下諏訪町議会 2020-11-30
令和 2年11月臨時会−11月30日-01号
令和 2年11月臨時会−11月30日-01号令和 2年11月臨時会
令和2年11月
下諏訪町議会臨時会会議録
(第1日)
議員の席次並びに出欠
1番 金 井 敬 子 出 8番 増 沢 昌 明 出
2番 岩 村 清 司 出 9番 松 井 節 夫 出
3番 中 村 光 良 出 10番 林 元 夫 出
4番 田 嶋 彰 出 11番 大 橋 和 子 出
5番 青 木 利 子 出 12番 野 沢 弘 子 欠
6番 中 山 透 出 13番 森 安 夫 出
7番 樽 川 信 仁 出
出席議会事務局職員 出席総務課職員
議会事務局長 田 中 美 幸
庶務人事係長 岩 波 美 雪
庶務議事係長 山 田 英 憲
説明のために出席した者
町長 青 木 悟
健康福祉課長 小 松 信 彦
副町長 山 田 英 明
産業振興課長 増 澤 和 義
教育長 松 崎 泉
建設水道課長 北 澤 勝 己
総務課長 河 西 喜 広 消防課長 小 野 裕 之
税務課長 堀 内 憲 隆
会計管理者兼
会計課長
吉 池 泰 宜
住民環境課長 中 澤 務
教育こども課長 本 山 祥 弘
本日の
会議日程 令和2年11月30日(月)午前10時00分
1.本日の議員の出欠並びに
会議成立宣告
1.開会に当たっての
町長挨拶
1.
会議録署名議員の指名
1.
会期日程及び議案の取り扱いの決定
1.議案の上程、説明、質疑、一部即決、一部
委員会付託
1.付託議案の
委員長審査報告、質疑、討論、採決
1.閉会に当たっての
町長挨拶
本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
開 会 午前10時00分
△<本日の議員の出欠並びに
会議成立宣告>
○議長 大変御苦労さまでございます。ただいま定刻の午前10時です。ただいまから令和2年11月
下諏訪町議会臨時会を開会いたします。
本日の議員の出欠を御報告いたします。ただいま出席している議員は12人であります。届出による
欠席議員は12番
野沢弘子議員です。よって、本会議は成立をいたしました。
ただいまから会議を開きます。
△<開会に当たっての
町長挨拶>
○議長 町長から招集の御挨拶があります。
○議長 町長。
◎町長 おはようございます。11月
臨時議会の開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。本日、議会の招集をお願い申し上げましたところ、議員の皆様方におかれましては何かと御多用のところ御出席を賜り、ここに開会できますことを厚く御礼申し上げます。
さて、本臨時会で御審議をお願いいたします案件は、
専決処分事項が2件、
条例関係が3件、
広域連合の規約が1件、
補正予算が3件、契約が1件の合わせて10件であります。議案の内容につきましては後ほど説明をさせていただきますが、概略について申し上げます。
議案第77号は
専決処分事項で、
下諏訪町議会議員補欠選挙の執行に伴う令和2年度下諏訪町
一般会計補正予算(第6号)を10月1日に
専決処分したものであります。
議案第78号は、
小児インフルエンザ予防接種費用助成事業、
新型コロナウイルス感染症予防対策支援事業、
春宮公衆トイレ建設に伴う
埋蔵文化財発掘調査事業の3事業の執行に伴う経費につきまして、令和2年度下諏訪町
一般会計補正予算(第7号)を10月16日に
専決処分させていただいたものであります。
議案第79号 下諏訪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、議案第80号 下諏訪町特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の一部を改正する条例について、議案第81号
下諏訪町議会の議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について、以上の三つの条例につきましては、本年10月7日付の
人事院勧告を受けて、国において
国家公務員の一般職の職員の給与に関する法律が一部改正することに伴い
関係条例の一部改正をお願いするもので、12月に支給する
期末手当の支給額の改正があることから、本臨時会に上程をさせていただいたものであります。
議案第82号は、
介護保険に係る
負担金割合の見直しに伴う
諏訪広域連合規約の変更です。
議案第83号、第84号及び第85号は、
人事院勧告に伴います令和2年度の
人件費等の整理に係る
補正予算で、
一般会計、
国民健康保険特別会計、
後期高齢者医療特別会計についてお願いをするものであります。
議案第86号は、下諏訪町
健康ステーショントレーニング機器等の購入に関するもので、速やかで円滑な
事業推進を図るため、御議決をお願いするものでございます。
以上の10件でございますが、よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げ、開会に当たっての御挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
△<
会議録署名議員の指名>
○議長 日程第1 本臨時会の会期中における
会議録署名議員を議長から指名いたします。3番
中村光良議員、4番
田嶋彰議員、5番
青木利子議員、以上の3議員にお願いいたします。
△<
会期日程及び議案の取り扱いの決定>
○議長 次に日程第2、第3 本臨時会の会期、日程及び議案の取り扱いについて、
議会運営委員長から御報告願います。
林元夫委員長、登壇の上、御報告願います。
○議長
林元夫委員長。
◎
議会運営委員長(林) 大変御苦労さまでございます。
議会運営委員会から御報告いたします。
本臨時会に当たり、去る11月27日午前9時から
議会運営委員会を開催し、会期及び
議事日程につきまして協議いたしましたので、その結果について御報告いたします。
会期は、11月30日月曜日、本日1日間といたしました。
議事日程につきましては、皆さんのお手元に御配付してあります
議事日程表に示されているとおりでございます。
本日は議案第77号及び議案第78号につきましては、専決議案でありますので、議案の上程、説明、質疑、討論を経て即決といたします。次に、議案第79号から議案番号に従い議案の上程、説明、質疑を行い、所管と目される委員会に付託いたします。そこで本会議を一旦休憩し、直ちに
総務経済常任委員会及び
生活文教常任委員会を開き、議案の審査をお願いいたします。委員会が終了した時点で本会議を再開し、委員長から審査報告を願い、それに対する質疑、討論を経て採決を行い、11月臨時会の全日程を終了することにいたしました。
以上、
議会運営委員会の協議の結果について御報告いたします。よろしくお願いいたします。
○議長 ただいま
議会運営委員長から御報告がありました会期、日程及び議案の取扱いについて、御質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 御質疑ありませんので、会期、日程及び議案の取扱いにつきましては、ただいまの委員長報告どおり決定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声)
○議長 異議ないものと認めます。よって、会期、日程及び議案の取扱いにつきましては、ただいまの
議会運営委員長の報告どおり決定いたしました。
△<議案の上程、説明、質疑、一部即決、一部
委員会付託>
○議長 次に進みます。日程第4 議案第77号
専決処分事項の承認を求めることについて(
専決処分第11号)令和2年度下諏訪町
一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。
○議長
総務課長。
◎
総務課長(河西) 御説明申し上げます。令和2年度
一般会計補正予算(第6号)につきましては、
町議会議員補欠選挙執行に伴う経費について、令和2年10月1日付をもって
専決処分させていただいたものでございます。
6号補正では、
歳入歳出それぞれ288万5,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ105億7,463万円としたものです。
それでは、主な内容につきまして
歳入歳出予算事項別明細書で説明いたします。まず、歳出の6ページをお願いいたします。
2款4項11目1節報酬の8万9,000円は、
選挙立会人10人分の報酬。3節
職員手当等の73万円は、投票及び開票事務に携わる
選挙事務従事者の手当。7節報償費の6万4,000円は、
ポスター掲示板設置の謝礼。10節需用費のl09万9,000円は、
ポスター掲示板などの消耗品に64万2,000円、投票用紙などの印刷代に42万8,000円などでございます。
11節役務費の34万5,000円は、郵便料のほか、
投票用紙計数機の
点検手数料など。12節委託料の28万7,000円は、
ポスター掲示板設置・撤去等に伴うもの。13節使用料及び賃借料の17万6,000円は、公営施設における
個人演説会を想定した会場借上料及び各投票所の時間
別投票者数を集計するための
システム使用料。18節
