやコモンズを再生するとは、近年、市民がお客さん、第三者と言ってもいいのですが、お客さんに成り下がり、消費者意識丸出しで、みんなのもの、自分たちの財産だったこととモノを、他者、第三者に管理、支配させて、でも、結局それで誰も幸せになっていない、そんな状況が多く見られるのではないかと思うのであります。人間は生まれつき、すなわち、将来すばらしい力を持っているのだから、もっと関わって参加して力を発揮することで幸せになっていこうよ、そう感じているからであります。 以下、ハード面を中心に例を挙げながら申し上げてまいります。 人を中心にしたマチづくり、これは私が市長3期目、令和2年度の施政方針において、公約の7つの柱全体を覆うテーマとして宣言したものであります。以来、議場でも表現を変えながら申し上げてまいりましたが、一言で言えば、これは、これまでの都市の在り方、つくり方に対するアンチテーゼを私なりに表現したものであり、もう一度社会の成り立ちのその原点に立ち返って、みんなの知恵と汗で社会が共有すべき大切なこと・モノ、すなわち価値を考え、育み、守っていきたいという思いを込めたものであります。 地球が既に悲鳴を上げて、生物の使命である種の継承も危うくなっているのに、人口は既に減少をしているのに、今までの価値観で突き進んで、何でよいのでありましょうか。経済の成長で幸せを測り、効率、経済優先の価値観から幸せの物差しを変えていきたい。そのためには、成長拡大志向の時代につくられた常識、概念、法律や決まりを一つひとつ洗い直していくことが必要と思います。 具体的に申し上げれば、例えば、ストリート、これは都市を形づくり、沿道の建物や空間と一体的に機能するものであり、車のためのものではなかったはずです。本来は人のための空間であったはずです。ニューヨークのタイムズスクエアは、かつて毎日35万人が往来する世界最大級の交差点でありましたが、今は歩行者専用の広場になっております。歩行者は35%増え、車を止めたことによりけがをする人の数は35%減り、車のスピードは最大17%改善されて、二酸化窒素が41%減り、小売店の賃料も上がり、大手小売店の出店もさらに増えて、地域経済活性化の効果もあったとされています。 改革案を提起したジャネット・サディク・カーン氏は言います。車をベースにした20世紀の都市開発は、運転する人のルールに基づいて道が造られ、歩行者が排除されてきた。そのせいで、車中心の都市で道路を歩いて渡ることが危険になり、渋滞その他の様々なゆがみを生んでいる。ならば、都市の道路を安全にアップデートしたらよいのだと。例えば、本年度職員を派遣したバルセロナも、何でも車が移動し、車が増えることで市街地が混雑し大気が汚染されたことが、スーパーブロックに取り組んだ一つのきっかけであると聞いています。また、新年度派遣するポートランドでも、60年代に市街地に計画されていた高速道路を市民の声で見直しをさせ、徒歩20分圏で日々の生活が送れる街づくりを実現したそうであります。こうした動きは世界の潮流であり、あえてそうした場所を訪れるのは、日本人では思いつかないようなアイデアの現実を体感し、当事者たちが経験した壁、それを乗り越えた工夫や考え方を学ぶことを通して、自分のまちならどうするかと省察する気づきと勇気を得る機会となるからです。私にとっては、その機会はドイツのフライブルクであり、ブラジルのクリチーバであり、そして市長になって訪れたブラチスラバであったように思います。どのまちも、不断の努力でまちを育んでいるのです、それも、時代の子供たちを意識して。 しかしながら、昨今、公共空間をコモンズとしてではなく、サービス・モノとして扱う風潮が、市民が主体ではなく、お客様、消費者として登場する風潮が年を追うごとに強くなってきているように感じます。例えば、先日、どこの市だったか忘れましたが、近隣住民からの苦情により公園が閉鎖に追い込まれるというニュースを私は見ました。子供の声がうるさい、ボールが危ない、犬のふんを始末しろ、若者がたむろして物騒だなどの意見は、本市でも日々担当へ寄せられています。職員はその都度、何とか満足されるよう対応をしています。でも、それを全部かなえた公園は、何とも窮屈な、誰も望まなかった公園に成り果てていく。公園はコモンズ、みんなの大切な財産であるはずです。文句のベクトルは市職員に向けるのではなく、市民がみんなで顔を合わせ、合意をつくっていくべき、それがコモンズの在り方だと考えます。 日本に昔からある、資源を共有で利用する入会という存在、これも同じでありまして、誰かが抜け駆けして自分だけの利益を求めれば、それはコモンズの悲劇、簡単に崩れてしまうものなのであります。高速道路で皆が渋滞をしているときに一人だけ路肩を走っていく、これもコモンズの悲劇であります。コモンズとは、互いの信頼の上に成り立つ、はかない存在なのかもしれません。 さて、人を中心にしたマチづくり、この感覚を何と表現したらよいのだろうと言葉をつくったのが5年前、市政に登場させて3年がたち、町なかでの緑の創設、ベンチの設置、シェアサイクルやところバスやワゴンによる公共交通の充実、道というパブリックスペース活用の取組、民間イベントとの連携など、人が歩き、人が憩え、人と楽しむ、出会いを大事にしたまちづくりへと徐々にではありますが変化を見せてまいりました。また、内装木質化をはじめ、学校などの改修工事のときには、誰がこの工事をしてくれているのか、大工さんはどんな人で、電気屋さんは誰だ、その工事の背景に汗をかいてくれる人がいることを感じてもらえるよう、工事現場に写真を貼ったりして工夫をしてもまいりました。しかしながら、人を中心にしたマチへとアップデートしたと胸を張るにはまだまだであります。今後も、職員自身が新たな知見を得、まちづくりの大きな流れを感じ、学んで、皆で共有し、市民にも、そうだと参画していただけるよう努めてまいります。そして、市民、事業者と一緒になって知恵を出し合う場をつくり、本市にふさわしいまちのしつらえや、新しいコモンズを考え、育ててまいります。 まちを人に取り戻し、人間力を頼みにしたパブリックやコモンズの再生、人を中心にしたマチづくりは、こうしたまちを目指そうとしているものであります。 以上です。 ○大石健一議長 24番 西沢一郎議員 ◆24番(西沢一郎議員) ありがとうございました。 私ども地方政治を担っている、行政にしても、議会にしても、目指すのは住民福祉の向上、健康で安心安全なまちづくりといったものを表題としながら、日々活動をしてはいるんですけれども、私、たまに思うことがあるんですが、いろいろな市民の皆様から要望を承るに当たって、当然それは税金でやるべきでしょうというようなお話を伺うことがあります。そういう中で、公共というのは一体誰が担うべきものなのかというようなテーマを考えることがございます。こういったことにも、パブリックやコモンズの再生というのは通じることなのかなというふうに思っております。 例えば、水や電力、医療や介護、教育、こういったものは公共が担っていますけれども、そこに共有、コモンズというアプローチ、これが今後も必要になってくる時代がやってきているのかな。そういう意味で、今回施政方針の中に、こういうコモンズという概念を入れたのは非常に興味深いことだなということで今回お尋ねをしたんですが、この概念を共有していくというのは非常に難しい作業であるとも言えると思います。 そこで、次にお伺いしたいのは、第6次総合計画の後期基本計画の策定なんですけれども、この策定事業がこれから始まってまいります。令和7年度からの4年間の基本計画は、人を中心にしたマチづくり、脱炭素の2つのテーマが意識されたものになるのでしょうか。また、計画の議論を進める上で、市職員や市民検討会議、こういった方々の共通理解というのも不可欠かと思います。市長は、共通理解の醸成をどのように行っていこうと考えているのか、御答弁をお願いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 藤本市長 ◎藤本市長 スマートウエルネスシティというのを主導して、全国でも有名な新潟県見附市という市がありますが、そこの市長さんが全国で常に有名な方で、いろんなところで講演されているんですけれども、ふとしたときに言ったことがあります。自分は、自分の考え方を国内、国外の人たちにどんどん訴えて、それが支持されているんだが、ふと自分の足元を見詰めてみると、職員にそれを語ったことがないということでありました。なので、自分はこれから職員にきちんと語っていくんだということです。 私も人を中心にしたマチづくり、脱炭素は分かりやすいと思うんですけれども、これ、どういうことなのかということを非常に職員に伝えるのは苦労しました。そもそも文系の、文学部出身でありますので、まちづくりについて、何おまえが言っているんだと空気が職員からも感じられますし、そうした中にあって、どういうふうに私の言いたいことを伝えるのかということで苦労して、最終的には、私の口だけではなくて、私がこの人と同じ意見だと思ったこういう論者たち、そして考えを持った教授たちをお呼びして、そこでみんなで話を聞いていくことによって、私が言いたいことはこういうことなんだよ、人を中心にしたマチづくりということはこういうことなんだというふうに進めてまいった経緯がございます。人を中心にしたマチづくり、脱炭素、これから市民会議も行っていくわけでありますから、市民検討会議等も行ってまいりますが、私もそのときには、私が思うこういうことなんですよというのはお伝えしていこうと思いますけれども、それだけではなくて、実際に研究をし、考えを持っていらっしゃる方々なども交えながら、市民の皆さんの忌憚ない御意見もいただいて、その中で理想となるまち、理想となる人と人の関わり方をみんなで模索しながら、これを進めていければなというふうに思っているところです。 以上です。 ○大石健一議長 24番 西沢一郎議員 ◆24番(西沢一郎議員) ありがとうございました。 専門的知見の活用ということだと思うんですけれども、しっかり共通意識を持ちながら、後期の計画を立てていただきたいと思います。 次に、これも施政方針の中でふれられていたんですが、西部クリーンセンターの令和14年度以降の在り方ということで、市長の考え方をお聞きしたいと思うんですが、西部クリーンセンターの令和14年度以降、入間市との広域化の検討がこれから始まってまいります。令和5年度には調査検討が行われ、6年度には広域化の検討に入ると、このように説明を受けました。 昨年4月、私ども公明党の会派で、福岡県みやま市、ここは地域電力の先駆けとして有名になったところなんですが、ここのバイオマスセンターを視察しました。バイオマスセンターは、2016年度に廃校となった小学校の跡地に建設されました。従来型のごみ処理施設とは異なり、生ごみなどをバイオマス資源として利用し、それをし尿と混ぜて分解しメタンガスを発生させます。発生したメタンガスを利用して熱と電気を発生させるという、こういうことらしいんですが、コジェネ発電し、施設内の電力と温水として使われているそうです。発酵後の液肥は、これは地域の農家や家庭菜園を楽しむ市民に無料で提供され、田んぼや畑の優れた肥料として活用されているそうです。この施設は、環境省の第7回グッドライフアワード環境大臣賞を受賞しています。新たな施設を検討するということですが、従来型の焼却施設ではなく、このようなバイオマスセンターを御検討いただけないか、御見解をお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 藤本市長 ◎藤本市長 令和14年度以降に建て替え時期を迎える西部クリーンセンターでありますが、これにつきましては、これまで市民の方々と共に進めてきたごみ減量、そして資源化の取組によって、1炉減らし、2炉減らし、更新などせず、東部クリーンセンターのみで全てのごみ処理が行えればと私は思ってまいりました。しかし、職員としては、東部クリーンセンターが点検で休んでいるときなど、まだ西部クリーンセンターに炉があることは必要だと、そのように言います。現状での将来分析では、まだ安全で適切な処理を考えると、そこまではできないということなんだと思っています。 私も、西沢議員と同じ意見でありまして、本市にとっては資源化が主眼目であり、焼却は主従で言えば従であります。入間市との共同利用施設の検討におきましても、こうした考え方、バイオマスとか様々なことをどう生かしていくか、そういうことを入間市に対ししっかりお伝えするとともに、共同利用施設の整備によって、バイオマスのエネルギー利用なのか、エネルギーではなくそれ以外の活用をしていくのか、これから考えてまいりたいと思っていますが、今後、多方面から調査研究し、ゼロカーボンシティを目指す本市にとってふさわしい施設になるよう検討してまいりたいと思います。 以上です。 ○大石健一議長 24番 西沢一郎議員 ◆24番(西沢一郎議員) ありがとうございました。これからも、御検討をよろしくお願いいたします。 次に、次の項目に移ります。保育行政のほうです。これは、民間保育園の建て替えということで、町田こども未来部長にお伺いいたします。 非常に熱く保育行政のことは語られておりました。これはサービスではないんだと、非常に私の耳朶に残っております。 そこで、お伺いします。この問題は、令和2年9月定例会で同僚の村上議員が取り上げ、そのとき部長の御答弁では、新たな保育枠の確保につながる施設整備を最優先事項と考えまして、整備の計画を立てているところでございます。既存保育園の建て替えや修繕につきましては、今後の社会情勢による保育需要バランスなどの変化、その時点での財務状況等を鑑みて検討する必要があるというふうに考えているところでございますという御答弁でございました。 そこでお伺いいたします。令和4年度の待機児童が33人ということで、県内で一番多かった。それも、全て1歳児クラスで生じております。次年度の募集については、既に開始されているところですけれども、2月現在の申込数、内定数、保留数についてお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 町田こども未来部長町田こども未来部長 お答えいたします。 令和5年4月入園申請における1次の利用調整結果でお答えいたします。 申込児童数2,069人、これ前年比としますと195人の増、内定者数1,250人、これは前年比21人の減、保留児童数819人、前年比で216人の増となっております。 以上でございます。 ○大石健一議長 24番 西沢一郎議員 ◆24番(西沢一郎議員) 単純に考えると、保留で819人いるということは、前年比でもプラス216ということなので、昨年以上の待機児童が予想されます。もしかすると、3桁というか、100人を超えてくるんではないかというようなことも予想されるんですが、過去、待機児童数が100人を超えた年度といいのはあったんでしょうか。また、直近では待機児童が令和2年、3年なんかは1桁だったような気もするんですが、これまで市が定員枠の拡大に、待機児童数がこのような1桁になったということは、市が定員枠の拡大や施設の増設、こういったことに取り組んだ成果とも言えると思います。そこで、増設した施設数や定員などを具体的な数字でお示しください。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 町田こども未来部長町田こども未来部長 お答えいたします。 待機児童数が100人を超えた年度でございますが、平成21年度に132人、平成22年度に136人でございました。また、これまでの施設整備と定員増の状況でございますが、平成21年から令和5年4月までの間に保育所等を19園増設しております。これらの施設整備による定員増に加えまして、既存施設におきます定員増も行っておりますことから、合計で1,393人分の定員を増やしてきたところでございます。 以上でございます。 ○大石健一議長 24番 西沢一郎議員 ◆24番(西沢一郎議員) そうなんですね。私も過去の資料を見ましたら、かなり保育園数件数増やしているし、定員も増やしているんですけほれども、なかなかそれに追いつかない状況が、特に近年生まれているということだろうと思います。 そこで、お聞きしますが、建物の耐用年数は、木造で24年、鉄筋コンクリートで50年と言われております。これは減価償却の関係で出てきている数字ですけれども、既存の民間保育園では、既に耐用年数を超えて老朽化対策が急がれる施設もございます。