令和 4年 9月 定例会 令和4年9月
射水市議会定例会会議録(第1日目)
議事日程(第1号) 令和4年9月1日(木)午前10時
開議日程第1
会議録署名議員の
指名日程第2 会期の
決定日程第3 議案第40号から議案第51号まで、報告第9号から報告第12号まで及び認定第1号から認定第7号まで(
提案理由説明)-----------------------------------本日の会議に付した
事件日程第1から日程第3まで
議事日程に同じ
-----------------------------------議長及び副議長の氏名 議長
山崎晋次 副議長
高畑吉成議員の定数 22名議員の現在数 22名
出席議員(21名) 1番 石田勝志君 2番 大垣友和君 3番 西元勇司君 4番 西尾 哲君 5番 金 賢志君 6番 杉浦 実君 7番 山本満夫君 8番 寺岡伸清君 9番 呉松福一君 10番 加治宏規君 11番
高畑吉成君 12番 根木武良君 13番
瀧田孝吉君 14番 中川一夫君 15番 中村文隆君 16番
山崎晋次君 17番 不後 昇君 18番 吉野省三君 19番 津田信人君 20番 堀 義治君 22番 高橋久和君
欠席議員(1名) 21番 奈田安弘君
-----------------------------------説明のため出席した者 市長 夏野元志君 副市長 磯部 賢君 教育長 金谷 真君
代表監査委員 村上欽哉君
企画管理部長 小塚 悟君
財務管理部長 北 辰巳君
市民生活部長 長谷川寛和君
福祉保健部長 小見光子君
産業経済部長 宮本康博君
都市整備部長 吉田 忠君
上下水道部長 夏野吉史君
市民病院事務局長 中野 剛君
会計管理者 渡邉昇信君
教育委員会事務局長 久々
江 豊君
監査委員事務局長 吉岡 浩君 消防長 竹内秀樹君
財政課長 坂井春良君
-----------------------------------職務のため議場に出席した
事務局職員 議会事務局長 桜川正俊 次長・
議事調査課長 荒谷祥樹
議事調査係長 薬師智之
議事調査係主任 白川正之
△開会 午前10時00分
△開会の宣告
○議長(
山崎晋次君) ただいまから令和4年9月
射水市議会定例会を開会いたします。
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△開議の宣告
○議長(
山崎晋次君) 本日の
出席議員数は、ただいまのところ21名であります。 よって、会議の定足数に達しておりますので、これより会議を開きます。
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△諸般の報告
○議長(
山崎晋次君) 日程に入る前に、
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大が続いております。 本議会でも、マスクは着用したまま発言するようお願いいたします。 次に、諸般の報告をいたします。 去る6月25日、
東京新湊会総会が東京都で開催され、本市の近況を報告するなど、懇親を深めてまいりました。 7月12日には、日本海六県
港湾都市議会協議会総会が高岡市で開催され、
日本海沿岸の
港湾整備を協議し、
国土交通省北陸・
東北地方整備局長へ要望書を提出してまいりました。 7月14日、15日の両日には、本市の令和5年度
重点事業に関し、
国土交通省港湾局ほか
北陸地方整備局及び
北陸信越運輸局へオンラインで要望いたしました。 7月25日から27日まで、
射水市議会議会報告会を
常任委員会ごとに3会場で開催いたしました。今回の
議会報告会では、各
常任委員会でテーマを設定し、市議会の取組について報告するとともに、議会の活動に関するアンケートを実施し、市民の皆様方と意見交換を行いました。 8月18日には、高山市荘川町
六厩地区産業廃棄物最終処分場建設に関する意見書を、本市と高岡市と共に
岐阜県知事へ提出してまいりました。 次に、
監査委員から、
地方自治法第199条第9項の規定により、
定例監査の結果に関する報告書が議長の元に提出されておりますので、事務局において適宜御閲覧願います。
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△
会議録署名議員の指名
○議長(
山崎晋次君) それでは、これより本日の日程に入ります。 本日の
議事日程は、お手元に配付してあります日程表のとおりであります。 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第88条の規定により、議長において 金 賢志君
瀧田孝吉君 堀 義治君を指名いたします。
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△会期の決定
