◎答
姫路市
大学生等奨学貸付事業は、平成24
年度で既に
新規募集を終了している。現在は過去に貸し付けた資金を返還してもらっている
状況である。
滞納者は
コロナ禍前から
滞納を続けているため、
コロナ禍の
影響はないと考えている。
年々
滞納者も減っており、引き続き完済に向けて
収納指導を行っていきたい。
◆問
家島幼稚園園庭整備事業について、同園の
擁壁に部分的な変位や損傷、
傾き等が確認されているようだが、
原因は何か。
◎答
令和4年4月12日に現地を確認したところ、4メートルある既設の
L型擁壁の上に80センチメートルの
重力式擁壁が設置してあった。
この
重力式擁壁は当初の
整備計画にはなく後日設置されたようであるが、この設置により
L型擁壁に必要以上の荷重がかかり、傾きやひび割れの
原因となったのではないかと推測している。
応急措置として、至急、
L型擁壁の上部にあった
重力式擁壁と
土砂を撤去し、当初
設計の
状態に戻した。
その後の
経過観察で、特に変形が進まなかったため、改めて、今回損傷した
L型擁壁における
改修工事の
設計を行う
予定である。
◆問
園庭は別の場所に確保されており、
運営上支障がないということだが、
園庭は
園舎の近くにあり、
園児がそこまで行くのに危険がないのか。
また、
運搬車が進入する場合、
子どもたちの安全の確保はなされているのか。
◎答
園庭や
運動場は
園舎の東側に位置しており、
擁壁の少し北側にある通路を通って行くことになる。同
通路付近にある
擁壁や
土砂に関しては崩壊の
可能性はほぼなく、
園児の移動も問題ないと考えている。
また、
園庭のすぐ東隣に
運動場があり、
園児たちは今も利用している
状況である。
擁壁改修工事については、
園児が通る部分には
工事車両が入らずに
工事を行うため、
安全性は確保されていると考えている。
◆問
高等学校授業料について、
市立高等学校3校の
授業料収入として約2億6,000万円が計上されている。
同
収入には、いわゆる
高校無償化で、年収約910万円
未満の世帯の
生徒が
授業料を支払う代わりに、国から
授業料が支給される
高等学校等就学支援金と、
世帯所得が高く
無償化の対象にならなかった
生徒が実際に納入している
授業料が合算されているはずだが、それぞれの
内訳はどのようになっているのか。
◎答
市立高等学校の
授業料は
月額9,900円で、
授業料を支払っている
生徒は
延べ2万6,420人である。そのうち、
世帯年収約910万円
未満で
高等学校等就学支援金制度を利用している
生徒は
延べ2万1,284人となっている。
◆問
高等学校入学料について、
収入済額383万6,350円を一人
当たりの
入学料5,650円で割り戻すと
入学料を支払った人数は679人となるが、計算はこれで合っているのか。
◎答
679人で合っている。
◆問
679人は現在の
市立高等学校2年生の
合計人数と合致するはずである。3校とも定員は240人だと思うが、どうか。
◎答
入学料免除者が33人おり、679人になっている。
◆問
どのような
生徒が
入学料免除となるのか。
◎答
要
保護者・準要
保護者が
免除となる。
◆問
入学料の
収入約380万円は
人件費に充当されていると思うが、
入学料は昔からあった
制度ではなく、
高校の様々な
文化活動などの
財源に充当できるような形で1980年頃に始まったものである。
そのような
背景を踏まえて、
入学料は
人件費ではなく、
生徒に全額還元できるような
事業に充当するようにしてはどうか。
◎答
市立高等学校に係る経費は、
入学料や
授業料等の
収入だけで賄えているわけではなく、
多額の
一般財源を投入している。
地方交付税の措置もあり、
入学料だけ切り分けて考えることは難しい。
◆
要望
入学料の
制度はもともと
人件費への充当ではなく、
生徒に還元するために開始されていることから、
入学料は
教育委員会が何らかの形で自由に使う
財源として
財政当局に要求する権利があると思うので、今後の
使用用途について検討してもらいたい。
◆問
古紙・
紙パック売払収入が3万1,112円とあるが、小
中学校や
図書館などの