神奈川県横浜市では、民間保育園等老朽改築という、老朽化が著しい認可保育園の建て替え費用の一部補助をしております。鹿児島県鹿児島市でも、認可保育所等の耐震化・老朽改築事業で、保育所等整備交付金を使った補助事業を行っております。園児の安全性の確保、保育環境環境の観点からも、既存保育園の修繕・改築計画を策定すべきと考えますが、御所見をお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 町田こども未来部長町田こども未来部長 お答えいたします。 市内の保育施設には、創設から長い年月がたち、施設の老朽化が進み、その対応の検討が必要な施設があることは承知しております。また、安心安全な保育環境の維持の観点からも、中長期的な既存保育園の建て替えや修繕を進めていくことの重要性も認識しているところでございます。現時点では、新たな保育枠確保につながる施設整備が最優先事項と考えております。 以上でございます。 ○大石健一議長 24番 西沢一郎議員 ◆24番(西沢一郎議員) 従来の保育所等整備交付金というのは、負担割合が国2分の1、市4分の1、事業者4分の1でしたが、令和3年度から6年度まで続いている新子育て安心プランでは、これに参加している市町村については4分の1が12分の1の負担で済むプランになっているそうです。待機児童の拡大が懸念されるということなので、ならば、この補助金を使いながら、既存保育園の老朽化対策と定員枠の拡大を図ってはいかがでしょうか、御所見をお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 町田こども未来部長町田こども未来部長 お答えいたします。 議員御案内のように、既存保育施設の定員拡大を前提とした施設整備を行う際に、老朽化対策のための施設整備も併せて実施した場合、待機児童対策と老朽化対策の両方に資する施設整備が行えることになり、市と事業者の双方にとってメリットのある方法であると考えております。老朽化対策を含めた施設整備につきましては、今後の社会情勢による保育の需給バランスなどの変化や、その時点での市の財政状況等も踏まえまして、総合的に検討してまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○大石健一議長 24番 西沢一郎議員 ◆24番(西沢一郎議員) ありがとうございます。非常に時限の限られた交付金ですので、早い計画、また決定が必要だろうと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、最後の質問になりますが、若者世代の在宅医療支援ということについてお伺いいたします。 15歳から39歳までのがん患者さんをAYA世代のがん患者といいます。小児に発生するがんと成人に発生するがんが共に発症する年代であり、年間約2万人のAYA世代の方が新たにがんの診断を受けると言われております。また、この世代は中学生から社会人、子育て世代と、ライフステージが大きく変化する年代であり、きめ細やかな支援が必要になってきます。 埼玉県立がんセンターの調べでは、40歳未満の終末期がん患者40人のうち、約半数の方が自宅での療養を希望し、そのうち6割の方が自宅で最期を迎えているそうです。自宅でのターミナルケアを望んだ場合、40歳以上のがん患者は、本来65歳以上の方が対象の介護保険サービスを利用でき、20歳未満のがん患者は小児慢性特定疾病制度を利用し、医療扶助や日常生活用具給付が受けられます。この制度のはざまにある20歳から40歳未満のAYA世代のがん患者の方々は、在宅療養、ターミナルケアを希望しても、それを支援する制度が整っていません。神奈川県横浜市や兵庫県神戸市などは、市の独自制度でこの世代の支援を実施しているようです。 そこで、お伺いいたします。埼玉県と県内他自治体の実施状況についてお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 瀬能健康推進部長瀬能健康推進部長 お答えいたします。 20歳から40歳未満、いわゆるAYA世代の若年がん患者に対する在宅療養やターミナルケアへの支援の状況でございますが、埼玉県では独自の支援制度は実施しておりません。またも県内の自治体では、さいたま市と加須市が実施しております。 以上でございます。 ○大石健一議長 24番 西沢一郎議員 ◆24番(西沢一郎議員) ありがとうございます。 この問題は、既に埼玉県議会でも何人かの県議が取り上げておりますが、先日、公明党でお招きした日本骨髄バンク評議員で、日本骨髄バンク設立にも奔走された大谷貴子さんという方から具体的な提案をお伺いいたしました。御自分のめいっこさんが30代で末期の胃がんにかかり、在宅でのターミナルケアを選んだそうですけれども、困ったのは、身体介護や生活援助などの福祉サービスが、厚労省に聞いたらしいんですけれども、国の制度としては何もないという、そういう返事だったそうです。しかし、たまたま御本人が住んでいたのは横浜市で、横浜市では市独自で若年がん患者の支援制度があったことから、このサービスを利用することができたそうです。患者の中には、費用面の負担から療養を断念するというケースもあるそうです。 そこで、お伺いいたします。横浜市や、県内で実施しているさいたま市、加須市などの制度内容について、どのようなものかお尋ねいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 瀬能健康推進部長瀬能健康推進部長 お答えいたします。 横浜市、県内のさいたま市、加須市の制度内容については、若干の違いございますが、いずれもほぼ同様の制度となりますので、併せてお答えさせていただきます。 この制度は、若年のがん患者が住み慣れた自宅などで安心して自分らしい生活ができるように、在宅サービス等の費用を助成して患者とその家族の負担軽減を図るものでございます。対象となりますのは、在宅での医療福祉サービス、これは身体介護ですとか生活援助、また通院等乗降介助などでございます。それから、福祉用具・介護用品、これは車椅子ですとか特殊寝台、床ずれ防止用具などでございますが、これらの貸与に関する費用でございまして、申請に必要な主治医意見書の作成料も補助の対象となります。 なお、いずれの市も、対象サービスの利用料や購入費の9割を助成することとしておりますが、1か月当たりの上限額はそれぞれ違いがございまして、横浜市は6万円、さいたま市が7万2,000円、加須市が5万円となっております。なお、さいたま市では、このほかに福祉用具の購入に対しても1人当たり、これは1回限りということでございますが9万円の助成を行っております。 以上でございます。 ○大石健一議長 24番 西沢一郎議員 ◆24番(西沢一郎議員) 今御答弁いただいたような内容が、支援制度がない自治体では全額自己負担になってしまうということなんですね。 令和3年の埼玉県議会での一般質問の答弁で保健医療部長が、在宅ターミナルケアについて実施の検討の有無と研修会の開催ということに言及しておりますが、所沢市の対応はどうだったのかお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 瀬能健康推進部長瀬能健康推進部長 お答えいたします。 初めに、在宅ターミナルケアについて実施の検討の有無ということでございますが、令和5年2月17日付け、埼玉県保健医療部疾病対策課がん対策担当からの事務連絡によりまして、各市町村におけるがん対策の状況について照会がございました。その内容といたしましては、がん患者へのウイッグ等の購入費への助成及びAYA世代の終末期がん患者の在宅療養等に関する助成について、制度の導入状況を尋ねるものでございました。選択肢としては、制度創設済み、創設を検討中などがございましたが、本市は未検討と回答しております。なお、この照会の本文中で、埼玉県は令和5年度の当初予算での事業化は見送っているということが添えられておりました。 次に、研修会についてでございますが、埼玉県では、令和5年度からの新規事業として、小児やAYA世代の終末期医療に対する理解促進を図るため、訪問診療を担う医療従事者等を対象にオンライン研修会を開催するということでございます。この研修には、自治体の事務担当者等も参加できる見込みであり、議員御案内の県議会での答弁につきましては、これを指しているようでございます。本市といたしましても、研修の案内をいただいた際には参加したいと考えております。 以上でございます。 ○大石健一議長 24番 西沢一郎議員 ◆24番(西沢一郎議員) 多分、この世代のがん患者でこういった制度を利用したいという人数そのものは、そんなに多くの対象者にならないんではないかなと思うので、計上する予算もそんな多額の予算を必要としないんではないかなと思います。そういう意味では、ぜひやってもらいたいんですけれども、本当ならば、これは国もしくは県で平均的なサービスとして実施されるのが望ましいんですけれども、県内でも2つの自治体がやっているということなので、所沢市としてもぜひこの制度の導入をしてもらいたいと思うんですけれども、御見解お伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 瀬能健康推進部長瀬能健康推進部長 お答えいたします。 AYA世代のがん患者に対する支援等につきましては、制度の谷間になってしまう方たちに光を当てるものであり、在宅療養をしている方たちが住み慣れた地域で安心して生活できる環境をつくる意味でも重要な課題と捉えております。先ほどの御答弁にもございましたとおり、令和5年度から埼玉県の研修会も開催されますので、まずはその内容等を踏まえて、どのような対策が必要か検討したいと考えております。 以上でございます。 ○大石健一議長 24番 西沢一郎議員 ◆24番(西沢一郎議員) ぜひ御検討をお願いしたいと思います。 以上で私の一般質問終わりますけれども、最後に皆さんに一言御礼を申し上げたいと思っております。 まず、同僚の議員の皆様には、時には意見の相違があったり、また、協力し合ったりしながら、しかし、市民にとってどの選択がベターなのか、かんかんがくがくと議論をしながら私も議員らしい議員として成長させていただくことができました。本当にありがとうございます。 また、市長はじめ、理事者の皆様には、議会を通じて様々な提案をさせていただきましたが、どの提案にも真剣に研究または検討していただき、運がよければそれが事業化されるということもございました。心から感謝申し上げます。 これからは一市民として所沢市の市政発展を祈りながら、また、議会のますますの活性化を御期待して、私の一般質問を終了させていただきます。 4期16年間、本当にありがとうございました。(拍手する人あり) ○大石健一議長 24番議員の一般質問は終わりました。  ----------------------------- △休憩の宣告 ○大石健一議長 ここで、暫時休憩します。午前10時47分休憩  -----------------------------午前11時0分再開 出席議員    23名     1番    4番    5番    7番    8番    9番    10番   11番   12番   15番   17番   19番    20番   21番   22番   23番   24番   25番    26番   27番   30番   31番   32番 欠席議員     8名     2番    6番   14番   16番   18番   28番    29番   33番地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長       副市長      経営企画部長   総務部長 市民部長     こども未来部長  街づくり計画部長 建設部長 △再開の宣告 ○大石健一議長 再開します。 休憩前に引き続き、会議を進めます。  ----------------------------- △市政に対する質問(続き) ○大石健一議長 一般質問を続けます。 それでは、31番 浅野美恵子議員     〔31番(浅野美恵子議員)登壇〕(拍手する人あり) ◆31番(浅野美恵子議員) 至誠自民クラブの浅野美恵子です。 今議会最後の質問者になりました。私は4月の市議選に出馬しませんので、この一般質問が議員最後の質問になり、大変感慨深い思いであります。 では、質問に入ります。思い残すことがないように、お聞きしたいことを通告に従って質問してまいります。その他の項目はありません。 初めに、藤本市長の政治姿勢について質問します。 所沢市は、ここに来て、埼玉県内の住みたい街ランキングの10位以内に入りましたし、また、全国でも30位ですし、うれしいニュースです。そこのコメントには、所沢市は商業施設と商店街があって買物に便利、家賃相場が低く穴場の駅だと書いてありました。 藤本市長は、多くの施策を実施されてきました。特に、所沢市の表玄関である所沢駅周辺の地域を活性化されたことについては、住みたいまちとして評価されているとのことだと思います。所沢駅西口は、地元住民の方々や西武鉄道の御協力をいただいて、区画整理、再開発事業をしています。長年の願いであった、開かずの踏切を解消するためのアンダーパスであるふれあい通り線の完成が待たれます。令和10年度には完成とのことですので、私も元気にしていようと思います。 また、東口の北秋津地域は逆線引きのままで、公共施設もなく、その上、救急車や消防自動車も通れない狭い道路が多く、そこに住んでいる住民の皆様は道を広くしてほしいと常に言われていました。その地域も土地区画整理事業が進み、市民が利用できる施設は残念ながら無理でしたが、公園ができますし、道が広くなります。事業の完成が待たれます。 また、学校が2学期制を3学期制に戻されたことは、藤本市長ならではの成果だと思っております。アウトリーチ事業等も定着してきていますし、小中学校に特別支援学級を設置していっていることは、今までにない早さだと思っております。 語りたいことはたくさんありますが、時間の関係でこのぐらいにして、通年会期制に関して、市長が一部の市民に配布した資料に納得がいかない部分がありましたので、幾つか質問して、市長のお考えをお聞きいたします。 初めに、1、資料には、通年会期制は女性職員の管理職登用を阻害するとあります。所沢市では、管理職試験を受ける女性が近年減っている、それは議会への対応が突然に入る可能性があるからだと書いてあります。しかし、現在一般的に男女共に管理職を望まない人が増えていると言われています。労働白書によると、60%超が管理職になりたくないと答えると書いてありました。民間の調査会社の資料には、80%とも書いてあります。なりたくない理由の1位に責任が重い、2位に仕事、残業が増える、3位、現在の仕事内容でよいなどの理由です。また、地方公務員の方が出世したくない理由に、次の理由を掲げています。総体的な収入が減る。なぜならば忙しい部署の管理職になると、管理職手当はつくが残業手当がつかないので、部下の残業代と比べると管理職手当のほうが少なくなると書いてありました。このように、所沢市の職員の方々も含めて、管理職試験を受けない人生を望む人が増えていると私は思います。その中で管理職になられている職員の方には敬意を表しますが、一般的にそのような理由が挙げられている中、藤本市長は、通年会期制になると女性職員の管理職登用を阻害するとなぜ言われるのでしょうか。女性に限定する理由はなぜなのでしょうか。また、管理職試験を受ける人が減っている理由を議会があるからと書いておりますが、その理由を説明してください。 2番目、また、資料には、所沢市議会は一般質問をする議員が多く会期が長いと書いてあります。他市では、会派の人数によって、多い会派には質問時間を多く、少ない会派には質問時間を少なく配分する市議会もあるそうです。所沢市議会は、1人の議員が1時間、一般質問することができます。これは藤本市長を含めた先輩の議員の方々が築いてくださった貴重な財産だと思っております。議員は市民からたくさんの要望をいただくので、質問者は多くなると思います。他市と比較すべきではないと思います。藤本市長は市民に選ばれた議員の質問を減らしてほしいとお考えなのでしょうか。 3番目、質問はもう一つあります。ある市民の方に聞かれました。市長を支持している方で、市長のフェイスブックやブログをよく目に通している方です。藤本市長のフェイスブックを見たら、一年中議会をすることを議会が計画し、1月26日までにパブリックコメントを募っています。