◆
社会文教委員会委員長(
木下徳康君)
社会文教委員会に付託となりました議案6件につきましては、いずれも原案のとおり可決することに決定いたしました。 審査の概要について申し上げます。 議案第88号「
飯田市立診療所条例の一部を改正する条例の制定について」では、診療時間の改正に当たり、地元からの意見はなかったかとの質疑があり、前もってお聞きした地元の意見に医師の意見を併せ、条例の改正前に改めて地元にも掲示したとの答弁がありました。 続いて、1月で1日分の診療時間が減るということになるが、その影響について議論はされたかとの質疑があり、地元との協議の中では、平日はたくさんの患者はいない。土曜日は家族が送迎できるので、土曜日は月に何日か開所してほしいとの意見があり、それを反映したとの答弁がありました。 これに関連し、改正により土曜日の診療時間が減少しているが影響が大きいのではないかとの質疑があり、地元からは、土曜日の患者は多くはないが、一部の方から希望があるので開所してほしいとの意見があった。土曜日に毎週かかる患者はあまりいないと考えており、薬をもらいに診療所に来られるとすれば、月に一、二回の頻度だと思っているとの答弁がありました。 次に、議案第92号「飯田市
奨学金貸与条例の一部を改正する条例の制定について」では、
貸与要件に該当しない方がこれまでに見受けられたか、それが課題となって緩和となったかとの質疑があり、進学が多様化する中で対応できていない部分や
事務手続が多いことなどがハードルとなり、相談の時点で断らざるを得ない方がいたため、
条例改正の提案に至ったとの答弁がありました。 続いて、
償還免除について、
若者回帰に効果があると見込んだものなのかとの質疑があり、本条例の制定時は
大学卒業後のUターンを目的としていたが、それだけではなく、
高校卒業者の
地域内就職、
地元定着にも重点を置いており、高校生にも支援したいというものとの答弁がありました。 さらに、改正により、貸与をする方がどれくらい増えるのかとの質疑があり、貸与について具体的に人数を見込むことはできないが、申請者は今よりも増えていくものと考えている。高校生を加えたことによる
償還免除制度は、現在、高校での貸与に対し10名償還しているので、
地元定着により償還の免除が想定されるとの答弁がありました。 これに関して、既に在学している方も
償還免除制度が適用となるかとの質疑があり、新規の貸与については、令和5年度の申請者からとなる。奨学金の免除については、返済が始まっている方でも令和5年度から免除の対象になるとの答弁がありました。 さらに、これまでに貸与の要件が合わず断ったケースは何件あるかとの質疑があり、相談はあったが申請に至らなかった例は、通信制や国外の高校であったため対象外となった。また、相談以前に成績が優秀といった表現で申請を断念したというケースがあったと聞いているとの答弁がありました。 これに関連して、本来申請すれば認めてもらえる学生や家庭が申請をしなかったというケースも想定できる。今回対象を広げ、できる限り多くの方に奨学金を利用いただくことが
条例改正の趣旨であるとすれば、どう周知していくのかとの質疑があり、
審査委員の
高等学校長からは、夏の時期や2学期に周知することが大事とアドバイスをいただいている。さらに周知を徹底していきたいとの答弁がありました。 なお、委員からは、要望として、これまで必要な人に必要な情報が届いていないことが見受けられた。
生活弱者と言われるところほど届きにくいので、周知に力を入れていただきたいとの発言がありました。 次に、議案第93号「公の施設の
指定管理者の指定について(飯田市
デイサービスセンター)」では、コロナの影響により利用者が減少したため、
事業収入が減少したとあるが、コロナが落ち着けば
事業収入は改善すると考えているかとの質疑があり、コロナによる利用率の減少は、コロナ前に比べ10%くらいと判断している。コロナが終息し、利用が回復すれば改善されると考える。
上村デイサービスセンターでは、
介護報酬への上乗せ可能な加算について取得しようと取組をしているところである。また、現在、
利用定員が27名だが、
地域密着型という定員18名以下の区分による
介護報酬の点数では、今よりも1回当たり1,000円
程度収入が増額となる。利用者の状況を見ながら、そのようなことを今後考えていきたいとの答弁がありました。 これに関連し、
地域密着型への移行は、
指定管理者の努力になるのか、設置者である市が行うことになるのかとの質疑があり、市として選択肢を提案するが、
指定管理者が現状に合うか判断しながら進めていただくことになるとの答弁がありました。 また、令和5年度の
光熱水費が、令和3年度の実績より低い見積りとなっている。令和3年度は
