白山市議会 > 2012-03-22 >
03月22日-04号

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  1. 白山市議会 2012-03-22
    03月22日-04号


    取得元: 白山市議会公式サイト
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    平成24年  3月 定例会(第1回)---------------------------------------          平成24年第1回白山市議会定例会会議録第4号---------------------------------------              平成24年3月22日(木曜日)---------------------------------------出席議員(27人)   1番  永井徹史君      2番  石地宜一君   3番  森本 茂君      4番  小川義昭君   5番  古河尚訓君      6番  安田竹司君   7番  本屋彌壽夫君     9番  北嶋章光君  10番  宮中郁恵君     11番  村本一則君  12番  宮岸美苗君     13番  岡本克行君  14番  杉本典昭君     15番  石田正昭君  16番  小島文治君     17番  寺越和洋君  18番  吉田郁夫君     19番  竹田伸弘君  20番  清水芳文君     21番  前多喜良君  22番  北村 登君     23番  北川謙一君  24番  藤田政樹君     25番  岡田俊吾君  26番  西川寿夫君     27番  中西恵造君  28番  徳田 巌君---------------------------------------欠員 8番---------------------------------------説明のため議場に出席した者の職氏名市長作野広昭君 副市長北田愼一君市長桶屋幸藏君 総務部長新 正孝君企画財政部長桶屋栄造君 健康福祉部長福祉事務所長小西貞義市民生活部長中村直人君 産業部長大西治夫観光推進部長竹内 茂君 建設部長井田正一上下水道部長西川英智君 参事兼白山ろく 振興課長古田文治総務部次長総務課長川北誠喜君 河内支所長大西善巳鳥越支所長奥 清隆君 尾口支所長井南弥紀白峰支所長小田孝二君 財政課長竹内正隆教育委員会 委員長高橋敏男君 教育長喜田紘雄教育部長松井 毅君---------------------------------------職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 事務局長     前田信夫君   議事調査課長   永井秀治君 議事調査係長   東野 央君   主査       北出進一君 手話通訳士    門倉美樹子君---------------------------------------            議事日程(第4号)                        平成24年3月22日(木曜日)                        午後3時 開議  日程第1 諸般の報告  日程第2 議案第1号ないし議案第59号並びに請願第1号ないし請願第5号       (委員長報告、質疑、討論、表決)  日程第3 議案第60号及び議案第61号並びに諮問第1号       (説明、即決)  日程第4 議会議案第1号  日程第5 議会議案第2号       (説明、即決)  日程第6 議会議案第3号       (説明、即決)  日程第7 議会議案第4号       (説明、即決)  日程第8 各常任委員会の閉会中の継続調査---------------------------------------            本日の会議に付した事件  日程第1 諸般の報告  日程第2 議案第1号ないし議案第59号並びに請願第1号ないし請願第5号       (委員長報告、質疑、討論、表決)  日程第3 議案第60号及び議案第61号並びに諮問第1号       (説明、即決)  日程第4 議会議案第1号       議会議案第5号       (説明、即決)  日程第5 議会議案第2号       (説明、即決)  日程第6 議会議案第3号       (説明、即決)  日程第7 議会議案第4号       (説明、即決)       議長の辞職       議長選挙       副議長の辞職       副議長選挙       会期の延長---------------------------------------          午後3時0分開議 ○議長(藤田政樹君) これより本日の会議を開きます。--------------------------------------- △会議時間延長 ○議長(藤田政樹君) 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめ延長いたします。--------------------------------------- △日程第1 諸般の報告 ○議長(藤田政樹君) 日程第1諸般の報告を行います。 平成24年3月15日付にて、各常任委員会委員長から、付託事件の審査結果報告書の提出がありました。 3月15日付にて、文教福祉常任委員会委員長から、閉会中の継続審査の申出書の提出がありました。 3月22日付にて、市長から議案の提出がありました。 3月22日付にて、市議会議員、吉田郁夫君、西川寿夫君、清水芳文君、宮中郁恵君から議案の提出がありました。 以上をもって、諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △日程第2 議案第1号ないし議案第59号並びに請願第1号ないし請願第5号(委員長報告、質疑、討論、表決) ○議長(藤田政樹君) 日程第2議案第1号ないし議案第59号並びに請願第1号ないし請願第5号を一括して議題といたします。---------------------------------------委員長報告 ○議長(藤田政樹君) 各案に関し、委員会の報告を求めます。 総務企画常任委員会委員長、小島文治君。 〔総務企画常任委員会委員長(小島文治君)登壇〕 ◆総務企画常任委員会委員長(小島文治君) 総務企画常任委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 当委員会に付託になりました案件は、議案第1号平成24年度白山市一般会計予算中、当委員会関係分を初めとする平成24年度予算案3件、平成23年度補正予算案2件、条例案4件の合計9件であります。 これらの案件につきましては、3月15日に説明員から詳細に説明を徴し、慎重に審査を行い、その過程において、議案第26号白山市税条例の一部を改正する条例について、東日本大震災からの復興に関し、地方公共団体の防災対策のため、平成26年度から平成35年度までの期間で市県民税の均等割が増税となることから、趣旨等について市民への周知を徹底されたいとの意見が出されたほか、各般にわたり質疑がなされ、慎重に審査し、採決いたしました結果、いずれの議案についても全会一致をもって原案どおり可決すべきものとして本会議に移すことに決した次第であります。 次に、請願第2号及び請願第3号につきましては、慎重に審査し、採決いたしました結果、いずれも賛成者なしであり、不採択とすべきものとして本会議に移すことに決した次第であります。 以上で総務企画常任委員会委員長報告を終わります。 ○議長(藤田政樹君) 総務企画常任委員会委員長の報告は終わりました。 文教福祉常任委員会委員長、安田竹司君。 〔文教福祉常任委員会委員長(安田竹司君)登壇〕 ◆文教福祉常任委員会委員長(安田竹司君) 文教福祉常任委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 当委員会に付託になりました案件は、議案第1号平成24年度白山市一般会計予算中、当委員会関係分を初めとする平成24年度予算案4件、平成23年度補正予算案4件、条例案12件、事件処分案5件の合計25件であります。 これらの案件につきましては、3月15日に説明員から詳細に説明を徴し、審査を行い、その過程において出されました主な意見について申し上げます。 平成24年度一般会計予算中、ジオパーク推進費では、4月から観光推進部所管となる中で、県及び他の自治体との連携や新設される本市東京事務所を活用し、県内や全国に向けての情報発信に積極的に取り組んでいただきたい。また、これまで同様、教育面での取り組みも継続し、学術的な情報を発信するためのビジターセンターの整備を検討していただきたい。 次に、小学校2年生における少人数学級の編制基準を32人程度から35人に変更した件について、少人数学級は本市の最も重要な教育施策であり、その施策を変更するに当たり、事前に当委員会への説明がなく、いきなり予算削減の形で示されたことはまことに遺憾であります。今後、重要施策を変更するときは、所管委員会を含めた議論の場を必ず設けていただくよう強く申し入れをします。 以上の意見のほか、各般にわたり質疑がなされ、慎重に審査し、採決いたしました結果、議案第1号、議案第4号及び議案第35号ないし議案第39号の7議案については賛成多数で、残りの18議案については全会一致をもって原案どおり可決すべきものとして本会議に移すことに決した次第であります。 次に、請願第4号につきましては、採決いたしました結果、賛成多数により閉会中の継続審査とすべきものとして本会議に移すことに決しました。 以上で文教福祉常任委員会委員長報告を終わります。 ○議長(藤田政樹君) 文教福祉常任委員会委員長の報告は終わりました。 生活経済常任委員会委員長、小川義昭君。 〔生活経済常任委員会委員長(小川義昭君)登壇〕 ◆生活経済常任委員会委員長(小川義昭君) 生活経済常任委員会における審査の経過及び結果について御報告を申し上げます。 当委員会に付託になりました案件は、議案第1号平成24年度白山市一般会計予算中、当委員会関係分を初めとする平成24年度予算案5件、平成23年度補正予算案3件、条例案6件、事件処分案3件の合計17件であります。 これらの案件につきましては、3月15日に説明員から詳細に説明を徴し、審査を行い、その過程において出されました主な意見について申し上げます。 平成24年度一般会計予算中、し尿処理費については、白山野々市広域事務組合処理場の処理能力には余裕があり、今後、下水道の普及により処理量も減っていくことから、経費の削減を図るためにも、手取川流域環境衛生事業組合の処理施設との統合を検討されたい。 また、農業振興費では、高品質の野菜の生産に取り組んでいるJAに対し支援を行っているが、ネギを初めとした野菜の生産には、地産地消の観点からも、特色ある白山市のブランド化に向けた統一的な取り組みに対し、さらなる支援をされたい。 新工業団地整備事業については、ある程度のめどを立てて計画的に造成を行うこと。また、周辺には食品を扱っている企業があることから、水環境に配慮した企業誘致に努められたい。 以上の意見のほかに、各般にわたり質疑がなされ、慎重に審査し、採決いたしました結果、いずれの議案も全会一致をもって原案どおり可決すべきものとして本会議に移すことに決した次第であります。 次に、請願第1号につきましては、慎重に審査し、採決いたしました結果、全会一致をもって採択すべきものとして本会議に移すことに決した次第であります。 以上で生活経済常任委員会委員長報告を終わります。 ○議長(藤田政樹君) 生活経済常任委員会委員長の報告は終わりました。 建設企業常任委員会委員長、北川謙一君。 〔建設企業常任委員会委員長(北川謙一君)登壇〕
