姶良市議会 > 2017-09-11 >
09月11日-06号

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  1. 姶良市議会 2017-09-11
    09月11日-06号


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    平成 29年 9月定例会(第3回)平成29年第3回姶良市議会定例会議事日程第6号                      9月11日(月)午前10時 開 議┌──┬────┬────────────────────────────┬──────┐│日程│議  案│       議      件      名      │ 備  考 ││番号│番  号│                            │      │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 1│議  案│姶良市工場立地法地域準則条例制定の件          │日程第1  ││  │第71号│                            │議案第71 │├──┼────┼────────────────────────────┤号から、日程││ 2│議  案│姶良市公の施設の休館日等の変更に伴う関係条例の整備に  │第4 議案 ││  │第72号│関する条例制定の件                   │第74号ま │├──┼────┼────────────────────────────┤でを一括で ││ 3│議  案│姶良市過疎地域産業開発促進条例の一部を改正する条例の  │質疑を行い、││  │第73号│件                           │議案第71 │├──┼────┼────────────────────────────┤号、73号及││ 4│議  案│姶良市火災予防条例の一部を改正する条例の件       │び74号は ││  │第74号│                            │総務常任委 ││  │    │                            │員会へ付託 ││  │    │                            │し、議案第7││  │    │                            │2号は、即 ││  │    │                            │決。    │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 5│議  案│平成29年度姶良市一般会計補正予算(第3号)      │日程第5  ││  │第75号│                            │議案第75 │├──┼────┼────────────────────────────┤号から、日程││ 6│議  案│平成29年度姶良市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算 │第8 議案 ││  │第76号│(第2号)                       │第78号ま │├──┼────┼────────────────────────────┤でを一括で ││ 7│議  案│平成29年度姶良市国民健康保険特別会計施設勘定補正予算 │質疑を行い、││  │第77号│(第1号)                       │議案第75 │├──┼────┼────────────────────────────┤号は予算審 ││ 8│議  案│平成29年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算 │査特別委員 ││  │第78号│(第1号)                       │会へ付託し、││  │    │                            │議案第76 ││  │    │                            │号から議案 ││  │    │                            │第78号ま ││  │    │                            │では、即決。│├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 9│議  案│平成28年度姶良市一般会計歳入歳出決算認定について   │日程第9  ││  │第79号│                            │議案第79 │├──┼────┼────────────────────────────┤から日程第 ││10│議  案│平成28年度姶良市国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳  │20 議案 ││  │第80号│出決算認定について                   │第90号ま │├──┼────┼────────────────────────────┤では、一括で││11│議  案│平成28年度姶良市国民健康保険特別会計施設勘定歳入歳  │質疑を行い、││  │第81号│出決算認定について                   │決算審査特 │├──┼────┼────────────────────────────┤別委員会を ││12│議  案│平成28年度姶良市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算  │設置し、それ││  │第82号│認定について                      │に付託。  │├──┼────┼────────────────────────────┤      ││13│議  案│平成28年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定歳入歳  │      ││  │第83号│出決算認定について                   │      │├──┼────┼────────────────────────────┤      ││14│議  案│平成28年度姶良市介護保険特別会計介護サービス事業勘  │      ││  │第84号│定歳入歳出決算認定について               │      │├──┼────┼────────────────────────────┤      ││15│議  案│平成28年度姶良市簡易水道施設事業特別会計歳入歳出決  │      ││  │第85号│算認定について                     │      │├──┼────┼────────────────────────────┤      ││16│議  案│平成28年度姶良市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決  │      ││  │第86号│算認定について                     │      │├──┼────┼────────────────────────────┤      ││17│議  案│平成28年度姶良市地域下水処理事業特別会計歳入歳出決  │      ││  │第87号│算認定について                     │      │├──┼────┼────────────────────────────┤      ││18│議  案│平成28年度姶良市農林業労働者災害共済事業特別会計歳  │      ││  │第88号│入歳出決算認定について                 │      │├──┼────┼────────────────────────────┤      ││19│議  案│平成28年度姶良市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決  │      ││  │第89号│算認定について                     │      │├──┼────┼────────────────────────────┤      ││20│議  案│平成28年度姶良市水道事業会計決算認定について     │      ││  │第90号│                            │      │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│21│発  議│地方財政の充実・強化を求める意見書           │趣旨説明の ││  │第 6号│                            │後、委員会付││  │    │                            │託を省略し、││  │    │                            │質疑、討論、││  │    │                            │採決(簡易採││  │    │                            │決)    │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│22│請  願│組織犯罪処罰法の廃止を求める意見書に関する請願書    │総務常任委 ││  │第 3号│                            │員会へ付託 │└──┴────┴────────────────────────────┴──────┘┌───────────────────────────────────────────┐│             平成29年第3回姶良市議会定例会              │├────────────────────────┬─────┬────────────┤│                        │開会(議)│  午前10時00分  ││    平成29年9月11日(月)本会議    ├─────┼────────────┤│                        │閉会(議)│  午後 2時39分  │└────────────────────────┴─────┴────────────┘┌────┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┐│出席議員│議席│ 氏  名 │出欠│議席│ 氏  名 │出欠│議席│ 氏  名 │出欠││及  び│番号│      │の別│番号│      │の別│番号│      │の別││欠席議員├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 1│峯下  洋 │出 │ 9│犬伏 浩幸 │出 │17│和田 里志 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 2│萩原 哲郎 │出 │10│本村 良治 │出 │18│森川 和美 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 3│新福 愛子 │出 │11│小山田邦弘 │出 │19│吉村 賢一 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 4│竹下日出志 │出 │12│森  弘道 │出 │20│鈴木 俊二 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 5│堂森 忠夫 │出 │13│渡邊 理慧 │出 │21│湯元 秀誠 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 6│谷口 義文 │出 │14│堀  広子 │出 │22│上村  親 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 7│神村 次郎 │出 │15│東馬場 弘 │出 │23│湯川 逸郎 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 8│田口 幸一 │出 │16│法元 隆男 │出 │24│湯之原一郎 │出 │├────┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──┤│          出席  24人       欠席 0人              │└───────────────────────────────────────────┘┌─────────┬────────┬───────┬────────┬───────┐│ 本会議書記氏名 │  事務局長  │ 柊野 信也 │ 事務局次長  │ 谷山  浩 │└─────────┴────────┴───────┴────────┴───────┘┌───────┬────┬──────┬────┬──────┬────┬──────┐│ 地方自治法 │市  長│笹山 義弘 │蒲生総合│田之上茂広 │消 防 長│福ケ迫勇二 ││ 第121条 │    │      │支 所 長│      │    │      ││ の規定によ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ る説明のた │副 市 長│久保  力 │企画部長│福留  修 │教育部長│竹下  宏 ││ めの出席者 ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ の職氏名  │副 市 長│西井上洋子 │市民生活│黒木 一弘 │水道事業│脇  義朗 ││       │    │      │部  長│      │部  長│      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │教 育 長│小倉 寛恒 │保健福祉│松元 滋美 │総務部次│橋本 博文 ││       │    │      │部  長│      │長兼行政│      ││       │    │      │    │      │管理課長│      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │総務部長│恒見 良一 │農林水産│宮田 昭二 │危  機│庄村 幸輝 ││       │    │      │部  長│      │管 理 監│      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │加治木総│増田  明 │建設部長│上山 正人 │企画部次│福元 義行 ││       │合支所長│      │    │      │長地域│      ││       │    │      │    │      │政策課長│      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │市民生活│黒木ひろ子 |農林水産│上原 一美 |総務部次│大山 勝範 ││       │部次長兼│      │部次長兼│      │長兼財政│      ││       │市民課長│      │耕地課長│      │課  長│      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │保健福祉│鮫島美保子 |農  業│湯脇 信一 │消防本部│小宮路昭一 ││       │部次長兼│      │委 員 会│      │予防課長│      ││       │子ども政│      │事務局長│      │    │      ││       │策 課 長│      │    │      │    │      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │保健福祉│田代眞一郎 |会  計|甲斐 一寛 │保健福祉│野村 昭彦 ││       │部次長兼│      │管 理 者│      │部長寿・│      ││       │子育て支│      │    │      │障害福祉│      ││       │援 課 長│      │    │      │課  長│      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │建設部次│徳部 健一 |教育部次│水流 哲也 |企 画 部│原田 正巳 ││       │長兼土木│      │長兼教育│      │商工観光│      ││       │課  長│      │総務課長│      │課  長│      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │農林水産│岩下 直司 |教育部次│小林俊一郎 |総 務 部│草水 博行 ││       │部次長兼│      │長兼学校│      │収納管理│      ││       │農政課長│      │教育課長│      │課  長│      │└───────┴────┴──────┴────┴──────┴────┴──────┘               9月11日 ○議長(湯之原一郎君) これから本日の会議を開きます。(午前10時00分開議) ○議長(湯之原一郎君) 会議はお手元に配付してあります日程により議事を進めます。 ○議長(湯之原一郎君)  日程第1、議案第71号 姶良市工業立地法地域準則条例制定の件 日程第2、議案第72号 姶良市公の施設の休館日等の変更に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件 日程第3、議案第73号 姶良市過疎地域産業開発促進条例の一部を改正する条例の件                                 及び 日程第4、議案第74号 姶良市火災予防条例の一部を改正する条例の件までの4案件を一括議題とします。 これらの案件につきましては、9月1日の会議で提案理由の説明を受けておりますので、一括質疑に入ります。 