光熱水費の高騰以前であり、令和4年度から
光熱水費が上がりつつある中で、令和3年度より低くなっている理由はとの質疑があり、
指定管理者の
経営努力の部分が
光熱水費の中で反映されている。今後も
経営状況が厳しいことは変わらないため、定期的に確認を行い、
指定管理料が適切かどうか注視していきたいとの答弁がありました。 なお、
補足説明資料を用いた説明において、令和2年度、3年度の決算額の増減や、令和4年度の
決算見込みを踏まえた令和5年度の見積りなどの比較など、事業費の変化をしっかりと精査した上で説明願いたいとの要望がありました。 次に、議案第98号「公の施設の
指定管理者の指定について(
飯田運動公園プール)」では、継続となる
指定管理者から、
運動公園プールの運営に関して、これまでに提言等はあったかとの質疑があり、競技用の50メートルプールの活用として合宿等の
受入れ等の活用、今回の
事業計画では、子供を対象とした
水泳教室の提案をいただいているとの答弁がありました。 また、5年前の議案では、
市民プールの指定もあったが、今回議案がない事情はとの質疑があり、
市民プールについては、昭和35年の整備から62年経過しており、施設の老朽化が大きな課題となっている。飯田市の
公共施設マネジメントを踏まえて、今後の在り方を検討しているとの答弁がありました。 これに関して、次のシーズンは運営しない可能性を含んでいるということかとの質疑があり、本日の段階では方向性を答えられないが、検討の結果によって必要な対応をさせていただくとの答弁がありました。 さらに、
地域協議会や
利用団体への説明など、今後の予定はとの質疑があり、在り方を検討する上で、利用者の状況を把握することは大事であり、対応をしてきている。
地域協議会へは、検討の状況に応じて適切に対応してまいりたいとの答弁がありました。 なお、委員から、方針が出されたときに唐突感がないように
検討状況の見える化をしてほしい。
指定管理と違う方向になるのであれば、早めにしっかりと
地域協議会等と協議をしていただきたい。
市民プールが閉鎖になるのではと心配する声がある。致し方ない結果になったとしても、事前の説明が全くない状態では保護者も困るので、
準備期間を持って納得いただけるように段階を経てほしいとの要望がありました。 次に、議案第99号「公の施設の
指定管理者の指定について(飯田市旧
小笠原家書院・
小笠原資料館)」では、
指定管理料を年60万円増額する理由はとの質疑があり、人件費をこれまで県の
最低賃金で積算していたが、市の
会計年度任用職員単価に見直した。また、
清掃委託料と
光熱水費の
値上がり分に対応したほか、
利用料収入を、前回の算定では2,000人ほどの利用で40万円と見込んだが、直近2年間のコロナの影響による厳しい状況があり増額したとの答弁がありました。 次に、議案第100号「公の施設の
指定管理者の指定について(飯田市上村山村文化資源保存伝習施設)」では、指定期間を5年間とする施設が多い中で、前回同様3年間であるが、期間を延ばす検討はされたかとの質疑があり、コロナ禍の影響もあるが、施設利用者が年々減少してきている。利用方法について、現在の資料館としての利用以外にも、地元で有効活用が行われるような検討が必要と考えており、それらの事情を踏まえて3年間に設定したとの答弁がありました。 以上で報告を終わります。 すみません、報告で間違いの箇所がありましたので、訂正をさせていただきたいと思います。 議案第88号において、条例の改正前に改めて地元に掲示と私発言したかと思いますが、提示をしましたということでお願いいたします。 それと、議案第92号において、貸付けというべきところを貸与と言ってしまったので、貸付けに何か所かありますが訂正させていただきます。以上です。
○議長(井坪隆君) ただいまの
委員長報告につきまして、御質疑はございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(井坪隆君) なければ、質疑を終結いたします。 期日までに討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより議案6件を採決いたします。 お諮りいたします。 議案6件について、
委員長報告のとおり決定することに御異議はございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、議案6件は
委員長報告のとおり決定されました。 次に、議案第89号から議案第91号まで、議案第94号から議案第97号まで、議案第107号及び議案第108号までの以上9件を
一括議題とし、産業建設
