門川町議会 > 2019-09-20 >
09月20日-04号

ツイート シェア
  1. 門川町議会 2019-09-20
    09月20日-04号


    取得元: 門川町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    令和 元年 第3回定例会( 9月)──────────────────────────────────────令和元年 第3回(定例)門 川 町 議 会 会 議 録(第4日)                        令和元年9月20日(金曜日)──────────────────────────────────────議事日程(第4号)                    令和元年9月20日 午前10時00分開議 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 認定第1号 平成30年度門川町一般会計歳入歳出決算認定について 日程第3 認定第2号 平成30年度門川町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第4 認定第3号 平成30年度門川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 日程第5 認定第4号 平成30年度門川町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第6 認定第5号 平成30年度門川町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第7 認定第6号 平成30年度門川町水道事業会計決算認定について            ※ 所管の常任委員長報告・報告に対する質疑・逐次討論・採決 日程第8 議案第28号 平成30年度門川町水道事業会計剰余金処分について            ※ 所管の常任委員長報告・報告に対する質疑・討論・採決 日程第9 発議第3号 国土強靭化対策の推進を求める意見書            ※ 趣旨説明・質疑・討論・採決 日程第10 議会運営委員会、各常任委員会並び特別委員会の閉会中における所管事務の継続調査及び継続審査について──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 認定第1号 平成30年度門川町一般会計歳入歳出決算認定について 日程第3 認定第2号 平成30年度門川町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第4 認定第3号 平成30年度門川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 日程第5 認定第4号 平成30年度門川町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第6 認定第5号 平成30年度門川町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第7 認定第6号 平成30年度門川町水道事業会計決算認定について            ※ 所管の常任委員長報告・報告に対する質疑・逐次討論・採決 日程第8 議案第28号 平成30年度門川町水道事業会計剰余金処分について            ※ 所管の常任委員長報告・報告に対する質疑・討論・採決 日程第9 発議第3号 国土強靭化対策の推進を求める意見書            ※ 趣旨説明・質疑・討論・採決 日程第10 議会運営委員会、各常任委員会並び特別委員会の閉会中における所管事務の継続調査及び継続審査について──────────────────────────────出席議員(14名)1番 広瀬 拓也君       2番 宇都宮三良君3番 出口 希俊君       4番 山岡 節夫君5番 中城 資力君       6番 森川 春夫君7番 菊地 稿治君       8番 森  誠一君9番 請関 義人君       10番 水永 正継君11番 神﨑千香子君       12番 安田 茂明君13番 岩佐 祐一君       14番 内山田善信君──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名議会事務局長        甲斐 正修君  局長補佐兼係長     永田 孝一君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長            安田  修君  副町長         金丸 隆康君教育長           新原とも子君  会計管理者兼会計課長  黒木 和浩君総務課長          吉本 政文君  まちづくり推進課長   久米 佳郎君財政課長兼新庁舎建設室長  小野 俊洋君  税務課長        寺原 浩二君町民課長          松尾 高明君  福祉課長        橋口  聡君教育総務課長        椿原  悟君  社会教育課長      和田  尚君農林水産課長        安田 正光君  建設課長        宮原 武則君環境水道課長        波岡慎太郎君  代表監査委員      黒木 元吉君──────────────────────────────午前10時00分開議 ◎議会事務局長(甲斐正修君) 御起立願います。一同、礼。 ○議長(内山田善信君) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。 傍聴人に申し上げます。傍聴人は議事について可否を表明し、または騒ぎ立てることは禁止されていますので、御静粛に願います。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(内山田善信君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、12番、安田茂明君、13番、岩佐祐一君を指名します。────────────・────・──────────── △日程第2.認定第1号 △日程第3.認定第2号 △日程第4.認定第3号 △日程第5.認定第4号 △日程第6.認定第5号 △日程第7.認定第6号 ○議長(内山田善信君) 日程第2、認定第1号平成30年度門川町一般会計歳入歳出決算認定について、日程第3、認定第2号平成30年度門川町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第4、認定第3号平成30年度門川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、日程第5、認定第4号平成30年度門川町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第6、認定第5号平成30年度門川町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第7、認定第6号平成30年度門川町水道事業会計決算認定について、以上の6件の議案について、一括して議題とします。 認定第1号から認定第6号までの6議案は、それぞれ各常任委員会に付託となっていましたので、総務財政厚生常任委員会から順次報告を求めます。総務財政厚生常任委員会委員長、水永正継君。 ◎総務財政厚生常任委員長(水永正継君) 水永です。おはようございます。総務財政厚生常任委員会の報告をいたします。 