なお、1名の議員から質疑の通告があります。 3番、新福愛子議員の質疑を許します。 ◆3番(新福愛子君) 議案第74号 姶良市火災予防条例の一部を改正する条例の件について質疑を行います。 要旨1、規則で定めるとされる公表の対象物となる防火対象物とは具体的にどのようなものを指すのか。 要旨2、公表の対象となる違反内容と公表事項をお示しください。 要旨3、公表の方法と公表までの流れを問います。 ◎市長(笹山義弘君) 議案第71号から議案第74号までにつきましては新福議員からご質疑をいただきました。久保副市長がお答えいたします。 ◎副市長(久保力君) 議案第74号 姶良市火災予防条例の一部を改正する条例の件の1点目のご質疑にお答えいたします。 規則で定める公表の防火対象物とは、消防法施行令の別表第1に規定されている特定防火対象物のことであり、映画館、遊技場、飲食店、物販店、ホテル等の不特定多数の人が出入りする建物及び病院、福祉施設等で火災が発生した場合に避難が困難な建物が該当いたします。 2点目と3点目のご質疑につきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。 公表の対象となる防火対象物のうち、消防法第17条第1項の政令で定める技術上の基準により、設置義務がある屋内消火栓設備、スプリンクラー設備または自動火災報知設備の未設置による設置義務違反があるものを対象としております。 公表の方法につきましては、消防本部のホームページに掲載し、また公表する事項は、防火対象物の名称、所在地、違反の内容であります。 公表までの手続につきましては、消防職員による立入検査において違反が認められ、その結果を通知した日から14日間を経過しても、なお当該違反が認められる場合に公表いたします。 以上、お答えといたします。 ◆3番(新福愛子君) それでは再質疑をさせていただきます。ちょっと項目が多いんですけれども、ゆっくりとお示ししたいと思います。 1点目、制度実施に向けて関係者への周知はどのように行うのか。 2点目、どのようにして違反対象物を見つけるのか。 3点目、福祉施設には補助金が出る措置があったと記憶しておりますが、今回はないのか。 それから、4点目、9月議会から条例施行となる平成30年4月1日まで半年近く期間があります。この理由は何か。 5つ目、条例を改正している県内他市町の状況はどうなっているか。 最後に、現段階で姶良市において特定防火対象物は何件あり、違反が認められるものは何件あるのか。 以上6点、お願いいたします。 ◎消防長(福ケ迫勇二君) ただいまのご質問につきましては担当課長がお答いたします。 ◎消防本部予防課長(小宮路昭一君) 予防課長の小宮路です。よろしくお願いいたします。 まず1点目の質問にお答えいたします。 関係者への周知はどのように行うのかということですが、公表該当となる防火対象物については所轄署員による立入検査を実施し、違反状況の確認を兼ねて、直接、制度についての説明に伺います。そのほかの対象物については、査察担当者から説示や消防本部ホームページ等で広報を通じて今後も周知を図ります。 2点目の質問ですが、どのようにして違反対象物を見つけるのか。これは立入検査を実施した結果になります。 3点目の福祉施設に補助金が出ますかという質問ですが、過去に出た実績は聞いていますが、今後は出るか出ないかは私のところではちょっとわかりません。それと物販店等については今までも補助金等は出てないと思います。 次の質問ですが、4月1日まで半年近くあく理由は何かということですけれども、この期間を利用いたしまして、住民または建物の所有者関係者に対しての周知期間と考えています。 次の質問で、条例を改正している県内の他の市町村の状況はどうかということですが、鹿児島市が平成28年7月1日から運用を開始しております。それと薩摩川内市が平成29年7月1日から運用を開始しております。姶良市以外の市町村については平成30年7月1日からを予定しているというふうに伺っております。 それと最後の6問目ですが、姶良市にある特定防火対象物の数は幾らか、そして対象物は幾らあるのかということで、特定防火対象物として484事業所を把握しております。そのうち公表制度にかかわる、現在、立入検査で調べた結果、2件が該当するということになっております。 以上です。 ◎保健福祉部長(松元滋美君) 3点目の福祉施設における補助金の状況でございます。担当課長のほうで現状況について説明させていただきます。 ◎保健福祉部長寿・障害福祉課長(野村昭彦君) 長寿・障害福祉課の野村です。お答えいたします。 平成28年度に地域介護福祉空間整備事業で既存施設のスプリンクラーの整備事業ということで155万5,000円ということで実績があります。 以上でございます。 ◆3番(新福愛子君) それでは最後に。違反のある防火対象物が公表されれば当該施設は当然大変な不利益をこうむると思います。また、利用者、そこを利用されている方々にとっても、また私たち姶良市にとっても益はないというふうに考えます。違反が認められる施設が2件、今確認されているようですけれども、違反が認められている施設にとって、半年あるわけですので、条例施行まで。また、違反の通知から14日間という、最後もまた猶予があります。違反のある防火対象物は条例施行日までに現段階で改善の計画というのは立てておられるものか、最後にお伺いします。 ◎消防本部予防課長(小宮路昭一君) お答えいたします。 現在、2件の対象物がございます。1件目がスプリンクラー設備の設置の指導を行っているところでございます。この建物については、消防職員が火災等の場合にガラスを割って中に入る、そしてお客様を避難させる、この消防でいいます消防無窓階ということに違反しておりまして、この物販店につきましては、現在、ガラス前の物品を全部除去いたしまして、あと残りの駐輪場が邪魔になるということで、そこを撤去すれば違反は解除されます。 それともう1件は、旅館・ホテル等に該当する建物でございまして、これは法令改正後の自動火災報知設備がまだ設置されていないということで、現在、指導しているところですが、今現在では見積書をとりまして自動火災報知機を設置する方向で動いているところでございます。 以上です。 ○議長(湯之原一郎君) これで新福議員の質疑を終わります。 通告による質疑は以上です。 ほかに新福議員の質疑に関連する質疑はありませんか。 ◆18番(森川和美君) 1点だけお尋ねしますが、屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、自動火災報知機は、事業者、ビル自体にほとんど設置されていらっしゃると思うんですけれども、例えば、テナントビルに入店されている、個々のご商売人の方のこれらの消火栓設備、スプリンクラー設備という、そこらあたりの関連はどうなっているんですか。 ◎消防本部予防課長(小宮路昭一君) お答えいたします。 この件につきましては、まず所有者、そして関係者、借りている人、この人たちに消防法はこうですというのを説明いたします。それで、あとは、契約の問題で借りている方は、契約の関係上で我々はそこに立ち入ることはできませんので、所有者に最終的には設置の許可をもらって、その事業を営んでいる人がつけるという場合とか、もしくはつけないで退去するとか幾つかの方法が考えられます。 以上でございます。 ◆18番(森川和美君) それはそのとおりだと思うんですが、恐らくこのスプリンクラーの設備は、入店の部屋というんですか、そこまではほとんど設備は設置されていないような気もするんですが、そこはビルの所有者と入店者と、今後、例えばそういう違反が認められたときには、るる、そういった対応がなされていくわけなんでしょうけれども、そこに対しての消防・行政サイドの立ち入りはどういったことになるんでしょうか。 それと、この14日間という根拠。他の自治体でもそこらあたりの期間設定がされているんでしょうか。 ◎消防本部予防課長(小宮路昭一君) スプリンクラー設備等の設置につきましては、事例を申し上げますと、障がい者支援施設の方が借りていらっしゃいまして、指導に入っております。あと3か月で事業所を別なところに設けるというようなことで、所有者の人には指導しつつも、設置はできないと向こうから断られた関係で、障がい者支援施設の方は、それでは自分のを所有するということで建物を建てかえられていらっしゃいます。 それと14日間のことにつきましては、消防側の事務の手続により14日間かかりますというようなことで捉えております。 以上です。 ○議長(湯之原一郎君) ほかに新福議員の質疑に関連する質疑はありませんか。
    ◆19番(吉村賢一君) 今、特定防火対象物ということでるるいろんな物販店とか種類を並べられているんですが、これについてはおよそ幾つぐらいあるというふうな掌握をされておられるのか、お伺いします。 ◎消防本部予防課長(小宮路昭一君) お答えいたします。 特定防火対象物というものは484事業所が姶良市に現在あると考えております。 以上です。 ○議長(湯之原一郎君) ほかに質疑はございませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 質疑なしと認めます。 以上で、日程第1、議案第71号から日程第4、議案第74号までの一括質疑を終わります。 ○議長(湯之原一郎君) これから議案処理に入ります。議案処理につきましては、さきに配付しました議案処理一覧に沿って処理します。 日程第1、議案第71号 姶良市工業立地法地域準則条例制定の件、日程第3、議案第73号 姶良市過疎地域産業開発促進条例の一部を改正する条例の件及び日程第4、議案第74号 姶良市火災予防条例の一部を改正する条例の件の3案件につきましては、さきに配付しました議案処理一覧のとおり所管の総務常任委員会に付託します。 お諮りします。 日程第2、議案第72号 姶良市公の施設の休館日等の変更に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件は、会議規則第37条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 異議なしと認めます。したがって議案第72号は委員会付託を省略することに決定いたしました。 ○議長(湯之原一郎君) これから討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 討論なしと認めます。 ○議長(湯之原一郎君) これから議案第72号 姶良市公の施設の休館日等の変更に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件を採決します。この採決は押しボタン方式によって行います。 本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(湯之原一郎君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成全員です。したがって議案第72号は原案のとおり可決されました。 ○議長(湯之原一郎君)  日程第5、議案第75号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第3号) 日程第6、議案第76号 平成29年度姶良市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第2号) 日程第7、議案第77号 平成29年度姶良市国民健康保険特別会計施設勘定補正予算(第1号)                                 及び 日程第8、議案第78号 平成29年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)までの4案件を一括議題とします。 これらの案件につきましては、9月1日の会議で提案理由の説明を受けておりますので、一括質疑に入ります。なお、5名の議員から質疑の通告があります。順次発言を許します。 まず、4番、竹下日出志議員の質疑を許します。 ◆4番(竹下日出志君) 議案第75号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第3号)につきまして質疑します。 17ページ、財政管理費、財政一般管理費、ふるさと応援寄附者返礼品の内容を問います。 これまでと変化がありますか。また、ふるさと納税のこれまでの金額・件数の推移を問います。 18ページ、企画費、自治会等活動支援事業(姶良)、自治集会施設等整備補助金の詳細な内容を問います。 31ページ、児童福祉施設費、利用者支援事業、あいら子育て支援講座運営委託料の詳細な内容を問います。 ◎市長(笹山義弘君) 議案第75号から議案第78号までにつきましては5人の方からご質疑をいただきました。順次、久保副市長及び西井上副市長がお答えいたします。 なお、堂森議員の4点目と5点目のご質疑及び湯川議員の4点目と5点目のご質疑につきましては教育委員会がお答えいたします。 ◎副市長(久保力君) 竹下議員からいただきました議案第75号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第3号)の1点目のご質疑にお答えいたします。 ふるさと応援寄附者への返礼品は、市内26事業所から、173品目の提供を受けております。 その内容につきましては、肉類、焼酎、龍門司焼、さつま揚げ、飲料水などで、これまでと大きな変化はありませんが、随時、提供の申し込みを受け付けているところであります。 ふるさと姶良応援寄附の実績につきましては、平成22年度が5件で218万円、23年度が3件で123万円、24年度が5件で93万4,000円、25年度が10件で130万円、26年度が18件で141万7,000円、27年度が745件で1,608万9,500円、28年度が2,756件で5,443万7,689円となっております。 2点目のご質疑にお答えいたします。 自治集会施設等整備補助金は、各自治会が管理する集会施設等の補修・改修工事費に対して補助するものであります。 今回の追加は、屋根・外壁などの補修工事に対する補助金としまして、朝日ヶ丘自治会に42万5,000円、船津自治会に96万1,000円、青葉台自治会に35万4,000円を、またトイレの移設及び厨房の改修工事に対する補助金としまして、寺師自治会に60万2,000円を計上しております。 ◎副市長(西井上洋子君) 3点目のご質疑にお答えいたします。 また、渡邊議員のご質疑にもあわせてお答えいたします。 本年4月からイオンタウン姶良東街区1階のイオンゆめみらい保育園あいらに設置している子育てコンシェルジュでは、子育てに関する相談など、子育て支援の場として事業を展開しております。 今回追加しますあいら子育て支援講座運営委託の内容としましては、多くの世代が集まる場を活用し、祖父母を含めた3世代を対象とした子育てに関する講座や講演会等を実施するためのものであります。 以上、お答えといたします。 ◆4番(竹下日出志君) 1点目のふるさと応援寄附者への返礼品は市内26事業所から173品目の提供を受けていますが、ふるさと応援寄附者から、市のPRにつながる返礼品につきまして、寄附者から受け取った感想・要望等はどのような声がありますか。伺います。 2点目の自治会施設等整備補助金は、今回の自治会以外には何件要望がありますか。また、トイレの洋式化につきまして改修工事等は何件ありますか。伺います。 3点目のあいら子育て支援講座運営委託料につきまして、多くの世代が集まる場所を活用とありますが、多くの世代が集まる場はどこを予定しているか、伺います。また、祖父母を含めた3世代を対象とした子育てに関する講座や講演会等を実施するとありますが、子育てに関する講座や講演会の実施時期と講座、講演会の回数はどのように考えておられるか、伺います。 ◎総務部次長兼財政課長(大山勝範君) お答えいたします。 出身者の方からの寄附が多いんですけれども、私も祖父母がふるさと姶良にいるので有効に活用してほしいというようなコメントが一番多いようでございます。 以上でございます。 ◎企画部次長兼地域政策課長(福元義行君) お答えいたします。 今回の補助金の中でトイレの洋式化は1件でございます。それと、現在、相談等受けているものにつきましては4件程度ございます。 以上でございます。 ◎保健福祉部次長兼子育て支援課長(田代眞一郎君) 3点目のご質問にお答えいたします。 イオンタウンでは、現在3世代を対象として営業されて、それを中心としてされておりますが、実施場所につきましては、イオンタウンにあります企業主導型の保育園のホール及びイオンタウンのタウンホール、イベント広場等を考えております。時期につきましては、月に2回以上できればということで考えております。 以上です。 ◆4番(竹下日出志君) 返礼品につきましては、寄附金額によりまして、1万円以上2万円未満につきましては4,000円以内、2万円以上3万円未満につきましては8,000円以内、3万円以上5万円未満につきましては1万2,000円以内、5万円以上10万円未満は2万円以内、10万円以上は4万円以内というふうになっておりますが、返礼品につきまして寄附者の選択肢はあるか、伺います。 次に2点目の自治会の施設整備の補助金でありますが、業者は市内の業者が対象になっているか、伺います。 また、3番目の祖父母を含めた講座や講演会を実施されておりますが、この中で祖父母手帳の発行等はされるかどうか、伺います。 ◎総務部次長兼財政課長(大山勝範君) お答えいたします。 寄附者につきましては、1万円以上2万円未満の方が1ポイント、それから2万円以上3万円未満の方が2ポイント、3万円以上5万円未満が3ポイント、5万円以上10万円未満が5ポイント、10万円以上20万円未満が10ポイント、20万円以上が20ポイントというふうにポイント制になっておりまして、この中から、例えば5万円の寄附をした場合は5ポイントから1品、または3ポイントから1品プラス2ポイントから1品というふうに選択肢がございます。 以上でございます。 ◎企画部次長兼地域政策課長(福元義行君) お答えいたします。 市内の業者かということでございますが、市内の業者には限定しておりませんが、ほとんどの自治会の方が地元の事業者を使っていらっしゃるようであります。 以上でございます。 ◎保健福祉部次長兼子育て支援課長(田代眞一郎君) 祖父母手帳につきましては、今回の補正の中には含まれておりません。 以上でございます。 ○議長(湯之原一郎君) これで竹下議員の質疑を終わります。 竹下議員と重複している質疑者が渡邊議員です。重複している項目について質疑ありませんか。 ◆13番(渡邊理慧君) あいら子育て支援講座についてですが、講演者はどのような方が講演をされるのでしょうか。 ◎保健福祉部次長兼子育て支援課長(田代眞一郎君) 現在考えておりますのは、イオンの中にはさまざまな店舗が入っております。子どもに関する店舗というのが多数ございますので、そういった方々も中に入っていただき、またコンシェルジュの方にも入っていただいてやっていく予定でございます。 ◆13番(渡邊理慧君) これは3世代で同居していなくても対象ということでよろしいでしょうか。また、どういった方が参加できるのか、お伺いいたします。 ◎保健福祉部次長兼子育て支援課長(田代眞一郎君) 特段、特定はしておりません。参加のほうは自由な形で参加できるように考えております。 以上でございます。 ○議長(湯之原一郎君) これで竹下議員との重複項目の質疑を終わります。 次に、13番、吉村賢一議員の質疑を許します。 ◆19番(吉村賢一君) 議案第75号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第3号)について質疑いたします。 44ページ、土木費の中の公園費、姶良市総合運動公園体育館改修工事が4,200万円計上されましたが、前回、一般会計補正予算要求時からの修正の後、どのような見直しが行われたか。伺います。 続きまして、47ページ、消防費、災害対策費コミュニティFM運営事業のあいらびゅーFM時間外緊急放送委託料の計上理由を示してください。本来、緊急放送を旨として設置された施設であるから、当然この経費は当初で計上すべき性格のものではないのか。伺います。 ◎副市長(久保力君) 吉村議員からいただきました議案第75号 平成29年度 姶良市一般会計補正予算(第3号)の1点目のご質疑にお答えいたします。 総合運動公園体育館の改修工事につきましては、昨年の第4回定例会におけるご指摘を踏まえ、本年6月から改めて調査を実施いたしました。 調査の結果、南側の屋根ひさし部分につきましては、木材の腐食に伴う軒先の切断幅を30cmから80cmに見直し、あわせて、ひさし軒下のウッドデッキの防食塗装を追加いたしました。 また、東側及び西側の屋根端部につきましても、腐食に伴う一部木材の取りかえ及び鋼板による保護工を追加いたしました。さらに、東側の機械室等の壁面につきましては、塗装の劣化が著しいことから、壁面下地処理及び塗装工を追加し、今回、これらの工事にかかる費用を計上いたしました。 2点目のご質疑にお答えいたします。 本年3月1日に株式会社あいらFMと締結しました災害時等における緊急放送等の実施に関する協定では、災害が発生し、または発生するおそれがある場合は、市からの要請により緊急放送で対応する旨の内容であります。 今回のあいらびゅーFM時間外緊急放送委託料は、災害に対する警戒、注意喚起等の災害情報等の放送について、放送時間を延長し、または24時間放送に対応していただくための予算を計上したものであります。 なお、あいらびゅーFM局は、市民の身近な生活情報の共有、地域連携による活性化の推進、市民参画によるまちづくりの推進など、地域コミュニティの連携・強化を図る目的で番組の企画・制作をして放送運営を行っており、緊急放送に特化した放送局ではありません。 以上、お答えといたします。 ◆19番(吉村賢一君) 2回目の質疑をいたします。 土木費、公園費ですが、この数量そのものは前回出された案件とどの程度変化があったのか。具体的な数字の差と、項目については、るる説明がありましたんでわかりましたが、金額的な差はどういうふうになったのか。 それから、軒先の切断幅を30cmから80cmに見直したということは、それだけの危険性があるとじっくり精査した結果であるかとは思うんですが、工法的に、従来、前、現場で説明いただきましたが、それと変更されたものかどうか、伺います。 すみません。ごめんなさい。こちらのFMのほうもございましたんで続けてやらせてください。 このFMの場合、災害対策費ということで予算がもともと計上してあります。災害対策費ということでありますので、緊急放送というのは当然これを主体とした、私の受けとめ方としては、これを主体とした放送局設置であったのではないかと考えております。ゆえに、今回こういうふうで24時間するためには追加をしなきゃいけないというところの理由がいま一つこの説明、回答ではわからないところで、さらに追加説明を求めます。 ◎建設部長(上山正人君) 体育館の件につきましてお答えいたします。 まず前回との違いでございますが、前回の修繕予算は2,000万というところでお願いしたところでございました。今回が4,200万ということで約2倍になっておりますけれども、これの主な数量の違いを申し上げますと、まず足場の件でございます。足場が、前回は南側のひさし分のみの補修予定ということで、足場を1面だけのことで計算しておりました。今回、先ほどの答弁にもありましたように、東側と西側の軒下部分、ケラバ部分ということになりますけれども、そちらのほうの補修も必要である。そしてまた、東面も西面もそうですけれども、壁面の塗装も必要になってくるということから、足場が3面必要ということになってまいりました。そういうことから、大きく変わるのは、足場の数量といいますか、そこが変わってまいります。 しかしながら、全体の工事費に対する割合は40%前後、前回も2,000万に対する割合が30から40ということで申し上げておりましたけれども、今回も大体40をちょっと超えるぐらい、44ぐらいになろうかと思いますけれども、1,800万前後になるんではないかというふうに考えております。 それと、ひさし部分の切断部分でございます。これにつきまして、前回は30cmぐらいというところで一応お答えしておりましたけれども、今回、実は人間の目で直視する前に屋根から全てドローンを飛ばしましてドローンによる調査をいたしました。その中で、特にこのあたりが腐食あるいは材木的に傷みが激しいなというところは、その後、最度、高所作業車を用いまして、直接その高さまで人間の目で見、手で触れまして、そういうことから、最高に奥に浸透していたところは深いところで73cmございました。そういうところから、ひさし部分の80cmを全て切り取ってしまおうというところで、後々の保存のためにもそのほうが得策だろうということで、そういうふうな工法に決定したところでございます。したがって30cmから80cmに切断部分を変更いたしました。 しかしながら、工法そのものは、切断面にフッ素加工をした塗装を塗布しまして、その上をまた鋼板で覆うということで、これは南側ひさし部分だけではなくて東側西側のケラバ部分も鋼板で覆うという形で水を防ぐという工法をとりますので、今後はまたさらに、何といいますか、防水処理ができますので、より強くなるのではないのかなというふうには考えております。 以上でございます。 ◎危機管理監(庄村幸輝君) お答えします。 これまで、あいらびゅーFMへの放送時間延長また24時間放送の要請につきましては、災害時等における緊急放送等の実施に関する協定にあります災害時緊急放送の実施に基づきまして、株式会社あいらFMのコミュニティ放送局としての使命感によるものとして無償放送していただきました。 しかし、近年の地震、台風の襲来、また今後の台風の襲来、九州北部豪雨のような局地化・集中化・激甚化の予測不能の雨、複雑・多様化する自然災害、そして武力攻撃事態と、あらゆる事態に対して非常に緊迫した状況が現在も続いております。 そこで、このような状況で、市民への警戒・注意喚起等、緊急の情報提供の発信の必要性と今後もあいらびゅーFMへ放送時間外の緊急放送を要請する可能性が多数あることから、市といたしまして協議を重ね協定を鑑みました結果、株式会社FM社員の時間外労力に対しまして災害対策費委託料として補正予算を計上いたしましたところでございます。 以上でございます。 ◆19番(吉村賢一君) 公園のほうですが、これは非常に見直しをして、さらに詳しい状況がわかって徹底的な対策がとれるようになったということで、いいことだと思います。ただ、内面的なもの、今、外っ面だけの話ですが、国体があるとかそういったことを考えますと、内側も一体化して、いじるところがあったのか、なかったのか、そういったところまで精査して、また来年度に向けて長期計画を練られたのかどうかということが一つ。 それから80cmに伸ばしたという材料については、木に対してフッ素加工を塗布するのか、あるいは鋼板に対してフッ素加工物を塗布するのか、その辺をお伺いします。 それからFM放送の件ですが、どうも合点がいかないのは、災害対策というのは災害対策費でもともとから計上されておりますし、今回の決算でも6,700万ほど上がっているかと思うんですが、工事費等々で。それ以上、本当はかかっていると思うんです。災害対策において24時間というのをまず当初から考えなかったのか。それについてちょっと不思議でならないのですが、再度ご説明お願いします。 ◎建設部長(上山正人君) 屋根の関係ですけれども、フッ素加工は鋼板にフッ素塗布をするということでございまして、木材のほうには防水用の塗装をするということになります。 また、内装の関係でございますけれども、内装につきましては目視しておりますので、そこまで、今のところでは、大きな改装といいますか、必要ではないというふうに考えておりますが、今回、保健体育課のほうで音響関係を少し触るということで聞いておりますので、そこはございましたけれども、内装の壁面・天井、そういったところは特に必要はないと。 ただ、国体がバスケットボールということで迫っておりますので、競技をする上で、明るさ、照度、これを少し変える必要があるというふうには聞いておりますけれども、まだ詳細なところは、これからどのような工法になっていくかというところは検討していかなくてはならないところであるというふうに聞いております。 以上でございます。 ◎危機管理監(庄村幸輝君) お答えします。 先ほども答弁で申しましたとおり、九州北部豪雨のような予測不能な雨、災害等が多数発生しております。また、関係機関も予測不能事態が増加しているということから計上しております。 以上でございます。 ○議長(湯之原一郎君) これで吉村議員の質疑を終わります。 次に、5番、堂森忠夫議員の質疑を許します。 ◆5番(堂森忠夫君) 議案第75号関連について質問いたします。 21ページ、総務費、ふるさと応援基金費、ふるさと姶良応援基金積立金7,000万円の目的と財源内容を示せ。 39ページ、商工費、商工振興費、(1)商店街活性化事業補助金200万円の事業内容を示せ。 (2)企業立地促進事業1,880万2,000円の事業内容を示せ。 40ページ、商工費、観光費、西郷どんゆかりの地PR事業の報償費の内容を示せ。 52ページ、教育費、社会教育施設費、龍門陶芸・健康の里維持管理事業80万円の備品購入費の内容を示せ。 53ページ、教育費、体育施設費、総合運動公園維持管理事業60万円の修繕の内容を示せ。 次、議案第77号 平成29年度姶良市国民健康保険特別会計施設勘定補正予算(第1号)について。 7ページ、医業費236万9,000円の追加補正は、診療所に設置しているレントゲン現像機器の不具合により撮影画像が自動で現像できない状況であるので器具の購入をするとの説明であったが、次について問う。 (1)本体が設置されて何年か。本体価格は幾らか。 (2)故障前の利用状況を年度ごとに示せ。 (3)レントゲン技師の指摘で不具合がわかったのか。 (4)レントゲン撮影を必要とする地域の患者のためには、設備の整った病院へ一刻も早く搬送する対策を講ずるほうが中山間地域への思いやりのある行政運営の取り組みとして地域に歓迎されると察するが、検討は重ねていないのか。 以上です。 ◎副市長(久保力君) 堂森議案からいただきました議案第75号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第3号)の1点目のご質疑にお答えいたします。 ふるさと姶良応援基金積立金は、姶良市の発展を願い、応援しようとする個人から、ふるさと姶良応援寄附金を、次年度以降の将来に向かったまちづくりに必要な施策の財源として活用するために積み立てを行うものであり、積立金の財源は、ふるさと姶良応援寄附金であります。 2点目の1番目のご質疑にお答えいたします。 商店街活性化事業補助金は、市内の空き店舗を活用して新規開業する事業者に対し、賃借料の一部を補助するものであります。今回の追加につきましては、新店舗の開業に伴う新たな申請3件の提出があり、いずれも補助金交付の条件を満たしていること、また、今後におきましても新規の店舗開業が見込まれていることから増額計上をするものであります。 2番目のご質疑にお答えいたします。 本年4月1日に施行いたしました姶良市企業立地促進条例の一部を改正する条例により、用地取得費にかかる補助率を、従来の100分の30から100分の35に、また、地元雇用者促進への補助金を従来の1人当たり20万円から40万円にそれぞれ引き上げております。 今回の追加は、当該一部改正条例に基づき、本年度の当初に交付申請がありました加治木産業株式会社本社第3工場及び岡本株式会社について適用したものであります。 また、株式会社高山産業にあっては、製造工場を増設し、本年5月1日から操業を開始され、補助金交付の条件を満たしていることから、新たに用地取得費補助金及び雇用促進補助金を交付するために増額計上するものであります。 3点目のご質疑にお答えいたします。 来年1月7日のNHK大河ドラマ「西郷どん」の初回放送日に合わせて、多くの方々と感動をともに味わおうと、イオンタウン姶良東街区のシネマサンシャインを借用して、パブリックビューイングを開催しようと計画しているところであります。 今回の追加のうち報償費につきましては、パブリックビューイングの際のアナウンサー等に司会進行を依頼するための計上であります。 ◎副市長(西井上洋子君) 次に、議案第77号 平成29年度姶良市国民健康保険特別会計施設勘定補正予算(第1号)についての1点目から3点目までのご質疑につきましては関連がありますので、一括してお答えいたします。 現在のレントゲン現像機は、平成14年5月に、北山診療所の新築移転にあわせ152万2,500円で購入し、既に15年が経過しております。年度ごとの利用状況は、平成24年度が275回、25年度が198回、26年度が144回、27年度が70回、28年度が81回となっております。 レントゲン現像は、専門外来ではレントゲン技師が行い、一般外来時には、医師の指示のもと看護師が現像に従事しており、水温のコントロールや排水ができないなどの不具合につきましては、看護師からの報告により判明いたしました。 これまで修繕により対処し、3か月ごとの点検や洗浄作業を行うなど、維持管理に努めてきたところではありますが、耐用年数を大幅に経過しており、今後、診察に支障を来す恐れがあることから今回、買いかえを行うものであります。 4点目のご質疑にお答えいたします。 北山診療所は、青雲会病院及び南風病院からの医師派遣により、一般外来のほか、土曜日には消化器内科、循環器内科、整形外科の専門外来も行っており、レントゲン現像機は診察に必要かつ重要な機器であります。 また、一刻も早い対応が必要な場合は、それぞれの病院との連携による搬送を行っているところであります。 ◎教育長(小倉寛恒君) 議案第75号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第3号)の4点目のご質疑にお答えいたします。 龍門陶芸・健康の里維持管理事業の備品購入費につきましては、陶芸窯3基のうち電気窯1基が故障しており、修繕が困難とのことでありますので、更新するものであります。 5点目のご質疑にお答えいたします。 今回の修繕内容としましては、市総合運動公園体育館2階会議室入り口のガラスドア2枚の全面にひびが入って破損したため、取りかえるものであります。 破損したガラスドアの形状は、飛散防止フィルムを貼った厚さ12mmの強化ガラスで、通常のガラスの数倍の強度がありましたが、ガラスドア下部の金物部分から傷が入り、それに加えて経年劣化によりひびが入ったものと考えております。 以上、お答えといたします。 ◆5番(堂森忠夫君) 2回目の質問をいたします。 姶良ふるさと応援基金の説明である程度内容はわかったのですが、28年度はすごくふえてきているわけですけども、この件数もふえてきています。このふえてきている要因です。その辺、なぜこういう数字が伸びたのか。 それと、個人で最高額というのはどれぐらいなのか。それと、どこも県内各地で取り組んでいるわけですけども、県内の中ではどれぐらいの位置にあるのかお答え願いたいと思います。 次の質問は、2点目です。新店舗の開業に伴う新たな申請3件ということでございますが、どの地区で開業されるのか、その業務内容とか、申請内容について詳しく説明ができたらお願いします。 それと、1人当たり20万円から40万円に引き上げられた。それの引き上げた理由、その辺です。 それと、土地購入に際しても出るわけでございますが、これの加治木産業さん、岡本株式会社はどれぐらいの面積なのか、それと、雇用は何名ぐらいだとかです。 次、西郷どんのアナウンサー等の司会ということでございますが、今、県内、西郷どんブームによって、あちこちで講演等が開かれております。昨日も私、市内まで行ってきましたけども、やはりこういう時期に西郷どんに関する講演とか、そういったのを今回予算組めなかったのか、今回組んでいませんけど、今後どういう考えていらっしゃるのか答弁願いたいと思います。 次、議案第77です。24年度は275回使用されて、27年度が70回、28年度が81回と、すごくダウンしてきていますけど、このダウンしてきたその理由、なぜこんなに減ってきたかです。 それと、レントゲンは、専門外来ではレントゲン技師が行うわけですが、レントゲン技師が多分ここはいないと思うから、医師の指示で看護師がしていると、非常に危険な機器なんですが、そういった危険度のやつを看護師に任せてよいのか。医師の指示だということでございますけど。 その辺と、今回、水温のコントロールや排水ができないなどの不具合も出ているということですけど、今回、この分野もこの金額の中に入っているのかです。 それと、4点目です。医師がいなくて青雲会病院と南風病院から医師を派遣しているということですけど、あの地区には医師住宅もあるわけですけども、その医師住宅は利用されていないのか。