負担金補助及び交付金の9万5,000円は、指定施設不在者投票立会いの負担金です。
なお、7ページには
選挙立会人に係る
補正予算給与費明細書を添付してございます。
次に、お戻りいただき歳入の5ページをお願いいたします。
19款1項1目繰越金の288万5,000円は、今回の補正に必要となる
一般財源の不足分を前年度繰越金に求めたものであり、補正後における
留保財源は1億6,046万994円となります。
以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長 これより質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔
挙手全員 〕
○議長
挙手全員。よって、本案は原案どおり承認されました。
○議長 次に進みます。日程第5 議案第78号
専決処分事項の承認を求めることについて(
専決処分第12号)令和2年度下諏訪町
一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。
○議長
総務課長。
◎
総務課長(河西) 御説明申し上げます。令和2年度下諏訪町
一般会計補正予算(第7号)につきましては、
小児インフルエンザ予防接種費用助成事業、
新型コロナウイルス感染症予防対策支援事業、
春宮公衆トイレ建設に伴う
埋蔵文化財発掘調査事業の3事業に係る経費について、令和2年10月16日付をもって
専決処分させていただいたものでございます。
7号補正では、
歳入歳出それぞれ1,132万6,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ105億8,595万6,000円としたものです。
それでは、主な内容につきまして、
歳入歳出予算事項別明細書で説明いたします。まず、歳出の6ページをお願いいたします。
4款1項4目予防費の407万7,000円は、
新型コロナウイルス感染症と
季節性インフルエンザの同時流行のリスクを軽減し、医療機関の負担軽減を図ることを目的に、
インフルエンザの
予防接種費用の助成を行うもので、生後6か月から15歳までの子供を対象に、接種1回につき1,000円を助成することで
子育て世帯の負担を軽減し、
予防接種の促進を図るための所要経費となります。
内訳といたしましては、
会計年度任用職員報酬、消耗品費、郵便料などのほか、19節扶助費には対象者2,154人分の
小児インフルエンザ予防接種費用助成金381万6,000円を計上したものです。
7款1項4目
ものづくり支援センター費18節
負担金補助及び交付金の484万8,000円は、7月臨時会でお認めをいただきました
新型コロナウイルス感染症予防対策支援事業補助金について、予想を上回る利用があり、予算額に不足を生じることとなったため増額させていただいたものです。
7款1項7目
文化財保護活用費の240万1,000円は、
春宮公衆トイレ建設工事の実施に当たり、建設地が
埋蔵文化財包蔵地であることから、遺構等の確認を行ったところ、住居跡などの遺構及び土器破片が発見されたため、
文化財保護法の規定に基づき実施をする
発掘調査経費となります。
内訳といたしましては、
会計年度任用職員2人分の報酬及び通勤費、埋め戻し用の砕石代などのほか、12節委託料には、
発掘調査に係る発掘作業と、作業を補助していただく
シルバー人材センターの委託費用138万7,000円を計上いたしました。
なお、7ページから8ページには
会計年度任用職員に係る
補正予算給与費明細書を添付してございます。
次に、お戻りをいただき歳入の5ページをお願いいたします。
14款2項4目
商工費国庫補助金の484万8,000円は、
感染症予防対策支援事業補助金に対する
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で、補助率は10分の10でございます。
19款1項1目繰越金の647万8,000円は、今回の補正に必要となる
一般財源の不足分を前年度繰越金に求めたものであり、補正後における
留保財源は1億5,398万2,994円となります。
以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長 これより質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
○議長 林議員。
◆林議員
埋蔵文化財調査についてであります。埋文調査は所有者の費用というのが法律で決められておりますが、今回の工事は町の工事なので町の負担にしたいと説明がありました。そこで、今回の建物の登記と管理について確認しておきたいと思います。できる施設はどちらに帰属するのでしょうか。
○議長
産業振興課長。
◎
産業振興課長(増澤) お答えいたします。今回は
諏訪大社の土地を無償でお借りし、
既存トイレの北側に町が
公衆トイレを新築するものでございます。完成後のトイレにつきましては、町の財産となりますので、
上下水道料、電気料、
清掃業務等、管理にかかる全ての経費は町負担となります。以上でございます。
○議長 林議員。
◆林議員 結局この建物は町に帰属されるということでありますが、大社発注の解体工事中ということもありまして、それ相応の負担をお願いできたんじゃないかなと思うんですけれども、その辺はどうお考えでしょうか。
○議長
産業振興課長。
◎
産業振興課長(増澤) お答えいたします。今回の
埋蔵文化財の発掘経費につきましては、町が建設をする
既存トイレの北側部分で発見をされておりますので、町負担とさせていただきました。なお、
諏訪大社の旧トイレの跡地周辺からは遺跡は発見されておりません。以上でございます。
○議長 ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声)
○議長 以上をもちまして質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
○議長 林議員。
◆林議員 長年、懸案となっておりました
公共トイレであります。下諏訪町にとって観光その他においても公共性が高くて、また一日でも早く完成したい施設でありますから、公費負担もやむを得ないかと考えます。しかしながら、大社にもその旨確認して、当然の負担ではないと確認していただけたらなと思います。
以上、賛成討論といたします。
○議長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」の声)
○議長 以上をもちまして討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔
挙手全員 〕
○議長
挙手全員。よって、本案は原案どおり承認されました。
○議長 次に進みます。日程第6 議案第79号 下諏訪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。
○議長
総務課長。
◎
総務課長(河西) 御説明申し上げます。下諏訪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきましては、本年l0月7日付の
人事院勧告を受けて、国において
国家公務員の一般職の職員の給与に関する法律が一部改正されたことに伴い、
関係条例の一部改正をお願いするもので、12月に支給をします
期末手当の支給額の改正がございますので、本臨時会に上程させていただいたものでございます。
改正の内容は、
期末手当の引下げとなります。本年の
人事院勧告の主な内容は、ボーナスについて、民間の
支給割合と公務員の
支給月数の均衡を図るため、
期末手当の
支給月数を0.05月分引き下げるものでございます。
改正部分について、順を追って説明させていただきます。第1条は、民間の
支給割合に見合うよう
期末手当を0.05月分引き下げ、12月分の
支給月数を1.25月とするものです。なお6級以上の職員は、
期末手当が0.2月分少ないことから、1.05月となります。
続いて第2条では、令和3年度以降にあっては、この0.05月分を6月と12月の
期末手当に0.025月分ずつ均等に振り分けるために改正するものです。
なお、附則におきまして、第1条は公布の日から、第2条は令和3年4月1日から施行することとしています。
以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。
○議長
増沢議員。
◆
増沢議員 この条例が施行されると大体平均的にはどのぐらいの減額になるんでしょうか。
○議長
総務課長。
◎
総務課長(河西) お答え申し上げます。平均値というものは出してございませんが、影響といたしましては204人で、約304万円の減という影響値でございます。
○議長
増沢議員。
◆
増沢議員 こういう減額する際の、
労働基準法からいうと労使、組合がある場合には労使の話合いというのが必要になってくるんですが、先日質問したときに両者の話合いは持たれていないという回答でありましたが、その理由は何でしょうか。
○議長 町長。