委員会の報告を求めます。 産業建設委員長、竹村圭史君。
◆産業建設
委員会委員長(竹村圭史君) 産業建設
委員会に付託となりました議案9件につきましては、いずれも原案のとおり可決することに決定いたしました。 審査の概要について申し上げます。 議案第91号「飯田市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について」では、風越公園が県から移管されるのはいつになるか、また、そこへ至るまでの流れはどうなるかとの質疑があり、土地貸与のための賃貸借契約と施設譲渡のための契約を令和5年2月から3月に行えるよう準備を進めている。3月下旬に契約を完了し、4月1日から市が管理を行う。なお、土地の譲渡についてはその後となるとの答弁がありました。 さらに、風越公園の移管日は、県または市のどちらかが公示をしたときかとの質疑があり、市の公告の施行日が令和5年4月1日になるため、移管日も同日となるとの答弁がありました。 議案第94号「公の施設の
指定管理者の指定について(飯田市地域資源総合管理施設)」では、
補足説明資料の写真はいつのもので、施設内は写真と同じ配置となっているか。以前は、サロンや研修室に段ボールなどが積み上げられ使用できない状態であったが、現在の状況はとの質疑があり、写真撮影の時期は定かではないが、机の配置等が違う程度で、室内の状況はほぼ写真のようになっているとの答弁がありました。 これに関連し、観光地の施設であることも加味し、地元の方や観光客のために、設置目的に記載されてある内容に添って施設を使用していただきたいとの要望がありました。 続いて、3年後の収支には黒字化を図っていけるとの説明だが、来年度の収支がマイナス200万円となっていること、法人の資本金が100万円であることから、3年間の経営体力はあるかとの質疑があり、株式会社実りやは、令和元年に創業した事業所である。2年目からの
経営状況は黒字化されており、経営体力は問題ないと考える。令和5年度の事業収支見込みは、公募のときに提出された内容である。コロナ禍を加味し、農産物直売所の売上げが減額されており、単年度支出の修繕費も多いが、今後、協定締結の協議の中で黒字化に向けた課題解決をしていけば、収支の改善は見込めるとの答弁がありました。 また、今回の
指定管理料の上限50万円の考え方と、令和2年度、3年度は
指定管理料ゼロ円になっている理由はとの質疑があり、これまで
指定管理料はゼロ円だったが、今回から上限額50万円とし公募した。業務の仕様書を作成し、業務を行う上で必要な額を算出した金額であるとの答弁がありました。 議案第95号「公の施設の
指定管理者の指定について(飯田市大平宿生活原体験施設)」では、古い施設であるが、修繕費があまり使われていない理由はとの質疑があり、軽微な修繕は
指定管理者が行い、大きな修繕は事前に相談をしていただき市で修繕を行っているとの答弁がありました。 さらに、体験教育旅行ができる貴重な施設であるため大切にしていきたいが、老朽化も進んでいる。維持していくために10万円以下の修繕は
指定管理者の負担となっているが、大規模な修繕にはどのぐらいの金額を使って修繕を行うかとの質疑があり、市が負担した修繕としては、100万円から200万円の修繕を実施しているとの答弁がありました。 次に、
指定管理者は変更しないが、
指定管理料を増額している根拠はとの質疑があり、
指定管理料の主な増額理由は人件費の増額を見込み積算したとの答弁がありました。 続いて、令和5年度の事業収支の差額はゼロ円で計上されているが、令和2年度、3年度はマイナス収支となっている。コロナの影響もあると思うが、
指定管理料の増額と体験教育旅行等が増えると見込んで、収支がゼロ円になるとの判断でよいかとの質疑があり、コロナの影響は令和2年度からであった。令和2年度より前の宿泊人数は400人程度であったのに対し、令和2年度は90人、令和3年度はほぼゼロ人。
経営努力をしていただいたが、マイナス収支となった。年度途中であるが、現在は100人程度の方が宿泊に来られていることも加味し、令和5年度は200人程度の宿泊利用の予測に基づいて市の積算を示し、相手方が事業収支を提案したものとの答弁がありました。 議案第96号「公の施設の
指定管理者の指定について(飯田市上村若者センター等)」では、
指定管理料の差額は施設の規模による違いかとの質疑があり、施設の規模に応じた
指定管理料であるとの答弁がありました。 続いて、南信濃の施設は
指定管理料がゼロ円のものがあるが、
指定管理料の支払い希望はないかとの質疑があり、これまでも
指定管理料の支払いはしていない。市の積算では、収支で必要な経費を賄えるとの考え方である。常時、