    建設企業常任委員会委員長(北川謙一君) 建設企業常任委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 当委員会に付託になりました案件は、議案第1号平成24年度白山市一般会計予算中、当委員会関係分を初めとする平成24年度予算案5件、平成23年度補正予算案3件、条例案4件及び事件処分案3件の合計15件であります。 これらの案件につきましては、3月15日に説明員から詳細に説明を徴し、慎重に審査を行い、その過程において、平成24年度白山市一般会計予算中、土木費において眺望点視点場整備事業については、安全面に十分配慮することやジオパーク推進室で整備する箇所も含め事業名を統一されるなど、市民にわかりやすい名称を検討することとの意見が出されたほか、各般にわたり質疑がなされ、慎重に審査し、採決いたしました結果、いずれの議案についても全会一致をもって原案どおり可決すべきものとして本会議に移すことに決した次第であります。 次に、請願第5号につきましては、慎重に審査し、採決いたしました結果、不採択にすべきものとして本会議に移すことに決した次第であります。 以上で建設企業常任委員会委員長報告を終わります。 ○議長(藤田政樹君) 建設企業常任委員会委員長の報告は終わりました。--------------------------------------- △質疑 ○議長(藤田政樹君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田政樹君) 質疑なしと認め、委員長報告に対する質疑を終結いたします。--------------------------------------- △討論 ○議長(藤田政樹君) これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 5番、古河尚訓君。 〔5番(古河尚訓君)登壇〕 ◆5番(古河尚訓君) 議案第1号、10款2項で提案をされました少人数学級推進事業について、反対の立場で討論を行います。 本議案は、小学校低学年に対し、本市単独で少人数学級を実施することで生ずる学級増に伴い、必要な講師を配置する事業であります。 この事業は、旧松任市が2002年度に小学校1年生を対象に30人以下の学級実現のため、単独予算で始めたものであります。当時、90年代からの世論の高まりの中で、国が一向に動きを見せず、やむなく全国の先進自治体が単独予算でスタートさせていたものの、石川県はかたくなな姿勢に終始し、本市の事業についても認めないとする立場でありました。 当時の角市長は、子供にとって必要な施策は断固進めるとの姿勢を貫き、議会もその年、2002年の9月議会に全会一致で少人数教育推進の決議を行っております。その後、2005年に合併と同時に2年生まで対象を拡大し、本市の小学校低学年への行き届いた教育施策は市民から支持を受け、図書館司書の全校配置とともに、全国に発信するいわゆる看板事業というふうになりました。その後、県は2005年に国の加配教員を活用することで、小学校1、2年生を対象に35人以下の学級編制を認め、本年度、国は実に30年ぶりで学級編制基準を改正、1年生を対象に35人以下学級とし、県も対象を4年生までに拡大、35人以下学級を可能といたしました。 しかし、本市の事業は単独予算を計上し、国や県の学級編制基準を上回り、なおかつ子ども権利条例に基づき、市は子供がみずから学び、遊べる環境の整備を行うという精神を踏まえたものであることから、国や県の事業とは次元の違う取り組みと言えるものであります。 こうした中で、今回の提案はいきなり2年生対象の予算計上を打ち切り、重大な事業変更にもかかわらず、協働で進めてきた議会や保護者・市民への説明責任を果たさず、その提案を追認した教育委員会の姿勢についても、一般質問で取り上げさせていただきました。また、議会開会前に、学級編制に影響が出る当該学校へ、教育委員会事務局の名で事業決定の趣旨で通知を行うという事態まで引き起こしたことも、議会軽視と言わざるを得ません。先ほどの所管の委員長報告での指摘事項にはありましたけれども、改めて執行部には明確な釈明と次回議会での補正による事業の復活を求めるものであります。 市長は行財政改革に執念を持って臨まれていますが、このような理念なき行革には市民の支持は得られないことも、この際、指摘しておきたいと思います。 最後に、本来なら、こうした議案は修正案や附帯決議で対応すべき案件ではありますが、現行の議会運営上困難であり、不本意ながら討論という選択肢となり、1号議案すべてに反対せざるを得ません。議会基本条例の根幹は二元代表制でありますが、ぜひ議員各位には今後の課題として御認識いただけるようお願いをし、反対の立場での討論にかえさせたいと思います。 ○議長(藤田政樹君) 4番、小川義昭君。 〔4番(小川義昭君)登壇〕 ◆4番(小川義昭君) ただいま議題となっております議案第1号平成24年度白山市一般会計予算を初めとする全議案について、賛成の立場から討論を行います。 未曾有の被害をもたらした東日本大震災から約1年がたち、我が国の経済は、電力供給の制約や原子力災害の影響などにより依然厳しい状況にはありますが、震災の復旧・復興のための政策効果などを背景に、景気は緩やかな回復傾向にあります。国においては、引き続き震災の復興に取り組むとともに、経済のグローバル化に伴う環境変化に対応した経済社会の構造転換を進め、成長基盤の強化を図る中で、今後は財政健全化に取り組み、経済の安定的基盤の構築を図っていくものと思われます。 平成24年度の地方財政計画では、地方債、地方交付税等一般財源総額については前年度同水準を確保されたところでありますが、東日本大震災復旧復興関係分を除くと、総額的には減額となっており、地方自治体にとっては依然厳しい状況にあると言えます。 このような中、本市においては、評価がえにより固定資産税は減収となるものの、市民税については企業業績の緩やかな回復が見込まれ、市税は前年度同額程度が見込まれております。さらに、予算編成に当たっては、合併特例債の有効活用と合併後10年間限定という発行期限の中で、将来のまちづくりのための積極的な社会資本整備を初め、旧自治体から継続されてきた事業についても、市民目線に立ち、公平で公正な観点から精査を行い、数値目標や達成年度を明示し、見直しに取り組まれることを評価するものであります。 歳出面においては、新たな観光ビジョンとして、5年間の観光交流施策の交流指針として「白山ブロードウェイ構想」を掲げ、感得プログラムの実行と検証を行うこととしております。また、宿泊施設の改修等に対する支援事業を、北陸新幹線金沢開業までの時限措置として白山ろく地域から市内全域の宿泊事業者に拡大し、誘客の促進が図られています。そのほか、世界ジオパーク認定に向け、情報発信拠点施設の展示設計に着手するほか、ビューポイントを整備することとなっています。 また、次代を担う子供たちの教育推進として、新年度開校を目指し、松南小学校、朝日小学校の建設に引き続き取り組み、明光小学校の改築、松陽小学校、北星・光野中学校等の大規模改造事業の実施設計にも着手するなど、国の補助と合併特例債を活用しながら、教育施設の耐震化や環境の向上に向けた整備の推進を図られています。 福祉面においては、すべての市民が心豊かに生きがいを持って暮らすことができる地域社会を実現するため、福祉の郷構想を推進し、また、公立保育所の民営化として法人設立に向け順次協議に入るなど、民間の個性的な発想による保育の充実が期待できるものであります。また、PETがん検診助成対象年齢を全年齢に拡大するなど、早期発見に役立てるよう図られています。 一方、住みよく快適なまちづくりとしては、定住化促進策として奨励金交付制度の創設、また、白山ろく地域からの転出を抑え、転入を促す奨励金制度の活用、さらには人口増加策の受け皿として、曽谷地区及び三浦・幸明地区の土地区画整理事業が進められるものであります。 そのほか、白峰地区の歴史文化の継承を図るための国の重要伝統的建造物保存地区の申請、安心して生活できるまちづくりとして、地域防災計画の見直し、津波ハザードマップの作成・検討、地域産業の新しい可能性を探るものとして、白山市生産振興作物パワーアップ事業山島地区工業団地の整備などが鋭意進められております。 また、職員の定員適正化計画に基づき、効率的な組織運営と職員の適正配置、市税の収納向上対策として、コンビニの収納、県と市が共同で行う滞納整理機構への参加など、効率的な行財政基盤の確立が取り入れられ、これらの取り組みに対し賛意を表するものであります。 なお、補助金・施策の見直しや施設の統廃合等については、相手に対し事前の説明が不十分であり、全く説明を受けていない団体もあります。今後は十分な説明を行い、理解を得て進められるよう求めるものであります。 今後は、その執行を速やかに図られるとともに、徹底して効率的で効果的な行財政運営に努められることを期待するものであります。 その他全議案に関しても、市民の一体感の醸成を図りながら、市民と行政が一体となったまちづくりを推進されることを確信し、賛成の意を表して私の討論といたします。 ○議長(藤田政樹君) 12番、宮岸美苗君。 〔12番(宮岸美苗君)登壇〕 ◆12番(宮岸美苗君) 今定例会に提案されました議案及び請願について討論を行います。 まず、議案第1号平成24年度一般会計予算、議案第4号介護保険特別会計予算、議案第35号老人福祉センター条例の一部改正、議案第36号心身障害児福祉金支給条例の一部改正、議案第37号保健センター条例の一部改正、議案第38号健康増進センター条例の一部改正、議案第39号介護保険条例の一部改正については反対をし、あとの議案についてはすべて賛成をいたします。 以下、反対の理由について申し上げます。 本市の財政が合併特例措置が終了する合併10年後から非常に厳しくなるとして、市長は行財政改革断行の姿勢を改めて示され、事務事業の見直し、既存施設の統廃合・管理見直し、公立保育所の民営化、補助金や受益者負担の見直しなどを掲げられました。新年度予算には市長が行財政改革は痛みを伴うと言明されましたように、そうした内容が引き続き反映されたものとなっています。 また、議案第35号は老人福祉センター浴室使用料の新たな徴収、議案第36号は心身障害児福祉金支給の対象を拡大するかわりに支給額を減額するもの、議案第37号は保健センターの、議案第38号は健康増進センターのそれぞれトレーニングルーム使用料の新たな徴収となっています。 私は必要な費用徴収はあっていいと思っています。しかし、この使用料、手数料というのは歳入全体に占める割合が0.9%と、市財政全体への影響の度合いがとても低いものであり、ここに対して他の施設との均衡を図るなどの理由をつけて、真っ先に着手すべき分野なのでしょうか。 一方で、金剣通り線地下道建設を初め、用途を定めないままの松任警察署跡地用地、仮に実現すれば後年度への過大な負担が想定される白山駅整備構想の推進など、これらに要する財政出動が、結果的に市民に痛みを強いる行財政改革を招くと言わなければなりません。昨今の厳しい経済情勢のもと、中小業者や農林業、市民生活が疲弊している現状をとらえて、暮らしを守り、地域経済活性化に軸足を置いた予算編成が求められます。 また、喫緊の課題となっている原発にかわるエネルギー対策も、市としての積極的な取り組みが求められていると思います。そのためにも事業を厳選し、財政の無駄を見きわめ、合併特例債を使い切ることなく、市民の立場に立った効率的な行財政改革が進められるべきです。 また、地方税滞納整理機構の設立に伴う職員の派遣費用が計上されていました。税金などを払いたくても払えない滞納の原因には、病気、失業、経営困難、多重債務など、さまざまあります。したがって、滞納整理をする際は、当人の状況を十分に把握した上で、支払い能力に応じた徴収や納税緩和措置を適用するなどして進められるべきです。 これは滞納者が生活する身近な自治体、本市でこそでき得ることです。市民が生活する自治体から離れたところで、税金などの滞納整理に特化した組織をつくり、そこにゆだねることは、納税者の人権を侵害しかねないおそれがあることを指摘したいと思います。よって、地方税滞納整理機構の設立についてはもちろん、職員の派遣費用について反対をいたします。 次に、小2の少人数学級廃止を想定した予算について、これは大きな後退だということを言わなければなりません。議会への説明の必要性すら認識をされないまま、実は廃止する方向で議会開会前から事が運ばれていたことが明らかになっています。まずは、その手続において議会無視も甚だしく、改めて市長及び教育長に厳重に抗議をするものです。 小2まで拡大された少人数学級は、図書館司書の配置、子どもの権利条例制定とあわせて、子供の教育を百年の計と位置づけてと私は思っていますが、そういう立場で重視してきた前市長の理念と哲学がありました。前市政を継承するとして市長になられた作野市長はわずか1年余りの後、早くもこれについては引き継ぐことをやめた予算編成をされました。私は今回の一般質問でもこの件について取り上げましたが、市長答弁でいみじくも浮き彫りになったのは、少人数学級に対する市の持ち出しを抑制することが結果的に優先されたということにほかならないのではないでしょうか。 これで削減される経費はわずかに700万円と聞いています。これは新年度より拡充される予定の教育指導や特別支援のための追加経費と相殺されるべき性格のものではありません。作野市政の後々の歴史に大きな悔いを残すことにならないよう、これは補正対応などで今からでも見直しをされますよう強く要望をするものです。 次に、議案第4号及び議案第39号についてですが、新年度からの3年間の介護保険事業の計画に基づいて、介護保険料改定の予算案と条例改正案が提案されました。低所得者対策として保険料所得段階を拡大したことは評価できるものでありますが、それにしても介護保険料基準月額5,740円は、制度スタート時の2倍以上ととんでもない高額であり、高齢世帯の暮らしを圧迫する何物でもありません。 今期改定については引き上げ幅が大きいことから、厚労省は都道府県に設けている財政安定化基金の取り崩しを初めて認める措置をとり、その活用の方法を示しました。しかし、本市も拠出している県の財政安定化基金の取り崩し額は、保険料率の上昇を抑制するにはほど遠いものです。市として県及び国に対して市町村への交付を強く求めるとともに、本市独自の努力として、一般会計からの繰り入れを含めて値上げの抑制に努めるべきであり、両議案については反対をいたします。 次に、請願2件についてです。 所管の総務企画常任委員会で不採択となったものでありますが、私は賛成の立場で討論をいたします。 まず、請願第2号消費税増税に反対する意見書提出を求める請願についてです。中小企業・業者の多くが消費税を販売価格に転嫁できず、身銭を切って納税しているといった話を耳にすることも多いのではないでしょうか。消費税が10%に増税されれば、これが一層拡大すると思われます。この間、大手スーパーを含む日本チェーンストア協会などが消費税増税に反対を表明しているのは、その危機感のあらわれだと思います。 デフレや価格破壊が言われている今、増税され、それを価格に転嫁できないとなれば、結局、多くの企業などが人件費に手をつけなければならなくなり、そうなれば賃下げ、首切り、家計所得は下落し、不況は深刻化といった負の連鎖がさらに加速してしまいます。