そういった改善策はどのように考えていらっしゃるのか。 それと、3回目もありますので、3回目のときにもう1回質問をしたいと思います。 ◎企画部長(福留修君) 2点目のご質問につきましてありました中で、1人当たり20万円から40万円した理由は何かという件につきましては、私のほうでお答えしたいと思いますが、これは、第1回定例会で姶良市企業立地促進条例の一部を改正する条例ということで制定させていただきまして、この際、雇用機会の拡大や、市内経済の発展を図るため条例を改正するということで、地元雇用者数20万円に対して、それを40万円に改正させていただいたという経緯でございます。それが今回の増額補正に影響したということでございます。 そのほかの部分につきましては、商工観光課長に答弁させます。よろしくお願いします。 ◎企画部商工観光課長(原田正巳君) 商工観光課、原田でございます。よろしくお願いします。 まず、2点目の1番でございますが、商店街活性化に関しますところで、申請3件ございました。そこの開業状況につきまして申し上げます。 まず1社は車販売店でございます。2番目が社労士の事務所でございます。そして、3番目が映像制作の事務所でございまして、それぞれ姶良地区に2件、加治木地区に1件という形になっております。 続きまして、3点目のご質問にお答えします。今回、年が明けまして1月7日、パブリックビューイング、スタートしまして、西郷どんに関するところのイベントを打っていきたいと考えておりますが、本年度に関しましては、この後、観光パンフレット、そして、看板の設置、そういったものを入れようとしておりまして、本格的には、平成30年度、次年度以降になりますけど、西郷どんのロケ、放映が1年間ございますので、その間にあわせてイベントを打っていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(湯之原一郎君) 商工観光課長、用地取得の面積と従業員数も聞かれました。 ◎企画部長(福留修君) 失礼いたしました。 加治木産業の本社工場第3工場につきましては、雇用人数は13人で、うち5人が姶良市内在住者という予定でございます。 それから、岡本株式会社につきましては7人の雇用でございますが、全員姶良市内の雇用を見込んでおられるようです。 それから、高山産業でございますが、137人の雇用を考えておりまして、そのうち23人が姶良市内の在住者ということでございます。 なお、加治木産業の本社工場第3工場と岡本につきましては、面積を記す資料を手元にございませんので、後ほどお示しさせていただけないかと思います。 ◎総務部次長兼財政課長(大山勝範君) お答えいたします。 なぜふえたかということですけれども、平成27年からポータルサイトを構築いたしましたので、そこから27年度が1,600万、それから、28年度が5,400万とふえているようでございます。 それから、1番の寄附額でございますけれど、これにつきましては把握しておりません。(※) それから、県内で何番目ぐらいかということでありますけれども、30番目でございます。(※) 以上でございます。 ◎企画部長(福留修君) 失礼いたしました。 先ほどの面積の件でございますが、高山産業につきましては、用地面積4,000m2でございます。 これは参考になりますが、建物面積が1,900m2ということでございます。他の加治木産業第3工場と岡本につきましては、後ほどご説明させていただきたいと思います。申しわけございません。 ◎保健福祉部長(松元滋美君) 議案第77号の診療所関係、レントゲン現像機のご質問でございますが、4点ほどいただいていたかと思います。 まず、レントゲン回数の減でございますけれども、これは、当時、平成26年の途中から常勤医師の退職による影響により、レントゲンの回数が診療者数の減も含めて減ってきたというのが理由でございます。 また、2つ目の看護師で現像をしてもいいのかどうか、そこにつきましては、撮影につきましては、医師、レントゲン技師と、診療放射線技師と、国家資格が必要なんでございますが、今、先ほどご説明いたしました現像に関しましては、現像という作業のみでございますので、医師の監督のもとで作業をしても構わないという解釈をしております。 また、現像機における水温のコントロール、排水、それに伴う今後の新しい部分についての影響でございますが、これにつきましては、議決いただければ、デジタルX線画像読み取り装置という形に変わってきますので、従来のような現像における水温のコントロール、排水等においてはないということになります。 それから、医師住宅の利用、改善策ということでございますが、現在のところは、医師の募集も並行して、今後の医療・介護を含めた北山地区の診療所のあり方というのは協議していくという並行的な形で思っておりますので、医師住宅についてはいつでも対応できるような形で温存といいますか、そのまま準備しているという状況でございます。 今後につきましては、国保運営協議会等でも十分議論が出ておりますので、いろいろな意見を聞きながら今後については協議していきたいと思っております。 以上です。 ◎企画部長(福留修君) 失礼しました。先ほど面積をご質問でございました。 加治木産業の第3工場でございますけれども、用地面積が2,282.8m2でございます。参考でございますが、建物面積が828m2でございます。 続きまして、岡本株式会社でございます。これは、平松の物流用地のほうに進出したわけでございますが、用地面積が1,500m2でございます。参考でございますが、建物面積が732.69m2でございます。失礼いたしました。 ◆5番(堂森忠夫君) 先ほど教育委員会に対しての質問が抜けていましたので、先、そちらからしたいと思います。 龍門陶芸の電気窯、今、使用年数はどれぐらいだったのか。それと、この窯の耐用年数、どれぐらいまでもつ窯なのか。 それと、5点目の姶良運動公園のガラスです。これを交換するということでございますが、この傷が入った原因は、金物部分の傷からひびが入ったということですけど、金物も交換するのか。 それと、最初に戻りまして、商店街活性化の車関係等が来るということでございますが、この会社の規模、どれぐらいの会社の規模なのか、資本金がどれぐらいなのか、従業員がどれぐらいおる会社なのか、その辺もうちょっと詳細に、わかっている範囲でお願いしたいと思います。 それと、北山診療所関係、今後協議をしていくということでございますが、国保委員会でもいろいろと出ていると思うんです、今後のことについて。ある地区はだんだんと高齢化していく、高齢化していけば、やはり病気も大きな病気になると思うんです。 診療所で対応できないぐらいになっていくんじゃないかなと、それには早く病院に行く体制づくり、例えば、無料タクシー券をこういった方には配付して、そういう状況になったらいつでもタクシー呼んで病院に行けるような、病院とも連携とっていけば、そういった無駄な対応もしなくて、救われるんじゃないかなと思うんです。 そういったことを今後協議していく中に入れていくべきだと思うんですが、そういった当局は考え方はどういうふうにまとめていらっしゃるか、わかっている今の状況で説明願いたいと思います。 医師・病院の建物についてはいろいろとその方向が決まれば、使い方も決まってくると思いますので、ぜひこういったものを生かしてもらいたいなと思います。わかる範囲で答弁願いたいと思います。 ◎企画部長(福留修君) 立地いたします企業の規模でございますけれども、加治木産業の売上高を申し上げることで、その規模をお示ししたいと思います。 ◎企画部商工観光課長(原田正巳君) 失礼しました。商店街活性化事業補助金でございます。 申しわけございません。3社に関しまして今、手元に事業内容を示すところの資料を持ち合わせておりませんので、後ほどまたお示しをさせていただきたいと思います。失礼します。 ◎教育部長(竹下宏君) お答えいたします。 龍門陶芸・健康の里の窯の件でございますが、現在の交換をしようとする窯は平成17年1月に購入をして、12年目になろうとしております。旧町時代に購入をしたものでございます。 窯の耐用年数というのが約10年と言われております。この窯が約100個程度の陶器を入れる窯ということで、非常に使用頻度の高いものでありまして、10年を過ぎた時点で破損をしたということになっております。 あと、総合運動公園の体育館ガラスの交換につきましては、原因はガラス下部の金属の取りつけ部分のところからのひびということでございますが、これについては、この金具が鍵をかけるための金具ということでございまして、また、新たに設置をするものについても同じ箇所に金具をつけるということになるというふうに考えております。 以上です。 ◎保健福祉部長(松元滋美君) 北山診療所の今後のあり方を含めたご質問でございましたけれども、今現在、北山地区におきましては、高齢化率69.5%になっております。市の全体として29.4ぐらいですので、約2.4倍の高齢化という状況がございます。 北山診療所につきましては、過疎・山間地域にある北山地区の医療を確保するため、また、高齢化している地域の方々にとっては、健康管理、医療、そのよりどころになっております。市域住民のホームドクター的な役割も担っているところでございます。それに関する信頼も高いものがございます。 今後、地域に暮らす住民の方々が、住みなれた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるという今後の地域包括ケアシステムの構築も踏まえて、今後いろいろな方々の意見をもらいながら協議して、研究していきたいというふうに思っております。 そういう意味で、いろいろな手法については、いろいろな状況を踏まえながら今後考えていくべき状況にあるというふうに考えております。 ◎総務部次長兼財政課長(大山勝範君) 申しわけございません。先ほど個人の最高額ということでお尋ねがございましたけれども、個人の最高額は106万でございます。 それから、県内の順位ですけれども、先ほど私、30位と申し上げましたけれども、28位の訂正でございます。訂正しておわび申し上げます。 ○議長(湯之原一郎君) これで、堂森議員の質疑を終わります。 ○議長(湯之原一郎君) ここで、しばらく休憩します。5分程度とします。(午前11時12分休憩) ○議長(湯之原一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午前11時19分開議) ○議長(湯之原一郎君) 質疑を続けます。次に、23番、湯川逸郎議員の質疑を許します。 ◆23番(湯川逸郎君) 議案第75号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第3号)の6ページ、歳入歳出予算事項別明細書の次の減額理由を示せ。 1、民生費2,815万8,000円。 2番目、衛生費1,393万9,000円の減額理由をお示しください。 次に、36ページ、農林水産業費、農業振興費、6次産業促進事業補助金60万円の事業内容を示せ。 次に、42ページ、土木費、道路維持費、暗渠側溝清掃業務委託料320万円の場所、距離、事業内容を示せ。 49ページ、教育費、小学校費、要保護及び準要保護児童援助費1,247万8,000円について、学校別に対象者数を示せ。 次に、予算書50ページ、教育費、中学校費、要保護費及び準要保護生徒援助金738万5,000円について、学校別に対象者数を示せ。 以上です。 ◎副市長(久保力君) 湯川議員からいただきました議案第75号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第3号)の1点目の1番目と2番目のご質疑につきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。 民生費及び衛生費の減額補正の主な理由としましては、本年4月1日の人事異動に伴うものであります。 2点目のご質疑にお答えいたします。 6次産業促進事業補助金につきましては、現在製造販売しているどくだみリキュール酒の品質改良を図るために、新しいろ過装置を設置するための補助金であり、補助限度額200万円に対して、現予算での不足額を計上するものであります。 3点目のご質疑にお答えいたします。 暗渠側溝清掃業務委託につきましては、県道川内加治木線と市道西中道線の交差点部から蒲生方向に延長120mにある道路排水を兼ねた木田地区幹線用水路であり、その暗渠内に土砂が堆積しており、豪雨時において道路の冠水が発生していることから、今回浚渫作業を行い、被害の防止に努めるものであります。 ◎教育長(小倉寛恒君) 議案第75号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第3号)の4点目と5点目のご質疑につきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。 就学援助費の追加補正につきましては、小学校費が入学準備金の単価改正、1年間の援助費対象者人数の増加見込み100人及び来年度新1年生のための入学準備金となります。また、中学校費が入学準備金の単価改正、来年度の新1年生のための入学準備金となります。 なお、学校ごとの正確な内訳につきましてはお答えできませんが、要保護及び準要保護の今年度の人数は、小学校で665人、中学校で339人となっております。 以上、お答えといたします。 ◆23番(湯川逸郎君) 2問目に入ります。 最初の一般会計のほうの民生費及び衛生費の減額補正の件でございますが、これは総体的に書かれているもんですから、明記されているもんですから、その中身について何名ぐらいがそういう人事異動に伴う予算措置減額であったか。 それから、2問目の6次産業促進事業の補助金については、新しいろ過装置の設置というためで、その補助金でありますということでございますが、これは当初予算ではできなかったのか。そして、ほかにこのような限定するようなものは備えていなかったのかどうか。 3点目は、暗渠側溝清掃業務委託についてでございますが、このような事業は、ほかにこのような清掃委託するようなところはなかったのかどうか、お尋ねいたします。 それから、4点目は、例年行われていることでございますが、この増加見込み100人、来年度1年生のための入学準備金ということでございますが、何件ぐらい例年こういう件数が出てくるのか、お知らせください。要保護の中学校のほうも、小学校のほうも求めます。 ◎総務部長(恒見良一君) お答えいたします。 まず、最初のほうの民生費、それから衛生費の減に対するということで、人数を示せということでご質疑いただいたわけなんですけれども、まずこの民生費に限って言えば、主なものとしてすれば、平成28年度にございました臨時福祉給付金の関係、それからまた、今まで後期高齢者の医療を広域連合のほうに職員を派遣しておりました。こういったものが一応なくなったということで、総体では民生費のほうで4人減ということです。 それから、衛生費のほうでは、ちょうど6月議会の中でも若干お示ししたところがございましたけれども、環境施設課の生活環境課への統合ということで、総括的民営委託の関係で、一応職員のほう、これは2名減ということでございます。 以上でございます。 ◎農林水産部長(宮田昭二君) 2点目、6次産業の件にお答えいたします。 この事業につきましては、交付要項によりまして上限を200万と規定をしておりまして、事業費の5分の4を補助するものでございます。 当初予算におきましては、既定予算で140万円を計上しておりましたが、今回事業主体がフォンタナの丘かもうでございますけども、上限を超える申請がございまして、それに対応いたすために補助で不足分の60万円を計上するものでございます。 以上でございます。 ◎建設部次長兼土木課長(徳部健一君) 3点目のお尋ねにお答えいたします。 側溝清掃につきましては、生活排水が流れている道路側溝の土砂だまり等の清掃をいたしております。 以上です。 ◎教育部次長兼学校教育課長(小林俊一郎君) 小学校のほうで100名の増ということでありますが、例年は大体見込みでおさまっておりますけれども、本年の小学校につきましては、準要保護の認定に該当する世帯が見込みよりもふえたということでございます。 以上です。 ◆23番(湯川逸郎君) 臨時給付金のほうは、多くなったということで、職員派遣経費のことだったということでありますが、次の6次産業のほうのどくだみリキュール、これはフォンタナのほうからの申請じゃないかなということで、今お聞きしたんですが、それでこのフォンタナで当初の金額よりもどうして大きなものを当初に組まなかったのかどうかをお知らせください。この2つですね、はい。 ◎農林水産部長(宮田昭二君) お答えいたします。 先ほど交付要項によりますと、上限が200万円とお答えいたしました。近年の補助の申請を見ますと、20年度が26万4,000円、26年度が75万、28年度が100万程度補助申請を受けております。 したがいまして、当初では満額200万円来るべきなんでしょうけども、とりあえずその100万を見据えまして、140万程度の当初予算を計上いたしました。 それで、この交付につきましては5年間というのがございまして、5年間のうちに200万円受けることができます。したがいまして、単年度で200万というのはなかなか予想がしがたいところでございますが、今回のどくだみリキュールにつきましては、製品の改良を図るためのものでございますので、緊急を要するものでございますので、補正で対応いたして200万円、60万円追加ということで対応いたしました。 以上でございます。 ○議長(湯之原一郎君) これで、湯川議員の質疑を終わります。 通告による質疑は以上です。 ほかにこれまでの通告者質疑に関連する質疑はありませんか。 ◆18番(森川和美君) すみませんね、お尋ねしますが、まず2点ですけども、一般会計補正予算のうちの18ページのこの自治会集会施設等補助金の件でありますが。 ○議長(湯之原一郎君) 森川議員、誰議員の質疑か、そこを言っていただけますか。 ◆18番(森川和美君) 竹下議員がお尋ねされた部分です。これは予算審査特別に付託になっているんですが、そこで慎重に審査をされると思っておりますけれども、お尋ねをさせていただきたいと思います。 4自治会に朝日ヶ丘自治会、船津自治会、青葉台自治会、寺師自治会に合計234万2,000円補助をするということなんですけれども、この4自治会の築年度、そして条例等を私確認をすればよかったんですが、この耐震関係に対しての補助等々がどのようになっているのか。 