以上3君を指名いたします。
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会 期 の 決 定
5 ◯議長(
坂林永喜君) 次に、日程第2 会期の決定を議題といたします。
今期定例会の会期は、本日から12月23日までの21日間といたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
6 ◯議長(
坂林永喜君) 御異議なしと認めます。
よって、会期は、21日間と決定いたしました。
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議 案 の 上 程
7 ◯議長(
坂林永喜君) 次に、日程第3 議案第122号から議案第154号まで及び報告第4号を議題といたします。
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提 案 理 由 の 説 明
8 ◯議長(
坂林永喜君) 市長
角田悠紀君より
提案理由の説明を求めます。
〔市長(
角田悠紀君)登壇〕
9 ◯市長(
角田悠紀君) 令和3年12
月定例会の開会に当たり、
提案理由の説明に先立ちまして、今後の市政運営に対する所信の一端を申し上げます。
初めに、
新型コロナウイルス感染症対策についてです。
ワクチンの接種状況については、接種率が80%に達し、希望されたほとんどの市民の方に接種いただけたものと考えております。御協力いただいた
医療従事者の方々をはじめ関係の皆様方に、心から感謝を申し上げます。一方、国内では新たな変異株の感染が確認されており、予断を許さない状況にあります。
医療従事者を皮切りに今月から始まった3回目の接種についても、市民の皆様が安心して
ワクチンを接種できる
環境づくりに向けてしっかりと準備を進めてまいります。
さて、先月、国においては、「
新型コロナウイルス感染症の拡大防止」をはじめ「未来社会を切り拓く「新しい資本主義」の起動」などの4つの柱から成る
経済対策が発表され、
感染対策の指針である
基本的対処方針についても変更されました。また、県においては先月20日より、県内の
感染状況などを踏まえ、
警戒レベル「ステージ1」における会食時の人数と時間の制限が緩和されております。
本市では今月1日より、まちに元気を呼び戻すことを目的に、高岡で乾杯!最大20%戻ってくるキャンペーンとして、
飲食店向けキャッシュレス還元事業をスタートさせました。加えて、市内の
商工団体等が実施する
プレミアム商品券の発行に対し、発行総額の拡大や
プレミアム率の上乗せのための支援を行っております。既に発売しているものについては発売初日で完売するものもあるなど、市民の皆さんの消費行動に寄与することができたと感じております。
今後とも、より多くの市民の皆様に御活用いただける施策を展開し、それぞれの事業実施による相乗効果を生むことで、本市経済の活性化を目指してまいります。
次に、
都市対抗野球大会についてです。
2年連続6回目の出場を果たした
伏木海陸運送硬式野球部が昨日、大阪市代表、大阪ガスとの初戦を迎えられました。
観戦ツアー等で多くの市民が応援に駆けつけ、私も現地にて応援をさせていただきました。過去にも
プロ野球選手を多く輩出している強豪相手に、敗れはしたものの、高岡市の看板を背負いながら一球一球に全力でプレーする姿は、見る人に感動を与えていただきました。来年もぜひ予選を勝ち抜き、次こそは悲願の1勝をかなえていただくよう期待をしております。
次に、地域を支える
体制づくりについてです。
地域の足の確保については、地域が主体となって運行する
市民協働型地域交通システムの導入に向け、これまで複数の地域の方々と継続的に意見交換を行ってきました。今年度は、地域の
移動ニーズの把握等に対する支援を行っているほか、9月には
実証運行に対する支援制度を新たに設けたところです。このような動きの中で、今月1日から守山地区において、この制度を活用した
実証運行が始まりました。
実証運行を通じ、
市民協働型地域交通システムの定着に向け
ブラッシュアップを進めて、新たな
コミュニティ交通の確立につながるよう、引き続き支援してまいります。これらをきっかけに、具体的な取組に向けて一歩踏み出すその他の地域に対し、地域に合った形の持続可能な公共交通を積極的に提案していきます。
私自身も様々な機会を通じて、多くの方々とお話をさせていただきました。その中でいただいた御意見や伝わってきた思いなどから、それぞれの地域ごとに課題があることを改めて実感するとともに、その解決策を地域の方々と模索していくことが高岡全体の