本市の地域経済を守る、この1点で、議員各位にも消費税増税には反対の意思を表明されるようお願いをするものです。 今行わなければならないのは、国民生活と地域産業を支援する税制改革だということを申し添えて、本請願に賛成をいたします。 次に、請願第3号白山市が県の地方税滞納整理機構に参加しないことの議会決議を求める請願については、議案第1号の反対討論で述べた理由から、本請願には賛成をするものです。 以上について改めて議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げて、討論といたします。 ○議長(藤田政樹君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田政樹君) ないようですので、これをもって討論を終結いたします。--------------------------------------- △表決 ○議長(藤田政樹君) これより表決に入ります。 議案第1号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(藤田政樹君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 議案第2号及び議案第3号を一括して採決いたします。 各案に対する委員長の報告は可決であります。各案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田政樹君) 御異議なしと認めます。よって、各案は委員長の報告のとおり可決されました。 議案第4号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(藤田政樹君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 議案第5号ないし議案第21号を一括して採決いたします。 各案に対する委員長の報告は可決であります。各案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田政樹君) 御異議なしと認めます。よって、各案は委員長の報告のとおり可決されました。 議案第22号ないし議案第34号を一括して採決いたします。 各案に対する委員長の報告は可決であります。各案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田政樹君) 御異議なしと認めます。よって、各案は委員長の報告のとおり可決されました。 議案第35号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(藤田政樹君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 議案第36号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(藤田政樹君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 議案第37号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(藤田政樹君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 議案第38号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(藤田政樹君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 議案第39号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(藤田政樹君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 議案第40号ないし議案第47号を一括して採決いたします。 各案に対する委員長の報告は可決であります。各案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田政樹君) 御異議なしと認めます。よって、各案は委員長の報告のとおり可決されました。 議案第48号ないし議案第58号を一括して採決いたします。 各案に対する委員長の報告は可決であります。各案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田政樹君) 御異議なしと認めます。よって、各案は委員長の報告のとおり可決されました。 議案第59号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田政樹君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 請願第1号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(藤田政樹君) 起立全員であります。よって、本件は委員長の報告のとおり採択されました。 請願第2号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件は採択することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(藤田政樹君) 起立少数であります。よって、本件は不採択とされました。 請願第3号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件は採択することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(藤田政樹君) 起立少数であります。よって、本件は不採択とされました。 請願第4号を採決いたします。 本件については、会議規則第104条の規定により、お手元に配付のとおり閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。本件は委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(藤田政樹君) 起立多数であります。よって、本件は委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。 請願第5号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件は採択することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立者なし〕 ○議長(藤田政樹君) 起立なしであります。よって、本件は不採択とされました。--------------------------------------- △日程第3 議案第60号及び議案第61号並びに諮問第1号(説明、即決) ○議長(藤田政樹君) 日程第3議案第60号及び議案第61号並びに諮問第1号を一括して議題といたします。--------------------------------------- △提案理由の説明 ○議長(藤田政樹君) 市長から提案理由の説明を求めます。 市長、作野広昭君。 〔市長(作野広昭君)登壇〕 ◎市長(作野広昭君) ただいま追加上程されました議案第60号及び第61号並びに諮問第1号の人事案件につきまして御説明申し上げます。 教育委員会委員の任命につきましては、現委員の川上隆夫さんが3月29日に、水洞満子さんが3月31日に任期満了となりますので、引き続き川上さんと水洞さんお二人を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の定めにより、議会の同意をお願いするものであります。 いずれの方も、人格が高潔で、豊かな情操を持ち、教育行政に関する豊富な識見を有しており、教育委員会委員として最適任であります。 次に、公平委員会委員の選任につきましては、現委員の小堀幸穂さんが3月28日に任期満了となりますので、引き続き小堀さんを選任いたしたく、地方公務員法の定めにより、議会の同意をお願いするものであります。 小堀さんは、人格が高潔で人事行政に関して豊富な知識と卓越した識見を有しており、公平委員会委員として最適任であります。 次に、人権擁護委員候補者の推薦につきましては、現委員の山口正雄さんが6月30日に任期満了となりますので、山口さんを再度候補者として推薦いたしたく、人権擁護委員法の定めにより議会の意見を求めるものであります。 山口さんは、人格が高潔で、社会の実情に精通する豊富な識見を有しており、人権擁護委員候補者として最適任であります。 以上、3件につきまして御審議の上、よろしく御決議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(藤田政樹君) 提案理由の説明は終わりました。--------------------------------------- △表決 ○議長(藤田政樹君) お諮りいたします。議案第60号及び議案第61号並びに諮問第1号は人事に関する案件につき、この際、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田政樹君) 御異議なしと認めます。よって、議案第60号及び議案第61号並びに諮問第1号は即決することに決しました。 議案第60号を採決いたします。 本案は同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(藤田政樹君) 起立多数であります。よって、本案は同意することに決しました。 議案第61号を採決いたします。 本案は同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(藤田政樹君) 起立全員であります。よって、本案は同意することに決しました。 諮問第1号を採決いたします。 本件は諮問のとおり答申することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(藤田政樹君) 起立全員であります。よって、本件は諮問のとおり答申することに決しました。--------------------------------------- △日程第4 議会議案第1号 ○議長(藤田政樹君) 日程第4議会議案第1号を議題といたします。--------------------------------------- △提案理由の説明 ○議長(藤田政樹君) 提案理由の説明を提出者である吉田郁夫君から求めます。 18番、吉田郁夫君。 〔18番(吉田郁夫君)登壇〕 ◆18番(吉田郁夫君) 議会議案第1号白山市議会議員定数条例について、提案理由の説明を申し上げます。 白山市議会議員定数については、平成17年2月の合併に当たり、合併協議会で協議の上、現在の定数28人に定めたものであります。きょう、その定数を7人減員し、21人とするものであります。 さて、本市では、3年後の合併特例措置の終了を見据え、現在、最優先課題として行財政基盤の確立に向け、公共施設の統廃合を初め補助金制度の見直し、公立保育所の民営化等に鋭意取り組まれているところであります。 一方、市議会としては、平成22年12月に議会基本条例を制定し、市民に開かれた議会を目指し、議会改革に取り組んでまいりました。 このような中、議員定数につきましては、前回の市議会議員選挙が無競争であり、議員定数の削減を求める要望があったことなどから、これまで議会改革特別委員会及び議長の諮問機関である議会改革検討委員会において、議員環境や議員定数などについて、市民アンケートを初めとして市内各種団体との意見交換会を積極的に行うなど、市民の皆様から貴重な御意見をお伺いし、鋭意協議を重ねてまいりました。 その結果、今回の議員定数に係る議会改革の目標を、白山市議会として、将来に向け一歩先駆け、思い切った改革とする。白山市議会の次代、特に若者が活動できる改革とする。議員のあるべき姿は専業職的認識で活動するものと位置づける。今後、交付税削減など厳しい財政運営が見込まれる中、強力な行財政改革として取り組むものとする。 この目標をもとに、同規模の自治体の議員数、議員1人当たりの人口、また、常任委員会についてはこれまでの機能を維持しつつ合理化を図ることなど、総合的に勘案した結果、このたび、白山市における議員定数を21人とすることにしたものであります。 今後は、二元代表制のもと、意思決定機関としてより一層の機能向上を図るため、議員環境の整備、通年議会の検討など、議会改革をさらに積極的に進めるとともに、より一層市民の負託にこたえるべく、議員一人一人が自己研さんに努めることが肝要であります。よって、このたび、次回一般選挙から議員定数を21人にすることとして、白山市議会議員定数条例の制定を提案した次第であります。 何とぞ議員各位の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(藤田政樹君) 提案理由の説明は終わりました。--------------------------------------- △質疑 ○議長(藤田政樹君) これより議案に対する質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、発言を許します。 12番、宮岸美苗君。 〔12番(宮岸美苗君)登壇〕 ◆12番(宮岸美苗君) 議会議案第1号につきまして提出者に質疑を行います。非常に極端な削減だったということに対しての質疑でありますが、4点お願いいたします。 