なぜこういうことをお尋ねするかというと、例えば築大分過ぎている自治会、この補助をして5年後、10年後耐震等々も含めて建てかえなければならないというふうなことになれば、この補助金というのは私はあんまり意味はないと思っておるんですが、そこらあたりの件と、その点ですね。 それから、吉村議員がお尋ねされた47ページの消防災害対策費のコミュニティ放送関係ですが、これさらに内容を充実して、24時間体制で放送をしていくという予算計上なんですが、このことは大いに結構なことなんですが、このいわゆる聞かせるほうと聞かされるほうですね、これが並行して充実しなくてはならないと私は感じてるんです。 と申しますのが、FM放送を自宅でそれぞれラジオ等々、あるいはまたいろんな救急の場合はテレビ等やら携帯なんかにJアラートあたりで知らされるわけですけども、高齢者とかいろんなそういった不自由な方への知らせるということあたりが、私は充実していって始めてこのことがうまくといいますか、効率よくなっていくと思うんですが、そういうことも含めてそこらあたりで、この現在の89.1MHzでしたかね、89.1ですよね。これ私も自家用車で最近やっと合わせられたんですよ。 だから、そういったことも含めて、そこあたりの整合というのかな、そういうところはどのように考えていらっしゃるんですかね。 ◎企画部次長兼地域政策課長(福元義行君) 自治会集会施設等整備補助金についてお答えいたします。 築年数ですが、古いもので築41年から、新しいもので築25年となっております。 それと、耐震についてはどうかということでございますが、要項等に耐震についての定めがありませんでしたので、特に検討を行っていないところでございます。 以上でございます。 ◎危機管理監(庄村幸輝君) お答えします。 周波数は89.1MHzでございます。高齢者の方々への周知方法等について、現在先ほども答弁しましたいろんな今予測のできない災害等が発生しようとしております。そのような場合に、現在国としましては、Jアラートを通じまして防災行政無線、そしてそのほか、我々皆さん方も登録されておると思いますが、防災情報メールの登録メール、そしてメーカーが出しておりますエリアメールというのが、そういう事象の場合にお聞きできるようになっております。 今後は、その防災ラジオについても、来年度につきましてはさきの一般質問でもお答えいたしましたように、補助をしていただく形で配布しておるんですが、まだ今年度もなんですけど、蒲生のデジタルの防災行政無線、来年度は予定をしております姶良の防災行政デジタル化などがあります。それらも鑑みまして、高齢者の方々には周知していきたいと思っております。 また、広報紙等でもそういう防災無線、防災ラジオについての高齢者の周知の仕方なども、検討してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(湯之原一郎君) よろしいですか。 ◆18番(森川和美君) 委員会が慎重にされますので、これ以上はお尋ねいたしません。 ○議長(湯之原一郎君) ほかに質疑はありませんか。 ◆11番(小山田邦弘君) 渡邊議員の質疑の関連で、姶良子育て支援講座運営委託料についてお聞きします。 事業の中身は大変いいもので、期待をしたいなと思っているんですが、ご説明をお聞きして、民間でもできることかなというふうな思いを持ちましたので、そこに立脚して質疑をいたします。 これは委託という形をとっているんですけれども、委託ということをとるということは、そもそもこの子育て支援講座みたいなものを市としてもやっていきたいというお考えがあったんだろうと思うんですが、そこのあたりをもう一度確認をさせていただきたいということと、今回それが委託という形をとったその理由をもう一度ご説明いただきたいと。 それと、先ほどのご説明の中で聞くと、場所もイオンタウンさんの中だし、そこで講師をされる方も、そこの中にいらっしゃるような方々のようなので、果たしてどれぐらい予算を必要とするのかなというのを思って見ると、この400万円近くの金額の積算の根拠を改めてお示しください。 ◎保健福祉部次長兼子育て支援課長(田代眞一郎君) お答えいたします。 この事業につきましては、委託事業で組んでおります。こちらのほうが今考えておりますのは、イオンタウンの企業としての力、そしてそのグループの中に入っている店舗、それをイオンさんのほうで取りまとめていただくというものもございます。 あと一つ考えておりますのは、学校をそこに組み入れまして、姶良市には龍桜高校に保育学科ができました。そこの保育学科の学生たちを入れて、イオンさんと我々行政と入りまして、企画会議、そしてその中で中間でまたどのような状況であるかというものをまた精査して、最終的にまた結論を出して、また今後に続けていくとつながるような形でいきたいというふうに考えております。 あとその積算の中身でございますが、イオンの中で確かにイオンタウンの中でやっていただくんですが、その広場、そして会議室等もございますけれども、そこの本来であれば使用料が発生いたします。そういった中で音響施設、そういったものも含めまして、今回その企画会議等も含めた中での委託料という形で組んでおります。 以上でございます。 ◆11番(小山田邦弘君) また新しい情報が入ってきて、その龍桜高校さんともまた一緒にということで、企画の中身としてすごく魅力的なような気がいたしております。 また、深い審議は委員会の中でしていただきたいんですけれども、今のお話を聞く限り、これ単年度で置いておくにはもったいないような事業のような気もしてくるわけですけれども、今回は補正で出されましたけれども、来年度以降も継続されるような予算というふうな認識でよろしいでしょうか。 ◎保健福祉部次長兼子育て支援課長(田代眞一郎君) お答えいたします。 こちらのほうでは、我々といたしましては、来年度以降も継続してできればというふうに考えております。 ○議長(湯之原一郎君) ほかに質疑はありませんか。 ◆7番(神村次郎君) 吉村議員が質疑されたところですが、FM放送のところですね。あいらびゅーFMのところですが、前も私一般質問をして、詳しくは時間がなくてお聞きをしませんでしたが、FMラジオ極めて入りにくいんですよね。雨が降ると聞こえなくなったりする状況があります。 災害時に役立つということで、非常に私たちも期待をしているところですが、今現在このFMラジオを聞いてる人は何人ぐらいいる、どれぐらいの世帯で聞いているのか。予算を支出するわけですから、その背景がないと、この予算なかなかどれぐらい予算を支出をするのが妥当なのか、今後聞こえない地域があるとすると、どう対応するのか、そこも少しお聞かせください。 ◎危機管理監(庄村幸輝君) お答えします。 リスナーの数はちょっと把握しておりません。また、あいらびゅーFM放送局とその辺は検討していきたいと思います。 入らない地域の対応につきましては、6月議会でもありましたとおり、現在方法はまずラジオの性能、ラジオの向き、ラジオの場所、そして外部アンテナ等の設置等簡単な方法もあるんですが、やはりその後我々も調査してみますと、特に加治木の須崎方面とか本町方面、弓削の方面とか外国語放送がやはり入ってきておりますんで、熊本の総通局のほうに伺いまして、再度空中線出力の10Wなので、20Wに上げられないかという、その外国放送の関係、そして今送信局から1つの方向しか出ておりませんので、2つの向きにこれも合わせて、今蒲生側の方面に向いております。それを加治木側にも2つの送信波を出せないかという、これも申請に行ってるところであります。 ただ、それにはいろいろと費用等も関係したりするということですので、今後もその辺は検討していきたいと思っております。 以上でございます。 ◆7番(神村次郎君) ぜひ全体どれぐらい聞かれているのか把握をしてほしいなと。予算を支出するわけですから、ぜひ検討してほしいなと思いますが、奄美で大きな災害が起きたときに、このFMラジオが活躍したと、そういう記憶があるんですが、ぜひいざというときに、一人でも多くの人がFMラジオを聞きながら避難ができ、そして避難後の対応ができた、そういうことが必要ですので、予算を支出するわけですから、ぜひほかのこの情報収集する手段と組み合わせて、最良の方法をつくり上げてほしいなと思います。 以上です。 ○議長(湯之原一郎君) 答弁はいいですか。 ◆7番(神村次郎君) いいです。 ○議長(湯之原一郎君) ほかに質疑はありませんか。 ◆15番(東馬場弘君) 私は、堂森議員が質問されましたこの12ページの観光費、この西郷どんの件なんですけども、質疑ではこの報償費の件ついてますけど、5万円ですね、賃借料は95万円、合わせて100万円だと思いますけども、これのもうちょっと具体的に説明をしてほしかったんですけども、いわゆる対象はどういった方々なのか、いわゆる多くの方々と感動をともにと、いわゆることが書いてありますけども、来年の1月7日の放送に合わせてということですけども、これ一過性のものなのか、具体的にちょっと説明いただけりゃと思いますけども。 いわゆる100万円というのが、1日で済むのか、その点等ちょっと説明がなかったように思いますので、具体的に説明いただければと思います。 ◎企画部長(福留修君) この件につきましては、担当課長に答弁させます。 ○議長(湯之原一郎君) 企画部長、続けてください。 ○議長(湯之原一郎君) 暫時休憩します。(午前11時47分休憩) ○議長(湯之原一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午前11時48分開議) ○議長(湯之原一郎君) 企画部長、答弁を続けてください。 ◎企画部長(福留修君) お答えいたします。 95万円の内訳でございますけれども、シネマサンシャインの映画館の1室をお借りするのに85万円、それから、テレビ共聴施設、いわゆるこのパブリックビューイングをするにあたりましては、NHKの放送を生放送で視聴しなければ違法になるということで、そのテレビが受信できる施設整備費を合わせて95万ということでございます。 そして、これは今回のパブリックビューイングは、1月7日1回限りというふうに今のところでは考えております。 それから、その対象者でございますけれども、基本的には今検討している最中でございますが、姶良市民をこの席には300人の方が座ることができますけれども、半分ほどが姶良市民、それから半分ほどが一般に広く公募した形になりますので、その中に姶良市外の方が入られるのか、姶良市内の方が入られるかという、そこはちょっと曖昧な部分が半分、そういうふうな構成を考えているところでございます。 ◆15番(東馬場弘君) 今の答弁にはちょっとびっくりしましたね。いわゆる300人に、極端な話100万円ということですね。いわゆる1月7日、BSでは大体6時から多分放送されて、地上で8時から、いわゆる日に2回はされますよね。ほとんどの方がこれを見られると思いますけれども、わざわざこれをする価値があるのかなという気持ちがするんですよね。 その点について、多分当局では審査されたと思いますけど、委員会でこれは付託されていますので、委員会でもっと詳しくされると思いますけども、その点についてはどうでしょうか。この今の説明っていうの、私はちょっと納得できないところがあるんですけども。
    ◎企画部長(福留修君) この件につきましては、私どもとしましては、西郷どんの大河ドラマの放送が、ドラマの撮影が姶良市内で今回は3か所ほど行われたわけでございます。それを受けまして、姶良市の風景なるものが、この放送の中で数回となく放送されるであろうということを考えまして、その放送された内容を皆さんと一緒にまず分かち合うと。 各家庭でまた見るということも、当然あるわけでございますけれども、あの場所が、「ああ、あれはあの精矛だね」とか、「あの場所は掛橋坂だったね」とかということを、皆さんと一緒に分かち合いまして、そしてこの大河ドラマに対する思いと、そしてまたそれらの地域にそういったロケが行われた場所に観光客の方が流れ込んで来るということをみんなと分かち合うということが必要なんじゃないかなと。 これは、やはりそういったみんなでこういった大河ドラマに対する、皆さんと一緒に分かち合うというところに、この大河ドラマに対する思いを、姶良市民としての思いをまた内外に示すということでも、価値あるイベントであるというふうに考えているところでございます。 ○議長(湯之原一郎君) ほかに質疑はありませんか。 ◆22番(上村親君) 湯川議員の質問に、6次産業の補助金60万円について質疑をいたします。 まず、この6次産業、生産加工販売なんですけれども、どういった製造方法で現在やっているのか。ろ過装置の設置のための補助金ということで、この品質改良に伴う製造方法のこの違い、現在と。 それから、姶良市が目指した6次産業、これになっているのかどうか。 それから、もう一点は、この品質改良を終えて、その事業者の売り上げが伸びるのかどうか。このリキュール酒の販売が対外的に市外の方々、あるいは市内を含めてどういった形で姶良市を売り込んでいるのか、それについて質疑いたします。 ◎農林水産部長(宮田昭二君) お答えいたします。 今回の6次産業、いわゆるどくだみリキュール酒でございますが、これにつきましては、平成28年3月に姶良市がどくだみ酒のリキュール特区を取得いたしております。これによりまして、リキュールの製造が比較的小規模でできるようになったということでございまして、さらにドクダミと申しますのは、栽培もさほど難しくなくて、自生もしているという意味から、姶良市産のドクダミにつきまして、事業主体のフォンタナの丘かもうさんのほうが姶良市の農家からそれを買い入れまして、製造しているものでございます。 それから、今回のろ過機を入れたことによる違いでございますが、やはりそのままろ過を入れずに製造いたしますと、濁りが出るようでございます。その濁りは自然にはとれませんので、その濁りをとるための手段でございます。 それから、姶良市の6次産業に合致するのかというご質問でございますが、これにつきましては補助金の交付要項第2条におきまして、農商工の連携というのを規定いたしております。したがいまして、第1次産業でございますドクダミ草を加工販売するのにつきましては、今回の交付要項に合致するということでございます。 それから、この事業導入によって伸びているのかということでございますが、28年度の製造実績が1,223Lでございますが、29年度の予想におきますと、その製造の数量の予想が約2,000Lになっております。したがいまして、約1.2倍近くに伸びる予定ではございます。 以上でございます。 ◆22番(上村親君) 確かにこのドクダミ、非常に栽培も簡単なんですけども、このフォンタナの丘の方は、大体その生産の面積ですね、どういったところからどういった手法で仕入れていらっしゃるのか、それについて地場産業の方、あるいはまた地場の農家さんとか、そういった方々がやっぱりこの6次産業に携わって、このリキュール酒販売にどういう販売というか、結局財政的なことが豊かになっているのかどうか、それについて報告をしていただきたいと思います。 ◎農林水産部長(宮田昭二君) お答えをいたします。 市内の農家からの事業主体の購入でございますが、28年度で12戸の農家の方から購入いたしているようでございます。その買い入れによって、農家の方が潤うのかということでございますが、1kg当たり500円を栽培農家から買い入れているようでございます。先ほど来ございましたとおり、ドクダミにつきましてはさほど労力がかからない作物でございますし、さらには、栽培もさほど難しくない作物でございますので、将来的には耕作放棄地の解消や、それから先ほど申しましたとおり、さほど手がかかりませんので、高齢者の労働意欲の向上というのにもつながってまいるかと考えております。 以上でございます。 ○議長(湯之原一郎君) ほかに質疑はありませんか。 ◆19番(吉村賢一君) 今の件に関連して質問したいと思います。 このどくだみリキュール酒ということで、なかなかいいことだなと思うんですが、この6次産業という定義で考えてみた場合、いわゆる農家が連合して加工センターをつくって、それでそこに機械を入れるとか、そしてそこの中でまたさらに付加価値を高めて、農家の方々の所得がふえるというならば、そのとおりだと思うんですが、ただここに言ってみれば中間業者が入って、そこがもうかるためにそういう補助をするというのは、どういうふうな解釈になるのかなということで質問します。 ◎農林水産部長(宮田昭二君) お答えいたします。 議員ご指摘のとおり、6次産業の本来の姿は、第1次産業が主体となって、さらには2次産業、3次産業の方々が連携していくという形が本来であろうと考えます。 しかしながら、そのハードルはかなり高いものがございまして、姶良市の先ほど申しました補助金交付要項におきましては、いわゆる生産した物につきまして、商工業との連携を図るというのを1項がございますので、そこに規定して、その根拠として今回は支出するものでございます。 ◆19番(吉村賢一君) 解釈としては、そういうことが成り立つということですが、本来とはちょっとずれてしまってるような感じがします。 やはり例えば蒲生でそういう生産されるというか、とれるとすれば、蒲生の加工センターなりあるんで、そういったところに呼びかけて一緒にやってもらうとか、そういうふうにすると、やはり地元の農家がというか、あるいはそういうのを採取して来られる方も一緒になって、少しもうかっていくんじゃないかなと、そういうふうな私は解釈をしましたが、間違ってるんでしょうか。 ◎農林水産部長(宮田昭二君) お答えいたします。 議員ご指摘のとおり、地元のほうで当然製造するということは、今までも先ほど24年度、25年度、26年度等の実績をお話ししましたが、現在もございます。 しかしながら、今回のドクダミ草につきましては、酒造免許の関係がございまして、どこでもつくれるというものじゃございませんので、やはりその酒造免許を取得しているところでないと、製造販売ができないという解釈でございます。 以上でございます。 ○議長(湯之原一郎君) ほかに質疑はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 質疑なしと認めます。 以上で、日程第5、議案第75号から日程第8、議案第78号までの一括質疑を終わります。 ○議長(湯之原一郎君) ここでしばらく休憩します。午後からの会議を午後1時10分から開きます。