令和元年9月9日の本会議において、本委員会に付託されました認定第1号平成30年度門川町一般会計歳入歳出決算認定、認定第2号平成30年度門川町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定、認定第3号平成30年度門川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定、認定第4号平成30年度門川町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、委員会審査を令和元年9月9日から18日までの7日間にわたり、関係各課の職員に出席を求め、現地調査を含めて審査いたしました。その経過と結果について報告いたします。 まず、認定第1号平成30年度門川町一般会計歳入歳出決算認定につきましては、賛成多数、認定第2号、認定第3号、認定第4号の3案件につきましては全員賛成により原案どおり認定すべきものと決定いたしました。 初めに、認定第1号平成30年度門川町一般会計歳入歳出決算認定について、審査の概要を申し上げます。初めに、決算の概要についてです。 一般会計の歳入決算額は、前年度比1.6%増の84億7,235万4,000円です。歳出決算額は前年度比1%増の81億8,311万7,000円です。歳入歳出差引額は2億8,923万7,000円となり、実質収支額につきましては、2億4,795万5,000円の黒字決算となっています。 続いて、各課別の決算状況について申し上げます。 まずは、議会事務局について申し上げます。事業は、議会運営事業、東臼杵郡公平委員会事業監査委員事業の3事業です。歳入額は東臼杵郡公平委員会事業の負担金33万5,000円のみです。歳出は議会費8,822万7,849円で、主なものは議員報酬や共済費等です。 次に、総務課について申し上げます。歳入額は2,540万2,114円で、主なものは国庫支出金県支出金等です。歳出額は人件費を含めて18億8,019万8,226円です。その主なものは地区会長活動事業防犯灯等地区安全対策事業、町報かどがわ発行事業、交通安全対策事業です。また、町長、町議会議員宮崎県知事県議会議員の4つの選挙に係る費用として合計2,328万円です。 消防費の歳出額は2億6,540万7,296円で、その主なものは広域消防業務の負担金、消防団の活動費用等です。また、自主防災組織活動助成補助金は合計12件の243万4,000円となっています。 次に、財政課及び新庁舎建設室について申し上げます。歳入額が45億5,891万2,745円で、主なものは地方交付税23億6,581万円、地方消費税交付金3億3,192万円、繰入金10億2,922万円、繰越金2億539万円、町債5億3,500万円などです。歳出額は17億1,541万3,624円で、主なものは新庁舎建設敷設内樹木伐採業務322万9,200円、オフィス環境整備計画策定業務227万8,800円、新庁舎建設設計業務9,190万8,000円等です。 次に、まちづくり推進課企画政策地方創生推進係分について申し上げます。歳入額は1億5,977万7,895円で、主なものは福祉健康交流研修施設心の杜使用料、地方創生推進交付金県支出金等です。歳出額は2億6,500万9,458円で、主なものは福祉健康交流研修施設の管理費、魅力発見プロジェクト事業地域おこし協力隊事業、また新規事業としてブランディングプロジェクト事業や飛び出せプロジェクト事業等になっています。門川町地域公共交通乗り合いタクシー運行事業では、運行委託費822万3,094円で、利用者数は延べ6,652人となっています。 次に、町民課について申し上げます。まずは、町民窓口係についてです。歳入額は846万595円で、主なものは戸籍謄抄本等交付手数料、住民票等の写し交付手数料、同閲覧手数料等です。歳出は927万3,089円で、主なものは戸籍システム保守業務委託料や同システムの機器リース使用料等です。 次に、国民年金事業における歳入額は、基礎年金等事務費交付金等国庫支出金543万3,887円です。歳出は391万7,689円で、嘱託員報酬や電算システムの改修委託料等です。 健康づくり係についてです。歳入額は610万8,759円で、主なものは未熟児養育医療国庫負担金健康増進事業等県支出金保健事業実費徴収金等です。同係の歳出額は7,850万3,789円です。主なものは日向地区2次救急医療体制整備事業日向地区在宅当番医制運営事業、日向市初期救急診療所運営事業や延岡市夜間急病センター運営事業等の負担金と乳幼児健診委託料等です。同じく、同係の予防費の歳出額は6,615万122円で、主なものは各種予防接種及び各種がん健診による健康増進事業等の委託料となっています。 次に、福祉課について申し上げます。歳入額は15億4,055万8,385円、事業合計の歳出額は27億6,821万1,049円です。社会福祉総務費における歳出としては、国民健康保険特別会計繰出金総合福祉センター管理委託料、住民との協働による福祉のまちづくりを推進するための触れ合いのまちづくり事業費等です。老人福祉費における歳出としては、介護保険特別会計繰出金後期高齢者医療特別会計繰出金等です。その他として、養護老人ホーム入所者扶助費配食サービス事業委託料等です。 また、多機関の協働による包括的支援体制構築事業における歳出は1,061万2,278円で、主なものはNPO法人地域支援センターつながりへの業務委託料です。 障害福祉費における歳出としては、障害のある方と地域社会との交流促進や地域での自立を支援する活動を行う地域活動センター事業、人工腎臓・血液透析患者通院補助事業地域生活支援事業障害福祉サービス等の扶助費です。 児童福祉総務費における歳出としては、保育所における内科医、歯科医への報酬や保育所嘱託員報酬等です。 児童措置費における歳出としては、法人立保育園2園、認定子ども園4園、幼稚園1園における施設型給付費6億5,530万円や児童手当給付費3億2,095万円等です。 母子父子福祉費における主な歳出としては、昨年11月に中学校卒業まで助成対象を拡充した子ども医療費助成や、ひとり親家庭医療費助成事業等です。 次に、会計課について申し上げます。 歳入は、宮崎県収入証紙売りさばき手数料8万円のみです。また、歳出では631万6,236円です。歳出の主なものは、指定金融機関派出所事務手数料金融機関窓口取扱手数料コンビニ収納取扱手数料口座振替データ送信受信代行サービス利用料ウェブ口座振替受付サービス利用手数料チラシ封入封緘業務委託料等です。 次に、税務課について申し上げます。歳入は町税、県支出金等の16億1,355万4,124円です。町税の徴収率は96.21%で、対前年度比0.23%の増です。なお、町税滞納繰越額は6,091万9,748円で、滞納原因別の内訳としては、生活困窮、事業不振等となっています。歳出額は一般管理費税務総務費賦課徴収費地籍調査費の合計額2,135万5,117円です。 続きまして、認定第2号平成30年度門川町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について報告いたします。国民健康保険事業につきましては、国民健康保険制度の抜本的な改正により、これまでと取り扱いが大きく変更になっております。 歳入額としましては、対前年度比マイナス19.1%の24億6,035万2,980円となり、主なものは国民健康保険税県支出金、繰入金及び繰越金等です。歳出額も対前年度比マイナス20.8%の22億3,298万8,662円となり、主なものは保険給付費国民健康保険事業費納付金等です。歳入から歳出を差し引いた実質収支額は2億2,736万4,318円です。また、1人当たりの医療費は対前年度比1.2%減の39万2,563円となっています。 続いて、認定第3号平成30年度門川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について報告いたします。 歳入額は対前年度比2.4%増の4億3,561万3,000円で、主なものは後期高齢者医療保険料、繰入金、受託事業収入健康診査事業費等です。