指定管理者と協議を行っており、施設の修繕等の対応は協定に基づき実施しているため、新たな
指定管理料の要望はないとの答弁がありました。 次に、高原ロッジ下栗は、収支決算から
経営努力されていることが伺える。修繕費等の定めは協定書で取り決められているか。また、老朽化や修繕が必要な部分は
指定管理者と確認ができているかとの質疑があり、遠山郷の施設は、協定書に修繕費等の負担について定めている。施設の現状を把握するため、
指定管理者と協議を重ね、一つずつ取り組んでいるとの答弁がありました。 次に、借地管理や借地料金の見直しは行っているかとの質疑があり、遠山郷の観光関連施設はほとんど借地である。毎年度の契約更新ではあるが、見直しの協議も行ってきている。
公共施設マネジメント基本方針にのっとり、施設の集約化・多機能化等を検討している。その中で整理をしながら、見直しや借地の返還についても丁寧に説明しながら進めているとの答弁がありました。 議案第107号「工事
請負契約の一部変更について(産業用地整備事業龍江インター産業団地整備工事)」では、追加の土工作業で湧水の問題は収まるのかとの質疑があり、湧水の処理は、設計時に暗渠排水溝を計上していたが、休耕田で雑草も多く、多くの水が滞水していた。暗渠排水溝が泥で詰まらないようにするための作業であり、この作業により湧水問題は解決するとの答弁がありました。 さらに、山からの雨水や湧水の対応も設計上問題はないかとの質疑があり、調整池等を設置しているため問題ないとの答弁がありました。 次に、立木伐採処分に関する変更と現場条件における土木工事の変更とのことだが、それぞれ幾らずつの変更かとの質疑があり、立木による伐採が約3,000万円で約6割、土工作業が約1,000万円で約2割が増額に占める割合であるとの答弁がありました。 さらに、当初、立木の伐採には幾ら計上をしていてプラス3,000万円となったかとの質疑があり、当初2,200万円を計上していたが、3,000万円の増額になったとの答弁がありました。 次に、約5,200万円の増額だが、企業誘致に影響があるかとの質疑があり、産業用地の整備に係る費用は、完成後の売却費用に含まれる。整備に係る費用は売却費に上乗せになるが、この変更により企業誘致ができなくなることはないとの答弁がありました。 議案第108号「工事
請負契約の締結について(交通安全対策事業道路改良工事)」では、工期はいつからいつまでかとの質疑があり、議決後から着手し3月29日までの予定であるが、事業の繰越しが想定されるとの答弁がありました。 次に、大井川側ののり面も工事を実施するかとの質疑があり、大井川側ののり面、土留め側は直壁の擁壁を施工し、一部掘削影響あるいは近接する部分は、大井川を付け替えての施工となる。今回施工する部分については両側施工となるとの答弁がありました。 続いて、今年度施工する終点から県道米川・飯田線までについては今後の施工とのことだが予定はとの質疑があり、県道米川・飯田線までの間の工事は令和5年度以降、引き続き施工するとの答弁がありました。 さらに、過去には、大井川の上流で付近の側溝が浅いために床下浸水することもあったが改修の見通しはとの質疑があり、今回施工する箇所の上流のことであるが、今後工事予定である。拡幅に伴い、宅地側の側溝も整備する予定であるとの答弁がありました。 議案第89号「飯田市山本区財産区管理会条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第90号「飯田市営住宅等条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第97号「損害賠償の額を定めることについて」は、特に申し上げることはございません。 以上で報告を終わります。
○議長(井坪隆君) ただいまの
委員長報告につきまして、御質疑はございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(井坪隆君) なければ、質疑を終結いたします。 期日までに討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより議案9件を採決いたします。 お諮りいたします。 議案9件について、
委員長報告のとおり決定することに御異議はございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、議案9件は
委員長報告のとおり決定されました。 次に、議案第101号から議案第106号までの以上6件を
一括議題とし、予算決算
委員会の報告を求めます。 予算決算委員長、山崎昌伸君。
◆予算決算
委員会委員長(山崎昌伸君) 予算決算