(午前11時59分休憩) ○議長(湯之原一郎君) 予定より少し早いですけれども、皆さんおそろいですので始めたいと思います。よろしいでしょうか。休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時08分開議) ○議長(湯之原一郎君) 日程第5、議案第75号から日程第8、議案第78号までの議案処理に入ります。 議案処理につきましては、先に配付しました議案処理一覧に沿って処理します。 日程第5、議案第75号 平成29年度姶良市一般会計補正予算(第3号)は一般会計予算審査特別委員会へ付託します。 ○議長(湯之原一郎君) お諮りします。 日程第6、議案第76号 平成29年度姶良市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第2号)は、会議規則第37条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第76号は、委員会付託を省略することに決定しました。 ○議長(湯之原一郎君) これから討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 討論なしと認めます。 ○議長(湯之原一郎君) これから、議案第76号 平成29年度姶良市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第2号)を採決します。この採決は、押しボタン方式によって行います。 本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(湯之原一郎君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成全員です。したがって、議案第76号は原案のとおり可決されました。 ○議長(湯之原一郎君) お諮りします。 日程第7、議案第77号 平成29年度姶良市国民健康保険特別会計施設勘定補正予算(第1号)は、会議規則第37条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第77号は、委員会付託を省略することに決定しました。 ○議長(湯之原一郎君) これから討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 討論なしと認めます。 ○議長(湯之原一郎君) これから、議案第77号 平成29年度姶良市国民健康保険特別会計施設勘定補正予算(第1号)を採決します。この採決は、押しボタン方式によって行います。 本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(湯之原一郎君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成全員です。したがって、議案第77号は原案のとおり可決されました。 ○議長(湯之原一郎君) お諮りします。 日程第8、議案第78号 平成29年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)は、会議規則第37条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第78号は、委員会付託を省略することに決定しました。 ○議長(湯之原一郎君) これから討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 討論なしと認めます。 ○議長(湯之原一郎君) これから、議案第78号 平成29年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)を採決します。この採決は、押しボタン方式によって行います。 本案を原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(湯之原一郎君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成全員です。したがって、議案第78号は原案のとおり可決されました。 ○議長(湯之原一郎君) 日程第9、議案第79号 平成28年度姶良市一般会計歳入歳出決算認定について日程第10、議案第80号 平成28年度姶良市国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出決算認定について日程第11、議案第81号 平成28年度姶良市国民健康保険特別会計施設勘定歳入歳出決算認定について日程第12、議案第82号 平成28年度姶良市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について日程第13、議案第83号 平成28年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定歳入歳出決算認定について日程第14、議案第84号 平成28年度姶良市介護保険特別会計介護サービス事業勘定歳入歳出決算認定について日程第15、議案第85号 平成28年度姶良市簡易水道施設事業特別会計歳入歳出決算認定について日程第16、議案第86号 平成28年度姶良市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について日程第17、議案第87号 平成28年度姶良市地域下水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について日程第18、議案第88号 平成28年度姶良市農林業労働者災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について日程第19、議案第89号 平成28年度姶良市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について                                  及び日程第20、議案第90号 平成28年度姶良市水道事業会計決算認定についてまでの12件を一括議題とします。 これらの件につきましては、9月1日の会議で提案理由の説明を受けておりますので、一括質疑に入ります。なお、4名の議員から質疑の通告があります。順次発言を許します。 まず、19番、吉村賢一議員の質疑を許します。 ◆19番(吉村賢一君) 4問、質疑をさせていただきます。 議案第79号 平成28年度姶良市一般会計歳入歳出決算認定について、歳入歳出決算書は1ページ、実質収支に関する調書。 28年度決算は10億9,238万1,000円の黒字であったが、この実質収支額のうち5億5,000万円が繰入額になっている。これを全額繰入額にもっていくことも可能ではなかったのか。あるいは逆のケースもあるかと思いますが、この数字になった理由を説明してください。 2番目、50ページ、市債土木債、公営住宅建設事業繰越1億9,090万円はどこの住宅で、どのような理由で繰越しになったのか。 60ページ、総務費財政管理費、ふるさと納税支援業務委託料1,990万3,109円について、ふるさと応援寄附者返礼品など、人件費を含め関連支出総額を示せ。また総収入額を示せ。 170ページ、消防費災害対策費、白浜地区緊急待機場所地質調査の結果を説明せよ。 ◎市長(笹山義弘君) 議案第79号から議案第90号までにつきましては、4人の方からご質疑をいただきました。順次、久保副市長及び西井上副市長がお答えいたします。 なお、渡邊議員の5点目と6点目のご質疑及び湯川議員の9点目と10点目のご質疑につきましては、教育委員会がお答えをいたします。 ◎副市長(久保力君) 吉村議員からいただきました議案第79号 平成28年度姶良市一般会計歳入歳出決算認定についての1点目のご質疑にお答えいたします。 地方自治法第233条の2におきましては、「各会計年度において決算上剰余金を生じたときは、翌年度の歳入に編入しなければならない。ただし、条例の定めるところにより、または普通地方公共団体の議会の議決により、余剰金の全部または一部を翌年度に繰越さないで基金に編入することができる」と規定されております。 また、地方財政法第7条第1項におきましては、「地方公共団体は各会計年度において、歳入歳出の決算上、剰余金を生じた場合においては、当該剰余金のうち2分の1を下らない金額は、それを剰余金を生じた翌々年度までに積み立て、または償還期限を繰り上げて行う地方債の償還の財源に充てなければならない」と規定されております。 したがいまして、これらの法律に基づき、剰余金、いわゆる実質収支額のうち約2分の1以上相当額であり5億5,000万円を財政調整基金へ積み立てるものであります。なお残額の約5億4,000万円は繰越金としまして、平成29年度の財源として活用しております。 2点目のご質疑にお答えいたします。 この公営住宅建設事業につきましては、平成28年度1月20日に成立しました国の27年度補正予算を財源として新富住宅の建てかえを行ったものであり、28年2月24日の補助金交付決定通知に基づき、同年第1回定例会において一般会計補正予算(第6号)に工事請負費等の予算と標準工期に7か月程度を必要だったことから、繰越明許費の議決をいただいたものであります。 なお、本事業は平成28年3月24日に入札執行、3月30日に契約を締結し、12月22日に完成しております。 3点目のご質疑にお答えいたします。 ふるさと姶良応援寄附にかかる経費につきましては、節8報償費のふるさと応援寄附者返礼品308万7,753円、節11需用費のうち、消耗品費5,528円、印刷製本費3万3,048円、節12役務費のうち通信運搬費117万9,371円、手数料6万6,995円、節13委託料のふるさと納税支援業務委託料1,990万3,109円、節14使用料及び賃借料のふるさと応援寄附申し込みフォーム使用料110万8,684円で、合計は2,538万4,488円であります。 なお、合計額には、兼務する担当職員の人件費は含まれておりません。 また収入額、いわゆる寄附金額につきましては、決算書38ページの款17寄附金のうち、ふるさと姶良応援寄附5,443万7,689円であります。 4点目のご質疑にお答えいたします。 白浜地区緊急待機場所の整備に伴う地質調査結果につきましては、深さ27mのボーリングと標準貫入試験及び土質試験を行ったところ、深さ20mの地点から厚さ7mの支持層が確認され、室内試験により支持層の粒度構成を調査した結果、液状化対策が必要であると確認されております。 現在、国土交通省におきまして、市の調査結果や国道10号沿い7か所の地質調査をもとに、構造物及び基礎杭等の検討を行っているところでございます。 以上、お答えといたします。 ◆19番(吉村賢一君) 2回目の質疑を行います。 まず、この実質収支に関する調書、この件について、逆のバージョンでまた考えることができると思うんですが、庁舎建設も控えておるわけですから、逆にこの2分の1以上相当額5,000万を財政調整基金に積み立てるということですが、さらに多く積み立てることは考えられなかったのかどうか。 それから、ふるさと納税支援の件です。これは兼務する担当職員の人件費が含まれておりません。これは、人件費はどれだけになって加算していくと総支出はどのくらいになるのか。それから28年度までの積立金ですね、ふるさと納税の、それはいかほどになっているのか。 続きまして、白浜地区緊急待機場所地質調査についてなんですが、この深さ20mというのは海底面からの深さ20mということだと思うんですが、それでよろしいか。 あと、この海の深さというのはどのくらいまで想定、いわゆる今の現在の埋め立て地からどのぐらい、例えば30m沖合まで今構想としては想定しておられるのかどうか。30m仮に沖合であると、水深が、底はどのくらいだったんだろうかと。それと概算の工事費等ももし考えておられればお教えいただきたい。 ◎総務部長(恒見良一君) お答えいたします。 はじめの、まず、調査建設基金のほうに積むといったような方法もあるんじゃないかといったようなことでご提案をいただいたわけなんですけれども、実際は、この剰余金から出るこういったものにつきましては、先ほども副市長の答弁の中にもありましたけれども、実際に使える基金というのは財政調整基金のみです。 ですから、当然決算をまた例えば決算を迎えるにあたって、そこにまた3月補正なりである程度の見込みが出れば、また予算の中で議会のほうにお諮りするといったようなことになるというふうに考えております。 以上でございます。 ◎総務部次長兼財政課長(大山勝範君) お答えいたします。 兼務する担当職員の人件費でございますけれども、1名ですけれども、額につきましては、申しわけございません、押さえておりません。 ◎建設部次長兼土木課長(徳部健一君) 白浜地区の質疑にお答えいたします。 掘削深さは、標高でいきますとマイナス52cmの地点から掘削しております。それと位置については沖合へ構造物を設置しますけれども、その付近としております。 深さの関係ですけれども、国土交通省側が山地の道路のほうを掘削しておりまして、市のほうで海岸を掘削すると。この2つの断面から海底の状況を想定するということで行っております。 それと概算につきましては、今その液状化の検討をやっております。それによりまして、数字が大きく変わるということになりますので、概算のほうではまだ国土交通省からも話は来ていないところでございます。 以上です。 ◎総務部長(恒見良一君) 申しわけございません、28年度までの基金の積み立てでございますけれども5,100万ということで約、把握しているところでございます。 以上でございます。 ◆19番(吉村賢一君) 大分わかってきました。 それで、ふるさと納税のほうが5,100万積み立ててあるということで、当然利益がなければ、ふるさと納税を求める必要もなくなってしまうわけですが、これはこれで、了解しました。 この白浜地区なんですが、現実にここで、概算、あるいは設計の段階で、例えばこの埋め立て地から、国道と線路を渡って白浜地区の中間のところ、線路の上の高台といいますか、線路より山手の高台、5m、10mあるかもしれません。その辺まで避難道路として自動車道路を構えていくと。つまり、道路が広くなると横断する方はさらに困るわけですね。 それで、この埋め立て地をつくることで、その時点で今度、直接線路を歩いて越えないで、あるいは国道を歩いて越えないで、直接、車が白浜地区のあるスポットに橋をかけていけるような考え方っていうのは入っていませんか。 ◎建設部次長兼土木課長(徳部健一君) 白浜地区の件でございますけれども、避難路として今ご意見ございましたように、より迅速にできるようなルートはないかと、方法はないかということは、以前も歩道橋ができるだろうかとか検討はした経緯がございますが、道路とそれから鉄道との高低差がございます。そして鉄道を渡った山地側なんですけれども、そちらにまっすぐ道路をつけるとするならば、背後地の余地がまずないわけでございます。 それと、まず道路を渡るということも厳しいでしょうし、陸橋で例えば歩道橋だけ渡すとなっても、かなりの道路から最低、今5m20離隔をとらないといけない。そうしますと、今度は退避地区におりた方々も何らかのまたスロープ等をつくっていかないといけないということで、いろいろな問題がございまして、国土交通省ともそういう話はしておりますが、現段階でそういう設計にはなっておりません。 以上です。 ○議長(湯之原一郎君) これで、吉村議員の質疑を終わります。 次に、田口幸一議員の発言を許します。 ◆8番(田口幸一君) 議案第80号 平成28年度姶良市国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出決算認定について、212ページ、一般被保険者国民健康保険税、以下について説明せよ。 1、医療給付費分現年課税分収入未済額8,050万716円。 2、医療給付費分滞納繰越分収入未済額2億9,992万2,980円。 議案第83号 平成28年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定歳入歳出決算認定について、268ページ、現年度分特別徴収保険料収入未済額減の12万3,700円について説明せよ。 議案第90号 平成28年度姶良市水道事業会計決算認定について、9ページ、貸倒引当金減の69万4,907円について説明せよ。 10ページ、収益化累計額減の15億9,140万5,795円について説明せよ。 20ページ、財政融資資金、地方公共団体金融機構は申請すれば100%許可になるのか。 ◎副市長(西井上洋子君) 田口議員からいただきました議案第80号 平成28年度姶良市国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出決算認定についての1点目と2点目のご質疑につきましては、一括してお答えいたします。 医療給付費分現年課税分収入未済額につきましては、平成28年度国民健康保険税のうち、一般被保険者の医療分にかかる未納分であり、前年度実績との比較では518万4,229円の減で、収納率は0.66ポイントの増となっております。 また、医療給付費分、滞納繰越分、収入未済額につきましては、平成27年度以前に課税され、28年度に繰越された国民健康保険税のうち医療分にかかる未納額であり、前年度実績との比較では3,155万2,610円の減で、収納率は1.04ポイントの増となっております。 次に、議案第83号 平成28年度姶良市介護保険特別会計保険事業勘定歳入歳出決算認定についてのご質疑にお答えいたします。 現年度分特別徴収保険料の収入未済額につきましては、平成28年度介護保険料のうち、年金からの特別徴収にかかる還付未済額であります。 年金受給者が死亡した場合、年金から特別徴収されていた介護保険料が過誤納となることがあり、この場合、過誤納となった保険料を年金保険者に返納するか、または遺族へ還付するかの判断は年金保険者からの返納金内訳書によって行うことになるため、その通知がなされるまでの間、市での還付等の処理が一時保留されることになります。 今回の収入未納額は、5月末の決算日現在で、その通知待ちのため還付できなかった介護保険料の合計額であります。 ◎副市長(久保力君) 次に、議案第90号 平成28年度姶良市水道事業会計決算認定についての1点目のご質疑にお答えいたします。 貸倒引当金は、未収給水収益などの金銭債権の将来の貸し倒れに備えて、引当金の計上が義務づけられております。