歳出額は対前年度比2.3%増の4億3,222万5,826円で、主なものは後期高齢者医療広域連合納付金システム改修業務を含む総務管理費等です。歳入から歳出を差し引いた額は338万7,174円となっています。 続きまして、認定第4号平成30年度門川町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について報告いたします。 歳入額は対前年度比2.8%増の16億7,542万6,569円で、主なものは介護保険料国庫支出金支払基金交付金県支出金、繰入金や繰越金等です。歳出額は対前年度比1.5%増の15億4,070万2,536円で、主なものは保険給付費地域支援事業費等です。歳入から歳出を差し引いた額は1億3,472万4,033円となっています。 次に、審査の中での主な質疑応答について申し上げます。 総務課。 問い、自主防災組織への補助金について、補助金は12地区で243万円ある。仮に申請地区が増えてきたときの予算措置はできるのか。 答え、申請内容を精査しながら補正予算を組み、対処していく。 問い、防犯灯のLED化は電気料金が安く、地区の負担軽減につながる。地区での取り組みはどうなっているのか。 答え、LED化工事は19地区が施行、工事費は144万円である。1灯当たりの工事費は既存設備利用で3万円、ポール込みの新規工事で15万円程度かかる。工事費の3割を地区が負担、電気料金が安くなることを見込んで工事を行っている地区もある。 問い、臨時職員数の15名は職員総数の10%に当たり、多いように感じる。 答え、産前産後休暇対応の臨時職員、行政事務の負担拡大に伴う臨時職員となっている。 問い、町長選挙、町議会議員選挙の投票率が低いが、今後の対応は。 答え、啓発をしているが、投票率向上にはつながっていない。20代、30代が低いので、これからの啓発活動を工夫していきたい。 まちづくり推進課、心の杜を含む。 問い、福祉健康交流研修施設心の杜のその他施設管理委託料とは何か。 答え、電気機械設備の点検業務と各種設備等の清掃業務。 問い、福祉健康交流研修施設心の杜は運営費と設備老朽化更新費を加えると8,000万円ほどの赤字となっている。今後とも施設の老朽化は進む。老朽化更新計画を立てて、更新費用が見える形にできないものか。また、赤字体質改善のため、経営改善を諮問する機関等はないか。 答え、実質赤字は8,000万円程度である。次年度から予定している公共施設老朽化更新個別計画の策定で対応していきたい。後段の質問に対しては、今後の課題として取り組む。 問い、心の杜は年間20万人の集客力がある。入浴料金だけではなく、他の収益方法も検討して赤字を解消すべきではないか。 答え、今後、いろいろと検討していく。 問い、地域公共交通乗り合いタクシー利用者は1カ月当たり560名程度である。利用者を増加させる取り組みはないか。 答え、利用者の利便性を高めることで、利用者を増やしていきたい。対策としては、ダイヤ改正、路線の見直しを視野に入れている。 町民課。 問い、国民健康保険基金保有額はどのくらいが適切なのか。 答え、過去3年間の保険給付金の合計額で約6億円程度。 問い、子宮頸がんワクチン接種の現状とワクチンの副作用とみられる相談は。 答え、30年度、接種者14人、平成25年度から定期接種になったが、副作用問題で積極的な接種勧奨中止が続いている。副作用に関する問い合わせは1件あった。 福祉課。 問い、児童公園について、都市公園法では児童公園は公園区分に明記されていない。対象公園はどこにあるのか。福祉課が児童公園維持管理費を負担している理由は。 答え、以前は県への届けで児童公園を設置してきた。平成18年度に標準的児童公園設置運営要綱が廃止となった。それまでに福祉課が設置した児童公園が町内に13カ所ある。この公園の運営管理責任は福祉課にあり、維持管理は福祉課で行っている。都市公園法でつくられた街区公園とは別である。 問い、多機関の協働による包括的な体制事業、つながりの成果と今後の活動は。 答え、子供の引きこもりや困り事等、自宅を訪問し、情報を把握する活動をしている。3年で国の事業は終わるが、今後も続けたい。 以上が委員会審査の概要であります。最後に委員間で意見交換を行い、以下の意見が出されましたので報告いたします。 1つ、心の杜の運営、経営について。年間20万人の来客は門川町にとって大変魅力的である。町内ではこのような集客力はほかにはない。施設も20年を経過している。今後の心の杜のあり方について検討する時期に来ているのではないか。 2つ、少子高齢化がますます進む中、今日において、住民にとって健康と医療、防災等の問題は切実で、その重要度はますます高まっている。一方、行政側にとっては、これらの問題の大きさや複雑化により、対応が困難になってきているように思われる。業務目的を達成するために、それぞれの課において職員数は適正であるのか、検討が必要ではないか。 以上、総務財政厚生常任委員会の報告を終わります。 ○議長(内山田善信君) 他の委員の補足はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内山田善信君) 以上で総務財政厚生常任委員会委員長の報告を終わります。 委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内山田善信君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 次に、産業建設文教常任委員会の報告を求めます。産業建設文教常任委員会委員長請関義人君。 ◎産業建設文教常任委員長請関義人君) 9番、請関。産業建設文教常任委員会の報告を行います。 去る9月9日、本会議におきまして、本委員会に付託されました認定第1号平成30年度門川町一般会計歳入歳出決算認定について、認定第5号平成30年度門川町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第6号平成30年度門川町水道事業会計決算認定について、以上の3案件について、9月9日から12日までの4日間にわたり審査を行いましたので、その経過と結果について報告をいたします。 認定第1号、認定第5号、認定第6号の3案件につきましては、関係各課の職員に出席を求め、説明を受けた後、現地調査を含め慎重に審査した結果、全員賛成により原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。なお、報告書の数値は、決算付属書類成果説明書より抜粋しております。以下、審査順に報告いたします。 初めに、社会教育費についてであります。決算額は1,219万5,014円、事業費のみで社会教育委員会事業の32万5,060円は社会教育委員の定例会などに係る報酬27万2,800円が主なものであります。 また、青少年健全育成事業の143万5,852円については、町子ども会育成連絡協議会町青少年健全育成町民会議への補助金が主であります。 生涯学習推進事業127万6,937円においては、8つの講座で114回の講座を実施し、1,652名の町民の参加を見ております。 また、庵川地区の防波堤で実施されております壁画管理事業72万1,358円においては、防波堤をキャンパスに見立てて、ふるさとの風景や風物詩を描き、子ども達の情操教育や健全育成に大きく寄与しております。 次に、公民館費8,928万7,632円においては、自治公民館活動事業として442万7,380円で、公民館関連施設などの改修への補助金を交付したほか、中央公民館管理事業に270万6,854円を支出し、利用者の利便性の向上が図られております。 また、文化会館クリエイティブ管理事業8,215万3,400円では、門川ふるさと文化財団に管理委託を行い、本町の文化振興や地域づくりを図るとともに、施設の有効活用と利用促進が図られております。 