委員会に付託となりました議案第101号から議案第106号までの6件の議案につきましては、いずれも原案のとおり可決することに決定をいたしました。 審査の概要ですが、11月22日に全体会を開催し、付託議案の審査を分科会へ分担するとともに、12月8日、9日及び12日にかけて各分科会を開催し、審査をいたしました。また、本日、後期全体会を開催し、分科会における審査の経過報告を受けて議案の審査を行いました。 審査の経過については全議員で共有しておりますので割愛をさせていただきます。 以上、予算決算
委員会の報告といたします。
○議長(井坪隆君) ただいまの
委員長報告につきまして、御質疑はございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(井坪隆君) なければ、質疑を終結いたします。 期日までに討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより議案6件を採決いたします。 お諮りいたします。 議案6件について、
委員長報告のとおり決定することに御異議はございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、議案6件は
委員長報告のとおり決定されました。 次に進みます。
-----------------------------------
△日程第5 閉会中の
継続審査の申出
○議長(井坪隆君) 閉会中の
継続審査の申出について議題といたします。 ペーパレス会議システムに掲載のとおり、
総務委員長から閉会中の
継続審査を要する旨の申出が、また
リニア推進特別委員長から閉会中の
継続調査を要する旨の申出がありました。 委員長の申出のとおり、閉会中の
継続審査及び
継続調査とすることに御異議はございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、申出のとおり、閉会中の
継続審査及び
継続調査とすることに決定いたしました。 次の日程に進みます。
-----------------------------------
△日程第6 議員派遣
○議長(井坪隆君) 議員派遣について議題といたします。
飯田市議会会議規則第160条の規定により、資料のとおり議員を派遣することにいたしたいと思います。これに御異議はございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、議員派遣につきましては、そのように決定いたしました。 ただいま議員派遣の件が議決されましたが、事情変更等により、派遣の趣旨を損なわない範囲の変更は議長に委任されたいと思います。これに御異議はございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、議員派遣に変更がある場合は、議長に委任とさせていただきます。
-----------------------------------
△閉会
○議長(井坪隆君) 以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。 ここで、市長から発言の申出がありますのでこれを認めます。 佐藤市長。
◎市長(佐藤健君) 令和4年
飯田市議会第4回定例会を去る11月22日に開会し、本日までの25日間、提案いたしました諸案件につきまして、慎重に御審議、御決定いただきましたことに対し、厚く御礼を申し上げます。 審議の過程で御指摘がありました点につきましては、執行に当たりまして十分に意を配してまいります。 本定例会の代表質問・一般質問では、市政運営、予算編成の基本方針、長期財政見通しのほか、経済・産業、地域活動、リニア、環境、子育て、福祉、教育・文化、DXの取組など、多岐にわたって御質問をいただきました。いただいた御意見、御提案につきましては、来年度予算編成や今後の事業執行の中で、できる限り反映をしてまいります。 新型コロナウイルスの感染状況につきましては、南信州地域の新規陽性者数は若干の減少傾向にあるものの、依然として第8波のさなかというべき状況が続いています。人の流れが活発となる年末年始は、感染リスクが高まります。市民の皆様には、医療・介護の現場に従事している皆様にも思いをはせていただき、いま一度、基本的な感染対策を徹底して感染拡大防止に努めていただきながら、帰省、来飯する皆さんをお迎えいただければと思っています。 上村、南信濃地域では、今年も恒例の霜月祭が開催され、私も12月13日の南信濃和田諏訪神社の霜月祭を見学させていただきました。大宮の桜並木をはじめ各地でイルミネーションが点灯され、天龍峡では、12月23日から1か月間、天龍峡ナイトミュージアムが開催されます。コロナ禍の中にあっても、受け継がれてきた様々な行事や活動を後世につなぎ、また新しい取組が広がっていきますよう、知恵を出し合い、力を合わせていければと思います。 今会期中の12月1日には、一斉改選となりました民生児童委員の皆様に厚生労働大臣からの委嘱状を交付いたしました。新たに委嘱を受けられました委員の皆様には、関係行政機関、社会福祉団体等と連携し、地域福祉の推進のために御尽力いただきますようお願い申し上げますとともに、今回で退任される委員の皆様には、長年の御労苦に感謝を申し上げたいと存じます。また、委員の推薦に当たって大変御苦労いただきました各地区のまちづくり