◎町長 当町の組合とは日頃からいろいろな話合いをさせていただいておりまして、今町が行っているのは国の人勧に遵守して給与体系は決めていきますよと。このことは組合とも合意をさせていただいていることでありますので、そういった御理解をいただきたいと思います。
○議長 ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声)
○議長 以上をもちまして質疑を終結いたします。本案については
総務経済常任委員会に付託いたします。
○議長 次に進みます。日程第7 議案第80号 下諏訪町特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。
○議長
総務課長。
◎
総務課長(河西) 御説明申し上げます。下諏訪町特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の一部を改正する条例につきましては、議案第79号で御説明しました下諏訪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を受け、一般職の職員の給与に関する条例第27条の支給額を引用する本条例の一部改正をお願いするものです。
また、一般職の
国家公務員の給与改定に併せ、特別職の職員の
期末手当の額も改定されることから、これに準じて
常勤特別職の
期末手当の
支給月数を年間0.05月分引き下げるものでございます。
改正の内容につきましては、第1条は、一般職の職員の給与に関する条例第27条第1項の
支給割合1.30月分を1.25月分に、特別職の職員で常勤の者の12月支給の
期末手当1.70月分を1.65月分に改め、
年間支給月数を3.40月から3.35月とするものです。
第2条は、令和3年度以降にあっては、この0.05月分を6月と12月の
期末手当に0.025月分ずつ均等に振り分けるために改正するもので、
年間支給月数は同じく3.35月となります。
なお附則におきまして、第1条は公布の日から、第2条は令和3年4月1日から施行することとしています。
以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。本案については
総務経済常任委員会に付託いたします。
○議長 次に進みます。日程第8 議案第81号
下諏訪町議会の議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。
○議長
総務課長。
◎
総務課長(河西) 御説明申し上げます。
下諏訪町議会の議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、特別職の職員と同様の理由による改正でございます。
改正の内容につきましては、第1条は、一般職の職員の給与に関する条例第27条第1項の
支給割合1.30月分を1.25月分に、
下諏訪町議会の議員の12月支給の
期末手当1.70月分を1.65月分に改め、
年間支給月数を3.40月から3.35月とするものです。
第2条は、令和3年度以降にあっては、この0.05月分を6月と12月の
期末手当に0.025月分ずつ均等に振り分けるために改正するもので、
年間支給月数は3.35月となります。
なお附則におきまして、第1条は公布の日から、第2条は令和3年4月1日から施行することとしています。
以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。本案については
総務経済常任委員会に付託いたします。
○議長 次に進みます。日程第9 議案第82号
諏訪広域連合規約の変更についてを議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。
○議長
総務課長。
◎
総務課長(河西) 御説明申し上げます。今回の
諏訪広域連合規約の変更につきましては、
広域規約の第18条第2項の規定による
関係市町村の負担金の額に関して、別表第2の7にあります、
介護保険法及び
介護保険法施行法に基づく事務における
保険給付費関係経費及び
地域支援事業費関係経費の
負担割合を変更するものです。
介護保険の運営に大きなウエートを占める
保険給付費関係経費につきましては、
諏訪広域連合第6期
介護保険事業計画が始まる平成27年4月1日から、人口割90%、
保険給付費割10%の割合により負担をしています。
この
保険給付費の
負担割合につきましては、
介護保険制度の運用の経過とともに給付額が大幅に増額しており、給付と負担に乖離が生じ、負担の不公平感が生じていることから、継続的な検討が行われてきましたが、令和3年度から始まる第8期
介護保険事業計画の策定に当たり、
保険給付費の
負担割合だけでなく、
広域連合規約上、
関係市町村が協議して決定するとしている
地域支援事業費の配分と負担も含め、総合的に協議を行ってまいりました。
協議に当たり、町としましては
広域介護保険の共同運営の維持を念頭に、財政力のある自治体が財政基盤の弱い自治体をカバーするとした
事業発足時の基本理念を堅持して検討すること、また継続的な課題とならないよう
介護保険事業を総合的に検証して、最終的な見直しとなるよう進めてほしい旨を主張しながら協議を進めてきたところでございます。
協議を重ねてきた結果、本年10月29日の正副
広域連合長会議において、
保険給付費関係経費及び
地域支援事業費関係経費の
負担割合等について新たな合意がされました。
具体的な合意内容につきましては、1点目として、
保険給付費関係経費について現行の人口割90%、
保険給付費割10%の
負担割合を、人口割80%、
保険給付費割20%へ変更すること。
協議を重ねた結果、
広域連合で共同して行う数々の施策や事業等の
負担割合として、人口割8割がベースとなっていることもあり、今回の見直しに当たって人口割8割を基本に、残り2割は各市町村の
保険給付費実績額の割合を用いることで、負担の均衡を図るとしたものでございます。
2点目の合意内容は、
地域支援事業費関係経費について、
関係市町村が協議して決定すると規定しているものを高齢者人口割に変更し、併せて備考として高齢者人口の基準を前年10月1日とする旨を加えることとされました。
これは、地域支援事業を行う事業費総額は65歳以上人口の伸び率を加味して算定されていること、また、事業対象となるのは65歳以上の被保険者であることから、実質的な事業の対象となる65歳以上の人口で積算することが現状に即していると判断したことによるものでございます。
なお、今回の
負担割合の変更に伴います町への影響額でございますが、1点目の
保険給付費関係経費につきましては、令和2年度予算ベースで約600万円の負担増となります。
2点目の
地域支援事業費関係経費につきましては、同じく令和2年度予算ベースで約750万円の負担増となりますが、一方で配分額は約1,650万円増えるため、負担と配分の差引きでは、事業の財源となる配分が900万円の増額となります。
町が負担をします二つの経費の総額で試算をしますと、差引き約300万円のプラスということとなります。
なお、
負担割合以外の合意事項としましては、1点目は今後の市町村
負担割合等の見直しの検討は、
介護保険制度の抜本的な改正が生じない限り行わないこと。2点目としまして、新たな割合等の適用は、第8期
介護保険事業計画が開始となる令和3年度からとすること。以上2点が併せて合意されており、附則により施行日は令和3年4月1日からとしております。
以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。
○議長 中山議員。
◆中山議員 これは担当の委員会になるかとは思うんですが、町長に対してお伺いをしたいというように思います。これは前回の
負担割合の変更より6年しかというか、2期ありましたので6年しかたっていないという形の中で変更となるわけであります。町長はこの件をどのように受け止めているのか。その点についてお伺いをしたいと思います。
○議長 町長。
◎町長 今回こういった形で合意を見たわけでありますけれども、この
負担割合の件につきましては、6年前から茅野市から提案をされて協議が担当間で進められてまいりました。議員の皆さん方も御承知だと思いますが、当町は高齢化が進んでおりまして、介護給付費が大変多い町でございます。その割に負担が少なくて済んできたという経過がございます。
そういった中での協議でありましたから、それでも当町が急激な負担増になるようなことはぜひ避けたいということで、いろいろ協議を進めてきていただいたわけでありまして、過去2期にわたっては、何とか1対9というのを持続することができました。しかしながら、他市町村との協議も重ねる中で、やはり広域割の2割、8割というのが妥当であるということの結論が出ましたので、今回は当町としてもその方針を認めさせていただいたということであります。
その中で、今御説明させていただいたように、地域支援事業のほうが逆に高齢者割、対象者割になりますと、当町へ来るお金も増えてきたということで、差引きでは若干の300万円ほどのプラスになったということで、結果的には負担が増えない形となったことは大変町としてはうれしいことだなというように思っています。