また、文化財保護費261万2,439円では、町内の文化財の調査・保存、カンムリウミスズメ調査保護、県指定の天然記念物であるウスギモクセイ保護の充実と周知が図られており、保健体育費1,707万3,396円ではスポーツ推進委員活動事業体育施設管理事業門川健康ロードレース大会事業九州地区スポーツ大会事業などを通して、町民の健康増進と親睦が図られております。また、当年度は町民体育大会が開催されております。 また、図書館費3,383万3,853円では、豊かな学習資料と環境の整備充実を図っており、6万1,115冊が貸し出され、5万2,939名の来館者を見ております。 農林水産業費についてであります。 決算額は3億6,338万7,588円であります。主なものについて申し上げます。農業委員会費は886万584円で、土地の権利移譲や処理、機構集積支援事業耕作放棄地の現状調査などを行っております。 農業振興費は7,751万1,905円で、門川町農業の担い手支援対策事業1,012万4,082円で、認定農業者農業後継者新規就農者などの育成支援を行い、あわせて農業活性化に向け、産地パワーアップ事業日向地域広域物流事業農業振興品目開拓事業などの事業が展開されております。 畜産業費は253万7,727円で、負担金補助及び交付金として188万9,776円の支出がされており、県内公設市場による家畜の保留、導入や削蹄などを行った農家の経営安定を図り、畜産の向上を図るために技術委員会や畜産協会への支出がなされております。積極的に保留、導入事業を行い、家畜の増頭が図られ、また、削蹄補助により削蹄促進が図られ、生産効率の低下に努めております。また、家畜伝染病、防疫対策事業として、ブロイラー農家、採卵農家、肉用牛農家、養豚農家41戸に対して、消毒剤800体の配付を行っております。 次に、防災ダム管理費は111万7,146円で、うち委託料として18万2,880円の支出がなされ、ダムの多目的広場、施設内のトイレ清掃などの維持管理を実施しております。情報処理装置点検、草刈り業務については、県のほうで実施されております。 農地費は、4,189万474円で、主なものは多面的機能支払交付金事業として9組織に交付金として1,326万4,843円が支出されたほか、土地改良事業、広域農道整備事業の負担金及び工事請負費が主なものであります。 林業費は7,693万392円で、うち林業振興費として3,361万6,366円の支出がなされ、松くい虫防除、有害鳥獣駆除、特用林産物事業などが実施され、森林総合整備事業の貸付金が主であります。 水産業費は8,702万3,279円で、漁業者や水産加工業者の生活安定を図るため、五十鈴川稚魚放流事業、海面漁業放流事業、水産加工業魚滓管理事業、新規就業者支援事業、クロマグロ種苗漁業規制緊急対策事業などの各事業を実施しております。漁港建設費269万7,000円は、町内の漁港、漁場環境に係る水産基盤の整備に関する負担金です。 続いて、土木費についてです。 決算額は5億9,994万8,846円となっております。道路橋梁費は2億5,303万3,770円で、うち道路維持費1億71万7,925円では、梅ノ木橋、尻無橋、枝橋、丸バエ橋の補修工事、道路施設点検事業、南町平城線舗装工事などの道路維持事業の工事請負費が主なものであります。 道路新設改良費1億1,368万9,449円は、松瀬川水流線ののり面工事、交通安全工事、南ケ丘山之口線道路改良工事、曽根米の山線道路改良工事測量設計、平城区画1号線測量設計、町単工事尾末東1号線道路改築、船越秋ノ内線などの工事請負費が主なものであります。 交通安全施設費506万7,284円は、町道7路線でガードレール設置や区画線の補修などが行われております。また、下水路費1,884万1,117円では、栄町区画14号線、平城区画10号線などの配水路整備工事が実施されております。 河川海岸費1,423万7,880円では、河川改良費193万5,680円で角石川の樹木撤去工事などの工事が行われており、洪水被害の軽減が図られております。 砂防費1,221万2,200円は、枝地区、梅ノ木地区の県営急傾斜地崩壊対策事業の負担金と、城ケ丘地区急傾斜地崩壊対策事業の設計、修正業務費であります。 都市計画費3,579万4,662円では、都市下水路費で中須ポンプ場電気保安業務、機器点検業務などが実施され、公園事業費738万9,017円で中須街区公園の屋根補修、街区公園及び近隣公園の草刈り業務や公園遊具点検業務など、また庵川西近隣公園のトイレ設置工事などが実施されております。 住宅費は2億7,702万4,071円の決算額であります。主な内訳として住宅管理費として1,991万3,872円で、平城団地54棟、倉庫建てかえ工事に699万8,400円、住宅建設費として工事請負費に栄ヶ丘団地町営住宅D棟事業建設付帯工事に1億7,280万円、電気設備工事2,041万2,000円、機械設備工事2,068万2,000円が主なものであります。 次に、教育費についてであります。 決算額は2億9,768万817円です。教育総務費740万5,583円の委託料は599万5,285円のスクールバス運行委託料が主なものです。補助金として中学生海外研修派遣事業、教育振興研究会、修学旅行引率、学校図書司書事務などに331万7,200円の支出がなされ、奨学金貸し付け事業では大学生10名、高校生3名の計13名、276万円の貸し付けがなされております。 小学校費1億3,236万243円では、学校管理費として9,214万1,568円の支出がなされ、需用費2,511万5,941円、施設管理、検診委託、小学校空調設備整備事業設計業務委託などの委託料1,394万559円、門川小学校体育館屋根改修、草川小学校プール塗装改修、門川小学校及び草川小学校体育館床研磨塗装、草川小学校ブロック塀改修などの工事請負費3,405万1,680円の工事請負費が主であります。 教育振興費4,021万8,675円においては、需用費847万8,845円で、教師用指導書、教育振興消耗品などの消耗品費747万9,845円、使用料及び賃借料として町内小学校にパソコンなどのリース料1,201万3,986円であります。 また、扶助費719万3,217円が準要保護児童補助費として106名の児童に、特別支援教育援助費として13名の児童に支出されております。 中学校費5,636万4,563円では、学校管理費として3,364万5,106円、空調設備整備設計業務委託、学校警備委託、健診委託などの委託料861万5,239円、門川中学校ブロック塀改修などの工事請負費449万9,668円、中学生各種大会派遣費事業など、負担金及び補助金175万5,985円が主であります。 教育振興費2,271万9,457円は、門川中学校及び西門川中学校のパソコンリース料751万5,564円、教育振興費、消耗品などの消耗品費260万4,900円、準要保護生徒援助費などとして69名の生徒に、特別支援教育援助費として2名の生徒に扶助費680万5,265円が支出されております。 学校給食費2,143万2,369円では、需用費として476万9,819円、配送業務委託442万8,000円、門川中学校給食受け入れ施設改修工事65万2,320円が主であります。 共同調理場4,038万145円は調理配送業務、共同調理場建設予定地の地質調査などの委託料2,646万2,120円及び給湯配管布設がえ、ボイラーストレージタンク修繕などの工事請負費384万560円が主なものであります。 商工費6,067万2,918円では商工振興費として2,892万8,946円で、補助金として商工会及び2つの協議会、ひむか物産展運営、テレビショッピング事業、中小企業小口融資保証料などに1,203万9,425円の支出がなされております。 観光費2,503万5,425円では、町内観光地清掃、草刈り業務などの委託料535万5,351円、工事費として乙島シャワー室改修及び太陽熱温水器設置工事など498万964円、補助金として観光協会運営補助957万4,000円が主なものであります。 