地域活性化につながるものと確信をしております。
地域課題の解決を目指し、10月より新たに福岡町五位山地域を拠点に
地域おこし協力隊の活動をスタートさせ、地域行事や農作業への参加を通して地域の方々との交流を深めています。隊員からは、「地元野菜を使った郷土料理や自然豊かな環境に魅力を感じられた一方で、高齢化の進行や
マンパワーの減少といった地域の現状も認識した」との現状報告を受けております。今後、SNSなどを活用し、交流拡大に向けた都市部とのマッチングを図る
仕組みづくりなど、地域の方々と一緒に地域の未来を見据えた活動を実施していく予定です。
住民が広く参画し、地域が主体的に
課題解決に取り組んでいく活動を支える体制を確立し、市民の皆様が安心して暮らし続け、これまで以上に笑顔があふれる持続的なまちを目指します。
次に、官民連携の取組の推進についてです。
市長に就任して以来、市政に協力したいという多くの
民間事業者の方々から、様々な連携の御提案をいただいております。既に協定を締結し
連携事業を展開していただいている事業者の方々に加え、現在、自らの強みを生かした
コミュニティビジネスの検討を進めている事業者の方々もおられます。このような動きの先には、
民間事業者がビジネスとして取り組んでいける
地域課題の新しい解決策があると信じており、今後とも重層的なパートナーシップの構築を積極的に進めていきます。
また、高岡を応援していただける企業との連携を深めるため、
企業版ふるさと納税について、高岡おとぎの森公園の魅力向上と
高岡スポーツコアのリフレッシュを新たに
プロジェクト型メニューとして立ち上げました。さらには、
高岡古城公園の桜を継承していく
プロジェクトなど、高岡を元気にする
プロジェクトに取り組む皆様への新たな支援の在り方として、クラウドファンディングたかおかを創設いたしました。厳しい財政状況の中でも、高岡の
地域課題に挑戦していく方々を全力でバックアップする
環境づくりに努めるとともに、市民に喜んでもらえる
まちづくりを推し進めてまいります。
私は、市政運営の理念の一つに「
圧倒的市民目線の
市役所改革・
まちづくり」を掲げ、職員に対して意識の改革を推進してきました。
その成果が問われた10月の
さわやか窓口月間で実施したアンケート結果では、「親身になって相談に乗っていただき、質問に対し的確な回答をもらえた」や「書類を持ってどこに行けばいいか迷っていると、声をかけてもらい丁寧に教えてもらえた」などのお褒めの言葉も多くいただきました。その一方で、「説明は分かりやすかったが早口で、もう少しゆっくりとお話ししてほしかった」や「事務処理に少し時間がかかった」などの御指摘、また、備品や設備についてなど窓口対応以外のことについても多くの御意見をいただきました。職員の意識の高まりを感じた一方で、市民の方々の御意見からも、まだまだ道半ばであると感じております。
今回いただいた市民の皆様の声をしっかりと受け止め、市民から信頼される市役所として、
職員一人ひとりのさらなる接遇向上や個々の
スキルアップなどの人材育成を推進し、常に改善に努めてまいります。
次に、来年度からの
まちづくりの指針である
総合計画第4次
基本計画についてです。
先月17日に開催した第3回
総合計画審議会総会では、市民や地域による「ひとの力」の視点を軸に、8月にお示しした高岡を前へ進める具体策の
ロードマップの考え方、また各部会の委員や市民の皆様からいただいた御意見を踏まえ、
総合計画第4次
基本計画(案)をお示しいたしました。デジタル技術を活用した利便性の向上や
カーボンニュートラルの推進、地域が自主的に取り組む
課題解決への支援などを主な事業に位置づけたほか、
SDGs推進の視点を取り入れた
まちづくり指標を盛り込んでおります。現在、この計画案に対する最終的な
パブリックコメントを実施しておりますが、SNSを活用した意見募集も行っており、市民の皆様からさらなる御意見や御提案をどしどしお寄せいただきたいと思っております。
市民の皆様の声を
総合計画にしっかりと反映させ、「持続可能な
未来都市高岡」の実現のため、
市民一人ひとりが個性や能力に応じて自分らしく何事にも挑戦していける、市民が主役となる
まちづくりを積極的に進めてまいります。
最後に、これから本格化する来年度当初予算の編成についてです。
令和4年度は、今ほど述べたとおり、
総合計画第4次
基本計画がスタートする重要な年であることから、高岡の進むべき未来への道筋をしっかりと示すことが肝要と考えております。
財政健全化緊急プログラムについても、