この間、非常に皆さん方が精力的に協議をいただいたことには感謝を申し上げたいと思いますし、御理解をいただきました特に大きな市でございますけれども、その皆さん方には私としては感謝を申し上げたいというように思っています。財政力の小さな町村が財政力のそれなりにある市によって、こういったことが若干でも賄われているというのが現実でございますので、そういった決断をしていただいた市の皆さんにも改めて感謝を申し上げながら、今回のこれを受け入れたということで御理解をいただければありがたいというように思っています。
○議長 ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声)
○議長 以上をもちまして質疑を終結いたします。本案については
生活文教常任委員会に付託いたします。
○議長 次に進みます。日程第10 議案第83号 令和2年度下諏訪町
一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。
○議長
総務課長。
◎
総務課長(河西) 御説明申し上げます。令和2年度下諏訪町
一般会計補正予算(第8号)につきましては、
歳入歳出それぞれ1,385万3,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ105億7,210万3,000円とするものでございます。
第8号補正につきましては、
人事院勧告及び本年度中の人事異動等に伴う給与、手当等について整理をさせていただくものでございます。
本年度の
人事院勧告の内容は職員手当のみの勧告となっており、民間の支給状況等を踏まえ、
期末手当を0.05月分引き下げて4.50月から4.45月とし、
常勤特別職及び議員の
期末手当につきましても一般職と同様0.05月分引き下げ、
年間支給月数を3.40月から3.35月とするものです。
歳出につきましては、7ページから16ページにかけて増減の内容を、17ページから19ページには
補正予算給与費明細書を添付してございますので、関係する各款・項・目についての個別の内訳は省略をさせていただき、人件費全体で説明をさせていただきたいと思います。
17ページをお願いいたします。特別職につきましては、町長、副町長、教育長に関わる人件費において、
期末手当、共済費の合計で16万7,000円の減となります。また、議員に係る人件費では、議員辞職に伴う不在期間と
人事院勧告による
期末手当の整理により、合計で104万4,000円の減額となります。
一般職についての内訳は、18ページになりますが、給料で532万3,000円の減、職員手当が697万5,000円の減、共済費が140万3,000円の減、合計で1,370万1,000円の減となっております。
一般職の職員に係る人件費の減額につきましては、
人事院勧告に伴う303万4,000円の減額のほか、年度途中での職員の異動などに伴う957万7,000円の減額が大きく影響してございます。
このほか、9ページにお戻りをいただき、3款1項1目社会福祉総務費27節繰出金には、
国民健康保険特別会計への人件費繰出金として6万円の減額、また、3目老人福祉費27節繰出金には、
後期高齢者医療特別会計への人件費繰出金として9,000円の増額となります。
次に、歳入の6ページをお願いいたします。19款1項1目繰越金1,385万3,000円の減は、今回の補正による余剰分を前年度繰越金で財源調整させていただいたもので、補正後における
留保財源は1億6,783万5,994円となります。
以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので質疑を終結いたします。本案については
総務経済常任委員会に付託いたします。
○議長 次に進みます。日程第11 議案第84号 令和2年度下諏訪町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。
○議長
総務課長。
◎
総務課長(河西) 御説明申し上げます。令和2年度下諏訪町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、
歳入歳出それぞれ6万円を減額し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ18億4,844万円とするものでございます。
補正の内容につきましては、
一般会計と同様、
人事院勧告と本年度中の人事異動等に伴う人件費の整理でございます。
それでは、内容につきまして事項別明細書で御説明申し上げます。まず、6ページの歳出をお願いいたします。1款1項1目一般管理費で人件費6万円を減額するものでございまして、内容・内訳は説明欄のとおりでございます。なお、7ページから8ページにかけまして
補正予算給与費明細書を添付してございます。
次に、5ページの歳入にお戻りをお願いいたします。7款1項1目
一般会計繰入金の6万円の減額は、今回の補正の財源調整をさせていただいたものでございます。
説明は以上でございますが、よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので質疑を終結いたします。本案については
総務経済常任委員会に付託いたします。
○議長 次に進みます。日程第12 議案第85号 令和2年度下諏訪町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。
○議長
総務課長。
◎
総務課長(河西) 御説明申し上げます。令和2年度下諏訪町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましては、
歳入歳出それぞれ9,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ3億9,860万9,000円とするものでございます。
補正の内容につきましては、
一般会計と同様、
人事院勧告と本年度中の人事異動等に伴う人件費を整理するものでございます。
それでは、内容につきましては事項別明細書で御説明申し上げます。まず、6ページの歳出をお願いいたします。1款1項1目一般管理費で人件費9,000円を増額するもので、内訳は説明欄のとおりでございます。なお、7ページに
補正予算給与費明細書を添付してございます。
次に、5ページの歳入をお願いいたします。3款1項1目
一般会計繰入金の9,000円の増額は、今回の補正の財源調整をさせていただいたものでございます。
説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので質疑を終結いたします。本案については
総務経済常任委員会に付託いたします。
○議長 次に進みます。日程第13 議案第86号 下諏訪町
健康ステーショントレーニング機器等の購入についてを議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。
○議長
教育こども課長。
◎
教育こども課長(本山) 御説明いたします。議案第86号 下諏訪町
健康ステーショントレーニング機器等の購入について御説明申し上げます。
本議案につきましては、下諏訪町健康ステーションに納入をいたしますトレーニング機器等の購入が、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条に規定する、予定価格700万円以上の動産の買入れに該当することから上程するものであります。
購入をするトレーニング機器等は、地方創生拠点整備交付金を活用した、現在、施工中の健康ステーション施設整備事業の効果促進事業として、パーソナルトレーニングの効果を高めるものでございます。
購入数量は、有酸素運動マシン、ストレングスマシン、フリーウェイト、パルクール、バイタル測定の五つのエリアへ配置をする、別記に記載の24種類、32台の機器のほか、パルクール用具一式、スポーツマットやダンベルなどのトレーニング用具を合わせて70種類になります。
事業者の選定に当たっては、公募型プロポーザル方式を採用した選考を行いました。実施要綱に基づく基本仕様書をベースに、幅広い年代に対応するためのトレーニング機器とパルクールエリアの跳ぶ・走る・登る・つかまるといった基本要素を満たした用具の選定、利用者の動線に配慮した機器の配置レイアウト及び安全対策、機器導入後のメンテナンス及び購入金額の見積額などを、民営・公営問わず類似施設などへの納入実績のある事業者から提案をいただいたものであります。
10月1日に公募型プロポーザルの公告を行い、同月30日の締切りまでに3者から企画提案書が提出されました。提出された企画提案書を基に、11月9日に納入候補者選定委員会を開催し、8名の審査員により、提出された企画提案書及びプレゼンテーションの内容を厳正に審査した結果、最も高い得点となった美津濃株式会社東京支店を納入候補者として選定をいたしました。