1点目は、市民の代表機関としての議会本来の役割、すなわち市民の声を市政に反映させる、行政のチェック機能を果たすといったことですが、そうした機能を弱めることにならないでしょうか。 2点目、志ある若い世代や女性がむしろ登場しにくい環境ということにならないでしょうか。 3点目、二元代表制としての力のバランスという点について、どのように見ていらっしゃるでしょうか。双方の力関係にアンバランスは生じないでしょうか。 4点目、このことが、近隣自治体の議員定数削減競争を根拠なき削減競争として加速させることにならないでしょうか。 この4点について質疑をいたします。 ○議長(藤田政樹君) 18番、吉田郁夫君。 〔18番(吉田郁夫君)登壇〕 ◆18番(吉田郁夫君) ただいま宮岸議員から、条例案提出についての4点の質疑をいただきました。 提出者として、いろんな角度で話をすればいいのかなという思いはありますけれども、まず1点は、宮岸議員がそのように心配をなさる、またそんな意見が出る。このことについては、私もそういった意見があるのも当然かなという思いも持っております。ただ、私が今ほど提案をさせていただきました中身について、当然、白山市議会として、将来に向け一歩先駆け、思い切った改革をする。このことが今白山市議会の中でも、議会改革検討委員会の中でも、議論をされた中身だというふうに私自身理解をしているものでございます。 当然のことながら若い方が出にくくなるとか云々という話については、一歩先駆けてやる以上、これから白山市議会として、毎回の一般選挙において定数を一々削減するというような、もう流れではない今現状だというふうに私自身思っております。そういう観点からいけば、この21の定数というものは、これからの地方政治の流れにおいて、議会の流れにおいて、白山市議会としてはよほどの影響等あるいはそういった課題がなければ、ある程度、議会のそういった一般選挙では通じる定数ではないかというふうに私自身思っております。 また、いろんな方の御意見を市政に反映する、そういった思いからいけば、議員定数の中身が多いほうが、行政あるいは議会の中で反映できるということもあるのかもわかりませんけれども、我々が今目指したものは議会基本条例というものを制定、そしてまた今現在それによって白山市議会の中で、そして地域の市民の皆さん方にこたえていく、そのことのまだ半ばというふうにも感じておりますし、今後、通年議会あるいは議会基本条例に沿って、議員みずからが地域の住民の意見を聞いたり、今後さらに常任委員会等を通じながら各団体との意見交換をすることによって、またそういった市民の声を反映できるのではないかというふうに感じております。 総合的に二元代表制ということについても、我々が政策等を含めて、議会基本条例の中で切磋琢磨して、議員間同士のいわゆる議論を重ねて一定の方向性を出していく。そんなことが求められておりますし、そのことがいわゆる二元代表制、執行部との考え方の中で我々の果たす役割も果たしていけるんではないかというふうにも考えております。 いろいろと4点の中に含まれた答弁になるかどうかということにはなりますが、私は提案上程という形にした提出者としてお答えをさせていただきました。 以上です。 ○議長(藤田政樹君) 5番、古河尚訓君。 〔5番(古河尚訓君)登壇〕 ◆5番(古河尚訓君) 提案された条例案については、今ほど提案理由にありましたように、議会改革検討委員会の答申に基づき、最終決断を議長に一任するという経過から本日の提案に至ったという理解をしております。議長には苦渋の決断であったということも理解をいたします。 この提案というのは、私は議会がみずからの議会運営を否定することにつながるんじゃないかということも考えております。本来、議会みずからが率先して議会提案を打ち出すべきではないという、そういう立場であります。議会に対しては市民から厳しい視線が投げかけられているということは、十分私も承知をしております。そういう中で安易な削減提案というのは、いわゆるポピュリズム、大衆迎合主義というふうに言いますけれども、そのポピュリズムに陥る危険性を常に私ははらんでいるというふうに思っております。 今回の提案理由の柱は議会の将来に向けた改革であり、次世代あるいは若者が議会の場で活動できるものとすべきというふうになっております。しかし、今回の定数21名という大幅な削減提案というのは、かえって多様な議員、ひいては若い世代の立候補機会を奪うことにならないのか。さらに、そのことで議会改革が目指す議会機能や、むしろ相対的な議員資質の低下を招くことにならないか懸念いたしますけれども、いかがでありましょうか。 私はさきの議会議員選挙が無投票であったということは重く受けとめ、一定数の削減はやむを得ないという立場でありますけれども、そういった理由であくまで小幅であるべきだというふうに考えてきました。今回の大幅な削減提案というのは、議会改革への取り組みを一層困難にするものというふうに考えて、質疑としたいと思います。 ○議長(藤田政樹君) 18番、吉田郁夫君。 〔18番(吉田郁夫君)登壇〕 ◆18番(吉田郁夫君) ただいまの古河議員の質疑にお答えをさせていただきたいというふうに思っております。宮岸議員の質疑の中にも一部ありますように、若い世代の方々が、定数を余りにも削減すると、そういった方々の環境として立候補がしにくいんではないかというような御懸念、御心配というふうに思っております。 ただ、今ほど宮岸議員の質問にもお答えしたとおり、これから将来に向けてそんなことを考えるときに、今我々議員27名にしても、この21というような、かなり自分たち一人一人個々が考えた中で、一般選挙というものを迎えるような状況になろうかというふうに思います。そういったことを考えれば、逆に今後、現職の皆さん方であっても若い世代の方と交代をする地域が出てくるかもわかりませんし、そんなような論議が、これから地域の中で、あるいは市民の皆さんとの対話の中で出てくるんではないかなというふうに思っております。 私は若い方だけ云々とかいうつもりもございませんし、ただ皆さん方も議員に立候補するというようなときの自分の気持ちというもの、当然のことながら志を持ってそういった選挙に立候補するということになりますと、環境云々よりも、そういった志を持ってくれるような議員環境、そしてまた議員の活動等を含めて市民の中に知らしめていく、広報していく。このことが議会の今後の役割というふうに考えております。我々議員がみずからが心配事を払拭できるように、今後とも市民の声をあるいは地域の声を聞くような活動をしていくことこそが、そういった志を持ってくれるような方が出てくる話にもなろうかなというふうにも思ったりしております。 議員定数云々ということで、これは昨年の8月地方自治法が改正されました。このことは皆さんも御承知のとおりでございます。人口規模による法定定数条項が撤廃をされました。これにより、議員定数はこれまでの人口規模あるいは類似都市等で決めるものという考えから、自治体がみずから考え、その責任で自治体に合った、そして将来を見据えた議員定数を定めることができるというようなことになっております。 そういった意味では、定数が削減されても志を持って、責任を持って、次、一般選挙において21人の議員が必ず白山市のために働いてくれるものと信じて、答弁とさせていただきます。 ○議長(藤田政樹君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田政樹君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。--------------------------------------- △委員会付託省略 ○議長(藤田政樹君) お諮りいたします。ただいま議題になっております議会議案第1号については、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田政樹君) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第1号については委員会の付託を省略することに決しました。--------------------------------------- △討論 ○議長(藤田政樹君) これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 12番、宮岸美苗君。 〔12番(宮岸美苗君)登壇〕 ◆12番(宮岸美苗君) 議員提出条例として、現在28名の議員定数を7減の21名にしたいとの提案がなされました。これについて私は反対の意思を表明して、討論を行いたいと思います。 この間、白山市議会は開かれた議会を目指しつつ、議会改革に努力してきました。改革はいまだ道の途上ではありますが、この間の取り組み自体は大いに自信を持って語れるものだと私も思っています。その議会改革の一環として定数議論を行ってきたわけでありますが、定数削減イコール改革とする議論の傾向があることは否めず、違和感を感じてきました。私は本市が広域であるという特殊性や合併後の懸案課題が積み残されている中にあって、議会が市民の代表機関としての役割をその機能にふさわしく果たしていくことが求められている以上、定数はせめて現状維持をして、従来に増して十分な議会の審議をしていく必要性があると考えています。 一般的な世論や市民感情の中には、深刻化する経済情勢や民間の実態から議員削減を求める声が一方にあることも事実であります。しかし、定数は議員だけのものではありません。議会が市民の代表機関として立法機能を持ち、執行機関に対する監視機能を有する役割がある以上、定数は同時に市民のものでもあります。極端な削減はそうした議会機能が十分に果たされなくなるおそれを生じかねず、結果的に市民の不利益につながりかねないということを私は指摘したいと思います。 加えて、この条例案では、議員を志す若者や女性などがむしろ登場しにくい環境をつくってしまいます。県内の他の自治体議会に及ぼす影響は大きく、定数削減競争を加速させます。そのことによって、議会の多様な意見の反映が損なわれてしまいかねません。 以上が反対の理由です。 議会改革は、活発な議論を通して議会本来の役割をさらに発揮させる取り組みの推進と市民参加の機会の拡大など、開かれた議会の改革を通してこそ実現できると思います。こうした議会改革に向けて、議員として、議会として、ともに努力をしていきたいものだということを議員各位に呼びかけまして、反対の討論といたします。 ○議長(藤田政樹君) 15番、石田正昭君。 〔15番(石田正昭君)登壇〕 ◆15番(石田正昭君) ただいま議題となっております白山市議会議員定数条例について、賛成の立場で討論を行います。 先ほど議案の提出者であります吉田議員からの提案理由の説明の中にありましたが、本市では3年後に合併特例措置が終了し、その後、交付税が段階的に減少し、平成32年度には実質交付税の4分の1に当たる32億円もの一般財源が減額されることになります。このため、合併特例措置終了後を見据えた行財政改革が市政の最優先課題であります。一方、地方分権の流れの中で地方自治の構築という観点から、首長との関係において、その二元代表制の一翼を担うものとして、地方議会の機能・権限を強化すべきであると言われております。 白山市議会では、これまで平成22年12月に議会基本条例を制定し、議会の持つ監視及び評価の機能をより充実し、市民に開かれた議会を目指してきました。今後は、執行機関のチェック、監視機関にとどまらず、より市民からの代表性を高める中で、政策及び条例立案など能力の向上を図ることは、より市民の負託にこたえるものと思います。 今回、議員定数を28名から21名に削減する条例案が提案されました。これまで議会改革について、市民アンケートを初め市民の方々の意見を鋭意伺ってまいりました。このような中で、白山市議会の将来を見据え、また行財政改革の推進等を総合的に考えると、今まさに議員定数の削減は避けて通れない時期に来ているものと言えます。 一方で、議員定数が削減されると、少数意見や人口の少ない地域の意見が市政に届きにくくなるという懸念もありますが、今後、議員は専業職的認識で活動することや通年議会の実施、地域議員としてではなく、市全体としての議員活動、意見交換会等により市民の意見を市政に反映する中で、より市民の代表としての位置づけを高めることができ、これらによりその懸念は解消できるものであります。また、これはまさに現在の私たち議員に課せられた今後の大きな使命だと確信するものであります。 議会機能を高めていくためには、議員一人一人の仕事や責任も、これまで以上に大きくなります。今回の議員定数削減の提案は、単に議員定数を削減し、行財政改革に資するというものだけではなく、これからの市議会のあり方を構築し、議会基本条例の理念を実現するものとして、議会及び議員に痛みを伴った大きな改革であり、その覚悟で賛成するものであることを申し添え、議長からの諮問機関でありました議会改革検討委員会の委員長の立場からも、私の賛成討論といたします。 ○議長(藤田政樹君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田政樹君) ないようですので、これをもって討論を終結いたします。--------------------------------------- △表決 ○議長(藤田政樹君) これより表決に入ります。 議会議案第1号を採決いたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。議長の指示があるまで起立をお願いいたします。 