市は反対しています。意見を市議会に送ってくださいと書いてありましたが、一年中議会をするとはどういうことなのですかと市民の方に私は聞かれました。そのコピーを頂きましたが、市長が書かれたのは1月22日付でした。その方には、通年会期制の説明をしたら、通年会期制は一年中議会をしているわけではないのですね。では、市長は何も知らない市民にうそをついているのですかと言われました。市長は、通年会期制が始まりましたら招集権が市長から議長の元に行くので、議会は一年中議会をすると思っていらっしゃるのでしょうか。そもそも議会は市長提出議案があるから、審議するために開催すると思うのですが、市長が議案を出さない限り、一年中議会を開催する事態は不可能だと考えます。これはどういうことなのでしょうか、お聞きいたします。 次に、保育行政に移ります。 私が市議に挑戦したきっかけは、所沢市の保育行政の健全化を求めたからです。議員になり19年たちますので、20年前くらいの所沢市の保育行政のことです。 国は、平成11年に子育て支援として、新エンゼルプランという名の下に、子育て支援に使うようにと各自治体に交付金を出しました。たしか所沢市には約2億円交付されたと思います。所沢市は、その何年か後に、所沢市のエンゼルプランを市民に発表する会を開きました。市役所8階でした。当時幼稚園教諭だった私は聞きに行きました。そこで発表された内容は次のような内容でした。 当時の公立保育園は、3歳児以上の園児の給食はおかずのみ保育園から出ました。主食の御飯やパンは自宅からお弁当箱に入れて持っていっておりました。私の子供2人もその時期でしたので、帰って来てからお弁当箱を開けて、御飯が空っぽになるとうれしいなと思った母親です。それで、エンゼルプランの交付金は、「主食も保育園で出すようにする。よって、全ての公立保育園に御飯を炊く設備を整備する事業に使う」でした。全ての公立保育園で8時まで園児を預かることができる施策を整備する。そのときは、夕食は保育園で出すとの発表報告でした。 私は、そのときに思いました。民間保育園、民間幼稚園の園児も市民の子供なのに、なぜ公立保育園の子供たちだけにこの交付金を使うのでしょうか。また、それまで保護者は職場で働き方をやりくりして、夕食は家で親子で食べられるように頑張ってきたはずなのに、夕食は保育園で出しますからお迎えは8時でよいですとなると、子供のためにこのような施策はどうなのだろうか、やりくりして帰ることができる保護者まで保育園頼みになってしまうのではないだろうか、それが子育て支援なのかと大変思いました。 そして、縁があったのか、その場所で所沢市公立保育園の保育士の方々が組織している自治労連の職員組合の保育部会の委員長と知り合い、お話しすることができました。委員長は、このプランは保育士組合が交渉して実現したのですよと言われていました。私はそのときから、当時の所沢市の保育行政に大きな疑問を持ちました。そして、そのときの違和感を職場で話すと、理事長先生や同僚の先生方が、浅野さん、市議会議員になってよ、所沢の保育行政が、民間保育園や民間幼稚園にも目が行くように頑張ってほしいと言われました。人のおだてに乗りやすい私はその気になり、挑戦したのです。そして、当選させていただきました。 議員になりいろいろ調査しましたら、保育士組合と連帯している保育問題協議会という名前の団体があり、保育問題協議会が所沢市の保育課と交渉して公立保育園の保育士の要望を実現してきた歴史がありました。平成20年だったと思いますが、市の保育課と保育問題協議会の話合いの場を傍聴しました。その場には、公立保育園の保護者がたくさん出席していました。夜の時間でしたので、子供たちを別の部屋で保育士の方々が見ていました。当時の保育課課長と保育担当の職員の方を前にして、保育問題協議会の会長は次のように発言しました。「保育課長は今年4月に課長になったばかりで、所沢市の保育のことはまだ知らないことが多いでしょう。私たちは長年、市と話合いをしているので、所沢の保育のことは何でも知っているんだ」とです。当時の保育問題協議会の会長は保育士ではないし、ある党の幹部の男性でした。参加していた保護者の方はどう思ったでしょうか。頼りになる政党だと思ったでしょうか。でも、私はびっくりしました。そして、市の保育行政を市の担当職員が取り戻すべきだと思いました。 そこから、この議場で多くの一般質問をしました。そこで、保育問題協議会と市の覚書があることが分かりました。その覚書は、保育課と保育問題協議会は協議して、保育行政を進めていくというような内容でした。覚書を破棄するべきだと私はこの議場で提案しました。その当時の市長であった当麻市長は、やっとのことで覚書を破棄しますと答弁されました。私の一般質問の中で、共産党会派の議員の方からたくさん動議をかけられ、質問が途中で止まったことは一度や二度ではありませんでした。今となっては、大変懐かしい思い出です。 本日は、気になっていた課題を2点質問させていただきます。 1、当時は保育問題協議会の作成したチラシを一部の保育士により、全園児の保護者と保育士の連絡帳を入れる、園内にある連絡ポケットという布でできた状差しみたいになっている入れ物があるんですが、そこに公立保育園の全園でチラシを一部の保育士が入れていました。そのチラシは、市の保育行政に反対するような内容のものもありました。選挙の前は市議会議員の候補者にアンケートを取り、その結果を書いたチラシもありました。同じように、市長選挙のときも候補者にアンケートを取り、そのアンケート結果を書いたチラシを全園児の保護者に配布していました。園外で配るのはよいと思いますが、園内で市の保育行政に反対する内容や、選挙結果に影響するチラシを配ることを許可すべきではないと私は一般質問しました。その結果、その後どうなったかの質問をしていませんので、改めてここでお聞きいたします。現在は園内での配布はないでしょうか。 2番、また、私がこのような質問を繰り返しているのを支援してくださる市民の方もいて、次のような情報が入りました。公立保育園を利用している保護者の方からです。一部の保育士が公立保育園の門の前でチラシを配布している。そのときに、どの保護者に配布したかを確認するために、保育士が、園が保管している名簿を手にして、配布した保護者にチェックをしているとのことでした。名簿を仕事以外の場で使っていること、また、組合のチラシを配るときに使用するのはおかしいですよと、保護者の方が私に教えてくれました。私はその情報から、園の名簿を保育士が仕事外で使うのは禁止すべきだと一般質問しました。その後の結果を議場で確認していませんので、今回お聞きしたいと思いました。現在はどうなっているでしょうか。 では、次の項目です。北秋津・上安松土地区画整理事業です。 事業が進んでいます。事業の進捗状況を教えてください。また、地域の真ん中を通る16m幅の道路の完成の時期、また、新しい戸建ての住宅やマンションが完成する時期、引っ越して来られる新住民の数も含めて、街づくり計画部長にお聞きいたします。 2番、区画整理事業を行うと、町名や地番を新たに整備する場合もあります。特に北秋津は、住所でいうと、今、北秋津1番の横に北秋津700番があったりしますので、昔から区画整理事業のときに地番を1丁目とか2丁目とかにして整備してほしいという声が多いです。また、今回の区画整理地域内だけでも世帯数が相当増えるのですから、新しい町名をつくり、地番を整備してほしいとの声も聞きます。この点に関する市のお考えを総務部長にお聞きいたします。 3番、この地域には、区画整理事業に参加しなかった世帯もあります。その方たちは北秋津町内会や松井地区の町内会に入っております。事業が完成したときの新住民の方々の自治会活動に関しまして、市はどのように考えているのか市民部長にお聞きいたします。 最後の項目です。久米地域に公園設置を。 この項目については、令和4年3月にも一般質問いたしました。 市のほうにも住民の方々から要望が届いていると思いますが、私の3月の質問が議会だよりに載りました。それを見て、浅野さんも質問していたけれども、ぜひ久米地域に公園設置をしてほしいと話しかけられることがあります。私は、北秋津の長生クラブの会員ですので、吾妻地区の長生クラブの会合に出ましたら、久米地域の長生クラブの会長や会員の方から、公園が欲しいとの要望をいただきました。 また、南小学校の児童の声もあります。教育委員会で実施しているこどもルネサンス事業があります。30年以上は続いている子供たちの豊かな感性を育てる事業で、すばらしい実績を積み上げていると思っております。市民の方がスタッフをされて、いろいろな企画があるようです。令和4年度に初めて、市議会に子供の声を届けたいとの企画があり、子供たちと議員との意見交換会をしてほしいとのことがありました。そこで、議会の広聴広報委員会委員が子供たちと意見交換会を持ちました。私も広聴広報委員会委員長をしているので対応いたしましたが、その意見交換会で南小学校3年生の児童が意見を伝えました。南小学校の私たちが遊ぶ公園がないので欲しいですとのことでした。南小学校は公園がないので、平日は放課後、校庭を開放していて、子供たちが遊んでよいようにはなっておりますが、土曜日、日曜日は地域の高齢者や少年のスポーツ団体が使うので、子供たちにはなかなか遊ぶ場所がないようです。子供たちの声を再び最後に届けたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 壇上での質問はこれで終わります。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 藤本市長 ◎藤本市長 浅野議員に対する御答弁に先立ち申し上げます。 まずは、浅野議員におかれましては、5期19年にわたり、市民の幸せ実現のため御尽力いただきましたことに心から敬意を表し、また、感謝いたします。 吾妻地区のために、そして何といっても、子供たちの本当の幸せのために、幼稚園教諭の経験を通じて培われた経験と信念を持って、既得の権益、既得の権限に対し容赦なく攻め込み論陣を張った、その姿を私は敬意と信頼と、時に驚きを持って拝見しておりました。 新たな3学期制開始に関しても、理論と経験を持って御尽力いただけましたことは感謝の言葉もありません。北秋津町内会館、その他多くの成果を残されて御勇退とのことであります。本当にありがとうございました。 それでは、御質問に対しお答えいたしてまいります。 初めに、通年会期制が管理職登用の阻害となるということからお答えをいたします。 まず、市長が一部の市民に渡した資料にと浅野議員はおっしゃっておられましたが、それは違います。それはそもそも、令和3年2月に執行部から議会に対し、通年会期制導入に当たり、疑問点と懸念を意見書として提出したものを抜粋したものでありまして、2年前に議員さんも御覧になっているものであります。 さて、その上でお答えしますが、なぜ管理職なのか、なぜ女性職員なのかという点についてだけは、当時の青木総務部長が議会運営委員会の中でお答えしております。ただし、執行部から提出したその文書は、議会から意見を言うように求められましたので、執行部で提出したものです。執行部としても、議会が視察に行ったその自治体の、今度は執行部側の意見を聞きに視察にも行き、文書や電話でも調べ、他市とも比較し、通年会期制に関して真摯にその疑問点や懸念について明記して、その導入が市民にとってどのようなメリットがあるのか改めて説明してほしいと、当時の末吉議長宛てに文書でお渡ししたものでありました。 残念ながら、その意見書については、議事録でいえば1回のみ、5行ほどの質問、時間でいえば1分足らずで終わりとなり、あとは一度も議会運営委員会でその内容について審議をされてこなかったものであります。今、御質問をいただきましたのでお答えさせていただきます。 なぜ通年会期制が管理職になることへのさらなる支障、特に女性職員をとどまらせる原因となるのか、なぜそう考えるのか。 職員は議会が開かれている限りは議会に専念しており、会期を外してぎりぎりのスケジュールの中で年間の行事や事業を進めております。通年会期制の導入の効果としてうたわれているところによれば、議会の活動能力が常時担保され、主体的かつ機動的な対応を可能とするとともに、より十分な審議時間が確保されるということでありますから、どう見ても、会議の日数はこれまで以上に増えると考えられます。また、委員会についても、現在でも不定期に開催され、これからも開かれるとなれば、その対応に時間をかけて当たっているところでありますが、今より回数が増えるというのも、通年会期制になったならば継続審査の申出が不要となり、いつでも開催できるということを議会運営委員会の中で推進する議員さんが強調されておられるからであります。また、一般質問の答弁が緩いものであったら、すぐに臨時会議を開いて、その後も追及していけばよいと、これも同じ議員さんが発言しているからであります。 そもそも委員会であろうが、本会議であろうが、議員は出席すればよいのかもしれませんが、職員はそれが行われる以前にたくさんの資料請求、資料作成、そして答弁準備の作業が求められるのでありまして、1時間の会議の陰には、多くの職員による延べ何十時間もの作業があることを意識していただければ、それも機動的に、つまり、いつ何どきにも開かれることになると今後なれば、職員としてはそれを望むものではありません。また、議会対応は、日常の事務執行を止めて行われるものでありますから、議会に招集されれば仕事に従事する時間もその分増えるのでありまして、残業などを増やす結果につながっていくのであります。そして、何といっても、議会との橋渡し役として、議員さんに呼ばれて注文を受けたり説明に走ったり、資料を求められたり、ヒアリングに伺ったり、想定質問を準備したり、答弁を考えたり、それら全てを担うのが課長・主幹などの管理職なのであります。なので、通年会期制導入でさらに負担が増えることになれば、職員は皆、管理職になることをよりちゅうちょするのではないかと市としては危惧して、そのように意見を申し上げたのでありました。ことほどさように、市職員にとって議会対応は大きなウエートを占めているのであります。 なお、これは今まで申し上げたことは男女問わずのことでありますが、さはさりながら、子供たちが待つ中で夕飯を作るのはやはり女性、すなわち母親が現実は多いのが実態でありまして、そういう点もあるからでしょう。特に女性職員はますます管理職になりたがらなくなると、市として指摘させていただいたものです。 また、今までに行った職員に対するアンケートの結果などに、女性職員から、管理職になると議会対応がありそれが第一の不安であるという回答があるのも事実であります。ですから、そのようにも指摘させていただきました。 なお、実際に女性職員の昇任受験者が減少傾向にあることは資料でお示ししたとおりです。 次に、なぜ一般質問の日数についてとやかく言うのか、一般質問は大切ではないかとの御質問ですが、私は一般質問を減らしてほしいとは思っていません。また、そのような要望ではありません。所沢市議会が近隣自治体や同規模の自治体と比較して会期及び本会議の日数が長い、また、一般質問の日数及び時間が長いというのは、通年会期制に当たって他市に照会した結果を含め、現状でこれだけの時間を要しているという事実を記載したものであります。 所沢市は委員会主義だから、今の議員さんがそう言われるのを聞いたことがありますが、誰が決めたのでありましょう。議会は本会議が全ての基本であり、根本であります。議員になったばかりのときに、誰もが面食らい、また、まどろっこしく感じる慎重な議事の進め方、音声として何を語り、何を残したかを大切にする姿勢、議事録としては本会議での言葉こそが記録され残されていくことなどなど、全ては本会議こそ、そこで議決がなされていく最終決定の場であります。ゆえに、質疑も大切、委員長報告も大切、一般質問も大切なのであります。 一般質問の人数が多いことを、これも主として理由に挙げたのは、それでも他の市議会に比べて一般質問が多い。つまり、そのために職員としてヒアリングして答弁を書いて、特に管理職はそのために連日残業を重ね、議会に対して、ほかの市に比べて、とても多くの時間を費やしている。さらに、これ以上本会議や委員会が増やされたら、先ほども申し上げましたように、議会に職員が携わっている時間は、職員は執行に携わっていない時間となるのでありまして、市民に対しての具体的執行の時間がなくなってしまうということを指摘したものであります。 