今回、美津濃株式会社東京支店からは、町が基本仕様として示した機器のほかに、理学療法の現場でも使用され始めている、重りで負荷をかけるのではなく、ばねの力を利用して骨格や姿勢を整えたり、高齢者の介護予防にもつながる柔軟性の向上や、けがのリスクを低減する効果のある動的ストレッチの機器が5種類5台追加提案され、町が目指す子供から高齢者まで幅広い年代の方が楽しみながらストレッチやトレーニング、体力づくりなど、健康増進とスポーツを行うことができる施設に合致する機器水準として高い評価がされたところでございます。
その後、最終的な見積書の徴取を実施し、提案上限額、税込み価格2,376万円のところ、税込み価格2,366万円で、東京都千代田区神田小川町3丁目1番地、美津濃株式会社東京支店、スポーツ施設サービス部担当取締役 山本睦朗を落札者と決定し、11月20日に仮契約を締結いたしました。
納期につきましては、令和3年3月24日までとしております。
国の地方創生拠点整備交付金を活用する上で年度内の調達完了が必須であることから、早期に発注を行い調達期間を可能な限り長く確保するため、本臨時会での議決をお願いするものでございます。
以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。
○議長 松井議員。
◆松井議員 この別記の商品名というか、これを見ますと聞いたこともないような名前の機器とか多くて、かなり多面的な機器が導入されるんだなと推測するところですけれども、こういうものを選ぶに当たって、町民の声というのを聞かれたことはあるでしょうか。
○議長
教育こども課長。
◎
教育こども課長(本山) 今回の基本仕様書でございますけれども、この内容についてどうやって決めてきたかということについてお話をさせていただきますと、負荷をかけられる体の部位のバランスを見ながらだとか、町の健康運動指導士が実際に指導を行ったり、これはパーソナルトレーニングと言いますけれども、だとか、健康運動教室で使うことということを念頭に基本にして考えてきましたので、特別パブコメをやったりとかして機器の選定を町民にお願いした経過はございませんでした。
○議長 ほかに質疑ございませんか。
○議長 大橋議員。
◆大橋議員 私は所属委員会が生活文教なのですが、基本的な考え方を再度お伺いするために質問いたします。機器導入コンセプトとして、子供から高齢者に至るまでの方々に有効な施設を建設すると伺っております。しかし、御提出されました写真を見ると、子供・高齢者に対する機器が少ないと思えます。公募型プロポーザルで美津濃株式会社東京支店さんの子供・高齢者の年齢というのは、おのおの何歳を対象にしているのでしょうか。
○議長
教育こども課長。
◎
教育こども課長(本山) お答えいたします。健康ステーションにつきましては、一般的なトレーニングジムとは異なりまして、親子連れでも入場ができ、例えば大人はトレーニング、子供はパルクールといったように、それぞれがトレーニングや遊び感覚で運動を楽しんだり、高齢者の介護予防の観点でも利用できるような全世代向けの施設として検討してきております。
美津濃の提案機器につきましては、全協でお配りをいたしましたカタログを見ていただきますと、基本的には全ての機器が対象者一般から高齢者までという形になっております。高齢者について具体的に何歳と言われても、ちょっと申し上げられませんけれども、個人差がございますので、実際に施設の中を見に来ていただいて、触れて、実際に使ってみて、自分に合った機器を見つけていただければいいかなと思っています。
また、パルクールにつきましては、先ほど申し上げた跳ぶ・走る・登る・つかまるといった基本的な移動の動作を通じまして、バランス感覚だとか空間把握、体のコントロールといった人間の心と体というものを一体的に鍛え、楽しみながらしかも発達させていくといったようなことを目的としたエリアになっています。
このステーションにつきましては、パルクールについては3歳前後の幼児から上は小学校3、4年生程度の児童までをメインターゲットとしております。じゃあ、それ以上の方はと言われたときには、当然成人の方もパルクールを利用することができますので、そんな年齢層の区分けになっております。以上です。
○議長 大橋議員。
◆大橋議員 そうしましたら、機器のリストにはボルダリングは入っておりませんでしたが、どうなったのかなと。それで、パルクールは持ち出し可能というふうに書かれているんですが、それぞれの重さというのはどのぐらいなんでしょうか。子供や高齢者が軽々とほかの場所に持ち出しができるのでしょうか。
○議長
教育こども課長。
◎
教育こども課長(本山) お答えいたします。確かにこの事業のプロジェクトが立ち上がった当時というのは、オリンピックの種目でも採用されたボルダリングについて検討してきた経過がございます。その検討の中で、先行事例の施設を見学・視察等々させていただく中で、だんだん分かってきたことが、当初、小さなお子さんたちがターゲットになると思っていましたけれども、本格的な施設になると高さが6メートルとか7メートルぐらいのものであって、しかも頑丈なものでないといけませんので、一度造ればずっとそこに固定されていくといった形になります。当然落下防止のためには安全確保をする職員だとか、それなりのマットを敷くとか、そういったことが施設に求められてまいります。
検討する中で、じゃあ小さい子をターゲットにするにはどれくらいの規模のものがいいかなということで、登るとかつかまるという動作をパルクールの施設に求めたというふうに方向転換をしてまいりました。
議員さんおっしゃるとおり、持ち出しにつきましては、屋外へ持ち出せるということを基本仕様の中に入れてありまして、施設の前の広い部分だとか、今進めております人工芝のグラウンド等でのイベントで活用していくということを想定しておりまして、パルクール施設の4割から5割は持ち出し可能といった内容になっております。
持ち出しに際しましては、職員が2人とか3人で持って、軽トラだとかそれ以上の車に載せて運搬するといった内容になっておりますが、今回、当町で採用するパルクールというのは美津濃独自のオリジナル、いわゆる下諏訪町独自の跳んだり跳ねたりといった施設になっておりますので、これから下諏訪町独自の機具を作っていくという内容ですので、重さについては具体的にちょっと申し上げられませんが、いずれにしても職員が持って運搬ができるといった内容になっております。以上です。
○議長 大橋議員。
◆大橋議員 民間の施設と比べて差別化し、特化した施設にしているという説明を以前に聞きました。では、どのような違いがあるのでしょうか。
○議長
教育こども課長。
◎
教育こども課長(本山) 議員さんおっしゃるとおり、近隣の施設との差別化ということを当初から検討のベースにしてまいりました。このステーションにつきましては、先ほど来申し上げているとおり、子供から大人まで、楽しみながら心身の発達、それから健康増進を図るといったことを目的にしております。
じゃあ近隣の先行事例とかを見ますと、どうしているかというと、入場制限をしております。具体的には一般の施設というのは高校生以上からの利用可能としております。それに対して下諏訪の場合は小さい子から高齢者まで、特に制限なく使えるといったところが一番大きな差別化の点かなと思っております。
小さなお子さん連れで利用していただける、そんな施設を検討してまいりました。過去にも健康スポーツ都市宣言をしてきた経過もございまして、そういった意味からも町民に愛される施設としてやっていければいいかなと思っています。以上です。
○議長 ほかに質疑ございませんか。
○議長 林議員。
◆林議員 こうやって見ますと種類が大変多くて、運用指導も多様で大変だなと思うわけであります。安全性とか安全に運用していかなきゃいけないし、一応説明の中では2人の運動士が張りつくわけですけれども、この種類ではですね、なかなかちょっと手が回らないのではないかと。町民が慣れてくれば感じることですけれども、その辺をどのように運用していくのか。また、この美津濃株式会社がどのようにフォローしていただけるのか。その辺もお聞きしたいと思います。
○議長 町長。
◎町長 議員御指摘のとおりに、今回の美津濃さんの提案というのは非常に私たちが予定していた以上にすばらしい提案をいただいて、機具も充実をしております。それだけに安全の確保をしながら運用していくということが大変重要になってこようかと思いますので、それなりの体制整備をしていかなければいけないと思っています。
以前も若干触れさせていただきましたけれども、新しい係というものを設けさせていただいて、健康ステーションのほうにそれなりの人員の配置をしていかなければいけないというように私としては思っています。
運動指導士を中心に適切に指導・指示ができるような、そういった職員を配置させていただくとともに、当然混雑も予想されますので、使用者に不便をかけないような、人員配置や体制づくりも必要かというように思います。
また、今まで行ってきた健康スポーツゾーン構想の中のゆたん歩°での運動指導や、湖畔での運動器具の指導等もありますので、そういった全体的な指導も管理していくということになりますから、多岐にわたる事業の推進が必要になってきますから、そういったことも含めてそれなりの人員体制をしていきたいというように思っています。