〔賛成者起立〕 ○議長(藤田政樹君) 着席ください。起立多数であります。よって、議会議案第1号は可決されました。 暫時休憩いたします。          午後4時21分休憩---------------------------------------          午後4時41分再開 ○議長(藤田政樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △議会議案第5号(説明、即決) ○議長(藤田政樹君) ただいまの休憩中、市議会議員、古河尚訓君から議案の提出がありました。 お諮りいたします。この際、議会議案第5号を日程に追加をし、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田政樹君) 御異議なしと認めます。よって、この際、議会議案第5号を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。 議会議案第5号志賀原子力発電所の運転再開に関する意見書を議題といたします。--------------------------------------- △提案理由の説明 ○議長(藤田政樹君) 提案理由の説明を提出者である古河尚訓君から求めます。 5番、古河尚訓君。 〔5番(古河尚訓君)登壇〕 ◆5番(古河尚訓君) 議会議案第5号について、提案理由の説明を申し上げます。 2011年3月11日の大地震により、福島第一原子力発電所であってはならない原発事故が起きました。津波で電源が失われたことが原因と報じられたため、北陸電力は津波に備えての対策と電源喪失対策を講じ、ストレステストを終了した段階での志賀原発の運転再開を求めております。 しかしながら、昨年の12月には、地震の揺れによる損傷があったかもしれないと原子力安全・保安院も認めており、真の原因がわからない限り、安全を宣言し、稼働するには事故の際の代償が大き過ぎるものであります。 昨年5月には、東京電力福島原子力発電所における政府の事故調査・検証委員会が設置されるなど、その結果を待ち、必要な対策が講じられた上で、再稼働を検討することが望ましいと考えております。 よって、国及び石川県におかれては、政府の事故調査・検証委員会及び国会の事故調査委員会の報告書が提出されるまで再稼働を認めず、再稼働に当たっては周辺自治体の住民等の意思を尊重するよう強く求めていきたく、本案を提出した次第であります。 どうか議員各位には、適切な御決定をいただきますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(藤田政樹君) 提案理由の説明は終わりました。--------------------------------------- △表決 ○議長(藤田政樹君) お諮りいたします。議会議案第5号については事理明白につき、この際、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田政樹君) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第5号は即決することに決しました。 議会議案第5号を採決いたします。 本案は可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田政樹君) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第5号は可決されました。--------------------------------------- △日程第5 議会議案第2号(説明、即決) ○議長(藤田政樹君) 日程第5議会議案第2号東日本大震災で発生した災害廃棄物の処理に関する意見書を議題といたします。--------------------------------------- △提案理由の説明 ○議長(藤田政樹君) 提案理由の説明を提出者である西川寿夫君から求めます。 26番、西川寿夫君。 〔26番(西川寿夫君)登壇〕 ◆26番(西川寿夫君) 議会議案第2号について、提案理由の説明を申し上げます。 東日本大震災発生から1年がたち、現在において、被災地での膨大な災害廃棄物を迅速に処理することなどが、早期復旧・復興に向けた喫緊の重要課題となっています。災害廃棄物の中には、福島第一原子力発電所の事故による放射性物質に汚染されたものも含まれており、その処理の安全性について多くの住民から不安が示されています。 原子力発電所内で発生した廃棄物は、原子炉等規制法に基づき厳格に管理することが義務づけられている一方で、東日本大震災で生じた災害廃棄物については、放射性物質汚染対処特別措置法に基づき埋め立て処分が認められ、その取り扱いに違いが生じています。 このような違いは住民にさらなる不安を感じさせ、被災地以外の地方自治体における受け入れの重大な障害となっております。 よって、国におかれては、災害廃棄物等の安全基準や取り扱い指針を策定し、国民に適切な情報提供を行うなど、被災地での安全かつ迅速な処理体制の確立に取り組むよう強く求めていきたく、本案を提出した次第であります。 どうか議員各位には、適切な御決定をいただきますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(藤田政樹君) 提案理由の説明は終わりました。--------------------------------------- △表決 ○議長(藤田政樹君) お諮りいたします。議会議案第2号については事理明白につき、この際、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田政樹君) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第2号は即決することに決しました。 議会議案第2号を採決いたします。 本案は可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(藤田政樹君) 起立多数であります。よって、議会議案第2号は可決されました。--------------------------------------- △日程第6 議会議案第3号(説明、即決) ○議長(藤田政樹君) 日程第6議会議案第3号基礎自治体への円滑な権限移譲に向けた支援策の充実を求める意見書を議題といたします。---------------------------------------
    △提案理由の説明 ○議長(藤田政樹君) 提案理由の説明を提出者である清水芳文君から求めます。 20番、清水芳文君。 〔20番(清水芳文君)登壇〕 ◆20番(清水芳文君) 議会議案第3号について、提案理由の説明を申し上げます。 国が地方自治体の仕事を細かく縛る「義務付け・枠付け」の見直し等の地域主権一括法が昨年の通常国会で成立し、第3次見直しも本年の通常国会に提出される見通しとなっております。一方、自主財源の乏しい地方自治体は、財源の多くを国によって定められた行政水準の確保に費やさざるを得ないなど、厳しい財政運営を強いられております。 地域主権改革は、地域住民がみずから考え、その行動と選択に責任を負う住民主体の発想に基づく改革を目指すものであり、国と地方が対等の立場で対話できる関係へ、根本的な転換を進めていくものでなければならないと思います。 よって、国におかれては、基礎自治体への円滑な権限移譲に向けた支援策の充実を図るためにも必要となる財源措置を行い、移譲の時期や具体的財源措置など、必要な事項について十分な情報提供を行われるよう強く求めていきたく、本案を提出した次第であります。 どうか議員各位には、適切な御決定をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(藤田政樹君) 提案理由の説明は終わりました。--------------------------------------- △表決 ○議長(藤田政樹君) お諮りいたします。議会議案第3号については事理明白につき、この際、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田政樹君) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第3号は即決することに決しました。 議会議案第3号を採決いたします。 本案は可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(藤田政樹君) 起立多数であります。よって、議会議案第3号は可決されました。--------------------------------------- △日程第7 議会議案第4号(説明、即決) ○議長(藤田政樹君) 日程第7議会議案第4号こころの健康を守り推進する基本法の制定を求める意見書を議題といたします。--------------------------------------- △提案理由の説明 ○議長(藤田政樹君) 提案理由の説明を提出者である宮中郁恵君から求めます。 10番、宮中郁恵君。 〔10番(宮中郁恵君)登壇〕 ◆10番(宮中郁恵君) 議会議案第4号について、提案理由の説明を申し上げます。 心身の健康は、一人一人の国民の基本的な権利であり、社会の活力と発展の基盤をなすものです。しかし、現在の我が国は「国民のこころの健康危機」と言える状況にありながら、精神保健・医療・福祉のサービスの現状は、こうした心の健康についての国民ニーズにこたえられるものではありません。 世界保健機関の提唱する指標により、先進国において、命と生活に最も影響するのは精神疾患であることが明らかになりました。精神疾患は、がんと循環器疾患とあわせて三大疾患の一つと言えます。心の健康危機を克服し、安心して生活ができる社会を実現するためには、心の健康を国の重要施策と位置づけ、総合的で長期的な施策を実行することが必要です。 よって、国におかれては、すべての国民を対象とし、心の健康についての総合的で長期的な政策を保障する「こころの健康を守り推進する基本法」の制定を強く求めていきたく、本案を提出した次第であります。 どうか議員各位には、適切な御決定をいただきますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(藤田政樹君) 提案理由の説明は終わりました。--------------------------------------- △表決 ○議長(藤田政樹君) お諮りいたします。議会議案第4号については事理明白につき、この際、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田政樹君) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第4号は即決することに決しました。 議会議案第4号を採決いたします。 本案は可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田政樹君) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第4号は可決されました。 暫時休憩いたします。          午後4時55分休憩---------------------------------------          午後8時30分再開 〔議長(藤田政樹君)退場〕 ○副議長(寺越和洋君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △議長の辞職 ○副議長(寺越和洋君) ただいまの休憩中、議長から辞職願が提出されました。 お諮りいたします。この際、議長の辞職の件を日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(寺越和洋君) 御異議なしと認めます。よって、この際、議長の辞職の件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。 議長の辞職の件を議題といたします。 事務局長に辞職願を朗読させます。 〔事務局長朗読〕---------------------------------------          平成24年3月22日白山市議会副議長 寺越和洋様        白山市議会議長 藤田政樹       辞職願 このたび、一身上の理由により、議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。--------------------------------------- ○副議長(寺越和洋君) 辞職願の朗読は終わりました。 お諮りいたします。藤田政樹君の議長辞職を許可することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○副議長(寺越和洋君) 起立全員であります。よって、藤田政樹君の議長辞職を許可することに決定いたしました。--------------------------------------- 〔藤田政樹君入場〕 △前議長退任あいさつ ○副議長(寺越和洋君) 前議長の藤田政樹君より退任のあいさつがあります。 〔24番(藤田政樹君)登壇〕 ◆24番(藤田政樹君) 退任に当たりまして、一言心からのお礼を申し上げたいと思います。 昨年の3月定例会で、私に議長の任務を皆さん方から与えていただきました。 私は、そのときに、中国の言葉でありますけれども、駑馬十駕という言葉を申し上げました。