教育施設では
新聞や
雑誌などを大量に購入して処分しているはずである。
古紙を売却していれば相当の
収入になると思われるが、売
払収入の記載がないということは売却して
収入を得ていないのか。
◎答
古紙等は全て
焼却ごみで処分するのではなく、
雑誌類はきちんと
古紙回収してリサイクルしている。
◆問
古紙等を売却して
収入を得ていないのかと質問している。実際に
学校現場で
古紙を全て売却していたら、それなりの
収入になるのではないかと思うがどうか。
◎答
資料記載の
古紙・
紙パック売払収入については、
図書館分のものである。
見積り合わせで決定した
引取り価格に基づき、年3回
業者に
引取りを依頼し得ている
収入である。
◆問
学校は
図書館よりも数も多い分、合算すると非常に多くの量があるはずだ。僅かなお金かもしれないが、売却することでより
収入を得ることができると思うがどうか。
◎答
今後、改めて調べて回答する。
◆
要望
新聞や
雑誌などは
市税で購入した
財産であり、売却することで無駄にならずに
収入にできる。
各
学校から大量に出る
古紙を1か所に集めて、
学期に1回、あるいは半年に1回ほど売却すればかなりの額になると思うので、検討してもらいたい。
◆問
大学生等奨学貸付金元金収入について、
予算現額が約5,400万円で、
調定額約6,600万円に対して
収入済額約5,600万円とあるが、
予算現額よりも
調定額が多くなっているのはなぜなのか。
◎答
現
年度の
予算現額に前
年度の
滞納繰越金を合算して、
調定額としている。
◆問
調定額は全て
収入になるのではないのか。
◎答
納付を依頼するためには、まず
調定を上げる必要がある。
前
年度に
奨学貸付金の
調定を上げたものの、返済してもらえなかった場合、
収入未収額が発生してしまう。
収入未収額は、また翌
年度に
調定を上げ直すことになるため、
予算現額に加えて前
年度の
未収額が増えることになる。
◆問
埋蔵文化財発掘調査受託収入について、7,700万円の
予算現額に対して
調定額は3,100万円と少なくなっているが、どのような
事情があるのか。
◎答
予算の
段階では、
事業者から受託する
発掘調査事業を可能な限り精査して見込んでいるが、実際、
発掘調査を実施するとなると、
事業見直しなど
事業者側の都合もあり、どうしても
受託収入が縮小していく。
◆問
科学館及び
三木家住宅観覧料について、
収納率が64%であり、当初の想定よりも
入館者が少なかったようであるが、どのような
事情があるのか。
◎答
コロナ禍であり、
入場者数が
予算見積り時点よりも少なかった。
◆問
令和2
年度は、
入場者数は
令和3
年度に比べて多かったのか。
◎答
令和2
年度も
コロナ禍であり、あまり
入場者数は多くなかった。
令和元
年度より
入場者数は減っている
状況である。
◆問
学校・園
共益費等収入として1,762万9,232円もの
多額の
収入があるが、具体的にはどのようなものであるのか。
◎答
業務委託している
業者が支払う
光熱費である。
◆問
学校の
給食室で、自
校調理員ではなく、
業務委託により
委託の
調理員が給食を作っているところは、一旦
学校側が立て替えて支払った
光熱費を
当該委託業者から返還してもらっているという理解でよいのか。
◎答
そのとおりである。
◆問
市史編集費の
執行率は39%であり、その中でも
役務費の
執行率は僅か2%である。
役務費の
内訳はどのようになっているのか。
◎答
令和3
年度、
市史編さんの最後の第16巻を発刊する
予定にしていたが、
原稿入
稿等が間に合わなくなった。実際に印刷物の
原稿となる
版下作成を
役務費で執行することになっていたため、
当該経費が全額執行できなかったものである。
◆問
小学校などの
学校管理運営費について、一部の
学校における
多額の
借地料も含まれていると思うが、
土地を借りている
学校施設はどこで、市内には何件あって、
借地料を年間幾ら払っているのか。
資料もあれば提供してもらいたいがどうか。
○
委員長
委員から
資料請求の
申入れがあったが、どうか。
◆
委員
異議なし。
◎答
(
委員会中に
資料配付あり)