それから、民間の指導者という発想もございます。民間の皆さん方には、こういった場所を活用していただいて、それなりのスキルを持った民間の方たちが、こういったステーションやパークというものを活用していただいて、民間の皆さんによる指導によって新たな教室が生まれるとか、そういった可能性についても検討させていただいておりますので、安全確保の上で、より一層いろいろな方に関わっていただいて、これが運用されていくということを目指していきたいというように思っています。
○議長 ほかに質疑ございませんか。
○議長 岩村議員。
◆岩村議員 これからコロナ対策なんですけれども、多分まだ収束できないんじゃないかなと思うんですけれども、どんなような形で考えているんでしょうか。
○議長
教育こども課長。
◎
教育こども課長(本山) コロナの関係につきましても、プロポーザルをする際に各者からどんな対策が取れるかということを提案いただきながら選考してきた経過がございます。4月完成を目指して今やっておりますけれども、どんな状況になっているかもうちょっと想像がつきませんけれども、当面は一月くらいはまず美津濃からの機器の講習会がございますので、それにどうしてもかかってしまいますので、早くても5月の連休頃なのかななんていうような想定をしていますけれども、コロナの関係については美津濃の提案が、配置具合とか、そういったものが評価されておりますので、コロナ対策も万全にやっていきたいと考えております。
○議長 ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声)
○議長 以上をもちまして質疑を終結いたします。本案については
生活文教常任委員会に付託いたします。
ここでお諮りいたします。ただいま午前11時9分です。暫時休憩にしたいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」の声)
○議長 御異議ございませんので、暫時休憩といたします。再開は各常任委員会終了後といたしますので、よろしくお願いいたします。
なお、各常任委員の皆さんは直ちに委員会を開催いたしますので、
総務経済常任委員会の皆さんは全員協議会室へ、
生活文教常任委員会の皆さんは第4委員会室へ御参集ください。暫時休憩といたします。
休 憩 午前11時09分
再 開 午後 2時00分
○議長 ただいま午後2時です。休憩前に引き続き本会議を再開いたします。
本会議再開に当たり、遅刻を予定されている議員は5番
青木利子議員でありますので、御報告申し上げます。
△<付託議案の
委員長審査報告、質疑、討論、採決>
○議長 それでは、休憩中に御審議をいただきました議案について、
総務経済常任委員会の審査報告をお願いいたします。中村光良常任委員長、登壇の上、御報告願います。
○議長 中村光良委員長。
◎総務経済常任委員長(中村) それでは、
総務経済常任委員会より報告させていただきます。
議案第79号 下諏訪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
議案第80号 下諏訪町特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の一部を改正する条例について
議案第81号
下諏訪町議会の議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について
議案第83号 令和2年度下諏訪町
一般会計補正予算(第8号)
議案第84号 令和2年度下諏訪町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
議案第85号 令和2年度下諏訪町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
本委員会は、令和2年11月30日に付託された上記議案について審査した結果、それぞれ原案どおり可決したから、会議規則第73条の規定により報告いたします。
審査の内容についてお知らせします。
議案第79号 下諏訪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について。
質疑では、今回は職員組合との合意について話し合っていないが、給与については地方公務員法第24条第2項に規定されており、労使交渉等により決定される民間の給与とは基準が異なる。当町では国の
人事院勧告に準拠して決定を続けてきている。例年、組合からの独自要求に対して勧告に沿った内容で実施すると回答は行ってきている。地方公務員の給与は人勧に準拠しており、組合もそれに同意してきた経過があり、労使交渉の必要はないかとも判断している。地方公務員の給与の決め方には一定のルールがあり、交渉で決めることではない。組合の独自要求の中で交渉の申入れもなかったため引下げに至った。今回は勧告の数字発表が遅く、時間的余裕がなかった。給与の引下げは21年のリーマンショックでやった。労働条件等、変わる際には町からの申入れも行っている。人勧が遅く、期末に間に合わせる期間が短く、話ができていない状況である等々の答弁がありました。
討論では、人勧に対してそのまま認めてきたといった点は問題だ。人勧は一般企業の減で公務員も減となると、逆に一般は公務員が減なので一般も減といった悪循環になりかねない。この間、コロナで職員の方は苦労している。医療機関の方は一時金が下がった等あり、ひどいといった国民感情もあり、人勧はあったが、従わないといった選択もあっていいのかと思うので反対。
また、賛成の立場から、これまでも人勧を尊重してきた。減額だから従わないということも違うと思う。人勧そのものは民間の動向を加味した形である。社会動向から決定されてきている。職員だけは別とは言えないのではないか。人勧遵守が大事であるが、組合への説明はもう少し丁寧にしていただきたい等の賛成討論がありました。
採決の結果、挙手多数で可決しました。
議案第80号 下諏訪町特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の一部を改正する条例については、質疑及び討論なく、採決の結果、
挙手全員で可決しました。
議案第81号
下諏訪町議会の議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について。質疑、討論なく、採決の結果、
挙手全員で可決しました。
議案第83号 令和2年度下諏訪町
一般会計補正予算(第8号)。
質疑では、異動によるものと人勧の数字について、人勧がマイナス303万4,000円、異動が957万7,000円。異動に対して多い要因は、職員1名の退職が大きい。今年新たにお子さんが増えたことで児童手当が増しているとの答弁がありました。
討論では、人勧が含まれており、同様の理由から反対。また、議案第79号の同様の理由から賛成とのそれぞれ討論がありました。
採決の結果、挙手多数で可決しました。
議案第84号 令和2年度下諏訪町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、質疑、討論なく、
挙手全員で原案どおり可決しました。
議案第85号 令和2年度下諏訪町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましても、質疑、討論はなく、採決の結果、
挙手全員で可決しました。
以上、
総務経済常任委員会からの報告です。
○議長 次に、
生活文教常任委員会の審査報告をお願いいたします。樽川信仁常任委員長、登壇の上、御報告願います。
○議長 樽川信仁委員長。
◎生活文教常任委員長(樽川) それでは、
生活文教常任委員会より報告いたします。
議案第82号
諏訪広域連合規約の変更について
議案第86号 下諏訪町
健康ステーショントレーニング機器等の購入について
本委員会は、本日令和2年11月30日に付託された上記議案について審査した結果、それぞれ原案どおり可決したから、会議規則第73条の規定により報告します。
議案第82号
諏訪広域連合規約の変更について。
質疑では、今回の改正により構成市町村の中には負担が増減したところもある。
地域支援事業費関係経費の変更については、65歳以上の方が対象になるので適切に行えるものになる。今後現状が続けば、10年、15年後の試算でも下諏訪町の高齢化率は高い状況であるが、広域の高齢化率も上がることから見通しが難しいが、今回の改正で大きく町の負担が増えることは想定されていない。
討論では、財政の小さいところは大きいところに見ていただけるよいものであるので賛成。改正によって負担が増えるが、配分も増えることからも町への影響は少ない。大きい財政のところに感謝との賛成討論があり、採決の結果、
挙手全員で可決いたしました。
議案第86号 下諏訪町
健康ステーショントレーニング機器等の購入について。
質疑では、コロナ対策として朝の機具の定期点検に併せ消毒も行っていく。今後の機具の配置にもよるが、場合によっては入場制限なども検討していく。また、国のガイドラインに基づき対応もしていく。メンテナンスに関しては、おおむね機具は早いもので5年くらいで入替えの目安となる。よって5年を目安に考えているが、6年目以降に関しても契約を行っていくものもある。