また、地域振興費575万2,833円ではプレミアムつき門川元気振興券を販売するなど、消費拡大の推進を図っております。 次に、環境衛生費についてです。決算額は6,342万2,145円で、主なものは負担金と補助金で、日向東臼杵広域連合東郷霊園に1,680万4,000円、合併浄化槽設置事業で45基、うち事業所5基に対し2,468万5,000円を補助金として支出されております。 次に清掃費についてです。決算額は2億9,873万8,637円でじんかい処理費として収集運搬及び処分場管理業務、中継施設運転業務、不燃ごみ処理業務などの委託金1億940万6,037円、広域連合ごみ運営への負担金6,286万9,000円が主なものです。 し尿処理費9,156万3,752円は、衛生センターにおいて生し尿374キロリットル、浄化槽汚泥6,828キロリットルの処理がなされており、衛生センターのオゾン発生器を電源装置取りかえ工事などに1,893万3,259円、委託料として衛生センター運転業務などに4,083万480円の支出が主なものです。 続きまして、認定第5号平成30年度門川町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。 決算額は998万3,321円で、この事業は農林業地域の振興と環境整備の観点から生活改善等福祉的要素を含んだ事業であり、年間給水量は上井野地区2万1,248立方メートル、大原地区1万285立方メートルの合計3万1,533立方メートルで、29年度に比較して5,019立方メートルの減少となっております。 収支状況については、歳入額が1,138万7,056円で、内訳については水道使用料415万9,357円、36.53%、繰入金521万9,000円、45.83%、繰越金200万8,699円、17.64%であります。 歳出については、998万3,321円で、人件費49.27%並びに施設管理費です。 次に、認定第6号平成30年度門川町水道事業会計決算認定について報告します。 業務状況は給水人口1万7,156人、給水戸数7,431戸で前年と比較して給水人口で75人の減少、給水戸数で17戸増加しております。年間総配水量は278万2,142立方メートルで、前年比3万3,761立方メートル減少し、総有収水量は229万3,004立方メートルで、前年度より2万9,619立方メートル減少し、有収率は82.43%で前年度比0.06%減少しております。 総配水量の減少は節水意識の高まりと推測されます。 財務状況については、収益的収入は消費税及び地方消費税抜き決算額が3億15万1,335円で、収益的支出は消費税及び地方消費税抜き決算額で2億5,037万2,480円でありました。その結果、損益収支で4,977万8,855円の純利益となっております。 次に、資本的収入は消費税及び地方消費税込み決算額が1億6,497万3,000円で、その内訳は企業債1億540万円、国・県補助金3,843万9,000円、工事負担金673万4,000円及び他会計出資金1,440万円です。 資本的支出は消費税及び地方消費税込み決算額で2億7,811万4,001円で、その内訳は建設改良費1億8,666万4,700円、企業債償還金9,145万1円であります。 資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額1億1,314万1,701円は当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,043万9,410円、過年度分損益勘定留保金3,306万213円及び現年度分損益勘定留保資金6,964万2,078円で補填しました。 建設事業状況については、主な事業として町内老朽管布設がえ2,538.8メートル、消火栓14カ所の取りかえ工事が行われております。 次に、委員会審査の中での質疑応答は以下のとおりであります。 社会教育課。 問い、門川中学校の武道館について、かなり老朽化が進んでいるが、修繕費などについて今後の見通しは。 答え、年間10万円程度の修繕費で対応している。今後、公共施設の長寿命化計画の策定をする予定。建てかえなどの必要性を含め、武道館のあり方を再検討する。 問い、西栄町祭り用具整備事業について、全て新しいものを購入したのか。 答え、もともとは、たるを利用したみこしで古かった。太鼓については、その都度、借用していたとのことで新調した。 問い、カンムリウミスズメの剥製の展示場所は。 答え、社会教育課前のキャビネット、観光協会、心の杜。 問い、少年サッカー交流大会、東九州ソフトボール大会の参加人数と人数の推移は。 答え、1チーム15名から20名で、サッカーは25から30チーム、ソフトボールは30チームで統一している。 農林水産課、農業委員会。 問い、広域農道整備事業の進捗状況は。 答え、門川町の部分だけだと90%程度、あとはトンネル内の電気設備。令和2年3月に完成予定。 問い、水産業積立金はトータルで幾らあるのか。 答え、2,000万円と端数。ほぼ積立金の全額を水産業の小口融資の元資金として活用している。 問い、担い手支援対策事業で、資金交付者7名の業態は。 答え、高糖度トマト2名、ミニトマト2名、施設キュウリ1名、果樹1名、肉用牛1名。 問い、有害鳥獣駆除事業で捕獲数について前年比は、また被害額は。 答え、横ばいではあるが、若干ふえている。額としては下がっている。ワイヤーメッシュ、電気柵などが効果的に設置されていることによって被害額は減っているが、鳥獣の数はふえてきている状況。 建設課。 問い、道路維持費の内訳で橋梁点検業務で実施箇所は。 答え、29年度までに町内107橋全ての点検が一巡し、終了している。今年度は長寿命化計画の策定とトンネル点検を行っている状況。 問い、住宅リフォーム及び住宅耐震改修補助事業で施工業者36社とあるが、町内割合は。 答え、全て町内に本社、事業所があり、商工会に登録のある業者。 問い、住宅使用料の滞納について、その後の取り扱いはどうなるのか。 答え、現年度分が中心であるが、過年度分も保証人などに当たって徴収している。年間70から80万円程度減額している。昨年度は保証人にも多く当たって、歳入が100万円ほど増額している。 問い、河川工事などについて繰り越しが多いが、その理由は。 答え、道路工事、河川工事については、不落、不調が見られる。入札して不落というより、人手不足や手持ち工事数の関係で入札前の辞退届が多い。 問い、公園遊具点検業務について頻度は。 答え、年1回で、遊具のある公園22カ所、全て専門業者に委託している。報告を上げてもらい、必要に応じて修繕などを行っている。 教育総務課、共同調理場。 問い、共同調理場建設予定地の地質調査は全て終わったのか。 答え、いわゆるボーリング調査であるが、予定地の地質調査は終わった。 問い、奨学金の貸し付けについて、過年度分の回収率が低いが、働きかけはしているのか。 答え、文書や電話などによる催促を行っている。成果は上がっていないが、今後は保証人などにも当たるようにしていきたい。 問い、学校給食費の検便の手数料の額について。 答え、通常の検便とノロウイルスの検便を行っている。ノロウイルスの検便は単価が高いため、この額になる。 問い、草小、門中のブロック塀について、他町村に比べ対応が早かった背景は。 答え、ブロック塀については、危険性が指摘されたところは早急にやるということで単独費でやった。 問い、小中学校の電気料について、年間1,200万円程度かかっているが、空調使用開始後の見込みは。 答え、今年度は8月の学期初めから9月いっぱいまで使用予定。その数字を見てからになる。ただし、現状予算では厳しくなる可能性があるため、補正も考えている。 まちづくり推進課、商工観光係。 問い、スマートインター利用促進チラシはどこに、どのように配付したのか。 