これはすばらしい1匹の馬がなすべきことでも、同じように10匹が結束をすればそのこともなし得るという、そういった言葉であります。 私はそのことを自分の旨として皆さん方に御相談申し上げ、そして皆さん方が、今後進むべき白山市議会のそういった方向性を議長として模索をさせていただき、そして議会基本条例、一問一答、あるいは市民の皆さん方のいろんな御意見をいただきながら、この1年させていただきました。 先ほど来、定数の非常に厳しいそういった決断にこうして皆さん方が可決に賛同いただきましたことに対して、心からお礼を申し上げるとともに、今後も改革半ばということを思うときに、ともに、また一緒に、一議員として、選ばれます議長さんを支えて、一生懸命作野市政進展に向け、白山市民のために頑張っていくことをお誓い申し上げまして、お礼といたします。 本当に皆さんありがとうございました。--------------------------------------- △議長選挙 ○副議長(寺越和洋君) 以上の結果、議長が欠員となりましたので、これより直ちに議長選挙を行います。 お諮りいたします。この際、議長選挙を日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(寺越和洋君) 御異議なしと認めます。よって、この際、議長選挙を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。 議長選挙を行います。 選挙は投票により行います。 議場を閉鎖いたします。 〔議場閉鎖〕 ○副議長(寺越和洋君) ただいまの出席議員数は27名であります。 お諮りいたします。会議規則第31条第2項の規定により、立会人に本屋彌壽夫君、北嶋章光君を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(寺越和洋君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に本屋彌壽夫君、北嶋章光君を指名いたします。 投票用紙を配付いたします。 〔投票用紙配付〕 ○副議長(寺越和洋君) 念のため申し上げます。投票は、単記無記名であります。 投票用紙の配付漏れはありませんか。--配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めます。 〔投票箱点検〕 ○副議長(寺越和洋君) 異状なしと認めます。 これより投票に移ります。職員の点呼に応じて、順次投票願います。 点呼いたします。 〔職員点呼、投票執行〕---------------------------------------  1番 永井議員   2番 石地議員  3番 森本議員   4番 小川議員  5番 古河議員   6番 安田議員  7番 本屋議員   9番 北嶋議員  10番 宮中議員   11番 村本議員  12番 宮岸議員   13番 岡本議員  14番 杉本議員   15番 石田議員  16番 小島議員   17番 寺越議員  18番 吉田議員   19番 竹田議員  20番 清水議員   21番 前多議員  22番 北村議員   23番 北川議員  24番 藤田議員   25番 岡田議員  26番 西川議員   27番 中西議員  28番 徳田議員--------------------------------------- ○副議長(寺越和洋君) 投票漏れはありませんか。--投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕 ○副議長(寺越和洋君) これより開票を行います。 本屋彌壽夫君、北嶋章光君、立ち会いを願います。 〔本屋彌壽夫君、北嶋章光君立ち会い〕 〔開票〕 ○副議長(寺越和洋君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数27票、うち有効投票27票、無効投票なし。 有効投票中  前多喜良君  15票        清水芳文君  11票        宮岸美苗君  1票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は7票であります。よって、前多喜良君が議長に当選されました。--------------------------------------- △当選の告知 ○副議長(寺越和洋君) ただいま議長に当選されました前多喜良君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。--------------------------------------- △議長就任あいさつ ○副議長(寺越和洋君) 前多喜良君の議長就任のあいさつがございます。 〔議長(前多喜良君)登壇〕 ○議長(前多喜良君) 議長就任に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま議員各位の温かい御推挙によりまして、白山市議会議長の重責を担わせていただくことになりました。まことに身に余る光栄であり、厚くお礼を申し上げたいと思います。もとより微力ではございますが、公正かつ円滑な議会運営に努め、その使命達成とより市民に開かれた議会となるよう、最善の努力を尽くす決意でございます。 今日、地方分権の時代が到来し、私ども市議会に課せられた役割はますます重要になっております。このような中、白山市議会でも昨年の4月に市議会基本条例が施行されました。この条例の施行を機に、二元代表制のもと、議会の活性化とチェック機能のより一層の充実を図り、さらなる議会改革に邁進するとともに、市民主体のまちづくり、市民の皆さんが安心し希望の持てるまちづくりを目指し、市民の皆様の幸せのために誠心誠意取り組んでまいる所存であります。 今日まで議会改革に一生懸命に邁進された藤田前議長には、心から敬意をあらわしたいと思います。藤田前議長の意思をしっかりと受け継ぎ、議会改革の柱であります議員定数が先ほど多くの皆さんの賛同のもとに可決をされました。この意義深い席にこうして議長として立たせていただくことに身の引き締まる思いがいたしております。 先輩、同僚議員の皆様におかれましても、これからは格別の御指導、御協力を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、就任のごあいさつとさせていただきます。 本当にありがとうございました。よろしくお願いいたします。 ○副議長(寺越和洋君) 前多喜良君の就任あいさつは終わりました。 それでは、前多喜良君、議長席にお着き願います。 〔副議長(寺越和洋君)退席、議長(前多喜良君)着席〕 ○議長(前多喜良君) 暫時休憩いたします。          午後8時53分休憩---------------------------------------          午後10時8分再開 〔副議長(寺越和洋君)退場〕 ○議長(前多喜良君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △副議長の辞職 ○議長(前多喜良君) ただいまの休憩中、副議長から辞職願が提出されました。 お諮りいたします。この際、副議長の辞職の件を日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前多喜良君) 御異議なしと認めます。よって、この際、副議長の辞職の件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。 副議長の辞職の件を議題といたします。 事務局長に辞職願を朗読させます。 〔事務局長朗読〕---------------------------------------          平成24年3月22日白山市議会議長 前多喜良様       白山市議会副議長 寺越和洋      辞職願 このたび、一身上の理由により、副議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。--------------------------------------- ○議長(前多喜良君) 辞職願の朗読は終わりました。 お諮りいたします。寺越和洋君の副議長辞職を許可することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(前多喜良君) 起立全員であります。よって、寺越和洋君の副議長辞職を許可することに決定いたしました。--------------------------------------- 〔寺越和洋君入場〕 △前副議長退任あいさつ ○議長(前多喜良君) 前副議長の寺越和洋君より退任のあいさつがあります。 〔17番(寺越和洋君)登壇〕 ◆17番(寺越和洋君) 副議長退任に当たり、一言御礼のごあいさつを申し上げます。 昨年の3月定例議会におきまして、議員各位の温かい御推挙をいただき、副議長の要職に就任以来、今日まで大過なくその職を務めさせていただきました。 これもひとえに藤田前議長の気配りのある御配慮と御指導並びに議員各位の御指導、御協力のたまもののおかげであり、心より深く感謝と御礼を申し上げます。 また、作野市長を初め執行部の皆様方からも心からの御助言、御協力を賜り、心より深く感謝を申し上げたいと思います。 さて、振り返りますと、昨年は会派で視察に行った新燃岳の噴火から始まった年であり、本市にも関係者がいたニュージーランドの地震、そして3.11東日本大震災、福島県の原子力発電所の事故の対応からの議会運営でなかったかな、このように思うところであります。その後、10月には、作野市長、清水議員を初めとして中国リツ陽市への訪問時に、能美市におけるF15タンク落下事故の報告を受けての議会の対応でもあったかと思っておるわけであります。 そして、議会基本条例の制定以来、また議会だよりの表彰以来、議会の視察受け入れもふえたようであります。3年前、藤田委員長のもとの議会改革でありました。改めて議会基本条例素案づくりに御尽力いただきました吉田、村本、小川議員の御尽力に感謝を申し上げたい、このように思うところであります。今後は、さらに議会基本条例を遵守しながら、市政の発展に寄与すべきであると、このように思ってございます。 これからは、一議員として、この1年間の貴重な経験を生かした、市民の皆様方が安全で安心して元気で暮らせるまちづくりのため、一層の努力をいたす所存であります。 皆様方におかれましては、今後とも変わらぬ御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げ、また最後になりますが、議長の健康を案じたしばらくの期間であります。前田局長を初め議会事務局職員のお手伝いに感謝申し上げ、退任のあいさつといたします。 どうもお世話になりました。ありがとうございました。--------------------------------------- △副議長選挙 ○議長(前多喜良君) 以上の結果、副議長が欠員となりましたので、これより直ちに副議長選挙を行います。 お諮りいたします。この際、副議長選挙を日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前多喜良君) 御異議なしと認めます。よって、この際、副議長選挙を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。 副議長選挙を行います。 お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前多喜良君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前多喜良君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。 副議長に本屋彌壽夫君を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました本屋彌壽夫君を副議長の当選人と定めることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前多喜良君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました本屋彌壽夫君が副議長に当選されました。--------------------------------------- △当選の告知 ○議長(前多喜良君) ただいま副議長に当選されました本屋彌壽夫君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。--------------------------------------- △副議長就任あいさつ ○議長(前多喜良君) 本屋彌壽夫君の副議長就任のあいさつがございます。 〔副議長(本屋彌壽夫君)登壇〕 ◆副議長(本屋彌壽夫君) 副議長就任に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、全議員の皆様方の御推挙によりまして、白山市議会副議長に選ばれましたことは、この上もなく光栄と存じますとともに、その責任の重大さを痛感している次第でございます。 我が白山市においても大変厳しい財政状況ではありますが、議長の補佐役といたしまして、微力ではございますが、議長とともに議会の公平かつ円滑な運営に誠心誠意努力していく所存でございます。 