改善目標額の達成におおむね見通しが立つ中、予算編成に当たり、コロナ禍において顕在化した
社会経済構造の変容、人々の意識、行動の変化にも的確に対応し、デジタルトランスフォーメーションの推進や
カーボンニュートラル実現に向けた取組などを高岡を前へ進める事業として積極的に挑戦していくことにしています。
それぞれの事業を行う意味、目的をしっかりと確認し、そこに向けて今何を実施し、積み上げていくべきなのかという観点を重視しながら、今の高岡に必要なことについて、できるところから迅速に取り組み、高岡を前へ進める予算となるよう努めてまいります。
次に、ただいま上程されました
予算議案6件、
条例議案4件、その他議案23件、
報告案件1件の計34件について御説明申し上げます。
議案第122号から第127号は、
一般会計及び
特別会計の
補正予算です。
一般会計 29億7,110万7,000円の増額
特別会計 2,845万2,000円の増額
総 計 29億9,955万9,000円の増額
です。
今回の
補正予算は、
新型コロナウイルス感染症の再拡大に備え、
ワクチンの
追加接種の体制整備に係るもののほか、感染症の影響を受けている
子育て世帯に対する給付金に要する経費を計上するものです。そのほか、
市内企業の設備投資に対する支援など、
地域経済の活性化に取り組むため予算措置を講じるものです。
以下、その主な内容について御説明申し上げます。
まず、
新型コロナウイルス感染症対策については、
ワクチンの
追加接種に関する国の方針が示されたことに伴い
追加接種体制を整備するとともに、
ワクチン接種の対象年齢の引下げに備え、必要な体制を確保いたします。
また、国の
経済対策を受け、感染症の影響を受けた
子育て世帯を支援する観点から、要件を満たす世帯に対し、18歳以下の子供1人当たり5万円の
臨時特別給付金を支給します。
そのほか、国、県の補助を活用し、市立学校においては、
感染防止対策に必要な衛生物品を購入し配置するほか、市民病院においては、防護服等、
医療資機材を確保し、引き続き
感染症対策に万全を期してまいります。
感染症関連以外の事業では、
ふるさと納税による寄附の増額を見込み、特産品の送付等に係る経費を増額補正するほか、
企業立地助成金について、
市内企業の工場新設や設備の増設など今年度の実績を見込み、増額補正いたします。
また、市内経済の活性化と公共工事の発注、施工の円滑化を図るため、公共施設のLED化や修繕等を前倒しして実施するほか、
道路補修等の
債務負担行為を設定いたします。
続きまして、議案第128号から第154号までの条例その他議案について申し上げます。
条例議案につきましては、
石堤公民館の移転に伴う高岡市
公民館条例の一部を改正する条例など4件を提案しております。
その他議案につきましては、
指定管理者の指定など23件を提案しております。
報告案件1件につきましては、専決処分に係るもので、令和3年
人事院勧告及び
県人事委員会勧告を踏まえ、高岡市職員の給与に関する条例等の一部改正であります。
以上、提出いたしました諸案件について御説明申し上げましたが、何とぞ慎重御審議の上、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
10 ◯議長(
坂林永喜君) 市長
角田悠紀君の
提案理由の説明が終わりました。
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質 疑
11 ◯議長(
坂林永喜君) ただいま議題となっております議案第122号から議案第154号まで及び報告第4号のうち、議案第122号 令和3年度高岡市
一般会計補正予算(第7号)は、急を要する案件でありますので、直ちに審議をいたします。
これより、議案第122号に対する質疑を行います。
通告がございますので、発言を許します。15番
石須大雄君。
〔15番(
石須大雄君)登壇〕
12 ◯15番(
石須大雄君) 立憲民主・
社民議員団の会長を務めることになりました石須でございます。
さて、今般、先議となりました議案第122号 令和3年度高岡市
一般会計補正予算(第7号)、
新型コロナウイルス感染症対策関連事業「
子育て世帯への
臨時特別給付金」の支給について、3点質疑を行います。
まず最初に、支給までの工程と
スケジュールについてですが、12月28日の支給を予定されているとのことで、本日、先議案件となっているとおり、支給まで時間がない状態となっております。
会派説明等で工程や
スケジュールについて説明を受けましたが、改めて本会議場で、支給までどのような工程があり、どのような