答え、2,000枚作成し、南からの高速道路利用者をターゲットに、霧島サービスエリア、ネクスコ西日本に600枚配付し、九州管内のサービスエリアに設置してもらっている。ほかに県の高速道路対策室に100枚、日向土木事務所に100枚、宮崎観光コンベンションに100枚お願いしている。 問い、乙島キャンプ場のバンガローの利用状況は。 答え、昨年度はバンガロー、テント利用者、合わせて267名。ただし、今年度はバンガローの老朽化のため、現状では利用できる状態ではない。今後、利用状況やニーズを考慮しながら、対応を検討していきたい。 問い、テレビショッピング事業について、今後、商品数をふやしていく予定は。 答え、47万2,500円補助しているが、内容は販売手数料と広告料の一部、町内特産物を掘り起こし、新たな商品の番組を作成するのであればふえるかもしれない。 環境水道課。 問い、簡易水道の年間給水量の減少理由は。 答え、西門川小学校の漏水修繕が完了したことによる。減ったというより正常に戻ったもの。 問い、中尾通線φ75ミリ×13メートルで764万円について、10号線を横断したので、金額が上がったのか。 答え、国道10号線の推進横断により高額になった。当初は砂地と見込んでいたが、礫類も出てきたため、工法の見直しを行った。 問い、水道管の総延長と老朽化率は。 答え、総延長は151キロメートルで、耐用年数40年を越えたものが約32キロメートルで、割合にして21%。計画を立てながら更新している。 問い、量水器の取りかえについて、何年に1回取りかえるのか。 答え、量水器については8年までしか使用できないため、7年を目安に更新している。 問い、備品購入費の防犯カメラについて、不法投棄はどこで発生しているのか。答え、最近は小園から上の388号線沿いと広域農道の町境が多い。 問い、プラごみと生ごみを一緒に出す人がいる。対策は。 答え、個別の対応は難しい。ごみ袋に名前を書くようにすることを行政が指導することは難しい。地区や班での対応をお願いしたい。 これが関係各課との質疑応答の主なものであります。 以上で産業建設文教常任委員会の審査の経過と結果について報告を終わります。 ○議長(内山田善信君) 他の委員の補足はありませんか。 しばらく休憩いたします。午前11時04分休憩                              午前11時05分再開 ○議長(内山田善信君) 引き続き再開します。開議します。 他の委員の補足はありませんか。6番、森川春夫君。 ◎議員(森川春夫君) まず2ページ目でありますが、真ん中ほどの畜産業費の5行目のところにありますが、その前から読みますと、削蹄補助により削蹄促進が図られ、生産効率の低下に努めておりますと書いてありますが、低下ではなくて、低下予防に努めておりますということで、予防が脱落しておりましたので、付け加え方をお願いします。 それと、数字の読み間違えがありましたので、訂正させていただきます。4ページ目、真ん中ほどですが、教育振興費のところです。扶助費680万5,264円というところを5,265円と読んだようでございます。訂正方お願いします。 それから、同じページの下のほう、環境衛生費の3行目の後ろのほうなんですが、2,468万500円のところを2,468万5,000円と言ったようですので、訂正方お願いします。 それからもう1カ所ですが、5ページ目、水道のほうなんですけれども、真ん中ほどの、次に認定第6号から始まるところ、それから5行目のところにあります、前の段から読みますと、総有収水量は229万3,204立方メートルとなっておりますが、ここを229万3,004立方メートルと読んだようでございますので、訂正方お願いします。 私からは以上です。
    ○議長(内山田善信君) ほかにありませんか。7番、菊地稿治君。 ◎議員(菊地稿治君) もう1カ所お願いします。5ページの下から7行目、資本的支出があるんですけれども、2億7,811万4,701円を4,001円と読みましたので、訂正をお願いします。 ○議長(内山田善信君) ほかにありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内山田善信君) 以上で産業建設文教常任委員会委員長の報告を終わります。 委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 私は、田んぼや畑の耕作放棄地について、現状と今後の対応などが委員会で出たならお尋ねいたします。 そして、漁協の信用事業の譲渡費用支援事業が29万円出ていますが、先般、新聞などで庵川漁協内にある県の信用事業、県漁連ですか、漁師の皆さんを中心にしたお金ですよね。そこ辺、横領されたと新聞報道がありましたが、決算の委員会の中で、そういう説明、現状で、一応、新聞報道などでしか私たちは知らないわけですが、そこ辺の正確な話、説明を受けたかどうか。特に、今回、決算でも出ましたが、庵川漁協は後継者が育って、クラウドファンディングで魚のイベントを自分たちでお金を集めたり、10年近くかかって、ようやく藻場の種植えなど、青年の皆さんが頑張って、こぎつけているわけですが、そういうお金のことは士気に関することなので、ちょっと気になりましたのでお尋ねいたしました。 ○議長(内山田善信君) 9番、請関義人君。 ◎産業建設文教常任委員長請関義人君) 最初の質問についてお答えをしたいと思います。 耕作放棄地の件なんですが、現在では1人で5から6ヘクタール生産すると生産経費が下がりますので、そういうふうに持っていけないか、地区での話し合いを進めているところであります。 それから、あとの1,400万円の横領事件のことなんですが、当委員会に付託された案件ではなく、所管外であることから審査はしておりません。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) 所管外ということですが、信用譲渡費用の利子補給を30年度は29万円やっています。町の事業と密接に関係があります。お金を出しています。そこで私はお尋ねいたしました。 ○議長(内山田善信君) 9番、請関 義人君。 ◎産業建設文教常任委員長請関義人君) 庵川漁協内に一緒にありますから、同じ漁協と、県漁連と同じように考えておりますが、全く別のものでありまして、本委員会では調査すべきとは思っておりませんで、審査はしておりません。 ○議長(内山田善信君) 11番、神﨑千香子君。 ◆議員(神﨑千香子君) この件について、委員会が独自に説明を受けるというようなことは、今後、されるのかどうか、お尋ねいたします。 ○議長(内山田善信君) 9番、請関 義人君。 ◎産業建設文教常任委員長請関義人君) 先ほども申しましたとおり、所管外であるので、その前の、そういうふうな委員会を開く予定はございません。 ○議長(内山田善信君) ほかにありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内山田善信君) これで質疑を終わります。 ここでしばらく休憩します。再開を11時25分とします。午前11時13分休憩                              午前11時28分再開 ○議長(内山田善信君) 開会前ですけれども、産業建設文教常任委員長より詳細の説明がありますので、時間をとりたいと思います。請関義人君。 ◎産業建設文教常任委員長請関義人君) 先ほどの1,400万円押領事件の件で答弁をしたいと思います。審査はしなかったのかということでありますが、宮崎県信用漁業協同組合連合会庵川支所での事件と考えますが、当委員会に付託された案件ではあく、所管外であることから審査をしておりません。それと、庵川漁協協働組合内に宮崎県信用漁業組合連合会支所があることから、同じと捉えがちですが、全く別の組織であります。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(安田正光君) 今の説明に補足したいと思います。