どうか、議員各位を初め執行部の皆様方の温かい御支援、御協力を心からお願い申し上げまして、副議長就任のあいさつとさせていただきます。 ありがとうございました。 ○議長(前多喜良君) 本屋彌壽夫君の就任あいさつは終わりました。--------------------------------------- △市長あいさつ ○議長(前多喜良君) この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。 市長、作野広昭君。 〔市長(作野広昭君)登壇〕 ◎市長(作野広昭君) このたびの正副議長の辞任に伴い、新たに議長、副議長がそれぞれ選出されましたので、一言お礼並びにお祝いを申し上げます。 まず、前議長の藤田政樹さんにおかれましては、卓越した指導力と豊富な識見をもって円滑なる議会運営に御貢献されました。 また、前副議長の寺越和洋さんにおかれましては、議長の補佐役として、職務に精励されたところであり、お二人には、本市が将来に向けて大きく飛躍するための重要な時期を担う正副議長として、市議会の発展と市政振興のために多大な御尽力と御協力を賜りました。ここに、その御労苦に対し、深甚なる敬意、感謝を申し上げます。 また、このたび新たに議長に就任されました前多喜良さん、副議長に就任されました本屋彌壽夫さんには、心からお祝いを申し上げます。 お二人には、その堅実な政治手腕と実行力をもって、今後とも議会の円滑なる運営と市政発展に御尽力を賜りますようお願い申し上げる次第であります。 なお、議員各位におかれましては、今後とも一層の市政進展に御尽力、御協力を賜りますよう心からお願いを申し上げ、お祝いの言葉といたします。 ○議長(前多喜良君) 市長のあいさつは終わりました。 暫時休憩いたします。          午後10時19分休憩---------------------------------------          午後11時34分再開 ○議長(前多喜良君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △会期の延長 ○議長(前多喜良君) お諮りいたします。この際、会期の延長を日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前多喜良君) 御異議なしと認めます。よって、この際、会期の延長を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。 会期の延長を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は本日までと議決されていますが、議事の都合により、会期を3月23日まで1日間延長したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前多喜良君) 御異議なしと認めます。よって、会期は3月23日まで1日間延長することに決しました。--------------------------------------- ○議長(前多喜良君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(前多喜良君) 起立全員であります。よって、本日はこれにて延会することに決定いたしました。 議事の都合により、明日23日は特に午前0時30分に繰り上げて会議を開くことにいたします。 本日は、これをもって延会いたします。          午後11時36分延会---------------------------------------(参照)          平成24年第1回白山市議会定例会追加提出事件一覧表事件の番号        件名議案第60号 教育委員会委員の任命について議案第61号 公平委員会委員の選任について諮問第1号  人権擁護委員候補者の推薦について---------------------------------------                             議委第125号                             平成24年3月15日 白山市議会議長 藤田政樹様                              総務企画常任委員会                              委員長 小島文治               委員会審査報告 本委員会に付託の事件は審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第103条の規定により報告します。                   記事件の番号件名審査結果理由議案第1号平成24年度白山市一般会計予算原案可決妥当と認める議案第9号平成24年度白山市宅地造成事業特別会計予算〃〃議案第11号平成24年度白山市湊財産区特別会計予算〃〃議案第15号平成23年度白山市一般会計補正予算(第4号)〃〃議案第24号白山市部設置条例の一部を改正する条例について〃〃議案第25号白山市職員倫理条例の一部を改正する条例について〃〃議案第26号白山市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について〃〃議案第27号白山市税条例の一部を改正する条例について〃〃議案第59号平成23年度白山市一般会計補正予算(第5号)〃〃---------------------------------------                             議委第128号                             平成24年3月15日 白山市議会議長 藤田政樹様                              文教福祉常任委員会                              委員長 安田竹司               委員会審査報告 本委員会に付託の事件は審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第103条の規定により報告します。                   記事件の番号件名審査結果理由議案第1号平成24年度白山市一般会計予算原案可決妥当と認める議案第2号平成24年度白山市国民健康保険特別会計予算〃〃議案第3号平成24年度白山市後期高齢者医療特別会計予算〃〃議案第4号平成24年度白山市介護保険特別会計予算〃〃議案第15号平成23年度白山市一般会計補正予算(第4号)〃〃議案第16号平成23年度白山市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)〃〃議案第17号平成23年度白山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)〃〃議案第18号平成23年度白山市介護保険特別会計補正予算(第3号)〃〃議案第29号白山市文化会館条例の一部を改正する条例について〃〃議案第30号白山市立図書館条例及び白山市立博物館条例の一部を改正する条例について〃〃議案第31号白山市立公民館条例の一部を改正する条例について〃〃議案第32号白山市スポーツ振興審議会条例の一部を改正する条例について〃〃議案第33号白山市体育施設及び有料公園施設条例の一部を改正する条例について〃〃議案第34号白山市保育所条例の一部を改正する条例について〃〃議案第35号白山市老人福祉センター条例の一部を改正する条例について〃〃議案第36号白山市心身障害児福祉金支給条例の一部を改正する条例について〃〃議案第37号白山市保健センター条例の一部を改正する条例について〃〃議案第38号白山市健康増進センター条例の一部を改正する条例について〃〃議案第39号白山市介護保険条例の一部を改正する条例について〃〃議案第46号白山市ふれあいセンター条例を廃止する条例について〃〃議案第49号白山市・野々市市介護認定審査会の共同設置の廃止について可決〃議案第53号白山市白峰スキー競技場の指定管理者の指定について〃〃議案第54号白山市鳥越大日スポーツ施設の指定管理者の指定について〃〃議案第57号財産の譲渡について〃〃議案第58号財産の譲渡について〃〃---------------------------------------                             議委第131号                             平成24年3月15日 白山市議会議長 藤田政樹様                              生活経済常任委員会                              委員長 小川義昭               委員会審査報告 本委員会に付託の事件は審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第103条の規定により報告します。                   記事件の番号件名審査結果理由議案第1号平成24年度白山市一般会計予算原案可決妥当と認める議案第6号平成24年度白山市墓地公苑特別会計予算〃〃議案第7号平成24年度白山市観光事業特別会計予算〃〃議案第8号平成24年度白山市温泉事業特別会計予算〃〃議案第10号平成24年度白山市工業団地造成事業特別会計予算〃〃議案第15号平成23年度白山市一般会計補正予算(第4号)〃〃議案第19号平成23年度白山市観光事業特別会計補正予算(第2号)〃〃議案第20号平成23年度白山市工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)〃〃議案第22号白山市安全で安心なまちづくり推進条例について〃〃議案第23号白山市暴力団排除条例について〃〃議案第40号白山市農林水産事業分担金等徴収条例の一部を改正する条例について〃〃議案第41号白山市観光施設条例の一部を改正する条例について〃〃議案第42号白山市吉野工芸の里条例の一部を改正する条例について〃〃議案第47号白山市女性サポートセンター条例を廃止する条例について〃〃議案第48号白山野々市広域事務組合規約の変更について可決〃議案第55号白山千丈温泉セイモアスキー場及び白山一里野温泉スキー場施設の指定管理者の指定について〃〃議案第56号パーク獅子吼の指定管理者の指定について〃〃---------------------------------------                             議委第134号                             平成24年3月15日 白山市議会議長 藤田政樹様                              建設企業常任委員会                              委員長 北川謙一               委員会審査報告 本委員会に付託の事件は審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第103条の規定により報告します。                   記事件の番号件名審査結果理由議案第1号平成24年度白山市一般会計予算原案可決妥当と認める議案第5号平成24年度白山市簡易水道事業特別会計予算〃〃議案第12号平成24年度白山市水道事業会計予算〃〃議案第13号平成24年度白山市工業用水道事業会計予算〃〃議案第14号平成24年度白山市下水道事業会計予算〃〃議案第15号平成23年度白山市一般会計補正予算(第4号)〃〃議案第21号平成23年度白山市下水道事業会計補正予算(第3号)〃〃議案第28号白山市建築関係手数料条例の一部を改正する条例について〃〃議案第43号白山市建築基準条例等の一部を改正する条例について〃〃議案第44号白山市営住宅条例の一部を改正する条例について〃〃議案第45号白山市公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について〃〃議案第50号市道路線の認定について可決〃議案第51号市道路線の変更について〃〃議案第52号市道路線の廃止について〃〃議案第59号平成23年度白山市一般会計補正予算(第5号)原案可決〃---------------------------------------                             議委第126号                             平成24年3月15日 白山市議会議長 藤田政樹様                              総務企画常任委員会                              委員長 小島文治               請願審査報告 本委員会に付託された請願を審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第136条第1項の規定により報告します。                  記受理番号件名審査結果意見措置第2号消費税増税に反対する請願書不採択妥当と認めがたい 第3号「白山市が県の地方税滞納整理機構に参加しない」ことの議会決議を求める請願書〃〃 ---------------------------------------                             議委第132号                             平成24年3月15日 白山市議会議長 藤田政樹様                              生活経済常任委員会                              委員長 小川義昭               請願審査報告 本委員会に付託された請願を審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第136条第1項の規定により報告します。                  