なお、本会議を大事にし、一般質問を大切に思うからこそ申し上げますが、一般質問は議員さんに与えれた能動的意見提案を述べられる貴重な機会であります。議員さんも全身全霊をかけてこれに臨むし、市政に対する一般質問ですから、我々執行部も一丸となって全員で対峙して、面と向かって市政全般にわたり意見を交わす貴重な時間であります。よって、執行部の出席を制限するのは、それは違うと考えております。 また、貴重な機会、貴重な時間を費やすのでありますから、ぜひ、ただ聞くだけ、情報を集めるだけの、カウンターで聞けば済む質問は考えていただきたい。また、自己の意見を明らかに開陳いただきたい。自己の意見を堂々と述べ、執行部をただすことができるのは議員にしか与えられない特権であります。また、市政に対する一般質問なのですから、他団体や他自治体の状況等について執行部に調査をさせ、答えさせるのもいかがなものか。それは議員の調査の範疇であります。御自身で調査し、貴重な機会に臨むべきです。他市のことを複数調べてそれをまとめる、とても時間のかかる作業ですが、それは所沢市職員のする仕事ではないと思います。厳しいことを言って申し訳なく思いますが、執行部の時間、議会の時間、共に市民のためにある時間であります。 次に、通年会期制が導入されると、議会は一年中議会をすると思っているのかという御質問でありますが、通年会期制導入及び効果から見ると、また、今でもできることをさらに自由にできるようにしたいというのでありますから、極論すればそういうことです。通年会期制が導入されると、議長は必要とあらば速やかに本会議を開催することができるのでありますから、すなわち一年中議会をすることができるということになります。また、職員も1年の会期中、常に臨時会議が開かれることを意識しながら業務を遂行することになります。議会開催日が現状では2か月前にならないと分からない、すなわち3月定例会の初日は12月定例会のときに決めるという、2か月前に決定するという今の状況がありますが、それでは予定が立てられないという、そういう理由を通年会期制導入の理由に議員さんがされているのを伺いましたが、通年会期制になれば、職員こそ、いつ開かれるか分からない、2か月前どころか、求められたその日から、7日から10日のうちには急に議会が開かれることになるわけです。そのための資料づくりも求められます。そして、臨時会議が開かれることになれば、他の業務に優先してこれに対応しなければなりません。したがって、職員こそ、常に議会に意識と時間を使い、これまで以上に負担が増えると同時に、行政執行の時間がさらにそがれ、市民にも影響が出るのではないかと危惧しているのであります。 いろいろと申し上げてまいりましたが、これらのことは通年会期制の導入を持ちかけられてからこの方、市職員がそもそもずっと感じてきたことのその一部であります。 なお、浅野議員の御質問の特に最後の一文からうかがいますと、まだ通年会期制における本会議と議案、首長と議会の関係につきまして、議会運営委員会の中であっても共通理解がなされていないようでありますので申し添えます。 その他の御質問につきましては、担当より答弁をさせます。 ○大石健一議長 次に、町田こども未来部長町田こども未来部長 浅野議員の御質問のうち、こども未来部所管についてお答え申し上げます。 公立保育園におけるチラシの配布につきましては、平成27年第4回定例会におきまして浅野議員より御指摘をいただき、議会閉会以降、19園に対し、保育幼稚園課長、当時私だったんですが、並びに主幹が直接出向き、職員全員と面談を行い、チラシの配布等について確認を行っております。また、公立保育園の園長が集まる会議の場におきましても、適宜周知徹底をしているところでございます。このようなことからも、現在におきましては園内でのチラシの配布は行っておりません。 続きまして、保護者名簿、こちらについての答弁になりますが、保護者名簿を用いてチラシを渡した人のチェックをすることに関しましては、先ほど御答弁申し上げましたとおり、現在チラシの配布を行っていないため、名簿を用いたチェックも行っておりません。今後につきましても、公務員として市民から疑念を抱かれることがないよう、引き続き法令の遵守等を指導し適切な保育運営に努めてまいります。 以上でございます。 ○大石健一議長 次に、埜澤街づくり計画部長埜澤街づくり計画部長 浅野議員の御質問のうち、街づくり計画部所管の御質問についてお答えいたします。 まず、北秋津・上安松土地区画整理事業の進捗状況でございますが、組合施行により令和2年度の工事着手から、これまで事業費ベースで約6割の進捗となっており、令和8年度末の完成を目指しております。現在、地区内の交通を処理する幅員16mの幹線道路や区画道路を整備しており、お尋ねの16m道路につきまして組合に確認したところ、令和6年3月の完成を目指しているとのことでございます。 次に、新しい戸建て住宅やマンションでございますが、地区内の大規模保留地について開発予定事業者に確認しましたところ、戸建て住宅は約120戸で令和6年7月頃から順次入居開始し、マンションは約330戸で令和8年3月頃の完成を目指しているとのことでございます。 北秋津・上安松地区の新たな居住者数でございますが、区画整理の事業計画では約960戸、人口2,200人と見込んでおります。 街づくり計画部所管の御質問につきましては、以上でございます。 ○大石健一議長 次に、市川総務部長 ◎市川総務部長 浅野議員の御質問のうち、総務部所管の御質問についてお答えいたします。 北秋津・上安松土地区画整理事業の対象区域内には、既に宅地が点在しておりまして、区画整理事業の対象となっていない場所がございます。町名や地番を新たに整備しようとする場合には、このたびのように既に住宅があって区画整理事業の対象となっていない場所も含めまして、一つのまとまりのある区域として町名・地番整備を実施することとなります。町名・地番変更が実施されますと、その区域にお住まいの皆様が、土地や建物の住所変更登記、運転免許証、銀行口座等の住所変更手続など様々に御負担をいただくことになってまいります。このため、町名・地番整備を実施するためには、多くの皆様の合意があってのこととなってまいります。町名・地番整備の概要や進め方につきましては、区画整理組合と地元自治会に御説明させていただいておりますけれども、現在までのところ、地域の皆様の合意には至っていないというふうに認識しております。 以上でございます。 ○大石健一議長 次に、冨田市民部長 ◎冨田市民部長 それでは、浅野議員御質問のうち、市民部所管部分についてお答えいたします。 北秋津・上安松土地区画整理事業が行われ、新しい住民の方々が住まわれるエリアには以前からお住まいの方々もおられ、既存の自治会・町内会活動が行われております。 所沢市地域がつながる元気な自治会等応援条例では、既存の自治会への加入及び参加の促進に関する市の関わり方と、新たに自治会が組織される際、市は必要な支援に努めることが規定されております。新住民の方々の自治会活動は、多くの場合、既存の自治会に参加するか、あるいは新しい住民の方々で自治組織を立ち上げるか、いずれかであると考えられますが、どちらがよいと決めるのは市ではなく、住民の皆様の意思によるものと考えます。一方で、既にお住まいの方々による既存の自治会・町内会におきましても、それぞれの自治会・町内会で加入対象世帯数が増加することが考えられますので、その対応の方針を検討される必要があるものと考えます。 市民部といたしましては、区画整理事業の進捗に合わせ、関係部局や区画整理事業組合、関係する地縁の自治会・町内会などと情報を共有しながら、連携して丁寧に対応してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○大石健一議長 次に、肥沼建設部長 ◎肥沼建設部長 浅野議員御質問のうち、建設部所管の御質問についてお答えいたします。 久米地域の公園設置についての御質問でございますが、令和4年3月の一般質問で答弁させていただきましたとおり、本市の公園整備は、所沢市みどりの基本計画における都市公園の整備方針を基本としております。これによれば、身近な公園と大規模な公園に大別し、公園の充足状況や地域のバランスに配慮するとともに、自然特性など地域資源を活用することとしております。 議員御質問の久米地域は、市域全体の中で見ると1人当たりの身近な公園の面積が低い地域と認識しているところでございます。しかしながら、久米地域の公園に限らず、新たな公園設置に際しての公園用地の確保につきましては、面積や立地などの条件に適した用地の選定、地域や近隣住民の御理解、御協力など、難しい状況でございます。また、条件に見合った土地、地域や近隣住民の御理解、御協力が得られましても、用地取得に要する費用、工事費など多額の費用を要しますので、今後も財政状況を勘案するなど、総合的に判断してまいります。 以上でございます。 ○大石健一議長 31番 浅野美恵子議員     〔31番(浅野美恵子議員)質問席〕 ◆31番(浅野美恵子議員) いろいろ御答弁ありがとうございます。 2回目以降は、下の項目からいたします。 公園のほうもよろしくお願いいたします。また、北秋津・上安松土地区画整理事業の件で、来年3月には16m道路が完成し、商業施設も建つというようなことを地域の人も知っておりますので、大変皆さん期待しております。よろしくお願いいたします。 ただ、町内会の自治活動ですが、北秋津町内会が既に2,000世帯ぐらいいるので、現在の町内会も分けたほうがいいみたいな話も出ているぐらいらしくて、新しく引っ越していらっしゃる方に、北秋津町内会のほうからぜひ入ってくれという活動というのは、なかなかしないんじゃないかなという気もしますので、その辺、よく部長、担当の職員の方で、松井のほうはちょっとだから多分大丈夫と思いますが、その辺の御配慮をよろしくお願いいします。 また、保育行政ですが、私が議員を志したことで、保育行政が健全化しているということをこの場で確認させていただいて、大変やりがいがあった19年だと思っております。ありがとうございます。町田部長におかれましては、先ほどお話にありましたが、課長の時代から各園を回って仕事と組合活動の境目をきちっとするって御指導をしたということを、保育園の保育士さんで知っている方から聞きまして、なかなかそういう話を市から聞く機会がなかったので、とてもよかったと言っておりますので、本当によかったと思います。 その点では、時間があるのでしゃべらせていただきますが、児童クラブも当時NPO学童クラブが一つしかなかった時代に議員になって、職場の同僚の人から言われたんですが、学校内にある学童クラブなのに、憲法9条を守ろうという政党のポスターが貼ってあるのはおかしいじゃないか、市は何をしているんだ、浅野さんそういうのもちゃんと市議になってやめさせなさいという声をいただいて、私、この場で一つの学童クラブの委託業者だけはおかしいし、保育料ももっと安くしたほうがいいという質問をして、今ちょっとやじがありましたが、共産党議員の方から動議を大分受けましたが、ほかの議員の方の御理解、御協力もありまして、また、市のほうも動いていただきまして、今、1万円の保育料、そして13の民間や団体、企業が委託して運営していることは、大変うれしいことだと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。 市長に戻りますが、保育のことで既得権を壊すことを大変頑張っていらして驚きだったということもお聞きして、大変うれしいお言葉をいただきましてありがとうございます。やってよかったなと思っておりますが、通年会期制に戻りますが、市長のおっしゃっていることを聞くと、本当に何か議会は毎日本会議の招集を議長がするんじゃないかって聞こえてくるんですが、実際、そういう市の職員の方を、私がここで一人で通年会期制のことを言うのもおかしいですが、私が思っている通年会期制というのは、そういう、議会が終わったけれども、あの議案が心配だからもう一回議会を開いてもらおうなんて、そんなことは誰も議員は考えていないと思います。むしろ、議案を一般質問より早く可決して、事業を早くできるようにして、市民サービスを向上させたいという思いで、たしか令和4年9月定例会と12月定例会は試行で実施して、市長も御存じだと思いますが、平成30年12月定例会と比較したら、令和4年12月定例会は5日間短くなったんですよね。そういうことを今後議会はやっていくということを、私も途中で入った議運の委員なんですが、確認しておりますが、また、パブリックコメントに市長が、毎日議会があると、地域の声を議員は聞いてくれなくなるって市民の方が書かれておりましたが、市長がフェイスブックに一年中議会をすることを議会は計画しているって書いたからなんですよね。私たち議員は、市民の声を聞くことが仕事だと思っておりますので、そんな一年中議会をすることは考えていないと思うのを信頼していただきたいんですが、地域で市民の方から相談あると、藤本市長も市議、県議の時代、そうだったと思いますが、電話だけだと聞き取れないと、その場にお伺いして聞いて、それが議員の知識を広げたり、住民の声を聞くことになるので、何か一年中議会をするということは信じられないんですよね。でも、あれですか、通年会期制になると、市長さんは、市長が議案を提出しなくても、議長の招集権で一回可決したのをもう一回審議しようって、さっきおっしゃったような気がしますが、そのような定例議会じゃない議会を開きそうに思っていらっしゃるんでしょうか。市長にお聞きしますが、お願いします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 藤本市長 ◎藤本市長 2人同じ議員さんなんですけれども、名前を言わなかったですけれども、通年議会を主導されている方がこういうふうにおっしゃったという、2つ言ったと思うんです。委員会も、今は閉会中の継続審査ということで、一つ呼吸を入れて、それで委員会を自由にできるんですけれども、そんなことも必要なくなると。そして、一般質問も、これは一般質問を議案質疑や議案の採決よりも後に回してしまうと、腑抜けになってしまうんじゃないか、いいかげんな答えをされるんじゃないかという、共産党さんが指摘したのに対し、そうじゃないよと。そんなことがあったら、その答弁、今度蒸し返して、もう一度すぐ本会議を開く、臨時会議を開けばいいんだというふうにおっしゃって、みんな一同了承となるわけですね。ですから、一年中議会をしないよって浅野議員さんはおっしゃっていて、そして、そのような、浅野議員さんはそうなんだろうと思うんです。でも、そういうことをやれるようになれば、本当にやれるときにはやるようになるんです。ですから、私としては、また、市執行部としては、今だってやろうと思えばできる、そしてまだ一度も要望されたことがない。議会は権限を行使していないのに、ルールを変えようとしておりますので、まず権限を行使されたほうがいいんじゃないか。それがないのに、ルール自体を変えていくというのはいかがなものかなというふうに感じているわけであります。ちゃんとしたお答えになったか分からないですけれども、そういう感じです。 ○大石健一議長 31番 浅野美恵子議員 ◆31番(浅野美恵子議員) 何か私一人では質問し切れない御答弁をいただいて、主導者が2人いるというのも、初めて聞いてびっくりしたんですが、4年前、選挙で受かってきた議運のメンバー、各会派の代表が、合意で全会一致ですから、議運は。始めようと決めたのに、そこに主導者がいるって市長が思われるのはどういうことなのかなというのがありますし、もう一回聞きますけれども、それでしたら、共産党議員さんもそんなことを言ったことは覚えがないと今ちょっと言っていましたが、議案を人質に取って、一般質問の答弁が悪かったら議案反対するぞっていうふうになることも避けたいということで議案を先に、ルールを変えたのはおかしいとおっしゃいましたが、なったんですが、定例会を開いた後に、あのときの一般質問の答弁はおかしいとか、あの議案はおかしいって、議長はもう一回議会を開けると思っているんですか、市長さんは。そこがちょっと、私は、市長が出した提出議案があって、初めて議会、臨時議会とか開けると思っているんですが、市長さんはどういうふうにお考え、ちょっとごめんなさい。幼稚園教師だったので、そういう自治法に余り詳しくないので、もう一回説明してください。