県信漁連庵川支所の不祥事が、あたかも庵川漁協の不祥事のように感じられた報道がありました。ですが、正式には、さっき委員長が言いましたように、庵川漁協本体の不祥事ではありませんので、間違わないように御理解をお願いしたいと思います。 正確には、庵川漁協建物の中にあります、庵川漁協とは別の団体である、正式には宮崎県信用漁業協同組合連合会の庵川支所で起きた不祥事であります。ですから、現在、漁協単体では、預金とか貸し付けなどの金融事業は行っておりません。この不祥事を起こした宮崎県信用漁業協同組合連合会、通称、県信漁連と申しますけど、そこが不祥事を起こしたということであります。漁業単体で昔は金融事業を行っていたんですけれども、平成24年度から県全体を統合して、今のような体制になっているところです。 その県信漁連の支所が、県内で北浦支所と庵川支所、南郷支所の3支所あります。その中の一つが今回、県漁連の職員が派遣されていまして、それで不祥事を起こしたということです。ちなみに、門川町の信用事業譲渡費用支援対策事業補助金につきましては、庵川漁協自体は、今回は資金繰りがよかったということで、平成30年度の実績では補助金の交付は行っておりません。 以上です。 ○議長(内山田善信君) それでは、休憩前に引き続き開議します。 先ほどの委員長報告に対する質疑を継続します。質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内山田善信君) 質疑を終わります。 これから認定第1号から認定第6号までの6件について、逐次討論、採決を行います。 まず、認定第1号平成30年度門川町一般会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。反対討論の方。11番、神﨑千香子君。 ◎議員(神﨑千香子君) 私は平成30年度門川町一般会計歳入歳出決算について反対します。 主な理由は、まず、新庁舎の設計費用約1億円ですが、減災防災事業債を借りる条件の一つに、町の防災計画に新庁舎建設が位置づけられていることでした。しかし、29年度当初は、新庁舎建設は明記されていなく、逆に完成年度まで明記されていた町道加草中村線などの事業との整合性が具体的に検討していない中での新庁舎の設計費用です。現在、加草中村線などの進捗状況は大幅におくれています。一方で、加草中村線は、南スマートインターチェンジにアクセスしているとして、1メートル圏内を産業団地として27年度マスタープランに位置づけしながら、全く進んでおりません。このため、町内外の企業が規模拡大または進出してこようにも、用地がない、適地がないなどの状況がいまだに解消されておりません。町民の総合的な命、総合的な防災、働く場所の確保など、バランスのとれた施策をとっているとは、とても言い難い決算だと私は判断いたします。 以上で討論を終わります。 ○議長(内山田善信君) 賛成討論の方。12番、安田茂明君。 ◎議員(安田茂明君) それでは、賛成の立場で申し上げます。 各常任委員会の委員長の報告は認定であります。また、監査意見書でも報告がありましたが、歳入歳出差引額では2億8,923万7,000円となり、実績収支額として2億4,795万5,000円の黒字決算であります。財政指標の面からも健全性は保持されております。また、近隣及び類似自治体と比較しても、本町の数値は安定した財政運営が図られており、このような点を考え、私は賛成するものであります。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内山田善信君) これで討論を終わります。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は認定です。本案を委員長報告のとおり認定することに賛成の方は御起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(内山田善信君) 御着席ください。起立多数であります。 したがって、認定第1号平成30年度門川町一般会計歳入歳出決算認定については、委員長報告のとおり認定することに決定しました。 次に、認定第2号平成30年度国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内山田善信君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は認定です。本案を委員長報告のとおり認定することに賛成の方は御起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(内山田善信君) 御着席ください。起立全員であります。 したがって、認定第2号平成30年度門川町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定については、委員長報告のとおり認定することに決定しました。 次に、認定第3号平成30年度門川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内山田善信君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は認定です。本案を委員長報告のとおり認定することに賛成の方は御起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(内山田善信君) 御着席ください。起立全員であります。 したがって、認定第3号平成30年度門川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定については、委員長報告のとおり認定することに決定しました。 次に、認定第4号平成30年度門川町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内山田善信君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は認定です。本案を委員長報告のとおり認定することに賛成の方は御起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(内山田善信君) 御着席ください。起立全員であります。 したがって、認定第4号平成30年度門川町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定については、委員長報告のとおり認定することに決定しました。 次に、認定第5号平成30年度門川町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内山田善信君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は認定です。本案を委員長報告のとおり認定することに賛成の方は御起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(内山田善信君) 御着席ください。起立全員であります。 したがって、認定第5号平成30年度門川町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定については、委員長報告のとおり認定することに決定しました。 次に、認定第6号平成30年度門川町水道事業会計決算認定についての討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内山田善信君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は認定です。本案を委員長報告のとおり認定することに賛成の方は御起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(内山田善信君) 御着席ください。