記受理番号件名審査結果意見措置第1号「志賀原子力発電所の運転再開に慎重な対応を求める意見書」の提出を求める請願書採択妥当と認める ---------------------------------------                             議委第135号                             平成24年3月15日 白山市議会議長 藤田政樹様                              建設企業常任委員会                              委員長 北川謙一               請願審査報告 本委員会に付託された請願を審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第136条第1項の規定により報告します。                  記受理番号件名審査結果意見措置第5号住宅リフォーム助成制度の制定を求める請願書不採択妥当と認めがたい ---------------------------------------                             議委第129号                             平成24年3月15日 白山市議会議長 藤田政樹様                              文教福祉常任委員会                              委員長 安田竹司               閉会中の継続審査の申出書 本委員会は、審査中の事件について次のとおり閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、白山市議会会議規則第104条の規定により申し出ます。                   記1 事件  請願第4号 公的年金にかかわる意見書提出を求める請願書2 理由        引き続き審査したい---------------------------------------議会議案第5号   志賀原子力発電所の運転再開に関する意見書 上記の議案を別紙のとおり、白山市議会会議規則第14条第1項の規定により提出する。  平成24年3月22日提出   白山市議会議長  藤田政樹様       提出者  白山市議会議員  古河尚訓       賛成者  白山市議会議員  小川義昭  岡本克行 石田正昭                     吉田郁夫  竹田伸弘 岡田俊吾                     西川寿夫   志賀原子力発電所の運転再開に関する意見書 2011年3月11日の大地震によりあってはならない、またあるはずのなかった原発事故が福島第一原子力発電所で起こった。津波で電源が失われたことが原因と報じられ、北陸電力は津波に備えての対策と電源喪失対策を講じ、ストレステストを終了した段階での志賀原子力発電所の運転再開を求めている。 しかしながら、2011年12月には、地震の揺れによる損傷があったかもしれないと原子力安全・保安院も認めた。真の原因がわからない限り、安全を宣言し、稼働するには事故の際の代償が余りにも大き過ぎる。それは福島の原発事故発生から現在に至るまでの広範囲での空間放射線量、食物汚染、土壌汚染、海洋汚染等々の状況を見ても明白である。 一方、昨年5月には東京電力福島原子力発電所における政府の事故調査・検証委員会が設置され、12月には国会の事故調査委員会が設置された。上記委員会はいずれも2012年の夏に報告書の提出を予定している。その結果を待ち、必要な対策が講じられた上で、再稼働を検討することが望ましいと考える。 よって、国及び石川県におかれては、福島第一原子力発電所の過酷事故を教訓とし、住民の危険と不安を除くため、下記のとおり強く要望する。                   記1 政府の事故調査・検証委員会及び国会の事故調査委員会の報告書が提出されるまでは志賀原子力発電所の再稼働を認めないこと。2 運転再開の是非を判断するときは立地自治体だけでなく近隣の自治体の首長、議会及び住民の意思を尊重すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成24年3月22日                          白山市議会議長  藤田政樹---------------------------------------議会議案第2号   東日本大震災で発生した災害廃棄物の処理に関する意見書 上記の議案を別紙のとおり、白山市議会会議規則第14条第1項の規定により提出する。  平成24年3月22日提出   白山市議会議長  藤田政樹様       提出者  白山市議会議員  西川寿夫       賛成者  白山市議会議員  小川義昭  岡本克行  石田正昭                     吉田郁夫  竹田伸弘  岡田俊吾   東日本大震災で発生した災害廃棄物の処理に関する意見書 東日本大震災発生から1年がたち現在においても、被災地では、多くの災害廃棄物が積み上げられ、被災者の生活再建に重大な影響を与えているが、この膨大な量の災害廃棄物を迅速かつ適切に処理すること等が早期復旧、復興に向けた喫緊の重要課題となっている。 災害廃棄物の中には、東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射性物質に汚染されたものも含まれており、その処理の安全性について多くの住民から不安が示されている。 そもそも、原子力発電所内で発生した廃棄物は、原子炉等規制法に基づき放射性セシウムの場合1キログラム当たり100ベクレル以上のものは放射性廃棄物として厳格に管理することが義務づけられている一方で、東日本大震災で生じた災害廃棄物については、放射性物質汚染対処特別措置法に基づき1キログラム当たり8000ベクレル以下であれば、埋め立て処分が認められており、その取り扱いに違いが生じている。 このような違いは、住民にさらなる不安を感じさせ、結果として災害廃棄物の円滑かつ適切な処理や被災地以外の地方自治体における受け入れの重大な障害となっており、広域処理方針の見直しを求める声も大きい。 よって、国におかれては、下記の事項について早急に取り組むよう強く要望する。                   記1 放射性物質に汚染された災害廃棄物やその焼却灰等に関する細やかな安全基準や取り扱い指針を策定した上で、国民に安全面に関する情報提供を適切に行うこと。2 災害廃棄物の処理事例において、仮置き場での保管から中間処理施設における処理、最終処分場における埋め立てに至るまでの処分の各段階で国が責任を持って放射線量等の調査を行い、その検証結果を全面的に開示すること。3 基準値を超える災害廃棄物の収集、運搬、処分、最終処分場の確保及び放射性物質の濃度が高く処分できない焼却灰の処理については、住民合意を貫き、国が責任を持って対応するとともに、焼却以外の処理も検討すること。4 被災地における災害廃棄物の処理計画におくれが生じることのないよう、被災地での安全かつ迅速な処理体制の確立などに伴う処理費用については全額国庫負担とし、東京電力にも応分の負担を求めること。5 国民に対する適切な情報提供や施設周辺住民に対する説明は、国が責任を持ってわかりやすく行い、不安を払拭すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成24年3月22日                          白山市議会議長  藤田政樹---------------------------------------議会議案第3号   基礎自治体への円滑な権限移譲に向けた支援策の充実を求める意見書 上記の議案を別紙のとおり、白山市議会会議規則第14条第1項の規定により提出する。  平成24年3月22日提出   白山市議会議長  藤田政樹様       提出者  白山市議会議員  清水芳文       賛成者  白山市議会議員  小川義昭  岡本克行  石田正昭                     吉田郁夫  竹田伸弘  岡田俊吾                     西川寿夫   基礎自治体への円滑な権限移譲に向けた支援策の充実を求める意見書 国が地方自治体の仕事をさまざまな基準で細かく縛る「義務付け・枠付け」の見直しや、都道府県から市町村への権限移譲を進めるための地域主権「一括法」の第1次・第2次一括法が、昨年の通常国会で成立した。291項目にわたる第3次見直しも昨年末に閣議決定され、本年の通常国会に提出される見通しとなっている。 一方、自主財源の乏しい地方自治体は、人件費の抑制、事務事業の抜本的な見直しによる歳出削減など、徹底した行財政改革を進めてきているが、財源の多くを国によって定められた行政水準の確保に費やさざるを得ないなど、さらに厳しい財政運営を強いられている。地方自治体は、農林水産業の振興や地域経済の活性化、少子・高齢社会、高度情報化への対応、防災対策や各種社会資本整備など重要な課題を有し、これらの財政需要に対応し得る地方財政基盤の充実・強化が急務となっている。 地域主権改革は、地域住民がみずから考え、その行動と選択に責任を負うという住民主体の発想に基づく改革を目指すものであり、明治以来の中央集権体質からの脱却、国と地方が対等の立場で対話できる関係への根本的な転換を進めていくものでなければならない。 よって、国におかれては、基礎自治体への円滑な権限移譲に向けた支援策の充実を図るため、下記事項を速やかに実施されるよう強く要望する。                   記1 政府においては、権限移譲に伴い必要となる財源措置を確実に行うこと。また、移譲時に必要となる電算システム整備など臨時的経費についても確実に財源措置を行うこと。2 都道府県から基礎自治体への権限移譲においては、事務引き継ぎ、研修、職員派遣、都道府県・市町村間の推進体制の構築など、基礎自治体への権限移譲が円滑に進められるよう、政府は移譲の時期、具体的な財源措置など必要な事項について地方側に十分な情報提供を行うこと。3 厳しい行財政環境や超高齢化の進行の中で、移譲される権限の内容によっては、人員体制等も含め、各市町村単独での権限移譲に課題を抱える地域もあるものと予想されることから、広域連合の設立手続の簡素化なども含め、市町村が共同で柔軟に権限を行使できる仕組みを整備し、地域の実情に応じた効率的な権限移譲が行われるようにすること。4 地方の自主性・裁量性を拡大し、地方の特性に応じて事務が行えるよう、一層の「義務付け・枠付け」の見直しを行うとともに、今後の見直しに当たっては、「国と地方の協議の場」等において地方との十分な協議を行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成24年3月22日                          白山市議会議長  藤田政樹---------------------------------------議会議案第4号   こころの健康を守り推進する基本法の制定を求める意見書 上記の議案を別紙のとおり、白山市議会会議規則第14条第1項の規定により提出する。  平成24年3月22日提出   白山市議会議長  藤田政樹様       提出者  白山市議会議員  宮中郁恵       賛成者  白山市議会議員  小川義昭  岡本克行  石田正昭                     吉田郁夫  竹田伸弘  岡田俊吾                     西川寿夫   こころの健康を守り推進する基本法の制定を求める意見書 心身の健康は、一人一人の国民の基本的な権利であり、社会の活力と発展の基盤をなすものである。しかし現在の我が国は、年間自殺者が3万人にも上り、320万人を超える方々、つまり国民の40人に1人以上が精神疾患のために医療機関を受診しているという数字に代表されるように、「国民のこころの健康危機」と言える状況にある。ひきこもり・虐待・路上生活など多くの社会問題の背景にも、心の健康の問題があると言える。 しかし、日本における精神保健・医療・福祉のサービスの現状は、こうした心の健康についての国民ニーズにこたえられるものではない。 世界保健機関(WHO)は、病気が命を奪い生活を障害する程度をあらわす総合指標(障害調整生命年(DALY))を開発し、政策における優先度をあらわす指標として提唱しているが、この世界標準の指標により、先進国において命と生活に最も影響するのは精神疾患であることが明らかになった。精神疾患は、それに続くがんと循環器疾患と合わせて三大疾患の一つと言える。 欧米ではこの指標に基づいて国民の健康についての施策が進められているが、日本ではそうした重要度にふさわしい施策がとられてきていない。 心の健康危機を克服し、安心して生活ができる社会、発展の活力ある社会を実現するためには、心の健康を国の重要施策と位置づけ、総合的で長期的な施策を実行することが必要である。 よって、国におかれては、その重要性にふさわしく、すべての国民を対象とした、心の健康についての総合的で長期的な政策を保障する「こころの健康を守り推進する基本法」の制定を強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成24年3月22日                          白山市議会議長  藤田政樹...