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 藤本市長 ◎藤本市長 通年議会の肝というのは、いろんなところにあるんですけれども、市長から議案があるので議会を開きたいって、初日をお願いして決める。実は、当時の議運の委員長さん、また議長さんがこういうふうにおっしゃっています。私たちは、2か月後にならないと次の議会が決まらないんだ、不安だと。そして、市長はそのときに対案とかそういうのを選ぶんだと。そんなのおかしいでしょうっておっしゃっていました。 ですが、私もこういういい機会をいただいたので言いますが、3つぐらい、この日と、この日と、この日でどうですかって、最初に議会事務局のほうからこちらのほうに提案があるんです。私はその中で選んでいるんです。ですから、一等最初に決めるのは、実は本当の姿は、議会事務局と、多分議会のほうから、この日と、この日と、この日でどうだってやっていくんじゃないでしょうか。私は、その中で一番日のいいところを選んでいるだけであります。その上で、今の状況では、本会議を開けるのは、すなわち議案があるからなんですね。これ、提出して審議していただきたいということなんですけれども、これから通年会期制を取るということは、市長のほうに議案がなくても、開かれるってということなんです。そして、様々な分野で議会が開こうとすれば、本会議が開けるよ、委員会も開けるよ、それは閉会中の継続審査でこのことについてという、一々断らなくてもいつでもできるよ。7日か10日ぐらいは時間はあげるけれどもねという、こういうことなんです。ですので、多分議会運営委員の皆さんも、まだ議会運営委員会が決めようとしていることについて、浅野議員さんの質問を聞けば、意見が共通の合意ができていない、共通理解できていないと思うんですね。ですので、もうちょっとそこら辺は見ていたただければなというふうにも思っています。 ○大石健一議長 31番 浅野美恵子議員 ◆31番(浅野美恵子議員) 初めて、議案を市長というか、執行部が提出しなくても、ここの本会議の議会が議長の招集で開ける、そうしたら職員の方は対応しなくちゃいけないというのを、ちょっと視察に行った、私も議運の委員になったのは1年ぐらいですけれども、何件か行きましたけれども、そんなことは一切していなかったし、大体議員自体がそんなに議会ばかり、さっきも言いましたけれども、開いていたら、地域のいろんなところに出て行けなくなりますし、何かちょっとその辺は納得できないし、市長がそういうふうに誤解しているから、フェイスブックに毎日開かれると書いたんですかね。市長が、でもそういうのって、通じるんでしょうか。総務省の役人とか、実際会期制をやっている市の執行部とか議員とか、市民がそこまで興味あるかは別として、市長さんのブログを見て、所沢市の市長は通年会期制になったら、一年中、所沢市議会は議会を開くんだ、大変だって思っているというふうに思われるということが、何かすごい私、所沢市のためにマイナスだと思うんですけれども、市長はブログに書いたことは、今反省していないですか、毎日開かれるって書いたこと。できたら反省して、訂正してぐらいの気持ちで私はいるんですが、そうじゃないとも市民の人は、議会が毎日開かれると税金が、要するに議員に費用弁償、日当が出ていると思っている人がいまだにいて、報酬以外に議員は日当なんかありませんのに、議会を開いたら日当を議員がもらうから税金の無駄遣いだとか、そういうことをいっぱい、80件ぐらいある御意見に半分以上、税金の無駄だ、毎日開くなとか書いてあるのは、失礼ながら最後だから言わせていただきますが、市長が毎日、ここに市民の方からいただいた「シェアをお願いします。誰も知らない中、決められてしまいそうです。一年中議会をすることを議会が計画し、1月26日までにパブリックコメントを募っています。市は反対しています。自治連合会も反対しています。意見を市議会に送ってください」って書いて、本当にこれの影響で、市民説明会は必要ですから開いたことは後悔もしていませんし、いいと思いますが。誤解している市民がいるんですけれども、誤解とか解く気はないですか。毎日開かれるんですかって聞かれたら、市民にそうだよ、議会次第では毎日開かれるんだよっておっしゃるんですか、市長さんは今後も。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 藤本市長 ◎藤本市長 一つは反問、一つはお答えさせていただきます。 まず、その多分記事は、私じゃありません。ですので、よく調べていただければと思います。私もちょろっと書きましたけれども、私、そんなに書いていないんですね。ですので、それ、私じゃないと思います。 それとあと、反問で伺いたいんですけれども、通年会期制は市長が議案を出したときに始められるという解釈でよろしいんですね。 ○大石健一議長 31番 浅野美恵子議員 ◆31番(浅野美恵子議員) それは私の解釈で、ただ、市長がおっしゃった、議案が納得いかないからもう一回開こうとか、一般質問納得いかないから開くということは、するなんて議運で話し合っていないし、そう思っている議員はいないと思うんですよね。 反問の反問ですが、これ、市長が書いていないんですか。市民の方の名前だから言わないけれども、通年会期制のことで詳しく書いてある、何とかさんという人のフェイスブックを読んでくださいって、その人のところをクリックすると、市民の方は、通年会期制は毎日開かれるみたいなことを書いて、これ、もらったんですけれども、市民の方に。市長さんが書いたんじゃないの。誰が書いたんですか、これ。うその人が、藤本正人のフェイスブックに書いたんですか。もう一度聞きします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 藤本市長 ◎藤本市長 まず、そんなことを議会運営委員会で誰も言っていないという話なんですけれども、言われています。私は会議録を読んでおりますので、一般質問に納得ができないんだったなら、臨時会議を開けばまたできるんだって言って、みんなが納得したというのがありましたし、委員会もいつでもできるんだというふうにもおっしゃいました。と同時に、もう一度伺いたいんですけれども、市長が議案を提出したときでないと本会議は開かれないという解釈で通年会期制はよろしいんですね。 ○大石健一議長 市長に申し上げます。答弁漏れがありますよ。 ◎藤本市長 それと、今答弁しますが、それは私ではないです、その内容についは。私は、こういうふうなことを書いている人がいるので、シェアをしたということであります。 以上です。 ○大石健一議長 31番 浅野美恵子議員 ◆31番(浅野美恵子議員) 通年会期制に関しては、私の解釈と本来のが違ったらちょっとあれですが、私は、議案がない限り本会議は開かれないと思っています。でも、委員会は、今までどおり委員会ごとに判断できると思いますが、あと、もう一つ、先ほど管理職の話もよく分かりましたが、ただ、女性にこだわるというのが、市長さんのそれが常だと思いますが、管理職を目指すぐらいの女性の方って、幼児とかいらっしゃらない年齢で、また、私も共働きでしたが、今日は遅くなるだろうなと思う日は、夫に夜、保育園お迎えとか頼んで、御飯も作りますよ、うちの夫も。昭和生まれですが、やむを得ず。だから、それが共働きで、子供がそこで育っていくから、女性職員の方も、多分そういう場合はパートナーとか、お近くに祖父母の方がいれば頼むし、そうやってしていくのが人生だと思うんですよ。何も母親だけが先に帰って子供の御飯を作るとかいう人生じゃないのがこれからの時代だし、今、そういう時代だと思いますので、そこはちょっと考えていただきたいんですが、最後に、私が藤本市長さんを応援してきて、最後こんな形になって大変申し訳ない議会になっちゃいますが、議員というのは、市長に対立するのも一つの基本だと思うので、それは最後の議員の仕事だと思っております。これからは地域の絆づくりに邁進してまいりたいと思います。 本当に19年間、幼児教育しか知らない私を御指導していただきました市民の皆様、議員の皆様、執行部の皆様、特にいろいろお世話になった職員の皆様に心より感謝申し上げて、終わりにいたします。ありがとうございました。(拍手する人あり) ○大石健一議長 31番議員の一般質問は終わりました。 以上で、今定例会における市政に対する質問を終結します。  ----------------------------- △休憩の宣告 ○大石健一議長 ここで、暫時休憩します。午後0時0分休憩  -----------------------------午後1時0分再開 出席議員    24名     1番    2番    4番    5番    6番    8番     9番   10番   11番   14番   16番   17番    19番   20番   21番   22番   23番   25番    26番   28番   29番   31番   32番   33番 欠席議員     7名     7番   12番   15番   18番   24番   27番    30番地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長       副市長      経営企画部長   財務部長 こども未来部長 教育長      教育総務部長 △再開の宣告 ○大石健一議長 再開します。 休憩前に引き続き、会議を進めます。  ----------------------------- △市長提出追加議案の報告
    ○大石健一議長 それでは、市長から議案2件が追加提出されましたので、事務局長に報告させます。     〔事務局長朗読〕                              所文第151号                              令和5年3月20日  所沢市議会議長 大石健一様                             所沢市長 藤本正人      議案の提出について  令和5年所沢市議会第1回定例会に別紙のとおり議案を提出します。       令和5年所沢市議会第1回定例会議案件名表議案第37号 令和4年度所沢市一般会計補正予算(第10号)議案第38号 令和5年度所沢市一般会計補正予算(第1号) ○大石健一議長 報告は終わりました。  ----------------------------- △日程第2 △議案第37号及び議案第38号 ○大石健一議長 次に、日程第2、議案第37号及び議案第38号を一括議題とします。 〔参照〕-市長提出議案-  ----------------------------- △市長提案理由の説明 ○大石健一議長 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。 藤本市長     〔藤本正人 市長 登壇〕 ◎藤本市長 今回の提案に当たり、まず一言申し上げます。 先議や追加補正について、議会運営委員会の議事録を拝見いたしますと、審議時間が短い中でなぜ決めろと言うのか、なるべくやらないでほしいとの旨の御意見があり、私自身も議員経験者でありますので、全くそのとおりであると考えます。国の関係や急ぎの案件でこのようなスケジュールとなりますことを大変申し訳なく思っています。 それでは、御提案申し上げました議案について御説明申し上げます。 初めに、議案第37号「令和4年度所沢市一般会計補正予算(第10号)」でありますが、学校トイレ改修事業及び小中学校LED化整備事業の実施に係る経費として、また、企業版ふるさと納税をまち・ひと・しごと創生基金へ積み立てるため、15億3,580万1,000円の追加をお願いするものであります。この結果、補正後の予算総額は1,252億1,918万8,000円となります。補正予算の財源は、国庫支出金、寄附金、繰入金及び市債となります。 また、予算第2条で継続費、第3条で繰越明許費、第4条で債務負担行為、第5条で地方債につきまして、それぞれ補正をお願いしております。 次に、議案第38号でありますが、マイナポイント設定支援事業及び新たに開設される小規模保育事業に対する補助事業等の実施に係る経費の追加をお願いするとともに、議案第37号で追加する経費の一部を減額するため、14億2,879万6,000円を減額するものであります。この結果、補正後の予算総額は1,134億120万4,000円となります。 また、予算第2条で地方債につきまして補正をお願いしております。何とぞ慎重御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。  ----------------------------- △議案の説明 ○大石健一議長 次に、担当者の説明を求めます。 初めに、鈴木経営企画部長鈴木経営企画部長 それでは、経営企画部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 初めに、議案第37号「令和4年度所沢市一般会計補正予算(第10号)」をお願いいたします。 議案資料ナンバー5の事業概要調書により御説明申し上げます。 6ページをお願いいたします。 債務負担行為補正でございます。マイナポイント設定支援事業につきましては、令和5年2月17日付、デジタル庁・厚生労働省・総務省事務連絡「マイナポイントの申込期限の延長等について」において、マイナポイントの申込期限を令和5年2月末から令和5年5月末に延長することが示されました。これにより、現在人材派遣業務委託を実施して行っているマイナポイント申込希望者に対する支援業務を令和5年度においても切れ目なく継続する必要が生じたため、人材派遣委託料について債務負担行為をお願いするものでございます。 次に、議案第38号「令和5年度所沢市一般会計補正予算(第1号)」をお願いいたします。 こちらも議案資料ナンバー5の事業概要調書により御説明申し上げます。 14ページをお願いいたします。 マイナポイント設定支援事業1,443万3,000円の追加でございますが、ただいま御説明いたしましたとおり、令和5年度においても、引き続きマイナポイント申込希望者に対する支援業務が必要となることから、専用受付ブースにおける設定支援作業や電話対応等を実施するための費用をお願いするものでございます。 なお、財源でございますが、マイナンバーカード交付事務費補助金を見込むものでございます。 経営企画部所管の議案につきましては以上でございます。 ○大石健一議長 次に、町田こども未来部長町田こども未来部長 それでは、こども未来部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 議案第38号「令和5年度所沢市一般会計補正予算(第1号)」をお願いいたします。 事業内容につきましては、議案資料の事業概要調書により御説明申し上げます。 それでは、議案資料ナンバー5の15ページから18ページをお願いいたします。 特定教育・保育施設等給付費負担金事業7,578万1,000円の追加、次の16ページ、特別保育事業299万円の追加、17ページ、特定教育・保育施設等保育の質改善費補助事業1,052万8,000円の追加、その次の18ページ、保育士宿舎借上補助事業117万2,000円の追加の4事業でございますが、いずれも就学前児童の保育に係る申請が増加したため、保育所等への入所保留児童の増加が見込まれましたことから、新たに開設される定員19人の小規模保育事業所2園に対しまして補助金を交付し、安定した保育の提供を図るための経費をお願いするものでございます。 なお、追加議案となりました理由でございますが、申込数が増加したことと併せまして、受入枠の確保が例年どおり見込めなかったことから、今回の提出となったものです。財源につきましては、国及び県支出金でございます。 こども未来部所管の議案につきましては以上でございます。 ○大石健一議長 次に、千葉教育総務部長千葉教育総務部長 それでは、教育委員会所管の議案につきまして御説明申し上げます。 議案第37号「令和4年度所沢市一般会計補正予算(第10号)」をお願いいたします。 事業内容につきましては、議案資料の事業概要調書により御説明いたします。 議案資料ナンバー5の7ページと8ページをお願いいたします。 学校トイレ改修事業及び小中学校LED化整備事業でございます。両事業の事業費につきましては、令和5年度予算でお認めいただいたところですが、令和5年2月16日付けで文部科学省の令和4年度予算における国庫補助の交付決定を受けたことから、令和5年度予算事業を前倒しし、令和4年度予算に追加補正をお願いするものでございます。 