討論では、機器が安全・安心して使える高齢者にも配慮したものと感じられるので賛成。スポーツの町下諏訪健康スポーツゾーンの最終段階として、よいものだと思う。課題として管理、メンテナンスをしっかり行ってほしい。今後の運営によって健康な町になるように期待するとの賛成討論があり、採決の結果、
挙手全員で可決いたしました。
以上、
生活文教常任委員会からの報告といたします。
○議長 次に進みます。議案第79号 下諏訪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
○議長 森議員。
◆森議員
人事院勧告に基づく内容であります。反対意見が出たわけですけれども、その場合どういう扱いにするのか、どういうふうにしていくのかというような議論があったのでしょうか。
○議長 中村委員長。
◎総務経済常任委員長(中村) お答えします。反対の質問に対しては事務方の答弁があって、それ以上の進展はありませんでした。
○議長 森議員。
◆森議員 どの程度の者が反対、もちろん考え方、意見として反対はいいんですけれども、反対した結果どうなるかということをやはり議論したり、反対者はそれに対してこうするべきだと、ステップが悪いから反対だというだけだと先に進まないというか、どうなるんだいという、どういうお考えなんだろうということを非常に疑問に思うわけであります。そんなことを含めて意見を述べていただくことがよいのではないかというように感じます。
○議長 今のは質問ではないですよね。
ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声)
○議長 以上をもちまして質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
○議長
増沢議員。
◆
増沢議員 反対の立場で討論いたします。
給与の引下げというのは労基法でいえば不利益の変更に当たります。この不利益の変更については、労働契約法の第9条で丁寧に労使が話し合わなければならないと、こういうように規定されています。仮に
人事院勧告を遵守するというのが労使の合意であったとしても、この時期この額等々を勘案すれば、当然労使が話し合うべき内容に値するというふうに思っています。また、コロナ感染対策で大変苦労をされている職員の方々に一定の補償をするというのも極めて重要なことではないかということで、この給与の引下げに対しては反対をいたします。以上です。
○議長 ほかに討論ございませんか。
○議長 中山議員。
◆中山議員 私は賛成の立場で討論させていただきます。
町と職員組合はですね、長年にわたり信頼の関係で成り立っているというように私は考えるわけであります。今回の改正は、コロナ禍の中、人事院は国会・内閣に対し
国家公務員の特別級の会計、
国家公務員に対してなんですけれども、下諏訪町としては
人事院勧告を地方公務員にも適用してやっていて、上げるときにも下げるときにも出すというような形の中で対応しているというように思います。
特に今回の人事院についてはですね、勤務実態に応じて決まる勤勉手当の改正ではなくて、一律に支給する
期末手当で行うことになっているものというような形で私は理解をしています。ですので職員組合としてもそのように理解をされたものだというように思います。
よって、本案について賛成の討論とさせていただきます。
○議長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」の声)
○議長 以上をもちまして討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔 挙手多数 〕
○議長 挙手多数。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
○議長 次に進みます。議案第80号 下諏訪町特別職の職員で常勤の者の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔
挙手全員 〕
○議長
挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
○議長 次に進みます。議案第81号
下諏訪町議会の議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔
挙手全員 〕
○議長
挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
○議長 次に進みます。議案第82号
諏訪広域連合規約の変更についてを議題といたします。これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔
挙手全員 〕
○議長
挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
○議長 次に進みます。議案第83号 令和2年度下諏訪町
一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
○議長
増沢議員。
◆
増沢議員 第79号で反対した趣旨で本案にも反対をいたします。
○議長 ほかに討論ございませんか。
○議長 中山議員。
◆中山議員 賛成の立場で討論をさせていただきます。
今回の第83号につきましては、先ほど第79号の一部改正に基づいて行われるものというような形で理解をしているわけであります。先ほど申しましたが、
人事院勧告制度は労働基本権制約の代替措置として情勢適応の原則に基づき
国家公務員の適正な処遇を確保するというようなもので、
国家公務員でありますが、下諏訪町ではそれを地方公務員にも適用しているというようなものであります。
勧告を通じて職務に精通している職員に適正な給与その他の勤務条件を確保することは職員の努力や実績に報いるとともに、人材確保にも資するものであるというように考えるわけであります。組織活力の向上、労使関係の安定等を通じて行政の効率的・安定的な運用に寄与するものというようにも考えるわけであります。
よって、本案について賛成の討論といたします。
○議長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」の声)
○議長 以上をもちまして討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔 挙手多数 〕
○議長 挙手多数。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
○議長 次に進みます。議案第84号 令和2年度下諏訪町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
○議長
増沢議員。
◆
増沢議員 補正予算関連ですので、第79号で反対した趣旨で反対いたします。
○議長 ほかに討論ございませんか。
○議長 中山議員。
◆中山議員 賛成の立場で討論させていただきます。
先ほども申しましたように、
人事院勧告に基づいているという形の中で、下諏訪町はそれに基づく、また職員組合ともそれの信頼関係において行われているという形でありますので、本案について賛成の立場で討論させていただきます。
○議長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」の声)
○議長 以上をもちまして討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔 挙手多数 〕
○議長 挙手多数。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
○議長 次に進みます。議案第85号 令和2年度下諏訪町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
○議長
増沢議員。
◆
増沢議員 同じく
補正予算関連ですので、第79号で同じく反対した立場で反対をいたします。
○議長 ほかに討論ございませんか。
○議長 中山議員。
◆中山議員 私は賛成の立場で討論させていただきます。
これは最終的には
人事院勧告というような形になってくるわけでありますが、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大や大規模な自然災害などの危機的な状況が次々と発生している中、全国各地で公務員、地方公務員等が住民の安全・安心を確保するために日々努力し職務に邁進しているわけであります。厳しい勤務環境の下、困難な業務であっても誇りを持って真摯に取り組んでいる地方公務員の皆さん、職員の方々に対し心から敬意を表すとともに、引き続き職務に精通していただくようお願いして、賛成の討論といたします。
○議長 ほかに討論ございませんか。
(「なし」の声)
○議長 以上をもちまして討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔 挙手多数 〕
○議長 挙手多数。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
○議長 次に進みます。議案第86号 下諏訪町