○議長(
山崎晋次君) 次に、日程第2 会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、本日から9月22日までの22日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山崎晋次君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は22日間と決しました。
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△市長の
提案理由の説明(議案第40号から議案第51号まで、報告第9号から報告第12号まで及び認定第1号から認定第7号まで)
○議長(
山崎晋次君) 次に、日程第3 議案第40号から議案第51号まで、報告第9号から報告第12号まで及び認定第1号から認定第7号までを一括議題として、市長から
提案理由の説明を求めます。
夏野市長。 〔市長 夏野元志君 登壇〕
◎市長(夏野元志君) 令和4年9月
射水市議会定例会の開会に当たり、提出いたしました案件の説明に先立ちまして、一言申し上げます。 去る7月29日から31日まで、香川県高松市で開催されました第20回
全国中学校ヨット選手権大会におきまして、射
北中学校ヨット部が
学校対抗団体戦の部で、5年ぶり10回目となる全国優勝を果たされました。日頃の練習の成果を遺憾なく発揮され、見事に栄冠をつかんだ選手の皆さんに心からお祝いを申し上げます。 次に、
新型コロナウイルス感染症の状況について申し上げます。 7月以降、全国的に
オミクロン株の派生型による
感染者数が急速に増加する中、県内におきましても
新規陽性者数が過去最多を更新し、医療現場が逼迫するおそれがあることなどから、現在、
新型コロナウイルス感染拡大警報(
富山アラート)が発出されている状況にあります。 本市におきましても、若い世代を中心に
感染者数が増加したことから、去る7月21日に
市長メッセージを発出し、市民の皆様へ
感染防止対策の再点検と徹底をお願いしたところであります。 また、
ワクチン接種につきましては、引き続き、60歳以上の方や基礎疾患がある方などへの4回目の接種並びに60歳未満の方などへの3回目の接種や小児への接種を進めているところであります。 なお、国では、
オミクロン株対応のワクチンを使用した
追加接種について、10月中旬以降としていた
接種開始時期の前倒しが検討されており、今後、国からの情報を基に
市医師会及び
関係機関と連携しながら、速やかに
接種体制を整備してまいります。 次に、最近の
経済情勢について申し上げます。 内閣府が発表した8月の
月例経済報告によりますと、景気の先行きにつきましては、
新型コロナウイルス感染症対策に万全を期し、
社会経済活動の正常化が進む中で、各種政策の効果もあって、景気が持ち直していくことが期待されるとしております。しかしながら、世界的な金融引締め等を背景とした海外景気の下振れが景気を下押しするリスクとなっており、
物価上昇による家計・企業への影響や供給面での制約等に十分注意する必要があるとしております。 こうした中、国におきましては、
コロナ禍における
原油価格・
物価高騰等総合緊急対策を実行するとともに、足元の物価・景気の状況に速やかに対応すべく、9月上旬を目途に追加策を取りまとめ、予備費を機動的に活用し、迅速に実行していくとしております。 本市といたしましても、今定例会において、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、
原油価格・
物価高騰の影響を受けた
事業者等への支援に係る
補正予算案を提出しており、今後の国の動向を注視しながら、引き続き、
感染拡大防止並びに
地域経済の回復に必要な施策を講じてまいります。 次に、最近の市政の
取組状況について申し上げます。
地方創生につきましては、国では、去る6月7日に
デジタル田園都市国家構想基本方針が閣議決定され、年内を目途に、まち・ひと・し
ごと創生総合戦略を抜本的に改訂し、
デジタル実装を通じた地方の
社会課題の解決や魅力向上による
地方活性化など、構想を実現するための中長期的な取組を示す「(仮称)
デジタル田園都市国家構想総合戦略」を策定することとしております。 本市におきましても、こうした国の動向を注視しつつ、デジタル技術の進展をはじめとする新たな
社会状況の変化に合わせ、第2期まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の再構築を検討するとともに、引き続き、
総合戦略に掲げる施策に着実に取り組み、東京一極集中や
コロナ禍といった逆境の中においても人口減少の克服と地域の活性化を推進してまいります。 第3次