次に、予算書の4ページをお願いいたします。 第2表継続費補正でございますが、ただいま御説明いたしました小中学校LED化整備事業につきましては、令和4年度に事業の前倒しをお願いするものでございます。継続費総額は11億1,443万3,000円、年割額につきましては記載のとおりでございます。 次に、予算書の5ページをお願いいたします。 第3表繰越明許費補正でございますが、先ほど御説明いたしました学校トイレ改修事業につきまして、令和4年度内に事業を終えることが難しいことから、令和5年度に繰越しをお願いするものでございます。 次に、議案第38号「令和5年度所沢市一般会計補正予算(第1号)」をお願いいたします。 歳出予算説明書の16ページをお願いいたします。 ただいま令和4年度予算に追加補正をお願いいたしました、学校トイレ改修事業及び小中学校LED化整備事業につきまして、令和5年度予算から減額をお願いするものでございます。 教育委員会所管の議案説明につきましては以上でございます。 ○大石健一議長 次に、当麻財務部長 ◎当麻財務部長 それでは、財務部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 初めに、議案第37号「令和4年度所沢市一般会計補正予算(第10号)」をお願いいたします。 歳出予算説明書17ページをお願いいたします。 2款総務費、07まち・ひと・しごと創生基金積立金210万1,000円でございますが、企業版ふるさと納税として法人2者から寄附の申出がありましたことから、これを次年度以降の事業に活用するため、基金へ積み立てるものでございます。 なお、企業版ふるさと納税の制度上、基金残高における寄附金の割合を10割未満とすべしとされていることから、寄附金と合わせ、一般財源から1,000円を積み立てるものでございます。 前に戻りまして、予算書の10ページをお願いいたします。 2、歳入でございます。 上段の16款国庫支出金につきましては、先ほど担当部長より説明がありました事業に対する補助金でございます。 次に、中段の19款寄附金、2目総務費寄附金、04まち・ひと・しごと創生寄附金210万円でございますが、法人2者から寄附の申出がございましたことから、これを受け入れるものでございます。 次に、下段の20款繰入金、1目財政調整基金繰入金8,786万9,000円の追加でございますが、財源調整のためお願いするものでございます。 次に、11ページをお願いいたします。 7目施設整備基金繰入金2,606万円の追加及びその下段、23款市債、4目教育債10億6,340万円の追加でございますが、それぞれ、先ほど担当部長から説明がありました事業の財源としてお願いするものでございます。 戻りまして、7ページをお願いいたします。 第5表地方債補正でございます。ただいま御説明いたしました市債の追加に伴い、限度額の変更をお願いするものでございます。なお、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、表記のとおりでございます。 続きまして、議案第38号「令和5年度所沢市一般会計補正予算(第1号)」をお願いいたします。 予算書の7ページをお願いいたします。 2、歳入でございます。 上段の16款国庫支出金から、9ページ上段の17款県支出金まででございますが、それぞれ先ほど担当部長から説明のありました事業費の増減に伴い、追加及び減額をお願いするものでございます。 次に、9ページ中段の20款繰入金、1目財政調整基金繰入金1億3,112万2,000円の減でございますが、財源調整のためお願いするものでございます。その結果、本補正予算後の令和5年度末財政調整基金残高は、約29億9,000万円となる見込みでございます。 次に、その下の7目施設整備基金繰入金1億6,989万8,000円の減及び下段の23款市債、5目教育債8億9,190万円の減でございますが、いずれも、先ほど担当部長から説明がありました事業費の減額に伴いお願いするものでございます。 前に戻りまして、4ページをお願いいたします。 第2表地方債補正でございます。ただいま御説明いたしました市債の減に伴い、限度額の変更をお願いするものでございます。なお、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、表記のとおりでございます。 財務部所管の議案の説明は以上でございます。 ○大石健一議長 以上で担当者の説明は終わりました。  ----------------------------- △休憩の宣告 ○大石健一議長 ここで、暫時休憩します。午後1時16分休憩  -----------------------------午後3時35分再開 出席議員    24名     1番    2番    4番    5番    6番    7番     8番    9番   10番   11番   14番   15番    16番   18番   19番   20番   21番   23番    26番   28番   29番   30番   31番   32番 欠席議員     7名    12番   17番   22番   24番   25番   27番    33番地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長       副市長      経営企画部長   財務部長 こども未来部長 教育長      教育総務部長 △再開の宣告 ○大石健一議長 再開します。 休憩前に引き続き、会議を進めます。  ----------------------------- △質疑 ○大石健一議長 それでは、議案第37号及び議案第38号に対し、質疑を行います。 質疑は抽せん順により順次指名します。 初めに、1番 矢作いづみ議員 ◆1番(矢作いづみ議員) それでは、私は議案第37号の債務負担行為補正のうち人材派遣委託料と議案第38号の行政管理費のマイナポイント設定支援事業は関連がありますので一括して質疑いたします。 これは、臨時会で議決されたマイナンバーカード普及のためのマイナポイント申請を支援するための事業のさらなる延長ということでよろしいでしょうか、確認いたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 鈴木経営企画部長鈴木経営企画部長 お答えいたします。 そのとおりでございまして、令和5年第1回臨時会の時点では、令和4年12月20日付の国からの通知で、マイナポイントの申込期限を2月末から延長することが示されておりましたが、具体的な期限は示されておりませんでした。したがいまして、最低限、3月末まで事業を実施できるように補正したものでございます。今回の議案では、令和5年2月17日の国からの通知によりまして、マイナポイントの申込期限が改めて5月末までと示されましたことから、それまでの事業実施に係る予算を計上したものでございます。 以上でございます。 ○大石健一議長 1番 矢作いづみ議員 ◆1番(矢作いづみ議員) それでは、次の質疑ですけれども、議案第38号の特定教育・保育施設等給付費負担金事業ですけれども、先ほどの議案説明の中では、受入枠の確保が見込まれなかったというふうに御説明がありましたけれども、19人の小規模保育事業所2園ということですけれども、どの辺りに造られるのかということと、開設の時期について併せてお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 町田こども未来部長町田こども未来部長 お答えいたします。 まず地区のほうですが、所沢地区、想定しているのは金山町になります。あともう1か所が柳瀬地区、これは東所沢のほうを予定してございます。 それから、開園の予定でございますが、令和5年6月1日開園を目指しているところでございますが、様々な理由で7月以降にずれ込む可能性もございます。 以上でございます。 ○大石健一議長 1番 矢作いづみ議員 ◆1番(矢作いづみ議員) それで、今日の一般質問でもありましたけれども、保留児819人、昨年よりも216人増えているということでしたけれども、保留児が多い背景、どのように見ていらっしゃるのかお伺いいたします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 町田こども未来部長町田こども未来部長 お答えいたします。 対象数、お子様の数自体はそんなに大きく差が出ていないんですが、想定している以上に保育のニーズが高まっているという傾向が考えられるのがあります。それから、保育を必要とする家庭の割合、これも想定以上に増えているというような傾向があろうかと分析しているところでございます。 以上でございます。 ○大石健一議長 1番 矢作いづみ議員 ◆1番(矢作いづみ議員) 保育ニーズが想定以上ということで、その要因としてはどのように見ていらっしゃいますか。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 町田こども未来部長町田こども未来部長 お答え申し上げます。 産休・育休制度など両立支援の政策の効果が出ている一方で、コロナ禍、物価高等、そういった影響で、働かなければという方も実質増えてきているのかなというふうには考えられます。 以上でございます。 ○大石健一議長 次に、20番 石本亮三議員 ◆20番(石本亮三議員) では、私も、マイナポイント設定支援事業について質疑させていただきます。 これ、先ほど矢作議員からもありましたけれども、第1回臨時会で提案されていました。そのときは2月末まで延長するということでしたね。そのときの議案資料では、339万7,000円で、国の補助は補助率10分の10というふうな記載が議案の資料に書かれていますが、今回の議案資料のほうには、国の補助は定額というふうに書かれています。その理由と、もし定額以上の費用を要した場合、これは市の負担になるのか、まず確認させていただきたいと思います。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 鈴木経営企画部長 ◎鈴木経営企画部長 お答えいたします。 国からの事務連絡で、これまでのマイナポイント事業費補助金が、令和5年度はマイナンバーカード交付事務費補助金で措置する方向であるというような通知がございました。そのため、個人番号カード交付事業と同様のマイナンバーカード交付事務費補助金として歳入を設定しておりまして、補助率の表記につきましても、個人番号カード交付事業に合わせて定額としたものでございます。 本補助金の補助率につきましては、10割でございますが、今後、補助額の上限として国から自治体ごとの基準額が示される予定です。上限額が予算額を下回った場合には、上限額の範囲内で予算執行することとし、市単独の負担が生じないようにいたします。 以上でございます。 ○大石健一議長 20番 石本亮三議員 ◆20番(石本亮三議員) 次に、これは今も最初の質疑のところで聞きましたが、臨時会のときには、1か月の期間延長で339万7,000円の補正予算だったわけですが、今回は2か月の延長で1,443万3,000円ということで、予算の規模というのが、期間は2倍ですけれども予算の規模は3倍以上になっています。その理由をお示しいただきたいと思います。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 鈴木経営企画部長 ◎鈴木経営企画部長 お答えいたします。 理由、大きく2つございまして、まず1点目でございますが、第1回臨時会でお願いした補正額につきましては約340万円ということですが、その際、令和4年度当初予算分の執行残が220万円程度見込んでおりました。まずそれが1点目です。 2点目が、令和5年度4月・5月分では、これまで以上の利用者を想定しておりまして、職員及び派遣職員の平日の時間外、また、ゴールデンウイークを含む土日、休日分の人件費を見込んでいる、こうしたことから増額となったものでございます。 以上でございます。 ○大石健一議長 20番 石本亮三議員 ◆20番(石本亮三議員) スタッフを増強したということですけれども、前回の補正予算、臨時会のときには派遣職員の数は10人だったわけですが、今回の議案資料では14名というふうになっています。改めてその理由と、あとスタッフの配置状況というのはどうなるんでしょうか。全員が、例えば14人毎日働くとか、あとはローテーションを組むとか、その辺、御説明いただきたいと思います。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 鈴木経営企画部長鈴木経営企画部長 お答えいたします。 マイナポイント申込期限に向けて、今後も1日当たり最大300人前後のお客様が訪れる想定でございまして、そのためには電話対応と合わせて14人のスタッフを必要と考えております。 以上でございます。 ○大石健一議長 20番 石本亮三議員 ◆20番(石本亮三議員) これで、次で最後の質疑にしますけれども、昨日のNHKの朝のニュースで、今後、マイナンバーカードについて介護保険証のほうのひもづけをしていくことも、どうも検討されているようなんですけれども、結局、これは多分高齢者の方がなかなかマイナンバーカードを申請したくても、例えばできない方もいらっしゃったりとか、そういうケースもあるのかなと思います。 そこで、確認ですけれども、今回、改めて期間延長するわけですけれども、例えば65歳から75歳未満とか、75歳から85歳未満とか、85歳以上とか、あと障害者の方の申請数とか、そういうのは市は把握されているのかどうか、そこだけ確認して議案質疑終わりたいと思います。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 鈴木経営企画部長鈴木経営企画部長 お答えいたします。 マイナポイント申込支援を行う際には、申込みを行う方のお名前や生年月日、また、障害の有無等は伺っておりません。こうしたことから、おおむね訪れていらっしゃる方は高齢の方が中心となってはございますが、議員御質疑の高齢者の申請状況については把握していないところでございます。 以上でございます。 ○大石健一議長 次に、21番 荻野泰男議員 ◆21番(荻野泰男議員) それでは、私は、議案第38号「令和5年度所沢市一般会計補正予算(第1号)」の歳出予算説明書ですと15ページ、議案資料ナンバー5ですと18ページの保育士宿舎借上補助事業について質疑をさせていただきます。 この事業は、令和2年度からスタートした事業かと思うんですけれども、それで過去2年間減額の補正がありまして、そのとき私も質疑で取り上げさせていただきましたので、今回質疑させていただきます。 まず、2年目の令和3年度の実績、対象施設、対象者数、決算額、また、今年度、令和4年度の当初予算額と執行状況、対象施設数、対象者数、決算見込額について、まず確認させてください。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 町田こども未来部長町田こども未来部長 お答えします。 令和3年度、施設数につきましては18園、保育士数26人、決算額ですが1,357万3,700円になります。執行率については86.6%になります。 それから、令和4年度ですが、これ3月23日時点ですが、施設数につきましては21園、保育士数につきましては28人、決算見込額になりますが1,524万9,000円、執行率80.5%を見込んでいるところでございます。 以上でございます。 ○大石健一議長 21番 荻野泰男議員 ◆21番(荻野泰男議員) 令和2年度、3年度と、結構減額補正がありまして、令和3年度のときは当初の申請見込数にはなかなか達していなかったという状況があったかと思うんですけれども、今のお話聞くと、令和3年度よりは実績も上がってきているのかなという印象なんですが、令和4年度の執行状況について、市としてどのように受け止めているんでしょうか。また、この事業の、今年度で3年目になりますけれども、これまでの効果についてはどのように認識されているのか、併せてお伺いします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 町田こども未来部長町田こども未来部長 お答えいたします。 