起立全員であります。 したがって、認定第6号平成30年度門川町水道事業会計決算認定については、委員長報告のとおり認定することに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第8.議案第28号 ○議長(内山田善信君) 日程第8、議案第28号平成30年度門川町水道事業会計剰余金処分についてを議題とします。 本案は、産業建設文教常任委員会に付託となっていましたので、委員長の報告を求めます。産業建設文教常任委員長請関義人君。 ◎産業建設文教常任委員長請関義人君) 9番、請関。産業建設文教常任委員会の報告を行います。 去る9月9日の本会議で、本委員会に付託されました議案第28号平成30年度門川町水道事業会計剰余金処分について、9月9日から12日までの4日間にわたり審査を行いましたので、その経過と結果について報告をいたします。本案件につきましては、環境水道課の職員に出席を求め、説明を受けた後、慎重に審査した結果、全員賛成により原案どおり可決すべきものと決定いたしましたので報告いたします。 平成30年度門川町水道事業会計決算における損益収支は4,977万8,855円の純利益となっております。この純利益を建設改良積立金に3,000万円、減債積立金に1,977万8,855円を積み立てるものであります。 以上で、産業建設文教常任委員会の審査の経過と結果についての報告を終わります。 ○議長(内山田善信君) 他の委員の補足はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内山田善信君) 以上で、産業建設文教常任委員会委員長の報告を終わります。 委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内山田善信君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内山田善信君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決です。本案を委員長報告のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(内山田善信君) 御着席ください。起立全員であります。したがって、議案第28号平成30年度門川町水道事業会計剰余金処分については、委員長報告のとおり可決することに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第9.発議第3号 ○議長(内山田善信君) 日程第9、発議第3号国土強靭化対策の推進を求める意見書を議題とします。趣旨説明を求めます。13番、岩佐祐一君。 ◎議員(岩佐祐一君) 13番、岩佐。発議第3号国土強靭化対策の推進を求める意見書について、趣旨説明を行います。 近年の頻発化、激甚化する自然災害やあらゆるリスクに対して、国は平成26年に国土強靭化基本計画を策定し、平成30年には見直しを行っております。 さらに政府は、防災・減災・国土強靭化のための3カ年緊急対策を打ち出し、被害を最小限にとどめ、迅速に回復させる、また重要なインフラの機能維持に努めるべく取り組んでいます。 本県にあっても、高速道路のミッシングリンクや道路ネットワークの未整備など、社会資本整備において災害時における機能強化を含めた対応が求められているところです。このような状況にあって、災害の最前線に位置する市町村では、さまざまな対応に着手していますが、今後の施策を十分に展開するためにも、充足した財源の確保を含めた支援措置は極めて重要な問題であると考えています。 よって、国に対し、関連予算の確保等を求める別紙意見書(案)のとおり対策を求めるものです。 これから意見書(案)を朗読しますが、前半分は前述の趣旨説明と重複していますので省略し、箇条書き部分のみ読み上げます。 1、防災・減災・国土強靭化のための3カ年緊急対策を推進するため、国・県さらに市町村が行う対策に必要な予算の総額確保を図ること。 2、3カ年緊急対策後も継続して国土強靭化対策を推進すること。また、災害復旧・災害関連予算の確保や補助対象の拡大を図るとともに、国土強靭化のための財源を安定的に確保するための措置を講ずること。 3、長寿命化計画に基づく戦略的な現有ストックの修繕や更新等の老朽化対策が確実に進められるよう、新たな財源を創設するとともに、長期安定的に必要な予算を確保すること。 4、災害発生時の迅速かつ円滑な復旧のため、国の地方支分部局、とりわけ地方整備局及び河川国道事務所、出張所の人員体制の維持、充実を図ること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 以上です。 ○議長(内山田善信君) 以上で説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内山田善信君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。反対討論の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内山田善信君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから採決を行います。本件に賛成の方は御起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(内山田善信君) 御着席ください。起立全員であります。したがって、発議第3号国土強靭化対策の推進を求める意見書は採択することに決定しました。 お諮りします。発議第3号の意見書提出先については、議長に一任することにしたいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内山田善信君) 異議なしと認めます。したがって、意見書の提出先については、議長に一任することに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第10.議会運営委員会、各常任委員会並び特別委員会の閉会中における所管事務の継続調査及び継続審査について ○議長(内山田善信君) 日程第10、議会運営委員会、各常任委員会並び特別委員会の閉会中における所管事務の継続調査及び継続審査についてを議題とします。 議会運営委員会、各常任委員会特別委員会の委員長から、委員会での調査及び審査中の事件について、会議規則第75条の規定により、閉会中の継続調査及び継続審査の申し出がありました。ついては、申出書の写しをお手元に配付しております。 お諮りします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査及び継続審査とすることに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内山田善信君) 異議なしと認めます。したがって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査及び継続審査にすることに決定しました。────────────・────・──────────── ○議長(内山田善信君) 以上で本日の日程は全て終了しました。 これで本日の会議を閉じ、令和元年門川町議会第3回定例会を閉会します。 ◎議会事務局長(甲斐正修君) 御起立願います。一同、礼。午前11時47分閉会──────────────────────────────  会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。      令和元年9月20日                 議  長 内山田善信                 署名議員 安田 茂明                 署名議員 岩佐 祐一...