スケジュールで行う予定なのか、お示しをいただきたいと思います。
次に、問合せの対応についてですが、政府の年末までに現金5万円を支給するとの発表で、本市は12月28日に支給が予定されていることを踏まえれば、
書類発送時点、
締切り付近、支給日以降に多くの問合せが予想されると思いますが、年末年始を含めた、市民からの問合せに対してどのように対応されるのか、お示しをいただきたいと思います。
最後に、現在、高岡市は
財政健全化緊急プログラムの予定より多くの人員を削減し、年度当初の業務量に合わせ、ぎりぎりの人員配置で行っていると思います。今回の
子育て世帯への
臨時特別給付金の支給に対する業務量の増加に対して職員を増員配置するべきだと私は考えておりますが、職員の負担の増加に対する対応策についてお示しをいただきたいと思います。
以上です。
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答 弁
13 ◯議長(
坂林永喜君) ただいまの質疑に対する当局の答弁を求めます。
福祉保健部長 川尻光浩君。
〔
福祉保健部長(
川尻光浩君)登壇〕
14
◯福祉保健部長(
川尻光浩君) 石須議員の質疑3点にお答えしたいと思います。
議案第122号 令和3年度高岡市
一般会計補正予算(第7号)についてのうち1点目、支給までの工程と
スケジュールはについてでございます。
令和3年度
子育て世帯への
臨時特別給付金は、
新型コロナウイルス感染症の影響を受けている
子育て世帯を支援する観点から、ゼロ歳から18歳までの児童のいる世帯で保護者の所得が
児童手当の支給対象となる金額と同等未満の場合、児童1人当たり5万円の現金を
児童手当の仕組みを活用し支給するものでございます。
速やかな支給が求められていることから、本市から
児童手当を受給しているゼロ歳から15歳までの児童がいる世帯には、準備が整い次第、12月中旬頃に
お知らせ通知を送付し、12月28日に給付することを予定しております。また、高校生等の保護者や本市での
児童手当を受給していない公務員の方については、体制が整い次第、申請受付を開始してまいりたいと考えております。
2点目、年末年始を含めた、市民からの問合せへの対応はについてでございます。
今回支給する給付金の振込手続は、これまで
児童手当の支給で使用している口座であり、ほとんどの方については問題なく支給できる見込みであります。また、対象者に送付する
お知らせ通知では、口座情報に変更がある場合は12月20日までに市に連絡いただくように案内する予定であります。そのため、年末年始に緊急を要する問合せに対応するための臨時窓口を開設する必要はないものと考えております。
ただし、10月の支給日以降に名義変更などで口座情報が変わり、それを市に連絡いただいていない場合など、例外的に振込不能となることがあります。そのような場合は、年明けの1月4日から問合せに対応してまいりたいと考えております。
3点目、業務の増加に対して増員配置を行うべきと考えるが、職員負担の増加に対する対応策はについてでございます。
給付金業務は、多岐にわたる業務を短期間で行う必要があることから、一部の職員だけに負担がかかることがないよう、職員の応援体制をつくって対応したいと考えております。
私からは以上でございます。
15 ◯議長(
坂林永喜君) 以上で質疑を終結いたします。
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議 案 の 委 員 会 付 託
16 ◯議長(
坂林永喜君) ただいま議題となっております議案第122号は、お手元に配付してあります
議案審査付託表(第1号)のとおり、
民生病院常任委員会に付託いたします。
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17 ◯議長(
坂林永喜君) この際、
付託議案審査のため、休憩いたします。
休 憩
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休憩 午後1時26分
再開 午後2時15分
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再 開
18 ◯議長(
坂林永喜君) 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。
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