令和4年度の執行率、現時点で先ほど申し上げましたとおり80%台に達していることから、事業自体は徐々に浸透しているというふうに思っておりまして、これからもぜひ活用していただきたいというふうな認識でいるところでございます。 以上でございます。 ○大石健一議長 21番 荻野泰男議員 ◆21番(荻野泰男議員) ちょっとあまり具体的なお話、出なかったんですけれども、この事業について市のホームページでも紹介がされていまして、その中には、補助金の活用により新卒保育士等の市内民間保育施設への就職を促進させ、就業継続や離職防止の効果が期待されますって書いてあるんですけれども、この事業3年目になりますので、この辺の就業継続とか離職防止の効果というのはどうだったんでしょうか。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 町田こども未来部長町田こども未来部長 お答え申し上げます。 こちらの、実際に令和4年度の実績で若干申し上げますと、新規採用保育士、雇えた園とうことでアンケートをしたところ5園ございまして、実際の実績というか、貢献できたのかなというふうに感じているところでございます。 以上でございます。 ○大石健一議長 21番 荻野泰男議員 ◆21番(荻野泰男議員) 就業継続とか離職防止のあたりは、どのような認識なんでしょうか。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 町田こども未来部長町田こども未来部長 お答えいたします。 当初、新規が多いのかなと思っておったんですが、実際には離職防止ということで御活用いただいているというようなことは、各園のほうからの報告では聞いているところでございます。 以上でございます。 ○大石健一議長 21番 荻野泰男議員 ◆21番(荻野泰男議員) それでは、令和5年度の当初予算額、資料には書いてありますけれども、この予算額と今回の補正額の積算根拠について確認させてください。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 町田こども未来部長町田こども未来部長 お答えいたします。 当初予算、各施設に意向を確認し、希望のあった施設、そこに人数で積算ということではしておったんですが、今回の追加分では1名分積算させていただいて、金額のほうは補正をお願いする予定でございます。 以上でございます。 ○大石健一議長 21番 荻野泰男議員 ◆21番(荻野泰男議員) 昨年ちょうど質疑したときに、町田部長のほうからこの事業について、国・県からの補助がある間は継続して実施していきたいというようなお話があったんですけれども、この資料では、特に令和6年度以降の見込額というのは書かれていないんですが、令和6年度以降の事業の方針ですとか見通しについて最後にお伺いします。 ○大石健一議長 答弁を求めます。 町田こども未来部長町田こども未来部長 お答えいたします。 国・県の動向を注視しながらということで御答弁にはなるんですけれども、実際に各園保育士不足、まだまだ解決に至っておらない状況を鑑みますと、これが急にやめるというようなことにはならないだろうなというふうな予測をする中で、引き続きこの事業は継続できればというふうには考えているところでございます。 以上でございます。 ○大石健一議長 21番議員の質疑は終わりました。 以上で質疑を終結します。  ----------------------------- △委員会付託省略の決定 ○大石健一議長 ここで、お諮りします。 本議案については、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○大石健一議長 御異議なしと認め、そのように決しました。  ----------------------------- △会議時間の延長 ○大石健一議長 ここで、あらかじめ会議時間の延長をしておきます。  ----------------------------- △休憩の宣告 ○大石健一議長 ここで、暫時休憩します。午後3時51分休憩  -----------------------------午後4時15分再開 出席議員    31名     1番    2番    4番    5番    6番    7番     8番    9番   10番   11番   12番   14番    15番   16番   17番   18番   19番   20番    21番   22番   23番   24番   25番   26番    27番   28番   29番   30番   31番   32番    33番 欠席議員     なし地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長       副市長      経営企画部長   財務部長 市民部長     福祉部長     こども未来部長  健康推進部長 環境クリーン部長 産業経済部長   街づくり計画部長 街づくり計画部所沢西口まちづくり担当理事      建設部長 会計管理者    上下水道事業管理者         上下水道局長 市民医療センター事務部長 教育長      教育総務部長   学校教育部長 △再開の宣告 ○大石健一議長 再開します。 休憩前に引き続き、会議を進めます。  -----------------------------議会運営委員長報告 ○大石健一議長 初めに、議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長 末吉美帆子議員     〔9番(末吉美帆子議員)登壇〕 ◆9番(末吉美帆子議員) 議会運営委員長報告を申し上げます。 先ほど本会議休憩中、議会運営委員会を開催いたしましたので、その協議の結果について御報告します。 議案第37号及び議案第38号に対する討論は、2名から通告がありました。 採決の方法については、起立採決とすることを確認しております。 以上で報告を終わります。  ----------------------------- △討論 ○大石健一議長 それでは、これより討論を行います。 初めに、7番 小林澄子議員     〔7番(小林澄子議員)登壇〕(拍手する人あり) ◆7番(小林澄子議員) 日本共産党所沢市議団を代表して、意見を申し上げます。 議案第37号「令和4年度所沢市一般会計補正予算(第10号)」、債務負担行為補正のうち人材派遣委託料、議案第38号「令和5年度所沢市一般会計補正予算(第1号)」、行政管理費、マイナポイント設定支援事業です。 今回の補正は、臨時会で議決された内容のさらなる延長に係る補正予算です。マイナンバーカードの普及促進のため、国は期間の延長に次ぐ延長を行ってきました。マイナンバーカードの取得は任意と言いながら、国の強制的な進め方は納得できず、反対いたします。 以上です。(拍手する人あり) ○大石健一議長 次に、12番 入沢 豊議員     〔12番(入沢 豊議員)登壇〕(拍手する人あり) ◆12番(入沢豊議員) 自由民主党・無所属の会を代表し、議案第37号「令和4年度所沢市一般会計補正予算(第10号)」、議案第38号「令和5年度所沢市一般会計補正予算(第1号)」に賛成の立場から討論させていただきます。 いずれも、マイナポイント設定支援事業は、マイナポイント申込手続が困難な市民に対しましてマイナポイント申込手続の支援を行うものであり、市民サービスの確保・向上をしっかりと市が支え、市民に不利益を生じさせないようにするための支援であり、必要なものと考えます。 以上、多くの賛同を求め、討論とさせていただきます。(拍手する人あり) ○大石健一議長 以上で、討論を終結します。  ----------------------------- △採決 △議案第37号の可決
    ○大石健一議長 これより、採決します。 議案第37号については、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立者多数〕 ○大石健一議長 起立多数と認めます。 よって、議案第37号については原案のとおり可決されました。  ----------------------------- △議案第38号の可決 ○大石健一議長 議案第38号については、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立者多数〕 ○大石健一議長 起立多数と認めます。 よって、議案第38号については原案のとおり可決されました。  ----------------------------- △日程第3 △議員提出議案第2号及び議員提出議案第3号 ○大石健一議長 次に、日程第3、議員提出議案第2号及び議案提出議案第3号を一括議題とします。 〔参照〕-議員提出議案-  ----------------------------- △提案理由の説明 ○大石健一議長 議案の朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。 9番 末吉美帆子議員     〔9番(末吉美帆子議員)登壇〕 ◆9番(末吉美帆子議員) それでは、議員提出議案の提案理由の説明を行いますが、その概要の説明を行い、提案理由とさせていただきます。 初めに、議員提出議案第2号「認知症の人も家族も安心な社会の構築を認める意見書について」、御説明いたします。 日本における認知症の人の数は推計値で約600万人を超え、高齢化率の上昇に伴い、今後も増加が見込まれており、将来を見据えた備えの拡充と、地域や家庭においては家族をはじめ、周囲の人々の正しい知識と理解の下、認知症の人の尊厳と日常を守り、認知症対策を自己責任に矮小化せず、認知症との共生型社会への転換が求められています。 よって、政府においては、認知症の人も家族も安心して暮らせる地域の構築と、認知症の人や家族の困難を最小限に抑えるため、議案に記載した事項について特段の取組を求め、「地方自治法」第99条の規定により意見書を提出するものであり、提出先については議案に記載のとおりです。 次に、議員提出議案第3号「住民合意のない除去土壌再生利用実証事業は認めない決議について」は、決議文の朗読をもって提案理由の説明に代えさせていただきます。 住民合意のない除去土壌再生利用実証事業は認めない決議 福島県で実施されている放射能除染土の再利用を目的とする実証事業と同様の事業が、市内の環境省環境調査研修所で行う計画が突如浮上した。 住民説明会が、周辺の並木、弥生町住民のわずか50人を限定として開催されたが、弥生町町会では、投票者の85%以上の賛成により実証実験に反対の議案が可決された。 福島県内の2か所での除去土壌再生利用実証事業は、南相馬市では住宅から1キロ近く離れた田んぼの中で、飯館村では山間の場所で実施され、いずれも帰還困難区域内となっており、本市のように、近隣に民家が立ち並ぶ住宅の近傍での実証事業の例はない。 よって、所沢市議会は、住民合意のない除去土壌再生利用実証事業は認めないものである。 以上、決議する。 令和5年3月23日 所沢市議会 以上で、提案理由の説明を終わります。  ----------------------------- △質疑 ○大石健一議長 次に、質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○大石健一議長 質疑なしと認めます。  ----------------------------- △委員会付託省略の決定 ○大石健一議長 ここで、お諮りします。 本議案については、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○大石健一議長 御異議なしと認め、そのように決しました。  ----------------------------- △討論 ○大石健一議長 次に、討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○大石健一議長 討論なしと認めます。  ----------------------------- △採決 △議員提出議案第2号・議員提出議案第3号の可決 ○大石健一議長 これより、採決します。 議員提出議案第2号、議員提出議案第3号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○大石健一議長 御異議なしと認め、そのように決しました。  ----------------------------- △日程第4 △常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続審査申出の件(特定事件) ○大石健一議長 次に、日程第4、各常任委員長及び議会運営委員長から、目下委員会において調査中の事件につき、会議規則第109条の規定により、お手元に配信しました申出表のとり、閉会中の継続審査の申出がありましたので、御報告します。 お諮りします。 各常任委員長及び議会運営委員長からの申出の件については、申出のとおり閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○大石健一議長 御異議なしと認めます。 よって、閉会中の継続審査に付することに決しました。  ----------------------------- △日程第5 △議員派遣の件 ○大石健一議長 次に、日程第5、議員派遣の件を議題とします。 お手元に配信してあります議員派遣の件に記載のとおり、地方自治法第100条第13項及び会議規則第163条の規定により、議員を派遣することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○大石健一議長 御異議なしと認め、そのように決しました。  ----------------------------- △こども未来部長・健康推進部長・環境クリーン部長・学校教育部長・議会事務局長退任のあいさつ ○大石健一議長 次に、3月31日付けで退任されます町田こども未来部長瀬能健康推進部長並木環境クリーン部長、江原学校教育部長、梅崎議会事務局長から、御挨拶のため発言の申出がありますので、これを許します。 初めに、町田こども未来部長     〔町田真治 こども未来部長 登壇〕 ◎町田こども未来部長 大変、トップバッターということで緊張しておりますが、心を込めて挨拶させていただきます。 定例会最終日に退職のための貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございます。 私は、昭和58年4月に入庁し、40年の公務員生活を終えます。この間、本当に多くの方々との出会い、その中でいろいろな経験、勉強をさせていただきました。特に議会事務局職員時代、所沢市議会初となる埼玉県市議会議長会会長市となり、その事務の任に携わることができました。そして、こども未来部へ着任するや否や、矢継ぎ早に起こる難局、部長を拝命してからというもの、この3年間はコロナ対応に追われながらの執務でした。町田行くところトラブルありとやゆされながらも、叱咤激励を糧に精いっぱい自分らしく力を出せたことは、振り返れば、どれもこれも私の大切な思い出と、かけがえのない財産になりました。 ひとえに、議長をはじめ議員皆様並びに市長はじめ理事者の皆様の御指導、御鞭撻、そして共に汗を流してきた仲間である多くの職員の皆様の御指導、御支援のたまものと深く感謝しております。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。 子供の笑顔を見るのが本当に楽しみで、精いっぱい仕事をしていた御褒美なのか、新しい友達ができました。アンパンマンみたいですが、愛と勇気です。退職にはなりますが、愛と勇気という友達を胸に秘め、そして、これまで支えてくれた家族を大切に、大好きな所沢市のために、焦らず、ゆっくりと応援を続けてまいりたいと思います。 結びに当たりまして、皆様の御健勝と御活躍、そして所沢市のますますの発展を御祈念申し上げまして、退職の挨拶とさせていただきます。 長い間、本当にお世話になりました。ありがとうございました。(拍手起こる) ○大石健一議長 次に、瀬能健康推進部長     〔瀬能幸則 健康推進部長 登壇〕 ◎瀬能健康推進部長 定例会最終日の大変お疲れの中、貴重なお時間をいただきまして、誠にありがとうございます。 