健康ステーショントレーニング機器等の購入についてを議題といたします。これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
○議長 林議員。
◆林議員 一応、機器の耐用年数、5年ぐらいで更新を考えているという質問があって、その答えが出ておりましたが、時代の流れという中で技術進歩が激しいということを鑑みたときに、リースではどうかというような質問はなかったんでしょうか。
○議長 樽川委員長。
◎生活文教常任委員長(樽川) リースでもどうかという質問はございました。それでも直営で下諏訪は買ったほうがより使い勝手もいいし、比べた場合、買ったほうがいいんじゃないかというお答えがございましたので、町のほうから。それですから、我々委員会としては納得をいたしました。以上です。
○議長 ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声)
○議長 以上をもちまして質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
(「なし」の声)
○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。
これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。
〔
挙手全員 〕
○議長
挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。
○議長 以上をもちまして、本日の日程に定められた議事は終了いたしました。
△<閉会に当たっての
町長挨拶>
○議長 ここで町長から挨拶があります。
○議長 町長。
◎町長 11月臨時会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
本日は1日間という議会日程ではございましたが、慎重な御審議をいただき、それぞれ原案どおり御議決を賜り、誠にありがとうございました。
9月定例会の閉会の挨拶で臨時会がなければということで皆さん方に御挨拶を申し上げましたが、この間2回の臨時会がございました。今日がいよいよ最終の議会ということでございますので、一言、私から御礼の御挨拶をさせていただきます。私らしく最後は原稿を読まずにお付き合いをいただければと思います。マスクを外させていただきます。
16年前になります。12月5日に投票日がございまして、町長に選任をされ、翌6日には当選証書を授与いただき、翌日7日に初登庁をさせていただきました。そして、その翌日8日になりますが、12月定例会が開会となりました。非常に決意をしてから一月ないくらいの期間の中で議会を迎えました。当然、初めてのこの議場でありますから、どんな一般質問が来るか非常に不安な思いでその日を迎えたことが、昨日のことのように思い出されます。
当時は議員さんたち18人おられまして、欠員が1人おられましたけれども、その質問内容がこの町をどうしたいのか、どうして町長選に出たのか、そういった私の基本的な考え方に対する質問でございましたので、当然答弁書というものは一切ございませんでした。
当時の、まだ副町長制度ではありませんでしたから、助役から、青木君の思い、それを皆さん方にしっかりと伝えればいいんじゃないですか、そういったお話をいただく中で一般質問を迎えました。精いっぱい私の思いを議員の皆様方の質問に対してお答えをさせていただいたつもりでございます。おかげさまで多くの質問に、ほとんど自分で何を言ったか覚えてはいないんですけれども、一生懸命答えさせていただき、それなりの御評価をいただきながらのスタートでありました。
以降、私はできるだけ一般質問や議案質疑、それに対して原稿を読まないでおこうと、議員さんお一人お一人の気持ちに寄り添い、それにしっかりと向き合って自分の言葉で質問に答えていこう、そう決意をさせていただき、16年間、何とかそれを守ることができました。この議場で多くの議員さん方といろいろな議論をさせていただきました。そして、そんな中で生まれたすばらしい事業やすばらしい施策が幾つもあります。そういった一つ一つが私にとって宝物であり、この下諏訪町にとっても大きく発展をさせる要素であったと私は自負しています。
議員さんはこの町の町民の代表者であります。ですから議員さんお一人お一人の意見というのは、私は町民の声と、そう受け止めながら真摯に向き合ってきたつもりであります。このことはぜひ御理解いただきたいと思います。これからもぜひ議員各位におかれましては、町民の負託に応えるべく、住民の皆さんのお一人お一人の声をこの議場で町長にぶつけていただければありがたいというように思います。
思いは一つだと思います。いい町にしたいんです。そのために私たちがいます。ここで議論を重ねているわけです。私はおかげさまで多くの先輩、同僚、職員、そういった皆さんとともに私の町政を最後まで責任を持って遂行することができました。改めて議員各位、職員、そしてまた支えてくれた多くの皆さんに感謝を申し上げたいと思います。議員各位におかれましても、新たな宮坂町政の中で、ぜひそういった思いを持ってしっかりと伝えていただき、よりすばらしい下諏訪をつくっていくように、引き続きの御尽力を重ねてお願い申し上げます。
私はこれをもってこの議場を去るわけでありますけれども、一町民として、またこの下諏訪町のさらなる発展のために、微力ではありますが、何かできることがあったら、またまちづくりに協力していければと思っています。
議員各位におかれましては、今後も御健勝で御活躍をいただきますように、心から御期待、御祈念申し上げまして、私の最後の御挨拶とさせていただきたいと思います。本当に皆様方、ありがとうございました。(拍手)
○議長 町長はしばらくそのままでお待ちください。なお、午後2時28分に議席番号5番、
青木利子議員が着席しておりますので御報告をいたします。
それでは、ここで私からも一言御挨拶申し上げたいと思います。9月定例会閉会時には前議長から御挨拶をさせていただいたところですが、ここで改めて私からも勇退される青木町長に心からの感謝と敬意を表したいと思います。
4期16年間の青木町長の実績は、赤砂崎土地問題の解決と防災公園化、南小改築、保育園統廃合、子育て支援センター、ゆたん歩°、よいさ、矢の根や等の開設、あざみ号へのワゴン車導入、やしマルシェ運行開始、健康スポーツゾーン構想に基づくAQUA未来をはじめとする諏訪湖畔を中心とした整備など枚挙にいとまがありません。
ハード面のみならず、生ごみ減容リサイクル導入、しもすわ未来議会、中学生の海外研修、子供の医療費18歳までの無料化、こども未来基金、給付型奨学金の創設、平和首長会議への加盟、なんでも相談室開設、町長と語る会の毎年の継続など、ソフト面においても同様です。
町長がこの間、目指すべき町の姿を示した、小さくてもきらりと光るまち、住民満足度100%、防災意識日本一など、インパクトのあるキャッチフレーズは、町長が常に目指した民公協働のまちづくりとともに私たち町民の記憶にしっかりと刻み込まれ、忘れられることはないでしょう。
そして、町長が常に町の宝だと述べて大切に育ててくださった町の子供たちとともに、町長がこの間、整えてくださった環境や制度をどう活用し、よりよいまちづくりを進めていくかは今後の全町民の課題です。
私たち議員もこの間、この議場での町長のやり取りをしっかりと胸に、また先ほどいただいた温かいお言葉も胸に努力してまいりたいと思っております。今後そんなまちづくりを私たちはしっかり取り組めていけるかどうか、この先をしっかり見守っていただき、御助言をいただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
16年の長きにわたる任務は、スポーツマンである青木町長であっても、身体的にも精神的にもハードであったことでありましょう。しばしお疲れを取っていただき、これまでまとまった時間を十分過ごすことのできなかった御家族の皆様とのゆったりとした楽しい時間もお過ごしください。とはいえ、まだまだ隠居いただく年齢ではございません。様々な場面での御活躍を御期待申し上げます。
町長最終年度の今年は
新型コロナウイルス感染症の影響で、その対策にも大変御苦労いただきました。また、多くの行事や企画が中止あるいは縮小を余儀なくされたことで、町民と直接言葉を交わす場面が例年より少なかったことは、町長にとってとても残念なことではなかったかと思います。
新型コロナウイルス感染症の一刻も早い収束を願いますとともに、町長職は退かれても、ますます町民と親しく語り合っていただく存在であり続けていただければ幸いです。
感謝や御慰労の言葉は尽きませんが、最後はこの言葉で終えたいと思います。青木町長、ありがとうございました。(拍手)
以上をもちまして、令和2年11月
下諏訪町議会臨時会の会期中に定められました日程の全てを終了いたしました。
ただいま午後2時38分です。これをもちまして令和2年11月
下諏訪町議会臨時会を閉会といたします。大変御苦労さまでした。
閉 会 午後 2時38分
令和2年11月30日
下諏訪町議会議長 金 井 敬 子
署名議員 中 村 光 良
署名議員 田 嶋 彰
署名議員 青 木 利 子...