これにより、平成27年度末の貸倒引当金66万円から28年度に行った不納欠損処分額62万5,093円を差し引き、将来の不納欠損に備えて引き当てた66万円を加えた結果、28年度の貸倒引当金残高が69万4,907円となったものであります。 2点目のご質疑にお答えいたします。 長期前受金は、資産の取得のために交付された補助金等に相当する額を負債の部に計上したものでありますが、その資産の減価償却見合い分を順次収益化したものが長期前受金収益化累計額15億9,140万5,795円であります。 3点目のご質疑にお答えいたします。 現在融資を受けている財政融資資金と地方公共団体金融機構の公的資金は、借り入れの前年度において県と起債協議を行った上で申請しておりますが、現在のところ、希望どおりの借り入れができているところであります。 以上、お答えといたします。 ◆8番(田口幸一君) それでは、2回目の質疑を行います。 212ページ、一般被保険者国民健康保険税以下についてです。 まず、1番目の医療給付費分現年課税分収入未済額8,050万7,016円について、徴収においては努力しておられると考えますが、未済額が非常に大きいと考えます。どのような階層の方々か、徴収は収納管理課が実施しておられるのか。 2番目、医療給付費分滞納繰越分収入未済額、これも非常に金額が大きいです。2億9,992万2,980円は平成27年度、26年度、25年度の実態はどのようになっておりますか。 国民健康保険の財政は非常に苦しいと私は認識しております。毎年、一般会計から1億1,000万円繰入れていると聞きますが、今後の見通しはどのようになっておりますか。 議案第83号 平成28年度姶良市介護保険特別会計事業勘定歳入歳出決算認定について、その268ページ、現年度特別徴収保険料収入未済額減の12万3,700円は徴収し過ぎだったのか、何名分になりますか。返済はどうだったのか。 次に、姶良市水道事業会計について、2回目の質疑を行います。 平成28年度に処分した不納欠損の内訳を説明してください。 長期前受金収益化累計額の内訳はどのようになっているのか。また、金額はこれも非常に大きいですが、平成27年度以前の推移はどうなっているか説明してください。 3つ目、現在の借り入れは公的資金だけを借りているようですが、民間の資金を借り入れる予定はないのですか。 ◎保健福祉部長(松元滋美君) 議案第80号の一般被保険者国民健康保険税のご質問の中の1問目の階層の部分と繰り出し関係についてお答えしたいと思います。 どのような方々の階層によられるかということでございますけれども、市町村国保におきましては、年齢構成や医療費水準が高い、そのような構造的な課題を抱えております。被保険者を年齢階層別にみると、65歳から74歳の前期高齢者が増加しておりまして、職業では年金生活者等の無職の方々が多くなっております。 また所得水準が低い、保険税の負担が重いという課題も抱えております。保険税は基本的に前年度の収入を基準として算定されることになりますことから、リストラなど失業関係におきましても、その収入に応じた金額が翌年提示されまして、これによる国保税の納付の困難という状況も考えられるところでございます。 また1億1,000万円の繰入れの件でございますが、前回の改定以降、激変緩和をおさえるために激変緩和措置として行っているところでございますけれども、28年度の決算におきましても、次年度の繰越しが3億8,000万円と前年度に比較して1億5,000万程度減少している状況もございます。 そういう部分を考えますと、今後の30年度からの国保税の制度改革、もう既に県の国保連合会のほうからも試算値も出ているところでございますが、そういう部分をあわせまして、今後、その数値的には協議、調整、検討していきたいと思っているところでございます。 ◎総務部長(恒見良一君) お答えいたしたいと思います。 まず調書については、議員仰せのとおり、総務部の収納管理課のほうで取り扱っております。それから、医療給付費の現年度課税分、また滞納繰越分の収入未済額の詳細につきましては、担当課長に答弁させます。 ◎総務部収納管理課長(草水博行君) まず、階層についてお答えいたします。 人数及び世帯全員の所得に応じて3段階の軽減制度があるわけなんですが、それに基づきまして、7割、5割、2割、軽減なしでお答えいたします。 このデータについては医療給付費分のみで抽出というのができない関係上、また現時点で決算時のデータ抽出ができないため、国民健康保険税全体で、平成29年9月6日現在でお答えいたします。 件数の構成比ですが、7割軽減世帯が30.3%、5割軽減世帯が14.7%、2割軽減世帯が10.9%、軽減なし世帯が44.1%となっております。 また徴収につきましては、滞納分につきまして収納管理課で実施しておりますが、先ほども階層というような観点から特定して滞納整理はいたしておりません。 また、国保医療係と滞納者の方につきましては、納税相談や健康保険証発行のときに来庁されたときに連携して対応しております。また、納税協議等で未申告の方がいらっしゃった場合、税務課のほうと連絡をとり合って、申告をしていただいて軽減判定が適用できるような形で連携しております。 次に、27年度、26年度、25年度の実態についてということなんですが、27年度の件数の構成比が、7割軽減世帯が31.4%、5割軽減世帯が14.4%、2割軽減世帯が13.8%、軽減なし世帯が40.4%となっております。26年度の件数構成比ですが、7割軽減世帯が31.8%、5割軽減世帯が13.0%、2割軽減世帯が8.3%、軽減なし世帯が46.9%、25年度の件数の構成比ですが、7割軽減世帯が29.2%、5割軽減世帯が5.4%、2割軽減世帯が11.2%、軽減なし世帯が54.2%の構成となっております。 以上でございます。 ◆8番(田口幸一君) 議案第83号の答弁があります。 ○議長(湯之原一郎君) 誰が答弁されますか。 ◎保健福祉部長(松元滋美君) 申しわけございませんでした、議案第83号のご質問でございます。 現年度特別徴収保険料収入未済額12万3,700円、これにつきましては、特別徴収という徴収制度の中で被保険者の状況により還付が生じる場合がございます。対象人数14名おりましたが8名は既に還付して6名が残っているところでございます。 ◎水道事業部長(脇義朗君) 水道事業会計決算のまず平成28年度の不納欠損の内訳についてご説明をいたします。 水道の不納欠損処分は、給水条例の規定によりまして、無届け退去などで所在を突きとめることができなくて回収が困難となったもののうち、5年を経過したものが対象となっております。 内訳でございますが、平成23年度の水道料金の未収134人分38件でございますが、金額が58万6,793円でございます。それに要しました督促手数料383件の3万8,300円、これが内訳となっております。 次に、長期前受金収益化累計額の内訳と27年度以前の推移はどうなっているかというご質問でございますが、長期前受金に関する資産の内訳は、国県補助金や他会計補助金、工事負担金、受贈財産評価額、それと国県補償金となっております。 この長期前受金に関する計上は、平成26年度の会計基準等の改正により義務づけられたものでございまして、基本的に毎年の減価償却分が足されることなります。このため、収益化累計額の計上は平成26年決算の14億5,800万円から始まりまして、平成27年度が15億2,400万円、そして28年度に15億9,100万円になったものでございます。 それから民間の資金は借り入れる予定はないのかというご質問でございますが、過去の例を見てみますと、民間資金の銀行等の金融機関からの借り入れは金利を下げるために、どうしても返済期間が短くなるという傾向があるようでございます。その分、公的資金に比べまして毎年の返済額が高額になっているようです。現時点では、毎年の返済額が少ないほうが水道としましては資金計画も立てやすいという利点がありますので、現在のところは公的資金を借り入れているというところでございます。 以上であります。 ◆8番(田口幸一君) それでは、3回目の質疑に入ります。 議案第80号についてです。(2)のところで医療給付費分滞納繰越分収入未済額2億9,992万2,980円ということで、先ほど、27年度、26年度、25年度の実態を説明してくださいましたが、国保の財政が苦しいということを私は言いましたけど、収入未済額2億9,992万2,980円というのは、毎年こんなに収入未済額の金額が大きいんですけど、もう少し詳しくその実態を説明してください。 次に、水道事業会計についてですね、財政融資資金と地方公共団体金融機構の公的資金は希望どおりの借り入れができているとのことだが、今後借りられない場合もあるのか、説明を求めます。 ◎総務部収納管理課長(草水博行君) 収入未済額の件ですが、28年度から25年度についてのそれぞれの年度の金額を報告いたします。28年度の金額が8,905万9,523円、27年度が6,298万9,229円、26年度が5,083万1,064円、25年度が5,045万2,891円という数字になっております。 以上です。 ◎水道事業部長(脇義朗君) 企業債の公的資金は、今後借りられない場合もあるのかというご質問でございました。今後、水道事業は全国的に施設の老朽化に伴います大量の更新時期が到来することによりまして、多額の企業債が発生することが予想されております。 このため、公的資金の借り入れを希望しても、今後、確保できないことも予想しまして、今後は民間投資金の活用についても調査・研究する必要があると考えているところであります。 以上です。 ○議長(湯之原一郎君) これで田口議員の質疑を終わります。 次に13番、渡邊理慧議員の質疑を許します。 ◆13番(渡邊理慧君) 議案第79号 平成28年度姶良市一般会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。 決算にかかる主要な施策の成果報告書の48ページ、個人番号カード交付事業です。 1点目、個人番号カード申請に対して、交付の件数が違うのはどのような理由か伺います。 2点目、個人番号カード交付にかかった費用をお伺います。 3点目、現在、何%の人が個人番号カードを作成しているか伺います。 成果報告書85ページ、生活保護費支給事業です。生活扶助費が昨年度より約1,035万円減になった理由を伺います。 成果報告書96ページ、合併処理浄化槽設置整備関連事業です。新設補助の実績が減った理由を伺います。 成果報告書100ページ、ごみ収集等関連事業です。資源物収集実績が減っている理由を伺います。 成果報告書157ページ、スクーリング・サポート推進事業です。不登校児童・生徒でふれあい教室に通っている割合はどれほどか伺います。 161ページ、姶良市いじめ問題対策事業です。本市のいじめ問題と不登校の実態をお示しください。 ◎副市長(西井上洋子君) 渡邊議員からいただきました、議案第79号 平成28年度姶良市一般会計歳入歳出決算認定についての、1点目の1番目のご質疑にお答えいたします。 個人番号カードは、平成27年10月から交付申請が始まり、地方公共団体情報システム機構で作成後、住所地の市区町村役場に送付され、28年1月から本人確認を行った上で交付されております。 しかしながら、全国一斉にスタートしたことから、当初は、申請から交付まで2か月から3か月ほど期間を要しておりました。 したがいまして、平成28年1月から同年3月までに申請された方には、同年4月以降に交付されたことから、27年度の実績では申請件数よりも交付件数が下回っており、28年度実績では申請件数よりも交付件数が上回っております。 2番目のご質疑にお答えいたします。 個人番号カード交付事業にかかる費用の主なものは、平成28年度決算額1,554万7,000円のうち、地方公共団体情報システム機構が行う、通知カード、個人番号カード等の作成や、申請受付、市町村への発送等の事務に対する交付金1,197万600円と、カード交付にかかる一般職非常勤職員の人件費320万1,399円であります。 3番目のご質疑にお答えいたします。 平成28年1月から本年3月末までにおける個人番号カードの交付者数は6,118人であり、市全体の8.0%となっております。 2点目のご質疑にお答えいたします。 生活扶助費が減額となった理由につきましては、生活保護受給者が前年度よりも減少傾向であったこと、また65歳到達による年金受給者が、前年度よりもふえたことなどによる調整などが主な要因と考えられます。 4点目のご質疑にお答えいたします。 資源物収集実績におきまして、大きく減少した資源物は紙類であり、特に雑誌、新聞紙、チラシであります。 この要因といたしましては、新聞事業者が独自で収集するようになったことや、パソコン、スマートフォン等の普及によるIT産業の進歩によって、若年層の紙離れが考えられます。 このほか、民間収集業者が資源物の排出箇所を設けるなど、市民の排出機会がふえたことによって、市への資源物排出量が減少したものと思われます。 ◎副市長(久保力君) 3点目のご質疑にお答えいたします。また、湯川議員のご質疑にもあわせてお答えいたします。 合併処理浄化槽設置整備事業補助金の内訳につきましては、国庫補助対象事業費が1億1,856万8,000円であり、また、くみ取り便槽撤去補助、市内業者施工上乗せ補助等の市単独事業費が1,398万円であります。 実績につきましては、新設273基、くみ取り便槽及び単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換244基、合併処理浄化槽から合併処理浄化槽への設置替え7基、また、市単独事業のくみ取り便槽撤去補助127基、市内業者施工上乗せ補助85基となっております。 また、市におきましては、河川等の水質を保全するため、既設の単独処理浄化槽及びくみ取り便槽から合併処理浄化槽への転換を、重点施策として取り組んでおり、年間の計画基数を設定した上で、補助金の交付を行ったことから、新規補助が前年度よりも減少いたしました。 ◎教育長(小倉寛恒君) 議案第79号 平成28年度姶良市一般会計歳入歳出決算認定についての5点目のご質疑にお答えいたします。 平成28年度に通室しました児童・生徒は、姶良ふれあい教室が延べ31人、加治木ふれあい教室が延べ7人の計38人であります。 この人数は、不登校の状態にある小学生25人中の4%、中学生102人中の36.3%にあたります。 6点目のご質疑にお答えいたします。 平成28年度のいじめの認知件数につきましては、小学校で417件、中学校で114件あり、解消しているものは88.1%で、未解消の件数については、解消に向けた経過観察等を慎重に行っているところであります。 また、平成28年度中に30日以上欠席した不登校の状態にある児童生徒数は、小学校で25人、中学校で102人であります。 以上、お答えといたします。 ◆13番(渡邊理慧君) 2回目の質疑に入ります。 まず、個人番号カード交付事業でございます。 現在、交付者数は6,118人で8.0%ということでございましたが、この個人番号カードは市の交付率の目標をどのように定めているのか伺います。 また、現在、個人番号カードが使われている費目はどういったものに使われているか伺います。 次に、生活保護支給についてですが、近年の生活保護受給者の推移、また年金受給者の推移はどのようになっているか。現在までわかっていたらお示しください。 次に、合併処理浄化槽についてですが、年間の計画基数の設定は幾らを設定し、何を基準にその設定がされているのか伺います。 次に、いじめ問題についてですが、これまでのいじめと不登校の動向はどのようになっているか、近年の推移をお示しください。 また、アンケート調査等を行っているのかどうか伺います。 ◎市民生活部次長兼市民課長(黒木ひろ子君) お答えいたします。 市の目標ということでございますが、国のほうが28年度末12%程度というふうに目標を掲げておりますので、私どももその目標に向かっております。 続きまして、ちょっと2点目の費目というのが、交付にかかる費目が少しちょっと理解できなかったんですが、この地方公共団体システム機構にかかる交付金というのが主なものでありまして、この情報システム機構というところが、いろいろなシステムの構築、運営、あと、(発言する者あり)申しわけありません。その番号カードは公的身分証明というのが一番でございまして、あとマイナンバーカードを利用しての利活用というところで、姶良市は実施しておりませんが、コンビニでの証明証発行ですとか、いろいろな図書館でのポイントというようなところでの活用と、あと、このマイナンバーカードを用いまして、所得税の申告等に使われているようでございます。 以上でございます。 ◎保健福祉部長(松元滋美君) お答えいたします。 生活保護受給者の推移でございますけれども、28年度3月現在で713世帯、人員にして1,023人。1年後29年3月末現在で708世帯、999人でございます。5世帯24人の減ということになります。 また、年金受給者に関しましては、年間28年度でいいますと、受給対象になられた方が23名おりますので、それに伴った保護額の調整というのが行われているという現状でございます。 ◎水道事業部長(脇義朗君) 合併浄化槽の年間の計画基数を説明せよということでございました。 冒頭、副市長の答弁にもありましたように、本市では既に設置された浄化槽の約4割がし尿のみの処理をする単独処理合併浄化槽でございます。 また、くみ取り軒数も6,000軒ほどございまして、これらの家屋の台所排水などの生活雑排水は未処理のままで公共水域の汚濁の原因となっていることから、合併処理浄化槽への転換を促進することを重点施策として取り組んでいるところでございます。 このため、平成28年度の当初予算では新設分を減らしまして、合併とくみ取りからの転換に重点を置き、260基ほどを目標に配分しておりまして、管工事組合も推進のチラシを配布するなどして、啓発に努めた結果、27年度と比較して新設が減少した分、転換が41基の増となったものでございます。 以上でございます。 ◎教育部次長兼学校教育課長(小林俊一郎君) それでは、いじめの認知件数について、平成26年度から推移を申し上げます。 平成26年度は小学校は231件、中学生が83件。平成27年度が小学校253件、中学校55件。平成28年度が小学校417件、中学校114件でございます。 続きまして、不登校の児童・生徒の推移について申し上げます。 平成26年度、小学校14人、中学校82人。平成27年度、小学校25人、中学校93人。平成28年度、小学校25人、中学校102人でございます。 