総合計画の策定につきましては、去る8月29日に第4回
総合計画審議会を開催し、本市が目指すべき10年後の姿や、
まちづくりの
基本方針となる
基本構想の素案とその実現に向けた
基本施策を体系的にまとめた
基本計画の素案をお示ししたところであります。 今月には、広く市民からの御意見を求めるため、パブリック・コメントを実施することとしており、今後も引き続き、多くの皆様からの意見の把握に努め、市民がつくる市民のための
総合計画となるよう、年内の策定に向け作業を進めてまいります。
議員各位には、引き続き、機会を捉えて計画案について御説明申し上げるとともに、いただいた御意見を計画に反映させてまいります。
学校教育の充実につきましては、中学校における休日の部活動の
地域移行に向けて、剣道、バスケットボール及び柔道競技の
モデル事業を今月19日から開始することとしております。今後は、
モデル事業の実施や
学校部活動在り方検討会の開催を通じて課題の整理や検証を行うとともに、
モデル事業以外の部活動につきましても、引き続き、
関係団体等と連携しながら、円滑な移行に向けて取り組んでまいります。 女性活躍の推進につきましては、去る8月24日に、働く女性のための
キャリアステップ応援塾を開講し、12月まで全5回の
ワークショップ等を開催することとしております。市内の様々な業種の企業等から26名の方々に参加をいただいており、管理職やリーダーとしての
スキルアップと業種・職種の枠を超えた
ネットワークづくりを支援してまいります。 加えて、再就職や
キャリアアップを目指す女性を応援するため、
国家資格等の取得に係る補助制度を創設したところであり、女性が個性と能力を十分に発揮し、あらゆる分野で活躍できる
環境づくりを推進してまいります。 芸術・文化の継承と創造につきましては、今月16日から
新湊博物館において「郷倉千靱・和子 遺品が伝える
息づかい展」を開催いたします。御遺族から寄贈いただきましたスケッチをはじめとする数多くの貴重な遺品を紹介することとしており、多くの方々に、本市が全国に誇る日本画家の芸術に親しむ機会を提供してまいります。
射水ブランドの確立と発信につきましては、射水の秋の味覚を代表する
ベニズワイガニ漁が本日解禁となり、明日の初競りから
新湊漁港が赤いじゅうたんのように彩られ、新鮮な
ベニズワイガニが市場へと出荷されていきます。 また、富山湾の宝石と称される
シロエビを全国に発信するため、今月14日から19日までの6日間、大阪市で開催されるエビの
食文化普及を目的とした
イベント「エビフェス」に、富山湾しろ
えび倶楽部と連携して初めて参加することとしており、
シロエビの味覚に直接触れていただきながら、関西圏の皆様に広く魅力を発信してまいります。
港湾機能の
整備促進と
みなとまちづくりにつきましては、今月17日に
新湊大橋開通10周年・
海王丸パーク開園30周年
記念事業の
メインイベントとなる
新湊大橋10周年アニバーサリーウォークを富山県民歩こう
運動推進大会と共同で開催します。市内外から多くの皆様に参加いただき、
射水ベイエリアの持つ魅力を発信してまいります。 多
文化共生社会の推進につきましては、来る10月3日から、新たに
外国人ヘルプデスクを本庁舎1階に開設することとしております。現在実施しているポルトガル語困りごと・
生活相談窓口を、多言語への対応や相談日の拡充など体制の充実を図ることにより、外国人が暮らしやすい
まちづくりをより一層推進してまいります。 商工業の振興につきましては、
コロナ禍において引き続き厳しい
経営状況にある飲食・宿泊業を支援するとともに、今般の
原油価格や
物価高騰により低下した消費の底上げを図るため、現在、
市内商工団体が主体となり、射水市
消費喚起プロジェクトを実施しております。 市民の皆様には、
感染防止対策を講じながら、積極的に
市内飲食店を御利用いただくとともに、今回の成果や
感染拡大状況等を見極めながら、新たな
消費喚起事業を検討するなど、
地域経済の一層の活性化に取り組んでまいります。
農林水産業の振興につきましては、ロシアの
ウクライナ侵攻をはじめとする国際情勢の混迷や
新型コロナウイルス感染症の
長期化等が、燃油、肥料原料、
畜産飼料等の高騰や魚価の低迷など、農業・漁業者の経営に多大な影響を及ぼしていることから、
緊急支援対策として、
生産活動に必要な経費の一部を補助してまいります。
環境保全の推進と
循環型社会の構築につきましては、令和2年11月から、
学識経験者をはじめ市内の
関係事業者や
市民団体等で構成する射水市
プラスチック資源循環戦略検討会において協議・検討を重ねてまいりました「射水市
プラスチック資源循環戦略(案)」を今定例会に報告しております。 この戦略では、
海洋プラスチックごみの問題やごみの減量化・資源化などに関する課題を解決するため、本市が推進する取組の