委員会、各地区役員の皆様に改めて感謝を申し上げます。 令和4年を振り返ってみますと、信州大学新学部誘致推進協議会を1月に設立し、6月には600名を超える会員の皆さん御参集の下、総会を開催いたしました。現在、信大学内での検討が進められておりますが、それをただ待つだけでなく、大学生や教員、関係者が住みたい、学びたいと願うようなまちをどうつくっていくのか、今後も検討を重ね、大学のあるまちの実現に向け、取り組んでまいります。 5月には、飯田駅前に丘の上結いスクエアがオープンし、ムトスぷらざ、飯田市公民館を開設いたしました。まちににぎわいを呼び戻し、新たな人の流れをつくり出すこと、交流スペースが活発に利用されることを期待しておりましたところ、開設からこれまでの間、市公民館の利用者は昨年を大きく上回り、交流スペースでも、世代を超えた新たな交流が行われております。従来の公民館像より利用者の年代も取り組む分野もさらに広がった、新しい公民館像が創出されるのではないかという手応えを感じているところです。 6月には、新文化会館
検討委員会が発足し、新しい文化会館についての検討がスタートしました。来年度にかけて、新しい文化会館の基本理念・基本構想について議論を重ね、検討を進めてまいります。 10月20日には、飯田警察署及び運転免許センターの設置について、阿部知事及び長野県警から、飯田警察署は風越公園を利用した建て替えとし、運転免許センターを併設するとの判断が提示されました。当地域にとって10年来の課題について、大きな一歩を踏み出したものと歓迎をしております。同時に示された飯田創造館を令和5年度末をもって閉館するとの方針については、同館を利用している皆さんの活動が継続できるよう、県に協力して最大限の努力をしてまいります。 11月には、環境省が選定する脱炭素先行地域の第2回選定に飯田市と中部電力株式会社が共同提案した取組が選ばれました。12月20日に開催される授与式で、環境大臣から認定証書を受け取ってまいりますが、今後、この取組を通じて、2050年ゼロカーボンシティ、目指す都市像である環境文化都市の実現に向けた歩みを一層確かなものにしてまいりたいと考えております。 12月4日には、リニア駅周辺整備の土木
実施設計の検討結果を発表いたしました。11月に市議会からの提言書をいただいておりますが、今後、駅前空間の利用、その周辺のまちづくりなどについて、市議会の皆さん、市民の皆さんの御意見をいただきながら進めてまいります。 コロナ禍の中、様々な課題に取り組んできた1年でありましたが、この1年の市政運営に対する議員各位、市民の皆さんの御理解と御協力に改めて感謝を申し上げます。 今朝、市役所に登庁する際、黄色い交通安全のランドセルカバーをつけた小学1年生の女の子2人を追い越す格好になり、「おはようございます」と声をかけたところ、「おはようございます」と元気な声が返ってきました。ここまではいつもの光景なのですが、この後、「お仕事頑張ってください」という声が続きました。不意をつかれて、「ありがとう」と返事をするのが精いっぱいでしたが、私が市長であることは知らないであろうその子の純粋な働く大人へのエールに胸が熱くなったと同時に、この子たちのためにも、我々大人が頑張らなければと改めて強く思った次第です。 令和5年がよき年となるよう、引き続き全力で市政運営に当たることをお誓い申し上げますとともに、議員各位のなお一層の御協力をお願い申し上げまして、閉会に当たっての挨拶といたします。ありがとうございました。
○議長(井坪隆君) 去る11月22日から本日12月16日までの25日間にわたり、慎重に御審議をいただき、厚く御礼を申し上げます。 これをもちまして、令和4年
飯田市議会第4回定例会を閉会といたします。お疲れさまでした。
----------------------------------- 14時05分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 令和5年2月22日
飯田市議会議長 井坪 隆 署名議員
筒井誠逸 署名議員
清水優一郎...