私は、昭和61年に入庁いたしまして、37年間、放置自転車対策から始まり、防災対策、その後、計21年間は保健福祉行政に携わってまいりました。若い頃は毎日仕事が終わりますと、どこに遊びに行こうか、どこに飲みに行こうかということしか頭になく、全く仕事のやる気のなかった職員でございましたが、こうしてここで御挨拶することができるまでになりましたのも、議長をはじめといたします市議会議員の皆様、市長をはじめとする理事者の皆様、多くの職員の皆様のおかげでございます。改めまして、深く感謝をいたします。 また、部長になりましてからの4年間では、各定例会、臨時会等において、多くの議員の皆様から御質問をいただきました。ここで過去の会議録などを見てみましたところ、延べ人数にいたしますと大体180人くらいの方から御質問をいただき、御答弁させていただいていたようでございます。今振り返ってみますと、大変拙い答弁ではございましたが、人数だけ見ますと、こんなに人気があったのかと改めて驚いているところでございます。この場で発言するということもございませんが、4月からは再任用職員として微力ながら少しでもお役に立てるよう努めてまいります。今後も引き続き、御指導いただければ幸いでございます。 結びになりますが、皆様方の今後のますますの御活躍と御健勝を御祈念申し上げまして、退任の御挨拶とさせていただきます。 本当に長い間、ありがとうございました。(拍手起こる) ○大石健一議長 次に、並木環境クリーン部長     〔並木和人 環境クリーン部長 登壇〕 ◎並木環境クリーン部長 定例会最終日の大変お疲れのところ、退職の挨拶のために貴重なお時間をいただきまして、誠にありがとうございます。 私は、昭和60年4月、所沢市に入庁いたしまして、早いもので38年が過ぎ、この3月31日をもちまして定年退職を迎えることになりました。改めて、時の流れの速さを感じているところでございますが、38年間のうち、教育委員会に11年、福祉部門に12年、環境部門に10年と、私の公務員人生は主にこの3つの部門に従事するものでございました。そして、子供の就学時期には教育委員会に、また、親の介助が必要な時期には福祉部門に、さらに家族が手を離れ、周囲を見回す余裕ができたときには環境部門にと、私自身のライフステージの変化に合わせた業務に就くことができたことは、とても幸せであったと振り返るところでございます。 この間、失敗を繰り返しながらも、何とか職務を全うできましたのも、藤本市長をはじめ、特別職の皆様方、また既に退職された先輩職員の御指導、御鞭撻、そして何よりも、いつも周りから一生懸命支えていただいた同僚、後輩職員の皆様に、心より御礼申し上げます。 また、議場では、この2年間に延べ75人、最高では13人の議員さんから一般質問をお受けし、目の回る思いで答弁書を作成したことが思い起こされます。議員の皆様には、引っ込み思案な私を表舞台に立たせていただく貴重な機会を与えていただきましたことに、改めて御礼申し上げます。 4月からは、これまでの経験を生かし、再任用職員として新たな気持ちで誠心誠意、地域のために精進してまいりたいと考えております。 結びに当たり、皆様の御健勝と御活躍、そして所沢市のますますの発展をお祈り申し上げまして、退職の挨拶とさせていただきます。 長い間、本当にありがとうございました。(拍手起こる) ○大石健一議長 次に、江原学校教育部長     〔江原勝美 学校教育部長 登壇〕 ◎江原学校教育部長 議会最終日、大変お疲れのところ貴重なお時間をいただきまして、誠にありがとうございます。 私は、教育委員会で指導主事として3年間、部長として2年間、計5年間お世話になりました。私は、いわゆる恩師と呼ぶ、ある体育教師との出会いで教師を志しました。高校3年の夏でした。それまで、全くそのような気持ちはありませんでしたが、振り返ってみれば、出会った頃から憧れていたのだと考えます。昭和63年5月、高校、大学の先輩から紹介されまして、臨時的任用教職員として安松中学校に赴任しました。夢である教師としての第一歩を、ここ所沢市で踏み出し、今日に至っております。平成21年度まで一担任として全力で子供たちと共にしてきましたが、運命となる平成22年4月1日、教育委員会での勤務が始まりました。子供の姿が見えない、子供の声が聞こえない職場に戸惑い、毎日重たい気持ちでいましたが、市役所に勤務する教え子たちと出会い、前向きな気持ちを取り戻した記憶がございます。立派に成長している姿をとても頼もしく思いました。 今、教員はブラックだと言われていますが、私はそうは思いません。とてもやりがいのある仕事です。しかし、そのやりがいを感じるには、多少つらい思いをしても、それを乗り越えたり、成果となるまで長い時間を要することも少なくありません。そういった意味では、今の時代、働き方改革とのバランスが非常に難しいところです。時間の削減は非常に大きな課題ですが、教師のやりがいの肝となる部分を失ってはならないと強く感じております。 私には、忘れられない言葉があります。ある年の成人の集い、「私たちは幾つになっても先生の教え子です」、卒業から5年たっている教え子の言葉です。生徒と教師の出会いは一生の出会い、教師として、担任として関わる時間は長い人生のほんの一部ですが、その影響は計り知れません。教師という仕事はとても魅力のある仕事です。昨年、この場で流された大石議長の涙も忘れることができません。今、教師は皆、日々精いっぱい全力でやっていますが、即応性を求められる時代の流れの中で、常に何かに追いかけられ、追われている心理状態です。人は心に余裕がなくなると、人を思いやること、気遣うことができなくなるといいます。人と人との信頼関係の上に成り立つ教育の中で、大変深刻な問題だと考えます。 話は変わりますが、世界を熱狂させたWBCは、昨日、侍ジャパンの優勝で幕を閉じました。予選から一貫していたことは仲間を信じること、試合後のインタビューでは、活躍選手がインタビューを受けるわけですが、日本の全試合、誰一人として自分の活躍を語る者はいませんでした。仲間の支えを口にしていました。ベンチではけがで参加できなかった選手のユニホームが必ずありました。これが日本人であり、日本のよさ、強さだと確信しました。 サッカーではスタンドのごみ拾い、ラグビーではロッカールームの清掃と感謝のメッセージ、野球ではグラウンドへの出入りの際の一礼、また、試合後に一列に並んで、相手ベンチ、スタンドへ敬意と感謝を示す姿勢が海外でも称賛されています。これらの行為は一流のアスリートならではの行為ではなく、日本人なら誰でも身につけられているものです。道具を大切にする、脱いだ靴はそろえる、使った場所はきれいに片づける、グラウンドに入るときは挨拶、ラインは踏まない、人の話を聞くときは帽子を取る、人に感謝する、小さいときから嫌というほど教えられてきました日本の教育です。子供のときに身につけた行動が大人になっても自然と出る、日本の教育のまさにすばらしいところだと感じています。こういった日本人の文化、日本人のしんとなる部分について、学校に戻ってしっかり子供たちに伝えていきたいと考えています。「憧れるのはやめましょう。憧れてしまったら越えられないので」、こんな格好いい言葉は言えませんが、私も恩師の背中に一歩でも近づけるよう、夢は正夢、かなえてこそ夢、この言葉を信じて、子供たちの笑顔のために力を尽くしてまいります。 行政職として勤めた10年間、学校がどれほど多くの人に支えられているかということを痛いほど知りました。ここにいらっしゃる皆様には、これからも学校にお力添えをいただくことが多いと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2年間、大変お世話になりました。ありがとうございました。(拍手起こる) ○大石健一議長 次に、梅崎議会事務局長     〔梅崎恭子 議会事務局長 登壇〕 ◎梅崎議会事務局長 定例会最終日に挨拶の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。 私は、昭和60年4月に市役所に入庁いたしまして、はや38年が過ぎようとしております。この間には、税、区画整理、企画、福祉、環境など様々な部署を経験させていただきました。異動いたしますと、全く新しい業務を学ぶことになりますので、それまで自分からは目が向かなかった分野を知ることができ、視野を広げることができました。これは市役所という市民生活全般に関わる職場ならではであったと思っております。 こうした年月の中では、その部署部署での思い出はたくさんございますけれども、やはり議会事務局で議員の皆様と過ごした4年間は、他の部署では得難い経験であったと思っております。特にこの1年間は、例年の議会運営に加えまして、10年ぶりの2回目となります、埼玉県市議会議長会の会長市の事務局としての業務、そして通年会期制導入に係る検討など、密度の濃い1年でございまして、何とか今日という日を迎えられたことに感謝しております。 来る31日をもちまして定年退職となりますが、ここまで育んでいただきました所沢という土地、そして地域の皆様に少しでも恩返しができるよう、これからの日々を過ごしてまいりたいと考えております。これまで温かく御指導いただきました藤本市長、中村副市長をはじめ、理事者の皆様、また、大石議長、谷口副議長をはじめといたしました議員の皆様、一緒に仕事をしてくださった多くの職員の皆様、特に議会事務局の職員の皆様に感謝申し上げるとともに、これからもお健やかで充実した日々をお過ごしいただくことを心より御祈念申し上げて、お礼の御挨拶とさせていただきます。 長い間、大変お世話になりました。ありがとうございました。(拍手起こる) ○大石健一議長 退任の挨拶は終わりました。 退任される皆様方におかれましては、今後も健康に十分御留意され、御活躍されますよう御祈念申し上げます。 長い間、本当に御苦労さまでした。  ----------------------------- △市長あいさつ ○大石健一議長 以上をもって、今定例会における全部の日程は終わりました。 この際、市長から挨拶のため発言の申出がありますので、これを許します。 藤本市長     〔藤本正人 市長 登壇〕 ◎藤本市長 令和5年所沢市議会第1回定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 今定例会におきましては、去る2月20日に開会以来、32日間にわたり御審議いただき、令和5年度当初予算をはじめ、御提案いたしました諸議案につき、いずれも原案のとおり御可決を賜り、誠にありがとうございました。 御議決いただきました予算、その他の案件につきましては、遺漏なきよう執行してまいりますとともに、今定例会で賜りました御意見、御要望につきましては、十分に検討させていただき、市政の執行に当たってまいります。 なお、哀愁漂うこの場ではありますが申し上げさせていただきます。 請願第3号につきましては、参考人招致や部長有志に意見を聞くなどまでされましたのに、審議経過並びに結果について、本会議において一切の報告なく、不問に付されておられますことを、議会を重視する一人の人間として指摘させていただかなければならないこと、残念至極であります。 さて、この場をお借りいたしまして、町田真治こども未来部長、瀬能幸則健康推進部長、並木和人環境クリーン部長、江原勝美学校教育部長、梅崎恭子議会事務局長並びにこのたび退職されます職員の皆様の今日までの御尽力に対し、私からも深く感謝を申し上げます。どうぞ健康には十分御留意いただき、引き続き所沢市政発展のため、お力添え賜りますようお願い申し上げます。 さて、議員各位におかれましては、今任期の間、本市発展のため、議会のみならず、市政における様々な場面におきまして御尽力、また御指導、御鞭撻賜りましたことに、改めて感謝を申し上げますとともに、心から敬意を表する次第であります。 中でも、今期をもちまして御勇退されます、6期24年、城下師子議員、9期36年、平井明美議員、4期16年、西沢一郎議員、5期20年、村上 浩議員、そして5期19年、浅野美恵子議員におかれましては、長年の御尽力に対し、改めて感謝を申し上げますとともに、今日までの御活躍に厚く御礼申し上げます。 なお、一般質問の答弁のときに御挨拶できませんでしたが、村上議員におかれましても、5期20年、哲学を持った、そして鋭い御質問を、環境問題をはじめとして常にいただけて、市としても、市自身の思想や理念に問いかけながら答弁しなければならなかったことは、市政として頂いた宝だと思っております。ありがとうございました。 また、城下議員におかれましても、県政は市政より、よりダイナミックで政治的に動ける場であります。ますますの御活躍を期待しております。 どうぞ御勇退される議員の皆様におかれましては、今後とも健康に十分御留意され、それぞれのお立場でさらなる所沢市政の進展のため、御支援、御協力賜りますようお願い申し上げます。 また、市議会議員として再選に向け御準備を進めておられる議員の皆様には、再び本市のさらなる発展のため、より一層のお力添えを賜りますよう心からお祈り申し上げます。 結びに、議員各位のますますの御健勝を御祈念申し上げまして、令和5年3月定例会閉会に当たりましての御礼の御挨拶とさせていただきます。 誠にありがとうございました。(拍手起こる)  ----------------------------- △議長あいさつ ○大石健一議長 この際、今任期最終の定例会を閉会するに当たり、議長から一言御挨拶申し上げます。 令和元年の改選から、早くも4年の歳月が過ぎ去ろうとしております。顧みますと、議員各位におかれましては、市民福祉の向上と市政の進展に対し、格段の御努力、御尽力を賜り、深く感謝を申し上げます。 また、この4年の間には、近藤哲男議長が逝去されるという悲しい出来事もありました。 議員各位、藤本市長をはじめ、理事者の皆様からお寄せいただきました御厚情、御協力に対し、厚く御礼申し上げます。 さて、4月には次期選挙を迎えますが、立候補予定の議員各位におかれましては、市民の皆様の厳正な審判を仰ぎ、全員が当選の栄を得られ、再びこの議場でお会いできることを念願しております。また、今期をもって勇退されます平井議員、西沢議員、村上議員、浅野議員におかれましては、そして次のステージへと向かわれる城下議員におかれましては、これまで培われた豊かな経験と高い見識を発揮され、ますます御健勝で、引き続き市政発展のため御指導賜りますよう心からお願い申し上げます。 ここで、私ごとで恐縮ですが、昨年6月定例会において御推挙賜り、私が議長に、そして谷口雅典議員が副議長に就任させていただき、この間、埼玉県市議会議長会の会長として、市内、市外の数々の行事に出席し、多くの方々と出会い、多くの議長とネットワークを構築し、貴重な経験をさせていただき、本日まで大過なくその職を務めることができました。これもひとえに議員の皆様、藤本市長、中村副市長をはじめとする執行部の皆様、議会事務局の皆さん、そして市民の皆様の御指導と御支援のおかげであり、ここに改めて深く感謝をいたします。 特に、通年会期制の導入に対する議論、ほかには議長主催による所沢市医師会長をお招きした議員研修会、そして議長として主催させていただきました有志による柏市保健所視察などさせていただき、議長の公約でも掲げました介護休暇や育児休暇の取得をしやすい環境づくり、こういったものに取組をさせていただき、深く感謝を申し上げる次第であります。 最後に、皆様の御健勝と御多幸と所沢市のさらなる発展を心から御祈念申し上げまして挨拶といたしますが、先ほど市長から厳しいお言葉もいただきました。これから議会もますます2つの車輪として所沢市を動かしていくために、お互いが切磋琢磨して議論をこれからも続けさせていただきたいというふうに願っております。 大変ありがとうございました。  ----------------------------- △閉会の宣告 ○大石健一議長 それでは、これにて令和5年所沢市議会第1回定例会を閉会します。 長期間、大変お疲れさまでした。午後4時52分閉会  -----------------------------職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名  事務局長  梅崎恭子  参事    轟 俊哉  主査    樋川 聡  主任    市川沙織  主任    宮地亮太  主任    小泉賢太郎     議長     大石健一     副議長    谷口雅典     署名議員   城下師子     署名議員   杉田忠彦...