展開方針を整理するとともに、市民、事業者、その他
関係主体それぞれが具体的に取り組む
アクションプランを示しております。 今後は、この戦略を広く周知啓発しながら、
プラスチック資源の循環を目指した取組を市民の皆様や
事業者等とともに推進し、
環境保全に努めてまいります。
公共交通網の整備につきましては、去る8月5日から21日までの夜間に、万葉線の東新湊駅周辺や
海王丸パークにおいて、万葉線「光の道」
プロジェクト実行委員会の主催による
イルミネーション事業が実施されました。 この事業は、
万葉線株式会社開業20周年と
海王丸パーク開園30周年を記念して、本市の
地域おこし協力隊員が企画したものであり、実施に当たっては、京都府城陽市観光協会の御協力やクラウドファンディングなど、多くの皆様から御支援を賜りました。 期間中は、来場された方々に電飾で彩られた幻想的な光景を楽しんでいただいたところであり、今後も魅力ある様々な
イベントを企画するなど、引き続き万葉線の利用促進に努めてまいります。 次に、令和3年度の
決算状況について申し上げます。 令和3年度の
一般会計における
実質収支額、いわゆる決算上剰余金は、17億9,143万6,000円の黒字となりました。 また、
財政状況を客観的に表す
健全化判断比率につきましては、
実質公債費比率が昨年度と比較して横ばいの8.8%に、将来
負担比率が昨年度から10.1ポイント減の78.7%となりました。引き続き、施策の選択と集中による不断の
行財政改革に取り組みながら、将来にわたる
健全財政の堅持に努めてまいります。 次に、提出いたしました案件の概要について申し上げます。 まず、
一般会計補正予算について申し上げます。 今回の補正は、
地方創生臨時交付金を活用し、
新型コロナウイルス感染症に係る
各種施策に要する経費のほか、
原油価格や
物価高騰に対応するため、
給食食材費高騰への対策や
生活困窮世帯、
福祉事業者及び農業・漁業者に対する支援に係る経費等を追加するものであります。 また、令和3年度決算上剰余金の一部につきましては、市債の繰上償還を行うため、公債費に計上しております。 補正額としましては、14億1,168万6,000円を増額し、
予算総額を403億8,668万6,000円とするものであります。
特別会計につきましては、
国民健康保険事業特別会計など5つの会計において、総額で1億5,819万1,000円を増額し、
予算総額を361億8,984万8,000円とするものであります。 次に、予算以外の議案について申し上げます。
条例議案としましては、職員の定年を段階的に引き上げるための
地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整備についてなど2件を提出しております。 条例以外の議案としましては、不動産の処分についてや
射水市立小杉小学校プール改築(建築主体)
工事請負契約についてのほか、
企業会計における未
処分利益剰余金の処分についてなど4件を提出しております。
報告案件につきましては、
地方自治法第180条の規定による
専決処分や継続費の精算について報告するほか、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、令和3年度における
健全化判断比率及び
資金不足比率について、
監査委員の意見を付して報告しております。 認定案件につきましては、令和3年度
一般会計歳入歳出決算及び各
特別会計歳入歳出決算並びに各
企業会計決算など7件について、
監査委員の意見を付して提出しております。 あわせて、
地方自治法第233条第5項の規定により、令和3年度
一般会計及び
特別会計における主要施策の成果に関する報告書を提出しております。 以上が、本日提出いたしました案件の概要であります。何とぞ
慎重審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
山崎晋次君) 以上で市長の
提案理由の説明が終わりました。
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△散会の宣告
○議長(
山崎晋次君) 以上で、本日の
議事日程は終了いたしました。 ここで、お諮りいたします。 9月2日、5日及び6日は
議案調査日として休会にいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山崎晋次君) 御異議なしと認めます。 よって、9月2日、5日及び6日は休会とすることに決しました。 次の本会議は7日に開き、
議案質疑及び代表質問を行います。 なお、本日この後、午前10時30分から
全員協議会を開催いたします。 本日は、これをもって散会いたします。 御苦労さまでした。
△散会 午前10時22分...