いじめに対する子どもたちへのアンケートにつきましては、各学校で年に2回から3回行っているところでございます。 以上、お答えとします。 ◆13番(渡邊理慧君) 個人番号カードの件ですけれども、現在、姶良市でその個人番号カードを使われている費目をお聞きしたかったのと。それから、今後、それをどこまで広げていく予定なのか。どのように考えているのかを伺います。 それから、生活保護受給についてですが、減少しているのは仕事につかれた方がふえたのでしょうか。それを伺います。 また、生活保護の相談件数はどのような傾向になっているでしょうか。それをお伺いいたします。 それから、いじめ問題についてですが、28年度、件数がふえているようですけれども、これは認知の仕方は前から変わっていないのかどうか。その辺を伺います。 ◎市民生活部次長兼市民課長(黒木ひろ子君) お答えいたします。申しわけありませんでした。先ほどちゃんと聞いておりませんでした。 姶良市で、そのマイナンバーカードを利用するサービスというのは、今のところはございません。サービスはございません。 今後、先の一般質問でもありましたように、利活用のひとつとしてコンビニ交付事業サービス事業というものが、今、検討しているところでございますので、このようなサービスを始めることによって、マイナンバーカードの交付率も上げる1つにはなろうかというふうに考えております。 以上でございます。 ◎保健福祉部長(松元滋美君) まず就労関係のものなんですけれども、手元の資料によりますと、就労可能な者の84名を対象者として、就労支援を行っているという中で、保護の脱却に関しては7名が脱却ができたという記録がございます。 すみません、相談件数につきましては、ちょっと手元に資料がごさいませんので後ほどお示しさせてください。 ◎教育部次長兼学校教育課長(小林俊一郎君) 件数が上がっていることにつきましては、いじめの定義が変わったというところがございます。 これは、子どもたちがこれは嫌だなと思った時点でいじめになるという、非常に広範囲な定義に変わりまして、例えば、けんかやふざけあいであっても、今までは、もうこれはけんかであるという認定だったんですけれども、その時点で、子どもたちがこれはもういじめだというふうに思えば、いじめとして認知すると。 学校としては、なるべく多く認知して解消するような、そういう学校づくりを努めているところでございます。 ○議長(湯之原一郎君) これで渡邊議員の質疑を終わります。 渡邊議員と重複している質疑者が湯川議員です。重複している項目について質疑はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 質疑なしと認めます。 ○議長(湯之原一郎君) これで、渡邊議員との重複項目の質疑を終わります。 次に、23番、湯川逸郎議員の質疑を許します。 ◆23番(湯川逸郎君) 議案第79号 平成28年度姶良市一般会計歳入歳出決算認定について質疑いたします。 まず、92ページの民生費、社会福祉総務費について、給付内容と対象者数を示せ。であります。 その中身につきましては、(1)として、臨時福祉給付金2億9,638万2,000円。 (2)としまして、年金生活者等支援臨時福祉給付金2億9,667万円の内容等でお示しください。 96ページ、民生費、高齢者福祉費。 老人福祉施設入所措置費1億484万8,670円について、施設入所者数と介護者数をお示しください。 100ページ、民生費、社会福祉施設費。 地域介護基盤整備事業費補助金2億8,924万円の補助内容をお示しください。 108ページ、民生費、児童福祉施設費について、保育所名、場所、入所者数をお示しください。 まず、(1)保育所緊急整備事業費補助金1億1,612万6,000円。 (2)保育所緊急整備事業費補助金、繰越分です、1億1,835万円。 110ページ、民生費、児童福祉施設費。 保育所施設型給付事業12億4,811万1,604円の保育所数と入所者数をお示しください。 次に、130ページ、農林水産業費、農業振興費。 市鳥獣被害防止対策協議会補助金1,532万2,200円の補助内容と捕獲実績を示せ。 162ページ、土木費、建築住宅管理費。 借上型市営住宅借上料1億3,986万8,400円の事業の実績内容をお示しください。 184ページ、教育費、公民館費。 空調機器借上料ほか1,001万4,750円の内訳をお示しください。 190ページ、教育費、文化財費。 森山家住宅改修工事3,695万9,760円の改修内容をお示しください。 以上です。 ◎副市長(西井上洋子君) 湯川議員からいただきました、議案第79号 平成28年度姶良市一般会計歳入歳出決算認定についての、1点目の1番目のご質疑にお答えいたします。 臨時福祉給付金は、平成26年4月の消費税率の引き上げによる影響を緩和するため、低所得者に対して、制度的な対応を行うまでの間の、暫定的、臨時的な措置として支給したものであります。 支給対象者につきましては、平成28年1月1日に本市に住民登録があり、28年度の住民税均等割が非課税の方で、1人につき3,000円を1万4,994人に支給いたしました。 臨時福祉給付金、経済対策分の支給対象者は、3,000円の臨時福祉給付金の支給対象の方であり、1人につき1万5,000円を1万5,524人に支給いたしました。 障害・遺族年金受給者向け給付金の支給対象者は、3,000円の臨時福祉給付金の支給対象の方のうち、障害基礎年金又は遺族基礎年金を受給されている方であり、1人につき3万円を618人に支給いたしました。 2番目のご質疑にお答えいたします。 年金生活者等支援臨時福祉給付金は、一億総活躍社会の実現に向け、賃金引き上げの恩恵が及びにくい所得の少ない高齢者等を対象に支援することにより、所得全体の底上げを図る観点に立ち支給したものであります。 当該給付金のうち、高齢者向け給付金の支給対象者は、平成27年度臨時福祉給付金の支給対象者で、28年度中に65歳以上となる方であり、1人につき3万円を9,889人に支給いたしました。 2点目のご質疑にお答えいたします。 老人福祉施設入所措置事業につきましては、身体的、経済的、環境的理由などから、在宅生活が困難となった方が、養護老人ホームで自立した生活を営んでいただくものであります。 本年3月末現在、51人の方が市内外の養護老人ホームに入居されており、そのうち、介護認定を受けている方は28人であります。 3点目のご質疑にお答えいたします。 地域介護基盤整備事業費補助金は、本市における公的介護施設の整備を促進するため、本市の事業実施計画に基づき、事業者が行う施設の建設等の事業に要する経費に対して、予算の範囲内において交付するものであり、その財源は国及び県の全額補助になります。 実績につきましては、地域密着型介護老人福祉施設の2施設に対し、施設整備費にあたる地域密着型サービス等整備助成事業としまして2億4,766万円を、また施設開設準備経費にあたる介護施設等の施設開設準備経費等支援事業としまして、3,601万8,000円の計2億8,367万8,000円を補助いたしました。 また、国の地域介護・推進交付金交付要綱に基づく介護ロボット等導入支援事業により、介護ロボット導入経費としまして、1施設当たり92万7,000円を、6施設に対し計556万2,000円を補助いたしました。 4点目の1番目と2番目のご質疑につきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。 保育所緊急整備事業費補助金につきましては、西姶良に開設されました、認定子ども園「ひまわりこども園」に対するものであります。 入所者数につきましては、定員50人のうち、満3歳以上の小学校就学前子どもであって、保育を必要とする子ども及び満3歳未満の保育を必要とする子どもは、40人となっております。 また、同補助金の繰越分につきましては、西餅田に開設されました「おひさま保育園」であり、入所者数は、平成28年4月1日現在で61人となっております。 5点目のご質疑にお答えいたします。 保育所施設型給付事業の対象となった保育所数は、市内外合わせて34であり、入所を承諾した人数は、延べ1万2,858人となっております。 ◎副市長(久保力君) 7点目のご質疑にお答えいたします。 市鳥獣被害防止対策協議会補助金の内容につきましては、まず推進事業が69万1,561円であり、その内訳は、総会の出会謝金及び研修会の講師謝金12万1,845円、箱わな購入費13基分49万9,716円、狩猟免許講習会の受講料助成14人分7万円であります。 次に、整備事業が714万6,039円であり、これは鳥獣被害防止対策用の防護柵を7地区に設置したもので、総延長は2万4,330メートルであります。 次に、緊急捕獲事業が748万4,600円であり、これは有害鳥獣捕獲に対する補助金であります。 捕獲実績につきましては、イノシシの成獣334頭、幼獣81頭、鹿535頭、猿21頭、アナグマ257頭、カラス61羽、ヒヨドリ72羽となっております。 8点目のご質疑にお答えいたします。 借上型市営住宅借上料につきましては、民間事業者によって建設されました、加治木地区の春日住宅、ゆいタウン黒川住宅、蒲生地区の上之段住宅、クラシオン秋葉、ファミール町中、ディアコート下中原、姶良地区の山田団地の、計7団地、23棟、194戸の市営住宅を借り上げました。 ◎教育長(小倉寛恒君) 議案第79号 平成28年度姶良市一般会計歳入歳出決算認定についての9点目のご質疑にお答えいたします。 空調機器借上料ほかの内訳につきましては、姶良公民館の大ホール等空調設備賃借料837万9,000円、コピー代4万7,967円、姶良公民館ほか5つの地区公民館の印刷機賃借料96万1,632円、蒲生公民館の構内電話交換機賃借料38万8,800円、AED賃借料7万3,116円、コピー代4万4,373円、姶良公民館、蒲生公民館、姶良地区の5つの地区公民館のNHK放送受信料11万9,862円であります。 10点目のご質疑にお答えいたします。 森山家住宅改修工事につきましては、平成27年度に策定しました、森山家住宅保存活用計画に基づき、耐震補強と公開整備を目的に、住宅改修工事、機械設備工事、電気設備工事を実施いたしました。 これにより、主屋、土蔵、旧作業場の耐震補強が図られるとともに、土蔵、旧作業場の展示、照明設備や屋外トイレ等を整備いたしました。 以上、お答えといたします。 ◆23番(湯川逸郎君) 2問目の質問に入りたいと思います。 まず、臨時福祉給付金の低所得者に対して、制度的な対応を行うまでの間の暫定的な、臨時的な措置として支給したものでありますとありますが、これは、暫定的ということでございますが、これでよろしいんでしょうか。そのあと、そういう、これが本格的でありましたというような通知はくるもんでしょうか。 それから、23ページのほうにあります、障害者遺族年金受給者向け給付金のことでございますが、障害基礎年金または遺族基礎年金を受給されている方という形がありますが、この方々に対して、1人につき3万円を618人に支給いたしましたということでございますが、やはり、この先ほどから申しますように、遺族年金の受給者に向けての対応がどのようなことで、こういう国の施策で毎年のようにこういうものがきますが、その考えをお聞かせください。 それと、27年度、(発言する者あり)よろしいですか。23ページの分でございますが、これが28年度中に65歳以上になる方で、1人につき3万円、9,889人に支給しましたということでございます。 やはり、先ほどの遺族年金と障害者年金の関係、こういう方々の支給に対しての考えをお聞かせください。 25ページですが、25ページの介護ロボットが6基ということに対しまして、ほかの施設、これ施設は1か所ずつでしょうか。1台だとは思うんですが、どこどこにどういうふうに配置したということをお聞かせください。 あとは、よろしいです。 ◎保健福祉部長(松元滋美君) お答えいたします。 まず、この制度でございますが、暫定的なのかということでございますが、平成26年度から行われております。消費税の8%引き上げに伴う所得の低い方々への負担ということでスタートしているわけですけども。これは年々継続されてきているというとこでございます。 暫定的なのかということを、今のところの段階では、この暫定的ということで、臨時福祉給付金の経済対策分につきましては、31年9月までについての支給を行っておりますので、この段階においては、これ1つの制度的な区切りであろうかと思いますが、今後については、また国の動向を、またあるやもしれませんけれども、現時点ではこれで終了というふうに思っているところでございます。 また、障害・遺族年金の遺族に対してのもの、また高齢者向けに対するもの、このそれぞれ所得の低い方々を対象に、1億総活躍社会の実現に向けて、賃金引き上げの恩恵が及びにくい低所得者、低所得の高齢者の支援、またあわせて障害・遺族基礎年金受給者へ対する支援ということで、平成28年度、もう1つ経済対策分もございましたが、あわせた形での措置となっております。 これについては、基本的には、先ほど申し上げました、副市長答弁にもございましたとおり、1億総活躍社会の実現に向けて、賃金引き上げの恩恵、それが及びにくい所得の少ない高齢者と、いろいろな方々に対する所得全体の底上げを図るという観点によるものでございます。 介護ロボットの件につきましては、担当課長のほうに説明させます。 ◎保健福祉部長寿・障害福祉課長(野村昭彦君) 長寿・障害の野村でございます。お答えいたします。 6施設に1つの介護ロボットを補助を出しております。介護ロボットの種類といたしましては、認知症見守りようのロボットと移乗支援のロボットであります。 以上でございます。 ○議長(湯之原一郎君) 施設のほう、続けてください。 ◎保健福祉部長寿・障害福祉課長(野村昭彦君) それでは、施設のほうです。 まず、シルバータウン加治木、次に、グループホームにしきえ、あと、特別養護老人ホームやすらぎの里、あと、共生ホームよかあんべ、ザ王病院、最後に、グループホーム小山田の里でございます。 以上です。 ○議長(湯之原一郎君) これで、湯川議員の質疑を終わります。 通告による質疑は以上です。 ほかに、これまでの通告者質疑に関連する質疑はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 質疑なしと認めます。 以上で、日程第9、議案第79号から日程第20、議案第90号までの一括質疑を終わります。 ここで、しばらく休憩します。そのまましばらくお待ちください。(午後2時32分休憩) ○議長(湯之原一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後2時34分開議) ○議長(湯之原一郎君) お諮りします。 ただいま議題となっております12件の議案につきましては、委員会条例第6条及び第8条の規定によって、ただいま配付しました決算審査特別委員会委員名簿のとおり、議長及び議会選出監査委員の鈴木議員を除く22名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託し、審査することにしたいと思います。 これにご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま議題となっております12件の議案につきましては、配付しました委員名簿のとおり、22名の委員で構成する決算審査特別委員会を設置し、審査を付託することに決定しました。 ここでしばらく休憩します。そのまましばらくお待ちください。(午後2時35分休憩) ○議長(湯之原一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後2時35分開議) ○議長(湯之原一郎君) ここで報告します。先ほど設置されました決算審査特別委員会の委員長に和田里志議員、副委員長に森弘道議員が選任されたという報告を受けましたのでお知らせします。 ○議長(湯之原一郎君) 日程第21、発議第6号 地方財政の充実・強化を求める意見書を議題とします。 提出者の神村次郎議員に趣旨説明を求めます。 ◎7番(神村次郎君)     登      壇  それでは、趣旨説明を申し上げます。 地方財政の充実・強化を求める意見書案。 平成30年度の政府予算と地方財政の検討にあたっては、国民の生活実態に則した歳入歳出を的確に見積もり、人的サービスとしての社会保障予算の充実と、過疎地域など、条件不利地域及び自主財源に貧しい脆弱な地方の財政基盤に十分配慮をするとともに、増大する地方の行政需要に対応した予算措置で、地方財政の確立を目指すことが必要である。 よって、国におかれましては、次のとおり措置をされるよう強く要望をします。 社会保障費などのほか、災害対策費、地域交通対策などの一般財源の総額の確保を図ることなど7項目について要望するものです。 以上です。 ○議長(湯之原一郎君) 趣旨説明が終わりました。 これから質疑を行います。質疑ありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 質疑なしと認めます。
    ○議長(湯之原一郎君) 神村議員、降壇ください。 ○議長(湯之原一郎君) お諮りします。 発議第6号は、会議規則第37条第3項に規定によって、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 異議なしと認めます。よって発議第6号は委員会付託を省略することに決定しました。 ○議長(湯之原一郎君) これから討論を行います。討論はありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 討論なしと認めます。 ○議長(湯之原一郎君) これから、発議第6号 地方財政の充実・強化を求める意見書を採決します。 お諮りします。 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(湯之原一郎君) 異議なしと認めます。発議第6号は原案のとおり可決されました。 ○議長(湯之原一郎君) 日程第22、請願第3号 組織犯罪処罰法の廃止を求める意見書に関する請願書を議題とします。 請願第3号は先に配付しました、請願、陳情等文書表のとおり、総務常任委員会に付託します。 ○議長(湯之原一郎君) 以上で、本日の議事日程は全部終了しました。 したがって、本日の会議はこれをもって散会とします。 なお、次の会議は9月26日午前10時から開きます。(午後2時39分散会)...